しんじないと倶楽部

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しんじないと倶楽部
愛称
放送方式録音放送
放送期間1999年4月-2011年10月2日
放送時間日曜 22:00-23:30
放送回数
放送局山陰放送
制作
ネットワーク
パーソナリティ山根伸志
出演
テーマ曲
企画
プロデューサー
ディレクター
提供
公式サイトhttp://bss.jp/radio/shinji/
特記事項:
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しんじないと倶楽部(しんじないとくらぶ)は、山陰放送(BSS)で放送されていたラジオ番組である。毎週日曜日の22:00~23:30に放送されていた。パーソナリティは山根伸志(BSSアナウンサー)。BSS製作のラジオ番組の中で数少ない「ネタコーナーが存在する番組」であった。ジングルや効果音が数多く存在し、それをリスナーにネタにされることもあった。スポンサーはついておらず、CMも11時台に入る直前に1箇所あるだけであった。

1999年4月放送開始の番組である。開始当初は23:30~24:30までの1時間番組だったが、2000年4月に放送時間が22:30~23:30に繰り上がり、その後2004年4月には22:00~23:30の時間帯になり、2011年10月2日の番組終了までこの時間帯で放送していた。

新聞のラテ欄は毎週更新されている。しかし、更新をサボっていた時期があり、「ラテ欄に書いてあるのに既にコーナーは終わっていた」という現象が起こっている。(また、番組ページについても、2005年4月放送のオープニングトーク部分が1年以上掲載されていたり、コーナー紹介のページに終了したはずのコーナーが紹介されていたなど更新が滞っている。)

コーナー

現在放送中のコーナー

基本的に1回の放送で以下の全てのコーナーを行うが、コーナー宛のお便りやメールが来ていない日はコーナーの告知をする。番組の構成によっては、一部のコーナーを休止する場合がある。

  • フリートーク
山根伸志が近況報告などを思いのままに喋る。どのコーナーにも属さない普通のお便り(いわゆる「ふつおた」)は、トークの合間を縫って随時紹介する形を取っている。
  • 私のお気に入りチャート
自分の好きなものなどをランキング形式にして、発表する。いわゆる三段オチのコーナーである。(例:「好きな麺ベスト3」第三位「ラーメン」第二位「つけ麺」第一位「僕、イケメン!」)最近は、ネタ数の増加に伴いPART2が行われることがある。
  • 渡辺省吾の俺にも言わせろ!
ライブハウス「米子ベリエ」の渡辺省吾(番組では「わたなべしょー5」などと表記される)店長が登場し、山根伸志とフリートークを展開する。米子ベリエ(あるいは松江ユーラス)で近々ライブを行うアーティストも紹介する。このコーナーで紹介するアーティストがゲストとして登場することもある。
  • 歌謡曲、張り切ってどうぞ!
ある楽曲のイントロに被せる曲紹介用のコメントを考える。開始当初は普通に曲紹介をするネタも多く送られていたが、その後段々とネタが長文化し、現在は曲紹介というよりショートコントに近い内容のネタが紹介されている。が、現在は再びショートネタ傾向に転じている。
コーナー開始当初はゆずの「恋の歌謡日」がBGMで使われていたが、現在は少年隊の「デカメロン伝説」に変わっている。
  • 空耳倶楽部
「ある言葉が私にはこう聞こえた」という内容のネタを考える。過去には「ある言葉をこう思っていた」という思い込みも読まれていたが、現在はこのようなものは読まれていない。最近は下ネタが非常に多く読まれており、一部リスナーから批判が来たこともある。
  • 早口王リターンズ
リスナーからオリジナルの早口言葉を募集して、山根伸志がそれに挑戦する。年越ししんじないと倶楽部では「リスナー2人が過去に放送された早口言葉のフレーズを言って流暢に言えた方の勝ち」という対決企画で行った。
以前は「早口王への道」というタイトルとして放送し、一度そのコーナーは終了したが、復活を希望する声もあり「早口王リターンズ」として復活し、現在に至る。
また、不定期のペースで「早口王リターンズ傑作選」として、過去に放送された早口言葉を振り返る企画を行うこともある。
  • せつなーカルタ
切ない言葉を集めた「せつなーカルタ」に載せる切ない言葉を考える。

