暴力
叶姉妹(かのうしまい)は、叶 恭子(かのう きょうこ、1962年10月7日 - )と叶 美香(かのう みか、1967年9月23日 - )の2人からなるユニット。実の姉妹ではない。実の兄弟姉妹でないがユニット名で名乗るのはイギリスのテクノグループ「ケミカル・ブラザーズ」等と、また実の家族ではないが同じ名字の芸名を名乗るのはアメリカのパンクロックバンド「ラモーンズ」等と同等のコンセプトである。「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」「ライフスタイルアドバイザー」を自称。
目次
メンバー
叶 恭子
本名:小山 恭子(こやま きょうこ)。大阪市城東区出身。帝国女子高等学校(現・大阪国際滝井高等学校)中退。
- 叶姉妹では姉(長女)の設定。「美香には少し厳しいが、全ての世話を美香にやらせており美香がいなくなると困ってしまう」というように、奔放で世間知らずな姉の役としている。
- 高校中退後、さまざまな職種を経て、本名の小山恭子の名でファッションモデルとして活動。
- 1984年頃から叶恭子と名乗り始め、グラビアやカラオケビデオなど、肌を露出した仕事を始める。
- 愛称の「ココ(CocoまたはKoko)」は主に取り巻きメンズ達が使用している。
叶 美香
本名:玉井 美香(たまい みか)。愛媛県西条市(旧:東予市)出身。大阪府松原市育ち。明浄学院高等学校、夙川学院短期大学児童教育学科卒業。
- 第20回1988年ミス日本グランプリ。
- 小学校教諭二種免許を所持している。
- 高校時代、本名である玉井 美香の名で阪神タイガースを応援する番組「週刊トラトラタイガース」に番組アシスタントとして出演。
- 1988年、日本テレビ系の深夜番組「11PM」のカバーガールとして月曜日にレギュラー出演。
- 映画「彼女が水着にきがえたら」にも出演している。
- その後、某プロデューサーの肝煎りで玉乃ヒカリと改名、グラビアアイドルとして活動していた。当時もテレビ出演などの経験があり、新人としてはそこそこ売れていた(叶恭子に比べれば、芸歴では圧倒している)。
- 叶姉妹では奔放な姉のフォローをするしっかりものの妹(三女)の役。恭子と一緒に出演するだけでなく、単独でのテレビ番組出演も多い。姉の行動に振り回されることもしばしばだが、それをよくテレビで笑いのネタにする。
- 愛称は「美香さん」。
過去のメンバー
- 叶 晴栄(かのう はるえ)
- 本名:小山 晴栄(こやま はるえ)。「はるゑ」の表記もあり。
- 次女(の設定)。恭子の実妹。
- デビュー当初からしばらく3人で活動していたが、結婚を理由に脱退。2000年に離婚後は、姉妹のマネージャー役を務めているとされていたが、恭子は「婦人公論」2007年8月号のインタビューで、「マネージャーは美香さん以外にはできません」と晴栄のマネージメントを否定した。また、晴栄が二度、結婚と離婚をしていたことも明かされた。
- 叶姉妹と何度か共演したことのある伊集院光は晴栄の印象について「世間ではマネージャーと噂されているが、確かに現場には来ているが、マネージャーらしき行動はしていなかった。何もせず、ただいるだけだが、前室で出演者に用意された菓子を堂々と食べていた」と語っている。
- 2007年1月に行方不明となる(後述)。
- 2011年11月09日、横領罪の疑いで、東京地検に書類送検された。
概要
職業
職業は、「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」と自称する。本人曰く、普段、皆が行っている事を叶姉妹らしくするというもので、ユニット名である「叶姉妹」は自分達の職業の名前でもあるという。テレビ番組に出演する事も多く、映画の試写会には招待されていることが多い。テレビに出演するとき、夏でも冬でも常に露出度の高い(特に胸を露出)ドレスで出演している。
一般に「叶姉妹」として顔を知られるようになったのは1990年代半ば頃から。女性向けのファッション誌で読者モデルとして登場。また、時期を同じくしてワイドショー「スーパーワイド」、「ジャスト」のコーナー『辛口ピーコのファッションチェック』において、たびたび取り上げられるようになる。但し、ピーコのコメントは辛辣なものが多かった。
以前は関西ローカルのスパワールドのCMに出演していたこともあるが、現在は、DHCのCMキャラクターとしても活動中。同社の会誌などにも美香が時折掲載される。キッズステーションで放送される小児向け教育番組『モンすたージオ』にCGキャラクター「スーパービューティー」として出演。「ココ」(恭子)と「ミカリン」(美香)。
メンズ
- 自身の取り巻きである男性のことをこう呼んでいる。その中でも特別に容姿端麗な男性の事を「グッド・ルッキング・ガイ」と呼んでいる。
- 恭子の好みからメンズのほとんどは、20代前半の黄色人種以外の男性で世界的に活躍するスーパーモデルが多いという。メンバーはよく変わる。
ブログ
アメーバブログにて2009年1月9日に開設、ブログ名は『ABUNAI SISTERS』。これは叶姉妹をモデルとしたアニメーションの名前からとったもので、「ABUNAI(危ない)」は恭子が考えたようで、アメリカのドラマ『HEROES』内でマシ・オカ演じるヒロ・ナカムラが発して世界的に流行った「ヤッター!」に続いて流行らせたいと思っている日本語だという。開設直後からランキングの上位の常連であり、2009年1月31日に有名人ランキング1位を獲得している。2009年7月ごろ、恭子のレーシック手術のためブログを一時的に休止。2009年8月26日再開。
エピソード
- さまざまなプレゼントをされ「超有名宝石ブランドのVIPルームで宝石を選び放題」「クリスマスツリーに(クレジット)カードがぶら下げてある」等。今まででいちばんうれしかったプレゼントは島の権利書、株券等。
- 『芸能人格付けチェック』でいろいろな一流品と一般品を見極めるコーナーで唯一、叶姉妹だけが12問連続正解し「一流芸能人」の座を守った。
- ダウンタウンDXのコーナーで本人曰く「シンプルな服装」で美香が3億円、恭子にいたっては10億を超えている。服も相応に高いのだが、この億単位の値段の大部分はジュエリー類であるが故に、いつも、1位・2位となっている。2013年3月28日に放送された沖縄からの生放送スペシャルで時間が足りずに恭子の私服を披露できずに終わったこともある。その時のテーマは「ちょっと控えめなシースルー」だった。
- 女子中高生各1000人に調査される@peps!ランキンでは、「日本のセレブ芸能人といえば?」で2位のマリエに大差をつけて1位になった。
叶恭子
