EMIミュージック・ジャパン
株式会社EMIミュージック・ジャパン(イーエムアイミュージックジャパン、EMI Music Japan Inc.)は、かつて存在していた日本のレコード会社。元々は東芝グループの会社として成立したが、解散時にはユニバーサル ミュージック グループ傘下となっていた(詳細は後述)。旧・東芝イーエムアイ株式会社(とうしばイーエムアイ、TOSHIBA-EMI LIMITED、通称・東芝EMI)。2013年4月にユニバーサル ミュージック合同会社に吸収合併された。その際、邦楽制作部門がユニバーサル ミュージック傘下のレーベル「EMI Records Japan」として残り、レーベルの統合を経て同社の傘下レーベル「Virgin Music」(ヴァージン・ミュージック)、「EMI RECORDS」(イーエムアイ・レコーズ)となっている。
キャッチコピーは「Music for all, All for music」。
目次
概要[編集]
1960年、東京芝浦電気(東芝)の音楽ソフトウェア部門が独立、東芝音楽工業(とうしばおんがくこうぎょう)として設立された。1973年、かねてから繋がりのあった4大メジャーレコード会社英・EMIが資本参加し東芝EMI(登記簿上は東芝イーエムアイ)に改称。
1994年以降、EMIが55%出資し、残りの45%を東芝が出資していた。2007年6月、東芝は同社の主力事業への経営資源投入強化による関連事業見直しの一環として、保有全株をEMI Group Limitedに売却[1]し、音楽ソフト事業から撤退。これに伴い社名をEMIミュージック・ジャパンに変更した。創立当初からのコーポレート・スローガン“心への音楽”も継承された。
洋楽ではザ・ベンチャーズ、ザ・ビートルズ、クイーンなど、邦楽では由紀さおり、松任谷由実、オフコース、薬師丸ひろ子、坂本冬美、布袋寅泰、宇多田ヒカルなどの大物が多く所属している。CD発売前は、イギリス盤を始め、アメリカキャピトル編集盤、日本編集・ドイツ・イタリア等、あらゆる編集盤を発売していた。
2002年以降は、エイベックス・グループと並んでコピーコントロールCD(CCCD)推進派の筆頭格で、後に2005年夏からは後続規格となったセキュアCDの推進役も務めた会社だった。他社がその適用を縮小した中で、演歌・歌謡曲の一部を除き一律CCCD適用の姿勢を崩さなかった。なお、2006年にCCCDでのリリースは完全撤退した。
その一方、音楽配信事業に関しては東芝EMI時代から寛容的である。2007年5月31日より海外のEMIグループと歩調を揃えてiTunes StoreにてDRMフリー楽曲の提供を始めた。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME、ソニーBMG含む)が、親会社のソニーとの関係が強い為に配信サイトが限られているのとは対照的に、当初から様々なサイトで配信されている。なお、次世代DVDに関しては、当初から東芝主導で海外のEMIグループが参入していたHD DVDではなく、Blu-ray Discでの参入を表明していた。
沿革[編集]
- 1955(昭和30)年10月 - 東京芝浦電気(旧東芝EMI→EMI Music Japan→EMI R→Virgin Music/EMI Records)がレコード事業に参入。この年、英EMI(HMV)が米RCAとの業務提携を打ち切り、米キャピトル・レコードを傘下に収めたのに伴い、日本ビクター(現JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)がHMVのタイトルを発売できなくなったため、その受け皿となった。第1回発売は、フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルの演奏によるベートーヴェン作曲、交響曲第5番「運命」だった(レコード番号:HA-1001、12インチ(30cm)LP)。値段は当時で2300円だった。この「運命」を始め、同社がレコード事業を始めてから数年間は、英EMI、米キャピトル原盤の音源については本国からの輸入メタル原盤からプレスしたソフトが多かった。
- 1958年頃 - 静電気防止剤を混入したレコード盤「エバー・クリーン・レコード」を開発、発売開始。成分との関係で赤かったので別名「赤盤」とも言われていた。
- 1959年3月 - ステレオ・レコードの発売を開始。最初に発売したのはビーチャム指揮ロイヤル・フィルによるR・コルサコフ作曲「シェヘラザード」(ASC-1001)ほか。全タイトルともエバー・クリーン・レコード使用。
- 1959年 - 自社製作におけるステレオ録音を開始する。
- 1960(昭和35)年10月1日 - 東芝の音楽ソフト部門が分離独立して東芝音楽工業株式会社を設立する。設立時の資本金は、1億5千万円。
- 1962(昭和37)年 - 英EMI(コロムビア)と日本コロムビアとの契約終了により、英コロムビア音源の発売権も取得し、EMI傘下レーベルは、他レーベルとの共同制作盤等の一部例外を除き、すべて東芝から発売されるようになる。
- メロディアとEMIの共同制作盤では、アナログ盤時代はメロディアの発売権を有していたビクターエンタテインメントからの発売だった。CD化時にEMI側の権利から東芝EMIからの発売となった。