テーマトーク

毎回テーマを設け、それに沿ったメールを募集して紹介する。基本的に月に1回テーマが更新されていく。
2006年8月からは行わなくなっていたが、2007年11月から久々にコーナーを再開。当初は12月上旬までの予定だったが、好評だったため延長されて12月いっぱいまで行われた。その後も不定期で行われ、2010年4月から再び再開。
  • スウィートデビルストーリー
時に恋愛相談。時に初体験の話、経験談などほのかにピンクなコーナー。番組開始当初から続いている、番組史上最も歴史のあるコーナーであり、長寿コーナーである。ただし、リスナーの投稿が無かったり、放送時間の都合で休止することもしばしばである。
2010年3月に一度終了することが発表されたが、その翌月から「シーズン2」として、内容を全く変えぬままコーナーは継続している。

過去に放送されたコーナー

  • 有名人のラジオ番組
あの有名人がこんなタイトルの番組をやったら面白いのではないかと思うものを考えるコーナー。タイトルコールの後の曲は時期によって様々な曲が使われていた。末期はBSS的には放送しにくいネタ(実在番組名のパクリなど)が多かった。
  • ジョブカフェ★ホッとHOTタイム
ジョブカフェしまねがスポンサーについていたコーナー。若者の就職などについてのアドバイスや職場体験の模様などを放送していた。
  • のけぞり倶楽部
天才フォトグラファー「シンディー」(山根伸志の別人格)がカメラを手に美女にインタビューする。インタビューの最後に美女がリンボーダンスに挑戦する「リンボータイム」があった。シンディーの破天荒なトークに限界がきたのか、短命のコーナーであった。
  • がちんこリレー作文
掲示板の中でひとつのストーリーを完成させるコーナー。いわゆる「リレー小説」である。2002年を最後に行われていなかったが、2007年に復活。しかし、4月に書き込みを締め切ったのを最後に朗読されず、2008年6月のサイトリニューアルに伴い、リレー作文用の掲示板も閉鎖された。
  • 今夜決定!ラジオチャンピオン
TVチャンピオン」のラジオ版。こんな選手権をやったら面白いのではないかと思うものを考えるコーナー。最後の決め言葉は「近日放送!お聴き逃しなく…。」
  • 公開質問箱Q・Q・Q
リスナーから届いた質問に答えるコーナー。内容は「BSSについて」「しんじないと倶楽部について」「山根伸志について」など。コーナーはなくなったが、現在でもフリートークの中で質問が読まれることがある。
  • マチコネ2
町で見かけた変わった店や看板などの情報を投稿するコーナー。(なぜ“2”なのかというと、かつてBSSラジオで2003年度に放送されたLoop!という番組に「マチコネ」という似たような内容のコーナーがあったため。そのコーナーをしんじないと倶楽部で引き継ぐ際、“2”がついた。)
  • 宮崎さんの新作
アニメ監督宮崎駿の映画のタイトルの法則「○○××」に倣って、宮崎の新作を勝手に考えてしまうコーナー。実際は途中に“”がついていれば何でもよく、「史郎」などといったものも登場した。
  • 宍道湖のトリビア
トリビアの泉のしんじないとバージョン。山根伸志が子供の頃、『しんじっこ』と呼ばれていたことがあるからとも言われている。山根伸志がお題を出し(例「ドラえもんでおなじみのジャイアンは…××」(××の部分をリスナーが考える))、そのお題をもとに、リスナーがトリビアを考えるコーナー。(先程の例をもとにすると…「ドラえもんでおなじみのジャイアンは…実はスネ夫よりも弱い」など。)
  • 来週のアワビさん
サザエさん次回予告を勝手に考えてしまうコーナー。サザエさんに限らず、実在する人物から架空の人物まで、幅広い次回予告が作られた。
  • カープと私