- メンズ、いわゆる異性関係については、スーパーモデル等総勢100人近くおり「必需品」と語る。大人数なため、名前がよく被る。被りやすい名前は「スチュアート」と「リチャード」。被ってしまうと1号、2号と付け区別する。電話がかかってきて、美香が「リチャード1号から電話ですよ」と取り次ぐと、1号にもかかわらず、3号と勘違いして会話していることもよくある。デートする人も曜日で分かれている。ホテルの大部屋で大勢の男性たちを裸にさせ「人間チェス」を楽しんだり、カラオケに行って自身も全裸となり歌ったり、男性に跨り「お馬さんごっこ」をしている(その後複数で夜もこなすそう)。これを「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で話し、共演者全員驚いていたが平然と「チェスの人間版ってだけのことですもの」と言い放った。恭子にのめり込み過ぎてノイローゼになり母国に帰ったスーパーモデルもいたそう。同時に愛することのできる男性の人数について「時間的にも肉体的にも6人までなら、男を同時に平等に愛すことができます」と「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で発言した。
- 自分が不利になると「美香さんがそう言えって」「ねぇ、美香さん」と言う。
- 自宅の中では全裸で生活していると語る。
- 理解困難な数々の驚くべき発言から「空飛ぶグータン」(フジテレビ系)に出演した際「30秒に1回面白いことを言う女」と紹介された。
- 「結婚はお金のためにする。それ以外に何の目的があるというのか」と豪語しており「踊る!さんま御殿」(日本テレビ系)で明石家さんまに「どんな人と結婚したい?」と聞かれると「小さな国でも構わないので、王様ですかね」と答えた。もし結婚した場合も美香と一緒に暮らし、美香が先に結婚した場合も付いていくという。
- 本屋に行くと、昆虫図鑑を中心に10~15万円分は購入する。本屋に限らず買い物の荷物持ちは男性たちである。買い物はいつも衝動買いであり「最終的には買うのが遅いか早いかだけ」と語っている。
- 「ダウンタウンDX」に出演した際は必ずグロスについてイジられ、松本人志に「唐揚げ食べられたんですか?」や「1人だけ本番前に天ぷら食べて」とよくネタにされる。
- 美香から語られるエピソードから「1人では何もできない」という印象をもたれるそうだが、美香によると美香が体調を崩して入院した際は恭子が1人でハイヤーの手配をしたり、スーパーに食べ物を買いに行って見舞いに来てくれたことがあったと「ダウンタウンDX」で明かす。このエピソードを聞いた番組司会者の浜田雅功は「やればできるじゃないの!」と恭子を褒めていた。
- 井上公造がアンダーヘアー部分にあるバタフライのタトゥーを見て拝んだといわれている。ちなみに、アンダーヘアーは永久脱毛した。
叶美香
- 着用しているものは姉のお下がりであると語っている。
- 好奇心旺盛からか「爆笑問題の検索ちゃん」に出演した際、恭子に「とにかく事細かに聞いて店員を困らせることがある」と暴露された。
- ゴルフが得意。芸能人ゴルフコンペに単独で出場している姿がマスコミでもよく取り上げられる。
- 連夜姉の世話に追われ、なかなか彼氏ができない。また「付き合っている人やいいなと思う人は、なぜだか皆、姉に奪われるんです。いいなぁと思う人は、次回食事するときはだいたい姉とピッタリくっついているんです。そして1度奪われたメンズは決して帰ってこないんです」と発言している。この発言に対して恭子は、「奪っているんではなく、勝手に来るんですよ~」と発言した。ちなみに好みのタイプは「誠実な人」。
騒動
次女・晴栄失踪
2007年2月9日放送回の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)で芸能レポーターの井上公造が、晴栄は恭子の3億円以上する10カラットのダイヤモンドの指輪、ダイヤモンドがちりばめられた時計や他のジュエリーを身に着けたまま姿がわからなくなり、恭子が警察署で捜索のために相談していると語った。その後、『女性セブン』誌の報道を機に晴栄の失踪は広く知られることとなった。各種報道機関によって「叶姉妹が宝石や衣装保管のために借りた家賃60万円のマンションに住んでいた」「そのマンションに保管してあった宝石・高級家具など5億円相当を持って逃げた」「現在消息不明」「警察に被害届が出された」ことが報道されている。
叶恭子の代理人の弁護士弘中惇一郎による2月22日の緊急会見で、1月26日に叶姉妹に晴栄と連絡が取れないとのことで相談を受けマンションに行ってみると鍵が付け替えられていて、同28日に心配して晴栄の部屋に行ったところ、もぬけの殻というよりも綺麗に掃除されていたとのことだった。使い古しの家具などは、残っており選別した形跡があったことから、「計画的なことが伝わってきた」として、2月6日に被害届のコピーを提出。その後、警察から連絡があり、正式な文書として被害の目録を付け14日に受理された。晴栄は2月17日に弁護士とともに警察に出頭し事情聴取を受けた。
書籍『Love&Sex』の発売時期とほぼ重なる形で今回の騒動が話題となったために、書籍の宣伝ではないかと疑惑をもたれたが、恭子、美香共に「そのようなことはありません。書籍の内容と今回の件がリンクしているとは思えません」と否定し、涙ながらに訴えた。取材をした井上公造曰く、恭子は実妹である晴栄が失踪したことで相当気を病んでおり、電話口でも疲れている様子が分かったという。恭子らは持ち逃げされた宝石などの行方よりも晴栄のことが心配であると語り、今回の騒動でストレスからか4kg痩せたという。
2007年2月27日に恭子の弁護士が会見を行ったが、晴栄は「自分のもの以外は持ち出していない」「3億円相当といわれている10カラットのダイヤモンドだけども、あんなのは1000万円程度の価値しかない」などと語っているという。一方の恭子は晴栄に対して刑事告訴(業務上横領)と所有権に基づく引き渡し請求を行うことを決めている。
恭子は『婦人公論』2007年8月号に手記を寄せた。「母ががんで闘病をしていた際、妹が介護をしているというので相当な額の送金もしていた。介護していたはずの3年半の間、ベルギー人の恋人と暮らしていたようなんです」と暴露する一方で、「ただ、謝ってくれさえすればいいんです。手遅れなんて事は死ぬまでありませんから」と述べている。
2007年7月6日、恭子が警視庁赤坂署に提出した刑事告訴状が受理された。親族間の窃盗、横領は立件するのに事件から6か月以内の告訴が必要な親告罪であることから7月に告訴状を提出したという。被害額はダイヤモンド、ドレス、家具など総額2億7000万円とのこと。
実父による殴打事件
2007年12月、東京都の幾つもの電柱に「叶姉妹は金を返さない」と書かれたビラが貼られる。
2007年12月25日、姉妹が都内のマンション地下駐車場で男に傘で殴打される事件があった。男は恭子の実父で金を無心したが断られたため、激高して美香の持っていた傘で二人を次々に殴打したという。恭子の父親である容疑者(72歳)は通報により暴力行為等処罰違反の現行犯で逮捕された。またこの事件により、事件当時の恭子の実年齢が45歳であることが改めて広く知られるようになった。
