塩村文夏
塩村 文夏(しおむら あやか、1978年7月6日 - )は日本のエッセイスト、放送作家、元グラビアアイドル、東京都議会議員である。芸能事務所、オフィス・トゥー・ワン所属。
都議会でのヤジにより一躍有名になり、自民党都議より謝罪を受けた。ここまでにしておけば良かったものの、生来の目立ちたがり屋気質により自らことを大きくしようと、外国記者クラブでの会見、安倍首相への要求など増長していった。その結果、過去の活動・発言が次々と炙り出されることとなった。
目次
来歴・人物
広島県福山市出身。被爆者2世として生まれる。就実高等学校、共立女子短期大学卒業。2014年6月現在慶應義塾大学法学部(通信教育部)に在学中。
実用英語技能検定2級、漢字能力検定2級などの資格を取得し、TOEICのスコアは730であるという。
活動・発言
「茶のしずくを使い続ける被害者に問題ある」「倖田來未の羊水腐る発言、的外れでもない」
みんなの党所属で東京都議会議員の「塩村あやか」議員が、過去に年の差婚について不適切な発言をして謝罪を行った問題の影響で、過去の不適切なツイートが次々と発掘される騒ぎとなっている。
今回は、「茶のしずく」のアレルギー問題に対して「アレルギーもちの被害者に問題がある」と発言。さらに「倖田來未に同情しましたよ。羊水は腐らないけど、的外れでもない」など、晩婚問題に対しても持論を展開していた。
年の差婚の不適切発言は、2012年つまり2年前のツイートがネットユーザに指摘されていた。これに対し「塩村あやか」議員は、議員時代ではないものとし、誤解があるといけないので削除を行った。同時に不適切だと謝罪。したがって議員ではなく一般個人のツイートであることを 踏まえてほしいと言うことだ。
さて今回問題となっているツイートは更に古く、2011年と2010年のものである。ひとつは「茶のしずく石鹸」の小麦アレルギーによる問題のツイートで、塩村議員は「使い続ける被害者に問題がある気がする」と発言。
さらに人気歌手「倖田來未」さんが「35歳をまわると羊水が腐る」と以前発言した問題に関しては「羊水は腐らないけど、的外れでもない」と持論を展開。
このように過去のギリギリ発言が次々と暴かれ収拾のつかない状態となっている。
これに対し塩村議員は「議員時代ではないもの」と強調していたが、ネットユーザは「議員になる前の発言なら、何言ってもいいわけじゃない。」「ただのバカッターだったのか」と反論。
ネットユーザと塩村議員の激しい闘いが今後も続きそうだ。
ネットの反応
- こりゃ相当ヤバイね
- この女議員、逃げ場ねぇな。。
- 茶のしずく石鹸被害者に対してw
- あなたのツイッターは金鉱ですか? 掘れば掘るほどザクザクですが。
- 茶のしずく被害者をdisるか?
- ナンシー塩村さんは完全にただのバカッターでしたw
- アウトですわ。
- 着々と掘り返されてるな
- うん、議員として人間性に問題あり
- 世の中に噛み付くのが仕事なのか?