- 1971(昭和46)年10月1日 - 富士山の麓、静岡県御殿場市に最新鋭の生産機能を取り入れた御殿場工場を開設。
- 1973(昭和48)年9月5日 - ニュー・サウンズ・イン・ブラス第2集の発売開始。「発売開始の時の名前はヤング・ポップス・イン・ブラス!!」。以降、今日まで製造・発売している。
- 10月1日 - キャピトルEMIが資本参加し、東芝イーエムアイ株式会社と改称。
- 1978年9月11日 自社製作におけるデジタル録音を、同社の第1スタジオにて開始する。最初の録音は、第一家庭電器用のLPソフトで、「サマータイム PCM vs Direct 山本剛トリオ+鈴木勲」(DOR-0043、同年11月配布開始)。デジタル(PCM)録音用のプロセッサーには、当時、市販前だった東芝製のAurex PCM-MK Iを使用し、記録レコーダーには、ソニーのU規格のVTRを使用した。翌年の夏頃から、Aurex PCM-MK IIを使った16ビット直線量子化によるデジタル録音を開始する。
- 1979年11月頃 - 自社製作において初めての、一般向け市販LPでのデジタル録音によるソフトを発売する。
- 1981年 - 後のコンパクト・ディスク・ソフト発売の見通しも考え、デジタル録音機としてPCMプロセッサー ソニーPCM-1610を導入、運用開始。これを機に、Aurex PCM-MKIIを使ったデジタル録音は無くなっていった。
- 1982(昭和57)年5月24日 - 港区赤坂2丁目(溜池交差点脇)に本社ビルが完成。
- 11月 - コンパクト・ディスク・ソフトの発売開始。後にソフトが自社製造になるまでは、ディスクの製造はCBS・ソニー(現・ソニーDADCジャパン)に委託していた。
- 1983年頃 - 本社スタジオに、24チャンネルマルチデジタル録音機であるソニーPCM-3324を導入、運用開始。
- 1988年8月 - RCサクセションのアルバム「COVERS」発売中止騒動。
- 2005(平成17)年12月26日 - 製造部門(東芝EMI御殿場工場)を分割。音楽ソフト制作事業に専念するために、光ディスク製造大手のメモリーテック、ゴールドマン・サックス証券らに売却。製造部門は売却後、トエミ・メディア・ソリューションズ株式会社となる。
- 2006(平成18)年12月14日 - 東芝が、保有する東芝EMI全株式を2007年度上期中に210億円でEMIグループに売却すると発表。これに伴い、東芝EMIは東芝グループから離脱し、東芝は音楽事業から撤退。
- 2007(平成19)年6月30日 - 社名を東芝イーエムアイ株式会社から株式会社EMIミュージック・ジャパンへ変更。なお規格品番のTO、TT等は、「東芝EMI」時代の名残りである。
- 2008(平成20)年2月18日 - 本社を赤坂5丁目(赤坂サカス内赤坂Bizタワー)へ移転。これにより赤坂2丁目(溜池)にあった旧本社ビルは解体された。
- 3月5日 - Blu-ray Disc市場に参入。第1弾タイトルとして、松任谷由実のライヴ「YUMING SPECTACLE SHANGRILA III」を、DVDとBlu-ray Discビデオの2フォーマットで3月5日に発売した。
- 2010年10月1日 - 旧・東芝音工時代から数えて、創立50周年を迎えた。
- 2012年10月1日 - 親会社(レコード部門)がユニバーサル ミュージックグループに買収されたため、ユニバーサル ミュージック合同会社(UM)の子会社になる[2]。
- 2013年1月15日 - UMの小池一彦CEOがEMIミュージックの社長を兼任する[3]。
- 4月1日 - UMが吸収合併する形で経営統合して解散[4]。邦楽制作部門は同社の傘下レーベル UNIVERSAL MUSIC EMI Records Japan として存続。また規格品番は旧・東芝音工時代から長らく使用してきたTO、TTなどからほぼすべてTYなどに変更される。
- 2014年5月-(現)EMI RECORDSの規格品番がUP**に変更される。それまで使用していたTY**は、UNIVERSAL MUSIC EMI R(→Virgin MUSIC)専用となる。
所属アーティスト[編集]
解散時に所属していたアーティスト[編集]
- AI
- 赤い公園
- ACIDMAN
- ASHLEY SCARED THE SKY
- IU
- THE ALFEE
- 井上銘
- 今井美樹
- 宇多田ヒカル
- ak
- ent
- OZROSAURUS
- 片平実
- 9mm Parabellum Bullet
- 清竜人
- geek sleep sheep
- Kimonos
- GREAT3
- 小南泰葉
- The SALOVERS
- 坂本冬美
- the telephones
- The Mirraz
- 椎名林檎
- SHINee
- STUDIO APARTMENT
- ストレイテナー
- 高橋幸宏
- 高見沢俊彦
- 谷本知美
- Chie
- 鎮座DOPENESS
- DJ HAZIME
- T-ARA
- D.W.ニコルズ
- 透明雑誌
- 徳永ゆうき
- 服部浩子
- HaKU
- ハナエ
- 原田知世
- B.D.