この件に関して、「週刊新潮」は2008年1月17日号に「『実父逮捕』でバレちゃった『叶姉妹』のヒミツ」と題する記事を掲載。2008年1月11日、恭子は記事によって名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、原告側は「あくまで親が一方的に金を無心したにすぎない」と主張し、恭子本人も「誤った報道で名誉を傷つけられることは遺憾」とコメントした。
名誉毀損
2005年6月27日に関西テレビで放映された「快傑えみちゃんねる」に岡田美里が出演した際、「夫が女性から『ちょっと遊びません』と誘われた」、「興信所を使ったのか」などと発言。イニシャルと共に「あの大物姉妹」とのナレーションが流れたため、人物が特定される。これに対し叶側は「発言は真実ではない」とし、名誉毀損と計約1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴訟。2006年7月28日、「社会的評価に影響を与えた」と認定、東京地裁は岡田に計約66万円の支払いを命じる判決を下した。
2005年に中村うさぎが源氏名「カノウキョウコ」として性風俗店に勤務、勤務の実態を手記にしたため名誉毀損で中村を訴える。
「芸歴26年」のテロップでフジテレビ平謝り
2011年11月10日に放送された、フジテレビ「笑っていいとも」にゲスト出演した際、テロップで「芸歴26年」と流し、コーナーの司会の山崎弘也も「芸歴26年ということで」と紹介したところ、コーナー終了後のCM明けに高橋真麻が、「先ほどの叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。お詫びして訂正いたします」と謝罪することとなった。叶姉妹の年齢や芸歴には触れないのは暗黙の了解となっているが、それを知らない若手スタッフがウィキペディアなどで調べたものをテロップで流してしまったとみられる。 しかし、暗黙の了解に反してはいたものの伝えた芸歴は事実であったので、「叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。」と告げたことが「虚偽の事実」をそれと知った上で放送したことになり、放送倫理上の問題ではある。(「先ほどの情報を取り消します」とだけ言えば良かったのだが)
作品
DVD
- 『KYOKO KANO+MIKA KANO LOVE&BEAUTY II KISSING』ポニーキャニオン(2001.9)
- 『LOVE & BEAUTY3Loving』ポニーキャニオン(2001.10)
- 『叶姉妹:MIRAGE』ポニーキャニオン(2002.12)
- 『Kyokokano+Mikakano SUPER BEAUTY』ポニーキャニオン(2003.5)
- 『KanoSisuteha'FABULOUS MAX』ポニーキャニオン(2004.7)
- 『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』(2010.9)
叶恭子
- 『「どうぞこのまま」(丸山圭子)のレーザーカラオケ映像』東映 (出演:叶恭子クレジットあり)
- 『叶恭子のスーパービューティー・ボディメイキング』
- 『HEAVENLY BEAUTY Kyoko kano'S Non-Fiotion』発行:ポニーキャニオン、発売:扶桑社
- 『叶恭子・トリオリズム(3P)』小学館(2006.1)
- 『INNOCENTBEAUTY-叶恭子フォトエッセー-』ポニーキャニオン(2000.12)
- 『IL VENTO E LE ROSE イルベントエレローゼ 愛するということ』「トリオリズム」を原作とした、叶恭子初主演映画。
- 『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』理論社・よりみちパン!セ レーベル(2008.8.23)
叶美香
- 『MIKA KANO 叶美香 INNOCENTBEAUTY』ポニーキャニオン(2000.11)
- 『叶美香 INNOCENTBEAUTY II~VACANCE WITHANGELIO MIKA~』ポニーキャニオン(2000.12)
- 『世にも奇妙な物語』(秋の特別編)「知らなすぎた男」フジテレビ(2002.10)
- 『Sweet Goddess』バウハウス(2006.4)
- 『Sweet Goddess II』バウハウス(2006.11)
- 『おっぱいにつまっているもの 気くばり目くばり思いやり』講談社 (2008.9)
- 『サルサ!アマイエクスタシー』(2000.9)
玉乃ヒカリ(叶美香の旧芸名)
- 『私をスキーに連れてって』ホイチョイ・プロダクションズ(1987)
- 『11PMカバーガール』日本テレビ(1988)
- 『彼女が水着にきがえたら』ホイチョイ・プロダクションズ(1989) ※クレジット表記は「玉井美香」。
- 『ハラスのいた日々』映画:松竹(1989)
- 『詩城の旅びと』NHK(1989) ※第1話出演、クレジット表記は「玉井美香」。
- 『Be Cool!』写真集:大陸書房(1989.10)
- 『どっきんアイランド』ビデオ:大陸書房(1989)
- 『南の島のドッキンハンター』ビデオ:大陸書房(1990)
テレビアニメ
- 第7話「素直なフェアリー・ミルモ?」にごおじゃす妖精姉妹キョウラ(恭子)とミカリ(美香)として出演。また、二人の声優初挑戦作品である。
- 第7話「セレブ姉妹もつらいよだコロン!」に叶恭子・美香共に実名のゲストキャラクターとして出演(声優として)
ドラマ
OLヴィジュアルシリーズ(テレビ朝日。)本人役
映画
東京(2014年8月30日。)美香のみ。6月26日のダウンタウンで出演とメイキング放送された
テレビ
じゃねえ(2014年4月28日フジテレビ) ゴルフ大会(2014年5月6日テレビ東京)美香のみ ダウンタウン。(2014年6月26日。2014年6月5日。10月2日。2015年1月8日。読売テレビ)。8月21日は再放送放送。2015年1月8日はYahoo!にVTRの事乗っていた ぴったんこ(2014年6月6日。TBS) さんま(2014年11月4日。日本テレビ)美香のみ ゴルフ(2014年11月16日。TBS)美香のみ しくじり(2015年2月15日。テレビ朝日)美香のみ
オリジナルアニメーション
- 『ABUNAI SISTERS』
- 2009年3月5日発売。叶姉妹をモデルとした3DCGアニメーション。ショートエピソード10話収録で、イラスト原案は松下進が担当。
- 「予約数が集まるほど安くなるギャザリングシステム」を採用した。初値30,000円から累積購入申込み数で段階的に販売価格が下がる方式で、90,001枚以上販売で底値2,500円になるはずだった。先着予約者500枚に発売記念パーティへの招待権・エンドロールへの名前を記録の特典、1000枚までには非売品フィギュア、2000枚までには直筆サインが付属した。