米子市民球場広島東洋カープがプロ野球公式戦(対中日ドラゴンズ)をやるのを記念して行われたコーナー。リスナーからカープ情報やカープに対する熱い思いなどを募集していた。また、抽選で選ばれたリスナー10人には山根伸志と一緒に試合観戦ができる権利も与えられた。(テーマソングは塩見大治郎の「それ行けカープ~若き鯉たち」)
  • ハードボイルドリクエスト
  • シンジーコジャパン
サムライブルーの23人を発表するジーコの記者会見を再現する。最後の三人「柳沢玉田・・・(ウオーー)」のあまりにも有名なフレーズを3段オチで見事に着地させるコーナー。ドイツW杯期間限定だったが、サッカーW杯の中継と重なったため、実際に放送されたのは2回だけだった。「次のW杯開催時に復活する予定」とのこと。
  • 口説き文句
女性に、男性に対して口説く口説き文句をリスナーが考えて紹介するコーナー。しかし、下ネタが多かったため、女性リスナーからの投稿が少なかった。あるリスナーは、口説き文句を自ら録音し、MP3のファイルにして送っていた。採用はされなかったが、それが番組のジングルになった。
当初は「口説きまショー」というタイトルだった。
  • 怪談話
リスナーから届いた怪談話を紹介する、夏限定で行われたコーナー。1回目は山根伸志が怪談話を紹介したが、話の内容を噛んでしまい、さらにはその話のオチがダジャレだったた。実際に読まれたのは下記に記している放送事故のネタと、リスナーの作った怪談話の2作品のみである。
  • 第一回選択希望選手
誰がどこの球団に入るのかを勝手に決めてしまうコーナー。このコーナーの最終回は生放送の時に行われた。
  • 朗読の世界
山根伸志があらゆるシチュエーションであらゆる文章を朗読していたコーナー。リスナーからはシチュエーションや文章のリクエストを募集していた。しかし、リスナーからのシチュエーションや文章のリクエストが来なかったことから、終了告知をしないままコーナーは終了となった。
  • 替え歌のコーナー
リスナーが考えた替え歌を山根伸志が熱唱するコーナー。主に山根伸志のメタボネタと髪の毛ネタが替え歌で歌われたが、ネタの一部に下ネタが含まれているなどの理由で歌えないものも存在した。コーナー自体は3ヶ月で終了したが、後にタイトルを変えて、単発で何度か復活している。
  • ズバッと!有名人の変換候補
有名人が携帯のある一文字を入力すると、どんな変換候補が出るのかをリスナーに考えてもらうもの。(例 徳光和夫が携帯電話でうを打ちました。 うわ~ん うえ~ん 嘘泣き)必ず三段オチだった。三段オチのスタイルは現在でも別のコーナーで続いている。頭文字Sの人気もあり、投稿数が減り終了した。
  • 並べかえましょう
「ある言葉」の文字の配列を変えると、「新たな言葉」が出来てしまった、というのをリスナーから募集し、発表。いわゆる「アナグラム」である。例として、「加藤あい(かとうあい)」→「阿藤快(あとうかい)」など。
末期はあるリスナーが長文のアナグラムを送ることが多くなり、他のリスナーがアナグラムを送りづらい状況になり、投稿数が減少してしまった(現在でも一部のコーナーで同様の傾向が見られている)。リスナーのアナグラムで問題を出したこともあった。
  • せつなーしりとり
しりとりにした切ない言葉(短めの文章でも可)をリスナーから募集してそれを発表する。応用として「アイドルのキャッチコピーしりとり」などの変形版もあったが、こういったネタは滅多に送られてこなかった。
コーナー開始当初は山根伸志がリスナーの所に電話をかけ、リスナーと2人でせつなーしりとり対決をするというものだった。しりとり開始時に「Ready…Fight!」と言っているのはそれの名残である。
末期はコーナーを行う時間が最後の方にずれ込んだため、時間の都合とあいまって1~2通程度の紹介で終わることが多かった。
  • 龍's Bar
BSSラジオで以前放送されていた「男の捲り差し」の出演者である龍ちゃんとのトークコーナー。万代書店のスポンサーがついていた。龍ちゃんの下ネタがトークの大半であった。