- HIFANA
- ピンク・マルティーニ
- FIRE BALL
- ベッキー♪♯
- Base Ball Bear
- 布袋寅泰
- 松任谷由実
- マドモアゼル・ユリア
- 三船和子
- MIYAVI
- 蜜
- MASS OF THE FERMENTING DREGS
- 森山愛子
- 薬師丸ひろ子(映画「Wの悲劇」までの音源は角川書店が所持)
- 山川豊
- 湯川潮音
- 由紀さおり・安田祥子
- RADWIMPS
- LEO今井
かつてはavexのレーベル・cutting edge、吉本興業の兄弟会社の日本法人・R&C Japan(現よしもとアール・アンド・シー)、ジャニーズ事務所関連のレコード会社・J storm、ファンハウス(現ソニー・ミュージックレーベルズ/Ariola Japan)、トーラスレコード(現ユニバーサル ミュージック)、アルファレコード、京都レコード、ミューチャー・コミュニケーションズ(社名変更前はキングレコードに販売委託、2007年7月頃に自己破産申請)が販売を委託していたことがある。
またインディーズレーベル運営会社である有限会社ガゼルも、販売を委託していた。
過去に所属していたアーティスト[編集]
ア行[編集]
- 相川恵里
- RCサクセション(1970年から解散に至るまで所属。「COVERS」は発売中止騒動によりキティレコードから発売)
- 忌野清志郎(2009年5月没)
- 相本久美子(CBS・ソニーから移籍)
- 赤い鳥(デノンレーベルから移籍。アルファ・アンド・アソシエイツが原盤制作。現在、音源はソニー・ミュージックダイレクトから発売)
- 朝丘雪路(日本コロムビアから移籍→日本クラウン→CBS・ソニー)
- 浅川マキ(作品によりエキスプレスレーベルとイーストワールドレーベルが混在。2010年1月没)
- ACID LOVE
- 安部恭弘
- A-JARI
- ASKA(ポニーキャニオン→EMIミュージック・ジャパン(以下EMI-J)→ヤマハミュージックコミュニケーションズ→ユニバーサルミュージック)
- 東野純直(コンチネンタル→EMI-J)
- 鮎川麻弥(キングから移籍→インディーズ)
- ICE(→2002年にユニバーサルミュージックへ移籍)
- 安室奈美恵withスーパーモンキーズ
- 安室奈美恵(→エイベックスへ移籍)
- アリス(谷村新司、堀内孝雄、矢沢透 →ポリスター設立に関与し移籍)
- ALI PROJECT(→ビクターエンタテインメント→JVCエンタテインメント(フライングドッグ))
- アルファ(→ユニバーサルJへ移籍)
- URCHIN FARM(→TOORIGHT!! RECORDS)
- 安西マリア(→ビクター→引退→復帰→2014年3月没)
- イエロー・マジック・オーケストラ (
YMO)(→活動休止→エイベックス) - 五十嵐夕紀
- 池田政典(→ポニーキャニオンから移籍)
- 井上鑑
- 井沢八郎(→日本コロムビア→テイチクレコード→センチュリー。2007年没)
- 石川優子(ラジオシティから移籍→音楽活動からは引退)
- 石坂智子
- 石田ゆり(いしだあゆみの実妹。現なかにし礼夫人)
- 石嶺聡子
- 和泉雅子
- 李成愛
- 伊藤銀次(→ブルーワンミュージック→フリー、シティ・ポップス系アーティスト兼プロデューサー)
- 伊藤咲子
- 稲垣潤一(→ファンハウス(現・Ariola Japan)設立に関与し移籍→BMGビクター(ファンハウスと合併前、のちのBMG JAPAN)→Imperial Records→USM Japan/ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン)
- 井上堯之バンド(1997年の新メンバーによる再結成時)
- WEST SIDE(→R and Cへ移籍)
- water
- VOW WOW
- 植木等(→ファンハウス)
- 宇崎竜童(→コロムビアミュージックエンタテインメントへ移籍)
- 宇崎竜童 & RUコネクション with 井上堯之
- 内田高子(→テイチク→ユニオンレコード)