- 色々と出てきますねぇ。 自民憎しとは言え、こんなんの神輿を担げる人は軽蔑されるわ。
- あのアレルギー現象は相当問題だぞ、肌から直接入るという悪質なものだけに。
- ゲス過ぎて引いた
- 基本的に自分以外を見下してるんだろうなあ。
- 議員になる前の発言なら、何言ってもいいわけじゃない。
- すげぇなwやじ飛ばした鈴木がまともに見えてきたww
年の差婚「気持ち悪い」、羊水発言に「同情」。塩村都議問題ツイートにネットでの批判やまず
「セクハラヤジ」問題の渦中にある塩村文夏都議(35)の「過去」が、次々と掘り出されている。
以前出演していたバラエティー番組「恋のから騒ぎ」(日本テレビ系)内での発言はすでに週刊誌などで報じられているところだが、インターネット上では都議になる前のツイッター投稿にもチェックが入り、バッシングに晒されている。
指摘されているものの1つが「年の差婚」に関するツイートだ。2011年9月14日、塩村都議はツイッターで「加藤茶 仲本工事さん、、。 ぶっちゃけ気持ち悪いと思うのは私だけ?」とつぶやいた。
加藤茶さん(71)は同年6月に45歳年下の一般女性と再婚し、中本工事さん(72)は9月に27歳年下の演歌歌手との真剣交際が報じられたばかりだった。
フォロワーから、気持ち悪いという意見は男性と女性どちらに向けられたものか聞かれると
「まあ、どちらもキモい」とした上で、「いい大人なら若い子を諭すとか教えるとか人生の師であって欲しいのに。皆こんなだとおもうと、世のオヤジとうかうか飲みにも行けないよ。危なくて」
と、中年男性が若い女性に恋愛感情を抱くことへの嫌悪感を示していた。
続けて、同調するフォロワーには
「ですよねぇ。。なんか、常識とかモラルとかなくなったんだろうなぁ。それじゃ人間じゃない気がします」と返す。
「僕にとっては夢と希望です」と主張する男性には
「夢と希望はいいと思うんですよ。空想するとか。でも実行するってのはタガがはずれた●●かなと(編注:伏字は本人によるもの)」と語りかけており、ほとんど変態扱いだ。
2012年2月には、32歳年下の一般女性と再婚したラサール石井さん(58)についても下記のように言及した。
「ラサール石井も気持ち悪いなあ。いまひるおび見てたら、なるほど。ゆとり世代は不況しか知らず、リッチな生活をいま現在させてくれるジジイがよく感じていると。まあ、確かに。うちの父はいま死の淵にいますが、家族を捨て走った30も年下の愛人に年金だけ残され、あとは取られて今ひとりです」
塩村氏、家賃未払い疑惑を否定「事務所オーナーがそれ(家賃)は結構と言った。賃貸借契約はない」
「セクハラヤジ」を訴えた塩村文夏都議(35)が2014年6月26日、一部週刊誌に報じられた選挙事務所の家賃未払いトラブルに対し、自身のツイッターで反論した。
塩村都議は2013年10月4日にも、週刊誌「フライデー」10月18日号に掲載された「『恋から』美人都議〈みんなの党・塩村あやか〉『選挙事務所の家賃未払い』トラブル」について、公式ホームページ上で反論していた。
2013年3月下旬から6月下旬まで、政治活動および選挙活動のために塩村都議が使用していた事務所の家賃が未払いなのではないかと報じられたことに対し、塩村都議はオーナーから「それ(家賃)は結構です」と言われており、オーナーとの間に賃貸借契約を締結した事実はないと主張していた。
26日発売の「週刊文春」7月3日号では家賃未払いトラブルが訴訟に発展していたことに触れていたため、塩村都議はツイッターで「週刊誌に掲載された記事につきまして、重要な部分のみ説明をさせて頂きます」として再度説明した。
「事務所家賃未払の事実は全くありません。先立って私の方から都議選出馬時の事務所のオーナーに対して、債務不存在確認、面会強要等の差し止めを求めて提訴しています」
「なお、私は同氏から、昨年来、非公開の自宅や、都庁、街頭演説会場など、再三にわたり、面会強要、嫌がらせ、業務妨害等を受けており、平成26年2月、東京地裁は、同氏に対して、面会強要禁止等の仮処分決定を下しています」などと投稿し、報道内容を否定している。
グラビアアイドル時代
高校在学中の1996年(平成8年)、スポーツ用品販売会社アルペンのイメージガールコンテストに応募して準グランプリ、翌年には『第8回ニューカレドニアプリンセス』に応募して審査員特別賞を得た。このコンテストで準グランプリを得たのは菊川怜であった。1997年には、写真集告知のため『スーパーJOCKEY』(日本テレビ)の『熱湯コマーシャル』コーナーに出演したこともある。
1998年(平成10年)、『ミスヤングマガジン』(準グランプリ)となり、『ヤングマガジン』(講談社)をはじめ、『スコラ』(スコラ)、『ヤングジャンプ』(集英社)、『ヤングサンデー』(小学館)などのグラビアに出演した。