最終回は、龍ちゃんが別仕事の関係でスタジオに行くことが出来ず、仕事先からの電話トークという奇妙なものであった。なお、龍ちゃんは2001年末に「男の捲り差し」出演者としてしんじないと倶楽部にゲスト出演したことがある。
  • ザ・合併!
世の中の合併ブームに乗り遅れるな!と言わんばかりに作られたネタコーナー。「あるものとあるものを足したらこんなものが出来た」という内容のネタをリスナーから募集して発表した。例として、「野ブタ。をプロデュース」+「ドラえもん」=「のび太。をプロデュース」、「BUMP OF CHICKEN」+「缶詰」=「バンプオブシーチキン」など。末期は山根伸志を罵るネタがほぼ毎回読まれていた。
  • シンディーの法則
日常のありとあらゆる法則をリスナーから募集して発表した。「マーフィーの法則」のしんじないとバージョン。例として、「カレーうどんを食べたいときに限ってシャツが白い」など。
末期は法則というより近況報告に近いようなネタが多く読まれていたり、ザ・合併同様、山根伸志を罵るネタがほぼ毎回読まれていた。
  • 週間四方山ニュース
「決して新聞の一面を飾らない、だけど面白いニュースは日常たくさんある。」このコーナーでは、1週間に起こったそんなニュースを取り上げ、3本程度紹介していた。
予告無しにこのコーナーを行わないことがあったが、2008年4月の「私のお気に入りチャート」開始に伴い、コーナーは完全に行わなくなった。
  • 頭文字S~何でも縮める世の中だから
様々な略語の意味をリスナーが考えて送るもの。リスナー考案のコーナーで、必ず三段オチにすることだった。当初はショートコーナーであったが、投稿数が増えたため、コーナーに昇格した。例としては「BSS=るを/んじ/ケベ」など。
アルファベットの聞き違いが時々発生した他、一時期はほとんどのネタが下ネタに傾いていた。また、1度だけアルファベット4文字で行われたこともあった。『取扱説明書』開始に伴い、このコーナーは終了となった。
テーマソングはAAAの「BLOOD on FIRE LIVE Ver.
  • 取扱説明書
毎週出されるお題に対し、どんな説明が書かれているかをリスナーが考えるもの。(例としては「山根伸志の取扱説明書」「打たれ弱いので、大事に扱ってください。」「ほめるとすぐ調子に乗ります。」など)
末期は番組の編成上コーナーを休むことがしばしばあった上、投稿数の減少傾向も見られたことから「歌謡曲、張り切ってどうぞ!」と入れ替わる形で終了となった。
  • 燃える男
小林旭赤いトラクターのフレーズ「燃える男の~」の後に続く「燃える男とは○○である」という内容の替え歌を考えて送るコーナー。趣旨と無関係の替え歌を送るリスナーや、「燃える」を「萌える」と勘違いして送るリスナーがいた。
  • ビストロYAMAP
「誰がどんな料理を作ったか、お好みで何を加えてほしいか」という料理紹介の一文について、面白おかしく考えた。タイトルは「ビストロSMAP」のパロディである。
投稿数不足の傾向が強く、1通もメール・はがきが来なかった週があった。
  • アーティスト祭り
毎週1組のアーティストにスポットを当てて、そのアーティストの曲のリクエストを募り、その中から3曲程度オンエアしていた。次週取り上げるアーティストは番組のエンディングで発表する(発表しなかった場合はフリーリクエストになる)。「クリスマスソング祭」「卒業ソング祭」などの番外編もあるが、同じアーティストやテーマが2週続く、1組のアーティストに縛られないテーマになる、フリーリクエストになるということも多かった。
  • こんな○○は××だ!
毎週出されるお題に対して、リスナーから届いたネタを紹介する。お題は基本的に山根伸志が考えるが、過去に何度かリスナーが考えたテーマで行ったこともあった。
  • テレフォンショッキング
ある有名人が全くありえない有名人の紹介と、100分の1の質問の内容を送ってもらうもの。このコーナーの音楽は全て山根伸志が自分で録音したものである。