- 当初の予約締め切り日は2009年1月29日であったが、29日時点で約150枚ほどしか予約数が無かったので、急遽2月20日まで受付期限を延長した。2009年2月20日13:00に予約受付は終了し、最終予約枚数は265枚、価格は30,000円が確定した。
人形
- タカラ叶姉妹ゴージャスドール/グラマー
- 姉妹セットの人形。2体共、赤のドレスを着用。大きな違いは細かいデザイン、装飾品、恭子人形には白のケープがついている。
- タカラ叶姉妹ゴージャスドール/ミューズ
- 上記の同人形別バージョンセットで、2体共マーメードスカートのドレスを着用。大きな違いはスカートの裾のデザイン、ドレスの色が恭子人形はゴールド、美香人形はシルバーである。
パロディ
ポケモン。カクレオンのストーリーで登場。名前はエルリサ 本池5。三船美佳のストーリーで登場。名前は千葉。2014年10月3日に再放送放送された
関連項目
外部リンク
テンプレート:ミス日本グランプリ (ぼうりょく、Violence)とは他者の身体や財産などに対する物理的な破壊力を言う。
概説
すべての人間の身体には現実の世界に具体的に働きかける能力があり、この能力が他者の意志に対して強制的に加えられると暴力となる。[1]哲学者のエマニュエル・レヴィナスは人間関係に原初的に存在するものが暴力であると論じた。二者だけの人間関係に友好は不可欠なものであるが、別の誰かとの親密な関係が発生すれば二者の関係は相対化され傷つけられ、友好関係だけではなく対立関係が形成されうるようになる、と指摘した。[2]
暴力は殺人、傷害、虐待、破壊などを引き起こすことができる力であり、また二次的な機能として強制や抵抗、抑止などがある。人間の暴力性については心理学は抑圧の発露、押さえつけられたルサンチマン、生体に宿る破壊衝動(デストルドー)として説明がなされることもある。動物行動学の立場から進化の産物であるとする説明が有力である。捕食者や外敵からの防御、雌を巡る雄の性淘汰の争い、群れの序列を巡る争いなどを経て、身体能力を高める。チンパンジーには子殺しも認められる。また攻撃性には明らかな性差が認められる。生化学の分野では男性ホルモンのテストステロン[3]の関与が指摘されており、軍人や警察官、さらに殺人犯の過半数が男性で占められている事実がそれを裏付けることができる。
暴力は人間の尊厳や人権を脅かすものであり、人道主義や平和主義の立場ではあらゆる対立は非暴力的な手段によって理性的に解決されるべきという社会の規範が示される。しかしながらその規範が実施されるとは限らない。そのために暴力に対抗することが必要となる。しかしこれは暴力と非暴力、善悪の対立ではありえない。暴力に実質的に対抗できるのは同等の暴力だけである。[4]つまり暴力を統制するためにはより強力な暴力、すなわち組織化された暴力(Organized violence)が社会の中で準備されなければならない。軍隊、警察がこれに当たり、社会学者マックス・ウェーバーはこれらを権力の根本にある暴力装置と位置づけた。
形態
暴力は多様な形態を示す。
行使の当事者が、正当な権利の行使である、あるいは報復や正当な懲罰行為であると主張するが、他方からは正当性が認められないという事態が起こりうる。特に国家間の軍事力の行使では、こうした意見の対立が多く見られる[5]。
- 暴力が現れる場面・暴力をふるう者
歴史的に見て、暴力はいつの時代にも存在していた、と言えよう。
人類の歴史を見ると(一部の例外的な地域・時期はあるにしても)概して、戦争は絶えたことが無い。歴史的に見て、兵士が兵士に対して暴力をふるうだけでなく、一般の住民(非戦闘員)の財産・金品を略奪したり、必然性も無く殺したり(殺人)、婦女暴行・強姦を行っている事例は枚挙にいとまが無い[6]。(→ 戦士、武士、兵士、軍人などが行為主)。
国家の政治権力を掌握している側の者が、国内の人々に対して暴力をふるうことがある。そのような暴力としては、人権蹂躙、抑圧などといったタイプのものから、殺人・大量殺戮(さつりく)といった過激なタイプのものまで様々なバリエーションがある。過激なほうの例としては、粛清が挙げられる[7] (→ 国家元首、権力者、役人、官僚、行政、政府などが行為主 )
また既成権力に属していない側の者、権力による暴力を受けてきたと受け止めている側(体制側から見た場合のいわゆる"反体制勢力")によっても報復的あるいは防御的に暴力が行われることがあり、顕著な例では革命、独立戦争、テロリズム[8]などとなって表れる。(→ごく普通の人々・民衆、一般国民・一般市民、極右、極左、テロリストなど)
他人の財産を奪おうとする者が暴力を振るうことがある、ということは古今東西変わらない(→ 強盗など)。世界的にはマフィア、日本では暴力団のように、様々な形で暴力行為を継続的に行っている組織も存在する(→ マフィア、暴力団員)。
現代の一般家庭の一部においても暴力が行われていることがあり「家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス、DV)」と呼ばれている。 その中でも配偶者による暴力は「配偶者による暴力」と呼ばれることがある(→配偶者、夫、妻)。児童を虐待することは「児童虐待」と呼ばれている(→ 親など)。逆に年配の人を虐待することは「高齢者虐待」と呼ばれている(→ 子など)。 また家庭と同様に閉鎖的な共同体である宗教団体(既成、新興に限らず)の一部でも暴力が行われている場合がある[9]。また、企業の内部でも、弱い立場の従業員に対して、陰に陽にさまざまな暴力が行われていることがあり、それらの中には最近では「パワーハラスメント」という用語で捉えられるものもある(→ 雇用主、上司)。学校内で、主として生徒によって行われる暴力は「校内暴力」(スクールバイオレンス)と呼ばれている(→ 生徒)。学校内では、教師などが、生徒に体罰という名の暴力をふるうこともある(→教師、上級生)。
暴力に対する評価や対処
歴史的に見れば、他人を暴力によって支配しようという傾向は、正常な状態ではないとされるようになってきている傾向がある、と言えよう。例えば、現在の日本では、身体的・心理的暴力は、傷害罪などの罪に問われる場合がある。(詳細は下記「日本の関連法規」)
また、近年の研究によって、暴力の行使は、行使された側(被害者)に、PTSD等の心理的ダメージを後々まで残すことが多いことは世界的に知られるようになってきた。
昇華
暴力をいくらか生産的な面に転じる働きを昇華という。攻撃衝動は昇華としてスポーツに向けられるし、芸術の分野ではハードボイルド小説やミステリー、ロマン主義の一部などが挙げられる。
ただ、わいせつなど性描写と並んで表現の自由に絡みがちな面はあり規制には賛否を引き起こしやすい。過度の規制は慎むべきだというのが良識的な意見だが、どこまで規制できるかはしばしば裁判で争われる。
- イオンモール沖縄ライカムでやりたいこと - ジェンダーという暴力装置に抵抗しよう!