- 有頂天(ナゴムレコード(インディーズ)→キャニオン・レコード→再度インディーズへ→EMI-J)
- ウルフルズ(→ワーナーミュージック・ジャパンへ移籍)
- うたまろ(→ロックチッパーレコードへ移籍)
- M-BAND(EPICソニーから移籍→解散。1999年に再結成しインディーズで活動)
- エレファントカシマシ(EPICソニー→ポニーキャニオン→EMI-J→ユニバーサル ミュージック)
- 遠藤久美子
- 遠藤賢司
- 遠藤ミチロウ(→キングレコード→インディーズ)
- 大石円(→コロムビアミュージックエンタテインメントへ移籍)
- 大黒摩季(1993年にB-Gram RECORDSに移籍、2001年にEMIミュージック・ジャパンに復帰、2009年にCAMエンタテインメントヘ移籍)
- 大塚博堂(1981年5月没。フィリップスレコード→EMI-J)
- 大西順子(→ユニバーサルミュージックへ移籍)
- 大橋巨泉
- 欧陽菲菲(→ユニバーサル ミュージック→徳間ジャパンコミュニケーションズへ移籍)
- 大貫妙子(日本クラウン→RVC→MIDI INC.→EMI-J→ソニー・ミュージックダイレクト)
- 大形久仁子(CBSソニーに移籍し内田あかりに改名)
- 大竹佑季
- 大場久美子(→キティレコード→ガウスエンタテインメント(現・徳間ジャパンコミュニケーションズガウス制作室。林寛子・あべ静江・沢田亜矢子とのユニット「女盛りゲザデレタ」名義のみ)→インディーズ)
- 大森玲子
- 岡崎友紀(→ワーナー・パイオニア)
- 小川知子
- 奥村チヨ(→ビクター→徳間ジャパン→テイチクエンタテインメント)
- 奥山佳恵
- 尾崎亜美(→キャニオン・レコード→EMI-J(再移籍)→BMGビクター→ビクターエンタテインメント→コロムビアミュージックエンタテインメント→ソニー・ミュージックダイレクト→テイチクエンタテインメント)
- 小沢健二
- 押尾コータロー (→東芝EMI→SME Records)
- 鬼束ちひろ(2004年4月に急遽契約解約、ユニバーサル ミュージック・A&Mレコードに移籍)
- 小野リサ(→エイベックスへ移籍)
- オフコース((小田和正)→ファンハウス設立に関与し移籍)
- ORIGINAL LOVE(1995年ポニーキャニオンに移籍)
- オールウェイズ(キングから移籍・現在は事実上活動停止中)
カ行[編集]
- 甲斐バンド(ファンハウス設立に関与し移籍→ファンハウス時代の音源を買い戻してEMI-Jに再度移籍→イーストウェスト・ジャパンで活動再開→再結成等で一時的にEMI-Jに所属)
- KAI FIVE(→ポニーキャニオン→活動休止)
- 甲斐よしひろ(→ポニーキャニオン→EMI-J→SME→オーマガトキ→ユニバーサルミュージック→日本クラウン→現在はプライベートレーベルbloom labelに所属)
- 柏原芳恵(フィリップス・レコード→EMI-J。現在はフリーボードに所属)
- 片平なぎさ
- 克美しげる(2013年2月没)
- 嘉納ひろし
- 紙ふうせん(アルファ・アンド・アソシエイツが原盤製作→CBSソニーへ移籍。現在、音源はソニー・ミュージックダイレクトから発売)
- 加山雄三(ファンハウス設立に関与し移籍→ドリーミュージック設立に関与し再び移籍)
- 辛島美登里(ファンハウス→EMI-J。一旦インディーズを経て現在はソニーミュージック)
- 川島なお美(キャニオンレコードから移籍)
- 氣志團 (2009年、エイベックスに移籍)
- 北の富士
- 北野玲子
- 北原ミレイ(→ワーナーパイオニア→SMS→徳間ジャパンコミュニケーションズ)
- 吉川晃司(SMS→EMI-J→ポリドール→キティMME→徳間ジャパンコミュニケーションズ→Far Eastern Tribe Records→ワーナーミュージック・ジャパン)
- 清貴
- キラーメイ(1989年解散。のちにEMMAとANNIE(実の兄弟)はTHE YELLOW MONKEY結成に参加)
- キリンジ(ワーナーミュージック・ジャパン→EMI-J→コロムビアミュージックエンタテインメント)
- 日下ひかる
- 熊谷幸子