逆電コーナー

リスナーに逆電するコーナー。不定期であるが、事前に逆電申し込みの投稿をメールなどで送ると、随時行われる。タイトルは毎回変わるが、それ以外に大きな違いはない。

  • 生電話
番組放送中に、リスナーへ電話をするコーナー。生放送のみ行われるため、番組の進行が必ず変わる。
  • クリスマスと私
12月24日リスナーはどのように過ごしているのかを電話で報告する、2006年クリスマス限定のコーナー。
  • 夏の終わりの悪あがき
夏休みに起こった出来事を三択クイズにしてリスナーに電話で出題してもらう、というもの。

その他のコーナー・単発コーナー

主に不定期で行うコーナーが多いが、投稿が来なくなったり山根伸志が忘れていたりなどするため、この類のコーナーは終了告知がないまま終了することが多い。ただし、稀に突然単発コーナーとして復活する場合がある。

  • いい男だから
男性アーティストが登場するゲストコーナー。「渡辺省吾の俺にも言わせろ!」に吸収されたものと思われたが、2008年4月6日の放送で復活。以降は不定期で行われている。2008年4月6日での復活以後、このコーナーのBGMがフリートークの中で使われるようになった。
  • デジ樽の中身はなんだろな?
「デジ樽」の中身をリスナーが考えるもの。デジ樽とは、地上デジタル放送についてのTVCMで登場する樽のこと。山陰の民放3局のマスコットキャラクターの「ラッテちゃん」「えいっとくん」「ぶっピィ」がそのCMで共演している。実際はコーナーではないが、フリートークのコーナーで読まれていた。きっかけは、リスナーが番組に「デジ樽の中身は何ですか?(もちろんボケで答える)」という質問メールを送り、それに対する山根伸志の答えが中途半端なボケだったからである。実際の答えは「」であった。
  • Sプロジェクト
公開録音実現に向けて、リスナーから署名(200人分)を募集したり、企画内容を考えたりするコーナー。タイトルは元東京ヤクルトスワローズ古田敦也による「Fプロジェクト」に倣ったもの。リスナーから、このSプロジェクトでこんなことをやってほしいなどの企画案が送られたことがある。しかし、ハードル設定を高くしすぎたためか、思うように署名が集まらず、2006年11月頃から話が出なくなった。
(※なお、このコーナーとの関連性は不明だが、2008年6月15日の放送にて、米子ベリエで8月31日に公開放送を行うことが決定。公開放送は実際に行われ、その模様は9月7日に放送された。)
  • ラジオ日本昔ばなし
2006年頃に1度だけ行われたコーナー。JNN系列で放送されていたまんが日本昔ばなしのラジオ版。実際に放送されていた話を放送する。コーナーの最後に、山根伸志自ら問題を言う。しかし解答やプレゼントの当選者は発表されなかった。
  • 俺の渾身の一曲
山根伸志の思いつきで生まれた不定期コーナー。山根伸志が学生時代に影響を受けたアーティストを紹介していたが、ネタが尽きたのか、6回で行わなくなった。
  • 雑学紹介
リスナーが知っている雑学を紹介する不定期コーナー。正式なタイトルは決まらなかった。あくまで11時台のフリートークの中で行われていたため、投稿が来なかったり、時間の都合で行わなかったりすることが多かった。
  • 命名権
番組のオープニングでリスナーが決意を語るもの。それに伴い、サブタイトルの発表を休止していた。これまで7回行われたが、リスナーからの参加希望がないため現在は行っておらず、その後、サブタイトルの発表そのものも行わなくなった。
  • 世界の格言
10時台の最後に行われているコーナー。山根伸志が全世界のことわざや偉人が遺した言葉などを紹介する。時間の都合で休止される場合もある。同じ内容を2回紹介していたこともあった。
2010年1月より「人生の教訓」というタイトルに改題し、リスナーから送られてきた名言を紹介する内容になった。
  • 山根伸志の電話相談室
「山根伸志に聞いてほしい悩み事や相談したいことを送り、それを送ったリスナーと電話する」という名目で始まったコーナー。しかし、悩み相談は来たものの、電話相談を行うことは一度もなかった。
  • しんじないと倶楽部名言・名場面集
リスナーから過去の放送でこんな出来事があったというものをフリートークの中で紹介していた。現在でも、このコーナーに関連した内容のものがフリートークで読まれる場合がある。