その後はモデルとして ミツカン、キヤノン、ライオン、UFJ銀行、アデランスなど企業CMに出演、またイメージガール『2000年平塚競輪マスコット』を務めた。
国外留学と自動車評論
2001年(平成13年)頃に一旦芸能活動を退く。その後イギリスに語学留学しオーストラリア・Australian School of Hospitality and Hotel Managementでホスピタリティマネジメントを学ぶ。また、フライトアテンダントとして勤務した。さらに日本に帰国後、2006年(平成18年)末頃からの数か月間は自動車評論家・小沢コージに師事していた。
『恋のから騒ぎ』出演
2007年(平成19年)、明石家さんまが司会を務めるテレビ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)の第14期生として、同番組に1年間、全47回にわたって出演。同期のMVPを獲得した。
放送作家/構成作家時代
『恋のから騒ぎ』への出演終了後、同番組を手掛けていた山田美保子に憧れ、日本テレビ系の番組を担当する放送作家としての活動を始める。2008年(平成20年)にはバラエティ番組『恋愛新党』(日本テレビ)や『クギづけ 投稿動画ハイスクール』のリサーチを担当した。
その後も日本テレビ系では『シューイチ』『寿命をのばすワザ百科』『日テレジェニックの穴』『アイドル☆リーグ!』など多くの番組に関わり、他の系列の番組も担当。ラジオでは『モーニングコミュニティ』を経て、『atreライフソムリエ』(TOKYO FM)、『夕やけ寺ちゃん 活動中』(文化放送)などを担当した。
政界への挑戦
2012年(平成24年)に開講した維新政治塾の塾生となり、「大阪都構想」等を学ぶが、大阪維新の会・橋下徹の政治姿勢に疑問を持ち、同年秋前から始まった第46回衆議院議員総選挙の同党公募には応募しなかった。
2013年にみんなの党に入党し、2013年6月23日投開票の東京都議会議員選挙へ世田谷区から公認候補として出馬し、23,621票を得て6位で初当選を果たした。
やじ問題
2014年6月18日、都議会本会議において、塩村が晩婚化対策に関する東京都の支援について質問していた最中に、複数の男性の声で「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか?」などのやじを飛ばされて涙ぐむ場面があり、6月20日に都議会議長宛に処分要求書を提出した。都議会には1000件以上の抗議が届いたほか、秋元才加や乙武洋匡ら著名人から続々と応援メッセージが寄せられ、みんなの党女性局長の薬師寺道代は、やじを飛ばした都議は辞職に値するとコメントした。
自由民主党幹事長・石破茂は、やじが自民党会派の席から発せられたとの指摘があることについては、「今の時点で自民党議員と決まったわけではない。特定して言っているわけではない」と述べるにとどめつつも、「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ。仮にわが党であったとすれば、党としておわびをしなければいけない。大変申し訳ない」と述べた。
また東京都知事・舛添要一は、やじが飛んだ際の自身の対応を問われ「みんなが笑ったので私もつられて笑みを浮かべた。答弁に集中していて何があったか分からなかった」と釈明した。同月23日、都議会自民党が、やじを飛ばしたのが同党所属の都議会議員・鈴木章浩であったことを公表、鈴木は「子どもが産めないのか」との発言については否定したものの、責任を取り同日付で会派を離脱、同日午後、東京都庁で塩村と面会し直接謝罪した。自民党東京都連幹事長の吉原修は『産めないのか』というやじに関して「やじをした(党の)議員は、いませんでした。党の59人全員に聞き取りしたが、確認していない」と言い切り幕引きを図る考えを示したが、塩村はニュースで音声が拾えており『産む』に関するやじがあると確認できたと明言している。その後テレビ朝日などの調査により複数の議員がやじに参加していることが確認され、そのうち「がんばれよ」などについては、翌日に民主党の都議会議員・山下太郎が塩村を激励するために発したものだと自ら名乗り出た。しかし、「自分が産んでから」「いやーそれは先生の努力次第」などのやじの主要部分に関しては不明なまま残された。
セクハラ野次「塩村都議」の衆院選出馬に“待った”。父親の過去が問題に(2017年2月)
国会議員の場合、身内の不祥事も世間から指弾されることがある。例えば、故・中西啓介元防衛庁長官は、長男が大麻所持で逮捕され、議員辞職した。都議会のセクハラ野次問題で一躍有名になり、次の衆院選挙への出馬を目指している塩村文夏都議(38)も、父親の過去が問題にされていた。