- 倉橋ルイ子(ポリドール→EMI-J)
- 栗本慎一郎
- GLAY(フォーライフミュージックエンタテイメントへ移籍)
- クレージー・キャッツ
- CLOSE(2001年解散)
- 黒木憲
- 黒夢(1999年無期限活動停止。2010年に活動再開を発表後、エイベックスに移籍)
- 桑田靖子(彩子名義でビクターエンタテインメントへ移籍)
- 桂銀淑(NAYUTAWAVE RECORDSへ移籍)
- ケーシー高峰
- 香田晋(キングレコードへ移籍)
- GO!GO!7188(Ariola Japanへ移籍)
- ザ・ゴールデン・カップス
- ゴールデンハーフ
- 九重佑三子
- 越路吹雪(1980年11月没)
- 小島嵩弘
- coba(→2005年、ビクターエンタテインメントへ移籍)
- 小橋賢児
- 小林麻美(CBS・ソニーへ移籍→引退)
サ行[編集]
- 西郷輝彦(80年代に日本クラウンから移籍してきたが、平成初期にクラウンへ復帰。)
- 坂上香織
- 坂本九(ファンハウスへ移籍するも、1985年8月日本航空123便墜落事故で死亡)
- SADS (→BMGファンハウス→ユニバーサルミュージック→無期限活動停止→活動再開、エイベックスに移籍)
- 佐藤隆(日本コロムビアから移籍)
- 佐藤博(日本コロムビア→キティレコード→アルファレコード→EMI-J→インディーズ、2012年10月没)
- 沢口靖子
- 沢田研二(ポリドール→EMI-J→自主制作レーベル JULIE LABEL(ジュリー・レーベル)より発売)
- ジェリー藤尾(EMI-J→CBSソニー)
- SHAME(→コロムビアミュージックエンタテインメントへ移籍)
- 篠原美也子(テイチクエンタテインメント→EMI-J→インディーズへ)
- 下條アトム
- ジャックス(タクト→コロムビア→EMI-J)
- SHAZNA((旧)BMGジャパンから移籍→活動休止→インディーズ(ネット配信)で活動再開→2009年3月解散)
- ジュディ・オング(日本コロムビア→CBSソニー→EMI-J→ビクターエンタテインメント)
- 少女隊(日本フォノグラム→EMI-J)
- 城卓矢
- 城みちる(芸能界復帰から7年後、ビクターエンタテインメントへ移籍)
- SHOW-YA
- 庄野真代(日本コロムビア→EMI-J→ファンハウス→S2S(自主制作レーベル))
- JAMOSA(→エイベックス)
- ジローズ
- 杉田二郎(→ファンハウス設立に関与し移籍→アップフロントワークス・ライスミュージック)
- ずうとるび(エレックレコード・愛レーベル→EMI-J→解散)
- 城田じゅんじ
- ZNX
- 鈴木雄大
- 鈴木紗理奈(現在はMUNEHIROの名でレゲエシンガーとして音楽活動再開)
- SUPER BELL"Z
- SPEEDWAY (1982年活動停止。メンバーの小室、宇都宮、木根はTM NETWORKを結成しEPIC→R&Cに移籍)
- Springs(平野綾が所属していたアイドルグループ、平野→ランティス→UNIVERSAL SIGMA)
- スリーファンキーズ
- 清家千晶( → インディーズ)
- SEX MACHINEGUNS(2008年12月で契約解消、現在はインディーズレーベルのMRSentertainmentで活動中)
- Z-1(上戸彩が所属していたアイドルグループ、上戸→ポニーキャニオンに移籍、根食真実→徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍)
- Sepia'n Roses
- ZEPPET STORE
- ゼリ→( → インディーズ → 2008年、ドラムのコーヘイの不祥事により解散)
- Something ELse
- SOPHIA (トイズファクトリー→EMI-J→ユニバーサルJへ移籍)
タ行[編集]
- 高中正義(キティレコード→東芝EMI→ラグーンレコード)
- 高野寛
- 高見山大五郎
- 立花理佐
- たま(インディーズレーベル、地球レコードを設立し移籍→パイオニアLDCにて2度目のメジャーデビュー→再びインディーズレーベル地球レコードに戻り、2003年に解散)