年越ししんじないと倶楽部

  • 2006年12月31日には、『年越ししんじないと倶楽部スペシャル!~年末年始も山根しんじにかかってきなさい!』と題し、年越し番組を放送した。(放送時間は21:00~26:00(翌2:00)までの5時間。)
  • しんじないと倶楽部には本来スポンサーはついていないが、年越ししんじないと倶楽部では、キンダイ観光株式会社とタマホームの2社がスポンサーについた。
  • この番組では、普段は土曜亭らじおDON!を担当している田中友香理がラジ郎リポートとして山陰各地(といっても実際は米子周辺が中心だった)を回った。
  • 年越ししんじないと倶楽部では、番組史上最多となるメール・FAXが来た。そして、年が明けて1時半過ぎのラジ郎リポートでは、山根伸志の妻が急遽出演した。
  • この日の放送から1年近くに渡り、「ゆかりんジングル」が使われた。山根伸志はこのジングルを嫌がっていた。

ジングル・SE

この番組には数多くのジングルSEが存在する。ここでは現在使われている(あるいは過去に使われていた)主なジングルやSEを紹介する。

  • モノマネジングル…山根伸志が有名人のモノマネをしているジングル。
    • 斎藤くんのモーニングリポート…山根伸志がモノマネする斎藤くんが、山根伸志にウルトラミラクルシェイバーを勧めるというもの。エンディングにサザンオールスターズの『匂艶 THE NIGHT CLUB』が使われている。
    • イライラジングルパート1「テレビ衛星中継」…山根伸志とアテネにいる斎藤さん(山根伸志のものまね)のやりとりのジングル。「パート1」とあるが、パート2以降は作られていない。
    • 荻野目ちゃんのちょっと面白い話…山根伸志が荻野目洋子のモノマネをしているジングル。
  • BSSアナウンサー・パーソナリティのジングル・SE…山根伸志以外のBSSアナウンサー・パーソナリティーによるジングル・SEも存在する。
    • 荒井由岐子アナウンサーのSE…荒井由岐子(BSSアナウンサー)の声によるSE。「あ~れ~」と「うそつきー!」の2つがある。「あ~れ~」は2パターンあり、下ネタ投稿を読んだ時に流れていた。「うそつきー!」は山根伸志が嘘をついた時に流れていたが、現在は嘘をついても流れることはほとんどない。
    • ゆかりんジングル…「恋のつぼみ」を田中友香理が歌ったもの。田中友香理関係のネタが読まれると流れていた(一時期、10時10分頃に流れていたこともあった。また、このジングルを着うたにした上、それを田中友香理本人に聞かせてしまったリスナーもいた)。山根伸志はこのジングルを非常に嫌っている。過去には「大阪LOVER」を歌ったバージョンがかけられたこともあった。
    • 上原伊代ジングル1…上原伊代の声による「みなさん、お休みなさい」というSE。他に坪山奏子丸山聡美の声によるSEも存在する。
    • 上原伊代ジングル2…キューティーハニーのテーマ曲に乗って上原伊代が「そんなん、キスしたったらええねん!なんぼでもやったったらええねん!チューでも、接吻でも、何でもやったったらええねん、ブチュッとな!」と言うもの。