2年半前に起きたセクハラ問題。本会議で質問中の塩村都議に「早く結婚した方がいいんじゃないか」、「(子どもが)産めないのか」と野次を飛ばすなんて、自民党の都議会議員は次元が低いと思ったものである。
もっとも、彼女が注目されたのは、元グラビアアイドルで、明石家さんまが司会を務める「恋のから騒ぎ」に出演していたという経歴にもあった。
民進党は、そんな彼女を広島3区から出馬させようとしている。民進党関係者が言う。
「塩村さんは、福山市の出身です。福山は広島7区ですが、彼女には知名度も発信力もある。森本真治県連代表(参院議員)も彼女を3区の支部長に推している。ただ、候補者として彼女の名前が報じられたのは昨年4月。なのに、未だ支部長に任命されていません。実を言うと、地元や同僚都議の一部から、父親の過去のことで反対意見が出ているからなんです。党本部も彼女にそれを伝えています」
事情を語るのは、地元の政界関係者。
「数年前に亡くなった彼女の父親は、福山で産廃処理会社を経営していて、随意契約で市の汚土収集運搬を請け負っていました。ところが30年程前、共産党が年々汚土の運搬量が増え、市が父親の会社とだけ随意契約していることを議会で問題視したのです」
実際は、父親の会社は市の職員を脅し、仕事を取っていた。しかも、建設残土を汚土と偽って運搬し、不法に支払いを受けていたというのである。
「彼は市長室で当時の市長や助役を怒鳴りつけ、引き続き自分の会社に委託するという念書を書かせたのです。1999年、強要罪で有罪判決が確定しました。また、共産党の市議は、福山市に損害を与えたとして、元市長ら市の幹部5名と、父親及び会社を相手に行政訴訟を起こし、10年程前に原告勝利が確定しています。元市長や父親らは、遅延損害金を含め、約2億円の損害賠償金の支払いを命じられています」(同)
問題はまだある。
「元市長は、自己破産し免責が決定。元助役とその相続人からも1億円以上回収した。しかし、塩村の父親及び会社については、2007年の時点で強制執行したものの、回収できていません」(同)
ある福山市議によれば、
「塩村さんの父親は、こっちでは悪名高いですよ。彼女がテレビでゲラゲラ笑っていると、『何だこの人は』という気持ちになります」
彼女は昨年出版した著書の中で、父母は離婚、父親が事件を起こした、彼とは中学を卒業後ほとんど会っていない、といった事情を明かしている。当の塩村都議は言う。
「事件の細かい話は、ほとんど知りません。(父親の過去が原因で)反対意見があるなんて初めて知りました。2億円という金額も今聞きました。ご迷惑をおかけしたことについては、本当に申し訳なく思っています。立候補についてはノーコメントですが、うーん、議員として仕事をすることで返していくしかないですね」
立候補してからオヤジの賠償金はどうなったと言われる前に、ご自分で身辺調査をすることをお勧めする。
執筆
- 連載ショートエッセイ 自動車見聞録(Car@nifty)
- 連載エッセイ 地球の走り方(THE911&PORSCHE MAGAZINE)
- 連載 デパ地下グルマ(Daytona)
- 連載 スコラ 恋愛教習所
- ※ 連載 戦う男のボディコーディネイト(日経BP社)
- ※ タイアップエッセイ(GOGGLE)
- ※ はペンネームの眞野夏帆で寄稿
- BOSEインプレッション塩村文夏マツダアテンザ編[1]
ミスコンテスト受賞
- 1996年 アルペンイメージガールコンテスト 準グランプリ
- 1997年 ニューカレドニアプリンセスコンテスト 審査員特別賞
- 1998年 ミスヤングマガジン 準グランプリ
- 1999年 平塚競輪イメージガール
テレビ出演
- 雛かっぱー(テレビ朝日)
- 志村XYZ(フジテレビ)
- さんまのSUPERからくりテレビ(TBS)
- 恋のから騒ぎ14期生(日本テレビ) - 14期生MVP受賞。
- カートゥンKAT-TUN(日本テレビ)
- アイドルの穴〜日テレジェニックを探せ!〜(日本テレビ) - ナンシー塩村名義で番組出演も果たしている。
- 日テレジェニックの穴(日本テレビ) - ナンシー塩村名義で出演。
- アカデミーナイト(TBS) - 2012年より「ご意見番コメンテーター」として出演中。
外部リンク
- 塩村文夏オフィシャルWEBサイト
- OFFICE TWO-ONE - 塩村文夏の所属事務所プロフィール
- 塩村文夏のにくきゅうにっき~文夏と2ネコちゃんズのほのぼの生活~
- 塩村文夏(@shiomura)- Twitter
- 塩村文夏 - Facebook
- 塩村文夏の「自動車見聞録」 - Car@nifty 連載ショートエッセイ
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