- 田村英里子
- 田村進二(現在は歌手業を引退し、弦哲也の名で作曲家として活動)
- Changin' My Life
- Cheri
- CHASE(解散)
- チューリップ(ファンハウス設立に関与し移籍→日本コロムビア→パイオニアLDC→ビクターエンタテインメント)
- 辻沢杏子
- つちやかおり(元布川敏和夫人)
- 円谷憂子
- つボイノリオ(エレック→CBSソニー→キングレコード→EMI-J→インディーズ)
- DJ OZMA→(avex traxへ移籍)
- デューク・エイセス
- 寺尾聰(→avex io)
- 東京事変(2012年2月閏日に解散)
- 東儀秀樹(→ユニバーサルクラシックス)
- 富田靖子(日本コロムビア→EMI-J)
- ドリームズ・カム・トゥルー(ソニー・ミュージックエンタテインメント(EPICソニー)→EMI-J(ヴァージンDCT)→自主制作(DCTレコーズ)→NAYUTAWAVE RECORDS→EMI RECORDS)
- ザ・ドリフターズ(東芝→ワーナーパイオニア→東芝→SMS)
- トワ・エ・モワ(→ファンハウス→ユニバーサル→キングレコード)
ナ行[編集]
- 永田英二(→CBSソニー(八田英士名義)→RVC→ビクターレコード(永田英士名義)→現在は長田栄二名義で音楽プロデューサーとして活動中)
- 中坪健
- 中原めいこ
- 長渕剛(→フォーライフミュージックエンタテイメント→NAYUTAWAVE RECORDS)
- 中村美律子(→キングレコード)
- 渚ゆう子
- ナンバーガール
- 西田敏行(→CBSソニー/ソニーレコード→ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ→ビクターエンタテインメント)
- 西村知美
- 猫(直後にCBSソニーに移籍)
- ザ・ネロリーズ(→インディーズ)
ハ行[編集]
- PERSONZ(テイチク/コンチネンタルレーベル→EMI-J)
- パティ
- ハイ・ファイ・セット(アルファ・アンド・アソシエイツ時代から、後にCBSソニーへ移籍。アルファ時代の音源はソニー・ミュージックダイレクトから発売。1994年9月解散後は山本潤子のみソロで活動中)
- 箱崎晋一朗(1988年7月没)
- ハナレグミ(→2009年、ビクターエンタテインメントへ移籍)
- 原日出子
- 林明日香(BBMCへ移籍)
- 早見優(トーラスレコード→EMI-J)
- PIERROT
- ヒカシュー(→日本コロムビア→日本クラウン→バップ→徳間ジャパン→EMI-J。現在はインディーズで活動。)
- 樋口了一(→インディーズ→テイチクエンタテインメントへ移籍)
- BIGBELL(→AtoNo Records→ユニバーサルミュージックへ移籍)
- 尾藤イサオ
- 氷室京介(BOØWYメンバーだった1985年より在籍。1995年のポリドール移籍を経て、2002年秋にEMIに復帰するも、2011年10月ワーナーに移籍)
- 弘田三枝子(1964年末に日本コロムビアへ移籍。私生活上の理由から1977年に日本コロムビアを退社し渡米→1980年に帰国後はフリーの立場で活動中)
- BIIR(解散)
- THE BOOM(Sony Records→EMI-J→avex)
- フォー・セインツ
- ザ・フォーク・クルセダーズ
- 加藤和彦(→サディスティック・ミカ・バンド→ソロ→CBSソニーへ移籍、2009年10月没)
- 北山修
- はしだのりひこ(→シューベルツ→クライマックス→エンドレス→ソロ)
- 福沢恵介
- 藤川なお美
- 藤島桓夫
- フジファブリック(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズへ移籍)
- THE PRIVATES
- BOØWY(ビクター→徳間ジャパン→EMI-J、元メンバーのうち布袋寅泰のみ現在もEMI所属)
- ポケットビスケッツ(企画として活動を開始した親番組の終了・およびメインボーカルである千秋のソロデビュー(ジャパン・ミュージック)により解散)