  • お茶の間小劇場シリーズ…山根伸志をはじめとするBSSアナウンサーによるちょっとした寸劇ジングル。
    • BSSアナウンサー物語…トレーニングルームでの新人アナウンサーの特訓の様子を描いた物語。
    • 救急救命室BR…救急救命センターに急患が運ばれる。患者を助けるためにBSSラジオの番組を聴かせるが患者の容態は悪化するばかり。そこで最終手段として「あいらぶ山陰BSS」を2度熱唱。すると、患者の容体が急に戻るというストーリー。タイトルの元ネタは「ER緊急救命室」で、「BR」とは「BSSラジオ(Radio)」の略である。
  • 替え歌シリーズ…リスナーが考えた替え歌を山根伸志が熱唱するジングル。曲の随所にツッコミSEが入る。
    • マシンジーZ…「マジンガーZ」の主題歌の替え歌。2番も存在する。
    • 仮面シンジーのうた…「仮面ライダー」の主題歌の替え歌。2番も存在する。
    • 新世紀ヤバイデスヨン(深刻な伸志のメタボ)…「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニングテーマ「残酷な天使のテーゼ」の替え歌。イントロから入るバージョンととサビから入るバージョンの2通り存在する。
  • 生放送中に作られたジングル
    • 山根伸志のギター生演奏ジングル…山根伸志のギターの生演奏を録ったもの。
    • ないとろ倶楽部
    • 10周年ジングル…渡辺省吾店長がウクレレを弾きながら歌ったジングル。
  • その他のジングル・SE
    • 謎の男の声のSE…男の声によるSE。「すまん」と「いまいち」が主に使われる。「すまん」は謝罪の時に主に使われていた。「いまいち」は山根伸志が熱唱したり、早口で噛んだ時に流れている。
    • 拍手…いいネタによくかかる。また、ものまねを披露した際にもかかる。
    • どーん…メタボ関係のネタや話題の時に流れる。
    • 笑い声…時々かかる。
    • ブーイング…スベッたネタに対して流れていたSE。
    • せつないなぁ~SE…主に「せつな~しりとり」で流れていたSE。切なさの度合いによって「せつないなぁ~」、「ちょ~せつな~い」、「う~んせつなすぎるぜ~」の3パターンが使われていた。「せつな~しりとり」開始当初はこれ以外にも多くのパターンのSEが流れていたが、後に前述の3パターンに集約された。
    • あ゛~!…山根伸志がパーソナリティツアーでオーストラリアに旅行した際、バンジージャンプに挑戦したのをきっかけに作られたSE。旅行から数ヶ月間、バンジージャンプネタが読まれると流れていた。
    • はい、次。…リスナーのネタでいまひとつの内容や、オチが見つからない場合に使われていた。
    • 財津一郎ジングル…財津一郎のギャグである非常にキビシー!を使ったジングル。他にも、さみし~、恥ずかし~!もあった。
    • フライディ・チャイナタウン…山根伸志が「ごめんなチャイナタウン」と言うと泰葉の『フライディ・チャイナタウン』が流れるというもの。元ネタはあるリスナーによる歌謡曲、張り切ってどうぞ!から生まれたものである。