日本の関連法規
暴力の行使は刑法では、傷害罪、暴行罪、強要罪、強盗罪、恐喝罪、器物損壊罪、決闘罪などとして処罰される可能性がある。刑法以外では、暴力行為等処罰ニ関スル法律、航空機の強取等の処罰に関する法律、迷惑防止条例などがある。
暴力の無い状態:平和
暴力的な政治的活動が行使されない状態、争いがなく穏やかな状態等を一般に平和と呼ぶ。
脚注
{{ref叶姉妹(かのうしまい)は、叶 恭子(かのう きょうこ、1962年10月7日 - )と叶 美香(かのう みか、1967年9月23日 - )の2人からなるユニット。実の姉妹ではない。実の兄弟姉妹でないがユニット名で名乗るのはイギリスのテクノグループ「ケミカル・ブラザーズ」等と、また実の家族ではないが同じ名字の芸名を名乗るのはアメリカのパンクロックバンド「ラモーンズ」等と同等のコンセプトである。「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」「ライフスタイルアドバイザー」を自称。
メンバー
叶 恭子
本名:小山 恭子(こやま きょうこ)。大阪市城東区出身。帝国女子高等学校(現・大阪国際滝井高等学校)中退。
- 叶姉妹では姉(長女)の設定。「美香には少し厳しいが、全ての世話を美香にやらせており美香がいなくなると困ってしまう」というように、奔放で世間知らずな姉の役としている。
- 高校中退後、さまざまな職種を経て、本名の小山恭子の名でファッションモデルとして活動。
- 1984年頃から叶恭子と名乗り始め、グラビアやカラオケビデオなど、肌を露出した仕事を始める。
- 愛称の「ココ(CocoまたはKoko)」は主に取り巻きメンズ達が使用している。
叶 美香
本名:玉井 美香(たまい みか)。愛媛県西条市(旧:東予市)出身。大阪府松原市育ち。明浄学院高等学校、夙川学院短期大学児童教育学科卒業。
- 第20回1988年ミス日本グランプリ。
- 小学校教諭二種免許を所持している。
- 高校時代、本名である玉井 美香の名で阪神タイガースを応援する番組「週刊トラトラタイガース」に番組アシスタントとして出演。
- 1988年、日本テレビ系の深夜番組「11PM」のカバーガールとして月曜日にレギュラー出演。
- 映画「彼女が水着にきがえたら」にも出演している。
- その後、某プロデューサーの肝煎りで玉乃ヒカリと改名、グラビアアイドルとして活動していた。当時もテレビ出演などの経験があり、新人としてはそこそこ売れていた(叶恭子に比べれば、芸歴では圧倒している)。
- 叶姉妹では奔放な姉のフォローをするしっかりものの妹(三女)の役。恭子と一緒に出演するだけでなく、単独でのテレビ番組出演も多い。姉の行動に振り回されることもしばしばだが、それをよくテレビで笑いのネタにする。
- 愛称は「美香さん」。
過去のメンバー
- 叶 晴栄(かのう はるえ)
- 本名:小山 晴栄(こやま はるえ)。「はるゑ」の表記もあり。
- 次女(の設定)。恭子の実妹。
- デビュー当初からしばらく3人で活動していたが、結婚を理由に脱退。2000年に離婚後は、姉妹のマネージャー役を務めているとされていたが、恭子は「婦人公論」2007年8月号のインタビューで、「マネージャーは美香さん以外にはできません」と晴栄のマネージメントを否定した。また、晴栄が二度、結婚と離婚をしていたことも明かされた。
- 叶姉妹と何度か共演したことのある伊集院光は晴栄の印象について「世間ではマネージャーと噂されているが、確かに現場には来ているが、マネージャーらしき行動はしていなかった。何もせず、ただいるだけだが、前室で出演者に用意された菓子を堂々と食べていた」と語っている。
- 2007年1月に行方不明となる(後述)。
- 2011年11月09日、横領罪の疑いで、東京地検に書類送検された。
概要
職業
職業は、「トータルビューティーアドバイザー」「トータルライフアドバイザー」と自称する。本人曰く、普段、皆が行っている事を叶姉妹らしくするというもので、ユニット名である「叶姉妹」は自分達の職業の名前でもあるという。テレビ番組に出演する事も多く、映画の試写会には招待されていることが多い。テレビに出演するとき、夏でも冬でも常に露出度の高い(特に胸を露出)ドレスで出演している。
一般に「叶姉妹」として顔を知られるようになったのは1990年代半ば頃から。女性向けのファッション誌で読者モデルとして登場。また、時期を同じくしてワイドショー「スーパーワイド」、「ジャスト」のコーナー『辛口ピーコのファッションチェック』において、たびたび取り上げられるようになる。但し、ピーコのコメントは辛辣なものが多かった。
以前は関西ローカルのスパワールドのCMに出演していたこともあるが、現在は、DHCのCMキャラクターとしても活動中。同社の会誌などにも美香が時折掲載される。キッズステーションで放送される小児向け教育番組『モンすたージオ』にCGキャラクター「スーパービューティー」として出演。「ココ」(恭子)と「ミカリン」(美香)。
メンズ
- 自身の取り巻きである男性のことをこう呼んでいる。その中でも特別に容姿端麗な男性の事を「グッド・ルッキング・ガイ」と呼んでいる。
- 恭子の好みからメンズのほとんどは、20代前半の黄色人種以外の男性で世界的に活躍するスーパーモデルが多いという。メンバーはよく変わる。
ブログ
アメーバブログにて2009年1月9日に開設、ブログ名は『ABUNAI SISTERS』。これは叶姉妹をモデルとしたアニメーションの名前からとったもので、「ABUNAI(危ない)」は恭子が考えたようで、アメリカのドラマ『HEROES』内でマシ・オカ演じるヒロ・ナカムラが発して世界的に流行った「ヤッター!」に続いて流行らせたいと思っている日本語だという。開設直後からランキングの上位の常連であり、2009年1月31日に有名人ランキング1位を獲得している。2009年7月ごろ、恭子のレーシック手術のためブログを一時的に休止。2009年8月26日再開。
エピソード
- さまざまなプレゼントをされ「超有名宝石ブランドのVIPルームで宝石を選び放題」「クリスマスツリーに(クレジット)カードがぶら下げてある」等。今まででいちばんうれしかったプレゼントは島の権利書、株券等。