- 星井七瀬(2005年11月で契約解消、現在はエイベックス所属)
- 本多俊之
- 本田美奈子(2005年11月没。EMI-J→マーキュリーME→日本コロムビア→日本クラウン)
マ行[編集]
- 槇原敬之(ワーナーミュージックジャパン→Sony Music→ワーナーミュージックジャパン→EMI-J→2007年7月でavex内J-more→Buppuレーベル(個人レーベル))
- 茉樹代(現・川島茉樹代)
- マザー・グース(1976年-1978年)
- 松尾ジーナ
- 松阪晶子(バンダイ・ミュージックエンタテインメントに移籍)
- 松山恵子(2006年5月没。日本マーキュリー→EMI-J)
- 黛ジュン(→日本フォノグラム→キャニオンレコード→CBSソニー)
- MULTI MAX(現在活動休止中、ASKAのソロやCHAGE and ASKAに先駆けて、ポニーキャニオン→EMI-Jに移籍)
- 美川鯛二(現・中村泰士)
- 水原弘(1978年7月没)
- 三田村邦彦(→TDKコア→日本コロムビア)
- 緑魔子
- ムーンライダーズ(日本クラウン→徳間ジャパン→RVC→ポニーキャニオン→EMI-J→ファンハウス→キューンレコード→ドリームマシーン→プライベートレーベルMoonriders Records。)
- 村田英雄(2002年6月没。日本コロムビア→EMI-J)
- MEN'S 5(ポニーキャニオン→EMI-J→ガウスエンターテイメント→インディーズ)
- ザ・モップス(ビクターレコード→リバティレコード(旧東芝音工))(鈴木ヒロミツ、星勝)
- 森川美穂(バップ→EMI-J)
- 森山加代子(→日本コロムビア)
- 諸口あきら
ヤ行[編集]
- 矢井田瞳(2005年10月で契約解消、インディーズレーベルの青空レコードで活動後、ユニバーサルミュージックへ移籍)
- 矢沢永吉(CBSソニー→ワーナー・パイオニア→EMI-J→インディーズレーベルのGARURU RECORDSに移籍)
- 安永亜衣(テイチク→EMI-J)
- 安田一葉
- 山内賢
- 山口いづみ
- 山下久美子 (日本コロムビア[5]→EMI-J→キングレコード→テイチク)
- 山下敬二郎
- 山寺宏一
- 山本達彦(EMI-J→アルファ・レコード)
- ヤン・スギョン
- 遊佐未森(EPICソニーから移籍→ヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍)
- 吉井和哉(→日本コロムビア)
- 芳本美代子(テイチク→EMI-J)
ラ行[編集]
- Laputa(→日本クラウンへ移籍・2004年9月解散)
- LAUGHIN' NOSE(インディーズ→バップ→EMI-J→一度解散→インディーズで活動再開)
- ザ・リガニーズ(後に元メンバーの新田和長はファンハウスを設立。現在はドリーミュージック取締役兼エグゼクティヴプロデューサー)
- りりィ(→ビクターインビテーション→BMG JAPAN→「Lily-Yoji(りりィアンドよーじ)」として日本コロムビアに在籍)
- ザ・リリーズ(EMI-J→ポリスター)
- ルルティア(2005年6月で契約解消、現在は自主レーベル・PHOERIX RECORDSに移籍、インディーズで活動)
ワ行[編集]
- ザ・ワイルドワンズ(EMI-J→ファンハウス)
- 和田加奈子(引退)
- WANDS(1993年11月にB-Gram RECORDSに移籍、2000年解散)
レーベル[編集]
複数のレーベルに所属しているアーティストも存在していた。2013年4月以降は、ユニバーサル ミュージックの傘下レーベル「EMI R」(→Virgin Music)、および「EMI Records」(一部例外あり)に統一したためこれらのレーベルは一部を除き消滅した。
※ ☆はユニバーサル ミュージック Virgin Music/EMI RECORDS以降も継続中のレーベル
- イーストワールド(EASTWORLD)☆
- エキスプレス(EXPRESS)☆
- TMファクトリー(TM FACTORY)
- スイートスプエスト(suite supuesto!)