備考

  • 収録(擬似生放送)大人の事情」のため、番組放送中にメールを送っても、リアルタイムで読まれることはない。(ただし、リアルタイムで読まれる(つまり生放送をやる)時もある。)
  • 番組にメッセージを送る場合は、放送日の前の木曜日の夕方に収録が行われるため、その木曜日の午前中まで可能である。稀にだが曜日が早まる場合もある。
  • 2003年から2006年まで、8月中旬の日曜日に「超しんじないと倶楽部」と題した特別番組を昼に放送していた。内容は「松江水郷祭」での公開録音の模様であり、ゲストアーティストが1・2組程度出演し、ライブを披露するものだった。その夜には通常版の放送もあった。(2007年以降は「超しんじないと倶楽部」としての放送ではなく、単発の特別番組として放送している。)
  • 2006年4月9日の放送で、前の週(4月2日)に放送したものを間違えてまた放送してしまうという放送事故が発生した。(この事故は11時以降に発生し、11時以前は影響がなかったことから、マスターテープが(途中CMと時報をはさむ関係上)10時台と11時台で別になっており、11時台のテープを先週のものと間違えたのが原因とされる。)翌週(4月16日)の放送で山根伸志はリスナーからの抗議・指摘のメールを全て読み上げるとともに、リスナーに謝罪した。また、4月9日の11時台に放送するはずだった内容は、翌週ネタコーナーの部分のみ放送された。
  • 2007年1月14日から2008年6月8日まで、番組のタイトルコールの前にサブタイトルが発表されていた。リスナーからサブタイトルの募集もしていたが、命名権の開始に伴い、募集を終了した。6月15日の放送以降は、2007年1月7日以前同様、サブタイトルの発表は行わなくなっている。
  • 山根伸志本人が気分屋で忘れっぽい性格であることから、プレゼントの告知があるが当選者発表がない(当選者発表もしないことが多い)、「来週企画を行う(発表をする)」と言いながら、次の週ではその企画(発表)自体を行わない(投稿数不足のため行えない場合もある)、話が頻繁に横道に逸れたり、一回読んだはずのお便りやネタを次の週にまた読んでいる(稀にラジオネームを間違えて紹介することもある)、突然の思いつきでコーナーを始めたり、行わなくなったはずのコーナーを忘れた頃になって突然行うなどといったことがある。また、その気まぐれさや忘れっぽさが原因で行わなくなった(もしくは最初からなかったことにされている)コーナーもある。(番組内やホームページでは「コーナーは予告なしに終了する場合があります」などの断りは一切ない。)
  • ミュージシャンがプロモーションを兼ねて番組にコメントを寄せることもあるが、ロックバンドJackson vibeは毎回「しんじないと倶楽部」という番組タイトルに対して冗談交じりに批判していた。
  • 2008年6月からホームページのリニューアルに伴い、ホームページ上で動画配信が行われるようになった。内容は「オープニングトーク」「渡辺省吾の俺にも言わせろ!番外編」など、様々である。更新のペースは不定期としているが、現在は休止状態となっている。
動画は16:9のハイビジョン映像が4:3にスクイーズ(縦長圧縮)されたままの状態で配信されている。(タイトルなどのテロップは普通に出ていることから、編集ソフトがビデオカメラからのスクイーズ映像に対応できていないものと思われる。)
  • 通常は90分の放送だが、稀に大人の事情(大抵は高校野球中継に向かうために時間が取れなかったり、単発番組や選挙特番等が入ったりするなどの理由)で短縮放送や放送休止になることがある。(特に短縮放送は7月~8月頃に見られる。)
  • 2006年からは「しんじないと倶楽部リスナーMVP」の発表が行われている。MVPは、1年間で最も頑張ったリスナーを表彰するもので、山根伸志の独断によって決められる。
  • 番組のエンディングは毎月変わる。最新のシングル曲を1ヶ月かける時もあれば、1ヶ月間で毎週アルバムの中の曲を1曲ずつかける場合もある。
  • 番組のホームページでは掲示板が開設されていたが、掲示板の書き込み件数の減少およびスパム書き込み増加のため、2009年9月をもって閉鎖された。

外部リンク