- 『芸能人格付けチェック』でいろいろな一流品と一般品を見極めるコーナーで唯一、叶姉妹だけが12問連続正解し「一流芸能人」の座を守った。
- ダウンタウンDXのコーナーで本人曰く「シンプルな服装」で美香が3億円、恭子にいたっては10億を超えている。服も相応に高いのだが、この億単位の値段の大部分はジュエリー類であるが故に、いつも、1位・2位となっている。2013年3月28日に放送された沖縄からの生放送スペシャルで時間が足りずに恭子の私服を披露できずに終わったこともある。その時のテーマは「ちょっと控えめなシースルー」だった。
- 女子中高生各1000人に調査される@peps!ランキンでは、「日本のセレブ芸能人といえば?」で2位のマリエに大差をつけて1位になった。
叶恭子
- メンズ、いわゆる異性関係については、スーパーモデル等総勢100人近くおり「必需品」と語る。大人数なため、名前がよく被る。被りやすい名前は「スチュアート」と「リチャード」。被ってしまうと1号、2号と付け区別する。電話がかかってきて、美香が「リチャード1号から電話ですよ」と取り次ぐと、1号にもかかわらず、3号と勘違いして会話していることもよくある。デートする人も曜日で分かれている。ホテルの大部屋で大勢の男性たちを裸にさせ「人間チェス」を楽しんだり、カラオケに行って自身も全裸となり歌ったり、男性に跨り「お馬さんごっこ」をしている(その後複数で夜もこなすそう)。これを「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で話し、共演者全員驚いていたが平然と「チェスの人間版ってだけのことですもの」と言い放った。恭子にのめり込み過ぎてノイローゼになり母国に帰ったスーパーモデルもいたそう。同時に愛することのできる男性の人数について「時間的にも肉体的にも6人までなら、男を同時に平等に愛すことができます」と「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)で発言した。
- 自分が不利になると「美香さんがそう言えって」「ねぇ、美香さん」と言う。
- 自宅の中では全裸で生活していると語る。
- 理解困難な数々の驚くべき発言から「空飛ぶグータン」(フジテレビ系)に出演した際「30秒に1回面白いことを言う女」と紹介された。
- 「結婚はお金のためにする。それ以外に何の目的があるというのか」と豪語しており「踊る!さんま御殿」(日本テレビ系)で明石家さんまに「どんな人と結婚したい?」と聞かれると「小さな国でも構わないので、王様ですかね」と答えた。もし結婚した場合も美香と一緒に暮らし、美香が先に結婚した場合も付いていくという。
- 本屋に行くと、昆虫図鑑を中心に10~15万円分は購入する。本屋に限らず買い物の荷物持ちは男性たちである。買い物はいつも衝動買いであり「最終的には買うのが遅いか早いかだけ」と語っている。
- 「ダウンタウンDX」に出演した際は必ずグロスについてイジられ、松本人志に「唐揚げ食べられたんですか?」や「1人だけ本番前に天ぷら食べて」とよくネタにされる。
- 美香から語られるエピソードから「1人では何もできない」という印象をもたれるそうだが、美香によると美香が体調を崩して入院した際は恭子が1人でハイヤーの手配をしたり、スーパーに食べ物を買いに行って見舞いに来てくれたことがあったと「ダウンタウンDX」で明かす。このエピソードを聞いた番組司会者の浜田雅功は「やればできるじゃないの!」と恭子を褒めていた。
- 井上公造がアンダーヘアー部分にあるバタフライのタトゥーを見て拝んだといわれている。ちなみに、アンダーヘアーは永久脱毛した。
叶美香
- 着用しているものは姉のお下がりであると語っている。
- 好奇心旺盛からか「爆笑問題の検索ちゃん」に出演した際、恭子に「とにかく事細かに聞いて店員を困らせることがある」と暴露された。
- ゴルフが得意。芸能人ゴルフコンペに単独で出場している姿がマスコミでもよく取り上げられる。
- 連夜姉の世話に追われ、なかなか彼氏ができない。また「付き合っている人やいいなと思う人は、なぜだか皆、姉に奪われるんです。いいなぁと思う人は、次回食事するときはだいたい姉とピッタリくっついているんです。そして1度奪われたメンズは決して帰ってこないんです」と発言している。この発言に対して恭子は、「奪っているんではなく、勝手に来るんですよ~」と発言した。ちなみに好みのタイプは「誠実な人」。
騒動
次女・晴栄失踪
2007年2月9日放送回の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)で芸能レポーターの井上公造が、晴栄は恭子の3億円以上する10カラットのダイヤモンドの指輪、ダイヤモンドがちりばめられた時計や他のジュエリーを身に着けたまま姿がわからなくなり、恭子が警察署で捜索のために相談していると語った。その後、『女性セブン』誌の報道を機に晴栄の失踪は広く知られることとなった。各種報道機関によって「叶姉妹が宝石や衣装保管のために借りた家賃60万円のマンションに住んでいた」「そのマンションに保管してあった宝石・高級家具など5億円相当を持って逃げた」「現在消息不明」「警察に被害届が出された」ことが報道されている。
叶恭子の代理人の弁護士弘中惇一郎による2月22日の緊急会見で、1月26日に叶姉妹に晴栄と連絡が取れないとのことで相談を受けマンションに行ってみると鍵が付け替えられていて、同28日に心配して晴栄の部屋に行ったところ、もぬけの殻というよりも綺麗に掃除されていたとのことだった。使い古しの家具などは、残っており選別した形跡があったことから、「計画的なことが伝わってきた」として、2月6日に被害届のコピーを提出。その後、警察から連絡があり、正式な文書として被害の目録を付け14日に受理された。晴栄は2月17日に弁護士とともに警察に出頭し事情聴取を受けた。