- サクラスターレコード(SakuraStar Records)☆ - 2007年9月より発足。下記の東芝レコードレーベルの後継となる演歌・歌謡曲専門レーベル。
- アンリミテッドレコード(UNLIMITED RECORDS)
- EMIレコード ☆
- アップルレコード ☆
- キャピトル・レコード ☆
- ヴァージン・レコード ☆(かつて存在していたレコード会社「ヴァージン・ジャパン」とは別)
- i-DANCE
- RESERVOTION
- AWAKE SOUNDS
EMIJは以下の5カンパニーに分かれ、CD発売をはじめとした業務を行っていた。
- Capitol Music
- Foozay Music
- International(洋楽)
- Strantegic Marketing(過去所属のアーティストによる音源・ジャズ・クラシックを中心に取り扱っていた)
- Virgin Music
東芝EMI、EMIミュージック・ジャパン時代に消滅したレーベル
- 東芝レコード - 2007年の東芝グループ離脱により商標が使用できなくなったため。最後まで旧ロゴのいわゆる東芝傘マークを使用していた。
- MELODY STAR RECORDS
- RESERVOIR RECORDS
- radiosonic records - アップストリーム所属アーティスト向けレーベル。品番はTOCX-○○。現在レーベルはキングレコードに移管。
- Virgin DCT - DREAMS COME TRUEのプライベートレーベルで東芝EMI時代(DCTの海外進出に伴い、EMIグループ傘下の米ヴァージン・レコードと提携)のレーベル。のちにユニバーサル ミュージックへ移籍(のちにプライベートレーベルの名称をDCTレコーズに変更)。
- FAITHFUL - 音楽事務所フェイスミュージックエンタテインメント所属アーティスト専門のレーベル。1999年頃にポニーキャニオンから移った。品番は旧社名バリアフリー(ポニーキャニオン販売時代)の名残からBFCA-○○。
- UNLIMITED RECORDS - ロックバンド系音楽事務所アンリミテッド・グループ所属アーティスト向けレーベル。ユニバーサル ミュージック(旧ポリドール、当初はYOSHIKIがプロデュースしていたレーベル「プラチナム・レコード」)→ ポニーキャニオン → 東芝EMI("U2レコード"というサブレーベルも新発足。のちに同社や所属事務所の方針よりレーベル解散、レーベル所属バンド・ミュージシャン(GLAY等)はCapitol Records(キャピトル・レコード)に移籍)
ゲームソフト[編集]
現在はゲームソフト開発・販売からは撤退しているが、プレイステーション用ソフトはハムスターが販売権を継承し、廉価版等をリリースしている。
- パチコン
- バード・ウィーク
- ハイドライドスペシャル
- DAIVA STORY 6:ナーサティアの玉座
- マグナム危機一髪
- ゾイド 中央大陸の戦い
- ゾイド2 ゼネバスの逆襲
- ダイナマイトボウル
- スーパー・バック・トゥ・ザ・フューチャー2
- ソード・マニアック
- サイバリオン - ただしゲーム中のBGMはアーケード版と全く異なっている。
- バトルマスター 究極の戦士たち
- プレイステーション
- マスター・オブ・モンスターズ 〜暁の賢者達〜
- EGG
- ずっといっしょ
- マスモンKIDS
- ルシファー・リング
- ロードモナーク〜新・ガイア王国記〜
- キャプテン・ラヴ
- 発車オーライ!ガタンゴトン - JR東日本、ジェイアール東日本企画、トミーが制作に全面協力しており、ジャケットには各社のロゴも記載されている。
- ずっといっしょ
アニメ[編集]
- サンダーマスク(特撮番組)
- わがまま☆フェアリー ミルモでポン!(シリーズ初期。発売はバリアフリーで、販売のみ担当)
- フォルツァ!ひでまる
- 最終兵器彼女(テレビアニメ版第一期のみ)
- BLACK CAT
- 紅狼
脚注[編集]
- ↑ 「関連会社株式売却のお知らせ」 東芝、2006年12月14日。
- ↑ EMI Musicのレコード部門の買収完了について - 相手先(ユニバーサル ミュージック合同会社)のニュースリリース(2012年10月1日)
- ↑ (2012-12-26) (新社長)EMIミュージック社長に小池氏 ユニバーサルと兼務 日本経済新聞 2012-12-26 [ arch. ] 2013-02-01
- ↑ EMIJ吸収合併のお知らせ相手先(ユニバーサル ミュージック合同会社)のニュースリリース(2012年3月11日)
- ↑ ただしコロムビア在籍時代はミュージックカセットのみアポロン音楽工業(のちのアポロン→バンダイ・ミュージックエンタテインメント→ランティス)からリリースされていた。
関連項目[編集]
- 今野敏 - 元社員で作家・小説家
- 石坂敬一
- 下河辺晴三
- 高嶋弘之
- 吉野金次 - レコーディング・エンジニアで1970年に退社・独立
- Dancemania
- ファンハウス - 当時の東芝EMIからスピンアウト、BMGに吸収
- アルファレコード - 現在は原盤管理会社として存在
- セキュアCD
- ユーメックス - アニメ専門レーベル子会社。既に解散
- 京都レコード - 解散
- ニュー・サウンズ・イン・ブラス - 第2集から今日まで製造、販売している。
- ハムスター - 東芝EMI当時のゲーム部門の社員がスピンアウトし設立
- Heavy Metal Syndicate - 番組設立のきっかけに関わっていると酒井康が放送内で発言している
- ミュージックスクランブル - かつての冠スポンサー番組