書籍『Love&Sex』の発売時期とほぼ重なる形で今回の騒動が話題となったために、書籍の宣伝ではないかと疑惑をもたれたが、恭子、美香共に「そのようなことはありません。書籍の内容と今回の件がリンクしているとは思えません」と否定し、涙ながらに訴えた。取材をした井上公造曰く、恭子は実妹である晴栄が失踪したことで相当気を病んでおり、電話口でも疲れている様子が分かったという。恭子らは持ち逃げされた宝石などの行方よりも晴栄のことが心配であると語り、今回の騒動でストレスからか4kg痩せたという。
2007年2月27日に恭子の弁護士が会見を行ったが、晴栄は「自分のもの以外は持ち出していない」「3億円相当といわれている10カラットのダイヤモンドだけども、あんなのは1000万円程度の価値しかない」などと語っているという。一方の恭子は晴栄に対して刑事告訴(業務上横領)と所有権に基づく引き渡し請求を行うことを決めている。
恭子は『婦人公論』2007年8月号に手記を寄せた。「母ががんで闘病をしていた際、妹が介護をしているというので相当な額の送金もしていた。介護していたはずの3年半の間、ベルギー人の恋人と暮らしていたようなんです」と暴露する一方で、「ただ、謝ってくれさえすればいいんです。手遅れなんて事は死ぬまでありませんから」と述べている。
2007年7月6日、恭子が警視庁赤坂署に提出した刑事告訴状が受理された。親族間の窃盗、横領は立件するのに事件から6か月以内の告訴が必要な親告罪であることから7月に告訴状を提出したという。被害額はダイヤモンド、ドレス、家具など総額2億7000万円とのこと。
実父による殴打事件
2007年12月、東京都の幾つもの電柱に「叶姉妹は金を返さない」と書かれたビラが貼られる。
2007年12月25日、姉妹が都内のマンション地下駐車場で男に傘で殴打される事件があった。男は恭子の実父で金を無心したが断られたため、激高して美香の持っていた傘で二人を次々に殴打したという。恭子の父親である容疑者(72歳)は通報により暴力行為等処罰違反の現行犯で逮捕された。またこの事件により、事件当時の恭子の実年齢が45歳であることが改めて広く知られるようになった。
この件に関して、「週刊新潮」は2008年1月17日号に「『実父逮捕』でバレちゃった『叶姉妹』のヒミツ」と題する記事を掲載。2008年1月11日、恭子は記事によって名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、原告側は「あくまで親が一方的に金を無心したにすぎない」と主張し、恭子本人も「誤った報道で名誉を傷つけられることは遺憾」とコメントした。
名誉毀損
2005年6月27日に関西テレビで放映された「快傑えみちゃんねる」に岡田美里が出演した際、「夫が女性から『ちょっと遊びません』と誘われた」、「興信所を使ったのか」などと発言。イニシャルと共に「あの大物姉妹」とのナレーションが流れたため、人物が特定される。これに対し叶側は「発言は真実ではない」とし、名誉毀損と計約1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴訟。2006年7月28日、「社会的評価に影響を与えた」と認定、東京地裁は岡田に計約66万円の支払いを命じる判決を下した。
2005年に中村うさぎが源氏名「カノウキョウコ」として性風俗店に勤務、勤務の実態を手記にしたため名誉毀損で中村を訴える。
「芸歴26年」のテロップでフジテレビ平謝り
2011年11月10日に放送された、フジテレビ「笑っていいとも」にゲスト出演した際、テロップで「芸歴26年」と流し、コーナーの司会の山崎弘也も「芸歴26年ということで」と紹介したところ、コーナー終了後のCM明けに高橋真麻が、「先ほどの叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。お詫びして訂正いたします」と謝罪することとなった。叶姉妹の年齢や芸歴には触れないのは暗黙の了解となっているが、それを知らない若手スタッフがウィキペディアなどで調べたものをテロップで流してしまったとみられる。 しかし、暗黙の了解に反してはいたものの伝えた芸歴は事実であったので、「叶姉妹さんの経歴に関する情報は、全て間違いでした。」と告げたことが「虚偽の事実」をそれと知った上で放送したことになり、放送倫理上の問題ではある。(「先ほどの情報を取り消します」とだけ言えば良かったのだが)
作品
DVD
- 『KYOKO KANO+MIKA KANO LOVE&BEAUTY II KISSING』ポニーキャニオン(2001.9)
- 『LOVE & BEAUTY3Loving』ポニーキャニオン(2001.10)
- 『叶姉妹:MIRAGE』ポニーキャニオン(2002.12)
- 『Kyokokano+Mikakano SUPER BEAUTY』ポニーキャニオン(2003.5)
- 『KanoSisuteha'FABULOUS MAX』ポニーキャニオン(2004.7)
- 『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』(2010.9)
叶恭子
- 『「どうぞこのまま」(丸山圭子)のレーザーカラオケ映像』東映 (出演:叶恭子クレジットあり)
- 『叶恭子のスーパービューティー・ボディメイキング』
- 『HEAVENLY BEAUTY Kyoko kano'S Non-Fiotion』発行:ポニーキャニオン、発売:扶桑社
- 『叶恭子・トリオリズム(3P)』小学館(2006.1)
- 『INNOCENTBEAUTY-叶恭子フォトエッセー-』ポニーキャニオン(2000.12)
- 『IL VENTO E LE ROSE イルベントエレローゼ 愛するということ』「トリオリズム」を原作とした、叶恭子初主演映画。
- 『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』理論社・よりみちパン!セ レーベル(2008.8.23)
叶美香
- 『MIKA KANO 叶美香 INNOCENTBEAUTY』ポニーキャニオン(2000.11)
- 『叶美香 INNOCENTBEAUTY II~VACANCE WITHANGELIO MIKA~』ポニーキャニオン(2000.12)
- 『世にも奇妙な物語』(秋の特別編)「知らなすぎた男」フジテレビ(2002.10)
- 『Sweet Goddess』バウハウス(2006.4)
- 『Sweet Goddess II』バウハウス(2006.11)
- 『おっぱいにつまっているもの 気くばり目くばり思いやり』講談社 (2008.9)
- 『サルサ!アマイエクスタシー』(2000.9)
玉乃ヒカリ(叶美香の旧芸名)
- 『私をスキーに連れてって』ホイチョイ・プロダクションズ(1987)
- 『11PMカバーガール』日本テレビ(1988)
- 『彼女が水着にきがえたら』ホイチョイ・プロダクションズ(1989) ※クレジット表記は「玉井美香」。
- 『ハラスのいた日々』映画:松竹(1989)
- 『詩城の旅びと』NHK(1989) ※第1話出演、クレジット表記は「玉井美香」。
- 『Be Cool!』写真集:大陸書房(1989.10)
- 『どっきんアイランド』ビデオ:大陸書房(1989)
- 『南の島のドッキンハンター』ビデオ:大陸書房(1990)
テレビアニメ
- 第7話「素直なフェアリー・ミルモ?」にごおじゃす妖精姉妹キョウラ(恭子)とミカリ(美香)として出演。また、二人の声優初挑戦作品である。
- 第7話「セレブ姉妹もつらいよだコロン!」に叶恭子・美香共に実名のゲストキャラクターとして出演(声優として)
ドラマ
OLヴィジュアルシリーズ(テレビ朝日。)本人役
映画
東京(2014年8月30日。)美香のみ。6月26日のダウンタウンで出演とメイキング放送された
テレビ
じゃねえ(2014年4月28日フジテレビ) ゴルフ大会(2014年5月6日テレビ東京)美香のみ ダウンタウン。(2014年6月26日。2014年6月5日。10月2日。2015年1月8日。読売テレビ)。8月21日は再放送放送。2015年1月8日はYahoo!にVTRの事乗っていた ぴったんこ(2014年6月6日。TBS) さんま(2014年11月4日。日本テレビ)美香のみ ゴルフ(2014年11月16日。TBS)美香のみ しくじり(2015年2月15日。テレビ朝日)美香のみ
オリジナルアニメーション
- 『ABUNAI SISTERS』
- 2009年3月5日発売。叶姉妹をモデルとした3DCGアニメーション。ショートエピソード10話収録で、イラスト原案は松下進が担当。
- 「予約数が集まるほど安くなるギャザリングシステム」を採用した。初値30,000円から累積購入申込み数で段階的に販売価格が下がる方式で、90,001枚以上販売で底値2,500円になるはずだった。先着予約者500枚に発売記念パーティへの招待権・エンドロールへの名前を記録の特典、1000枚までには非売品フィギュア、2000枚までには直筆サインが付属した。
- 当初の予約締め切り日は2009年1月29日であったが、29日時点で約150枚ほどしか予約数が無かったので、急遽2月20日まで受付期限を延長した。2009年2月20日13:00に予約受付は終了し、最終予約枚数は265枚、価格は30,000円が確定した。
人形
- タカラ叶姉妹ゴージャスドール/グラマー
- 姉妹セットの人形。2体共、赤のドレスを着用。大きな違いは細かいデザイン、装飾品、恭子人形には白のケープがついている。
- タカラ叶姉妹ゴージャスドール/ミューズ
- 上記の同人形別バージョンセットで、2体共マーメードスカートのドレスを着用。大きな違いはスカートの裾のデザイン、ドレスの色が恭子人形はゴールド、美香人形はシルバーである。
パロディ
ポケモン。カクレオンのストーリーで登場。名前はエルリサ 本池5。三船美佳のストーリーで登場。名前は千葉。2014年10月3日に再放送放送された
関連項目
外部リンク
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関連項目
- 平和学
- 非暴力
- 家庭内暴力
- 配偶者による暴力(ドメスティック・バイオレンス)
- 児童虐待
- 高齢者虐待
- 障害者虐待
- 構造的暴力
- 言葉の暴力
- 性的虐待
- 校内暴力(スクールバイオレンス)
- 行政対象暴力
- 民事介入暴力
- 訓練道場、日勤教育、西日本旅客鉄道
- 体罰
- リンチ
- カツアゲ
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- ↑ アーレントは人間は個人として力を持っており、権力は他者の同意に基づいて加えられる力だが暴力は他者の意志に反して加えられる力だと位置づけている。中山元『思考の用語辞典 生きた哲学のために』(ちくま学芸文庫、2007年)450項を参照されたい。
- ↑ 中山元『思考の用語辞典 生きた哲学のために』(ちくま学芸文庫、2007年)454項
- ↑ 筋力増強剤としてスポーツ選手に投与されるドーピングが問題になる物質。
- ↑ 暴力の対抗としての反暴力については、山崎正一、市川浩著『現代哲学辞典』(講談社、1970年)559項を参照した。
- ↑ 近年の国家間によるものではないテロリズムなどに関して、そのような意見対立が多く見られる。また、パレスチナ問題でも同様の問題が見られる。
- ↑ 大量虐殺の項も参照可(あくまで一例として)。
- ↑ 最大規模のものは、スターリンによる大粛清である。その当時は実態や規模が把握されておらず、現在も正確な数は不明であるが、後の諸研究によると、実は数百万人単位の人間が殺されていたとされている。(把握しやすい数字、すなわち短期間に限定した統計的な記録で、直接的に殺したと判明している人数だけでも約130万人とされており、さらに期間を広げ、かつ社会的抑圧や飢饉(「構造的暴力」も参照)で死亡した人数まで含めれば、その数は数倍に膨れ上がるともされているため)
- ↑ テロリズムには、特定の権力者に直接に向けられるもの、体制全体に心理的圧迫を与えて何らかの政策を止めさせるために無差別に人を狙うもの、などのタイプがある。(テロリズム、テロ事件の一覧などが閲覧可)
近年になると国家といったような明確な対象を持たない暴力も目立って来ており、いわゆる"環境テロ"といったものも挙げられる。 - ↑ マインドコントロールのために行われている場合もある