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'''Toshl'''(トシ、本名:'''出山 利三'''(でやま としみつ)、[[1965年]][[10月10日]] - )は、[[日本]]の[[ミュージシャン]]、[[ヴォーカリスト]]。[[バンド (音楽)#ロックバンド|ロックバンド]]・'''[[X JAPAN]]'''の[[ヴォーカリスト]]。[[血液型]]は[[ABO式血液型|A型]]。
  
 
2010年2月、名前の表記を'''TOSHI'''から'''Toshl'''に変更している(5文字目は大文字の[[I|アイ]]ではなく小文字の[[L|エル]])。
 
2010年2月、名前の表記を'''TOSHI'''から'''Toshl'''に変更している(5文字目は大文字の[[I|アイ]]ではなく小文字の[[L|エル]])。

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Toshl(トシ、本名:出山 利三(でやま としみつ)、1965年10月10日 - )は、日本ミュージシャンヴォーカリストロックバンドX JAPANヴォーカリスト血液型A型

2010年2月、名前の表記をTOSHIからToshlに変更している(5文字目は大文字のアイではなく小文字のエル)。

来歴[編集]

  • 1965年 - 千葉県館山市で、公務員の三男として生まれる。
  • 1970年頃 - 幼稚園にて、音楽の道を歩むきっかけとなるYOSHIKIと出会う。
  • 1977年 - 同級生YOSHIKIとバンド「DYNAMITE」を結成。
  • 1978年 - YOSHIKIとバンド「NOISE」を結成。当時YOSHIKIはドラムでToshlはギターを担当していた。
  • 1982年 - X結成(後にX JAPANに改称する)。
  • 1989年 - Xメジャーデビュー
  • 1992年 - 10月にシングル「made in HEAVEN」でソロデビュー、11月にアルバム 『made In HEAVEN』をリリース。
  • 1993年 - Night Hawksと共にソロコンサートツアー。ロック・オペラハムレット」にハムレット役で主演。この時、ヒロインのオフィーリア役としてオーディションで選ばれたのが、当時アイドルタレントでのちに妻となる守谷香(現・ わんくぅ。当時は守純かほりの名で出演)。
  • 1997年2月14日 -守谷香と4年の交際を経て入籍。
  • 1997年4月 - ヒーリング歌手を目指す意向から、X JAPANからの脱退を表明。
  • 1997年12月31日 - 東京ドームにてX JAPAN解散ライブ「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」を行う。
  • 1998年 - NHKBS番組「世界悠々」に旅人として出演。MASAYA作曲の「君はいないか」「森と風の旅人」がテーマ曲となる。
  • 1998年 - MASAYAをプロデューサー/コンポーザーとして迎え、レムリアアイランドレコードから「愛の詩をうたいたい」をリリース。
  • 1998年 - 一部週刊誌に『ToshIは洗脳された』と報道される。Toshl側は自分の利権を巡り、Toshlの実兄が仕掛けた捏造であると主張しているが、兄側はこれを否定している。
  • 1999年3月 - 「詩旅」(うたたび)と称してトーク&ライブで全国をまわり始める。
  • 2000年1月〜3月 - ヤフーオークションにX JAPAN時代の愛用品や紅白歌合戦出演のトロフィーなどを出品。理由は、金欠だと後に語る。
  • 2004年4月30日 - 紀藤正樹弁護士らにより、栃木県黒磯市(現那須塩原市)の株式会社トシオフィス(代表取締役出山利三)事務所で児童虐待があると告発された。
  • 2005年7月4日 - 紀藤弁護士らによる刑事告発に関し、宇都宮地方検察庁から不起訴処分の決定が出る。Toshlは紀藤弁護士らに対して名誉毀損営業妨害などの非を問う民事訴訟を起こしているが、紀藤弁護士らも、Toshlおよび株式会社ホームオブハートのMASAYAらを名誉毀損により提訴した。
  • 2007年1月 - 「詩旅」を終了。同時に、それと関係した商品の販売も終了。現在アルバムはiTunes Storeで全曲配信されている。
  • 2007年2月10日 - 自身のオフィシャルサイトにて、X JAPAN再結成への話し合いを進めていることを明らかにした。
  • 2007年2月26日 - 株式会社ホームオブハートのセミナーに参加した女性が損害賠償請求を提起した事件で、東京地方裁判所は、「許容される余地のない違法行為で、精神的拷問に等しい」としてホームオブハートと共に株式会社トシオフィスにも1540万円の賠償命令という判決を下した。
  • 2007年3月 - 株式会社トシオフィスは東京地方裁判所による判決に対して「虚偽により捏造された内容を鵜呑みにして出された不当判決」であると即刻控訴した。
  • 2007年3月13日 - 紀藤弁護士らにより刑事告訴されていた名誉毀損について東京地方検察庁から不起訴処分の決定が出た。これにより、紀藤弁護士らのToshl、およびToshl関係者、関連会社に対する刑事告発、刑事告訴は、すべて不起訴処分となった。
  • 2007年3月21日 - 自身のオフィシャルサイトにて、アメリカ、ロサンゼルスのYOSHIKIを訪ね、およそ10年ぶりに共に演奏したことを明らかにし、YOSHIKIとのプロジェクト、新曲のリリースの動きが進行していることをほのめかした。
  • 2007年10月22日 - X JAPANが正式に再結成。メジャー後期頃の髪型にサングラスといった、解散時とほぼ変わらぬ姿で新曲「I.V.」のPV撮影に参加。
  • 2008年2月25日 - ヒーリングワールドから全18曲4枚組ベストアルバム『TOSHI HEALING 愛の詩をうたいたい』をリリース。
  • 2008年3月28・29・30日 - 東京ドームにて3夜連続のX JAPAN復帰コンサートを行う。
  • 2008年4月1日 - ヒーリングワールドから新曲としてマキシシングル「EARTH IN THE DARK〜青空にむかって」をリリース。また、オリコンモバイルでも(着うた、着うたフル)配信開始。着うたフル1位を記録。
  • 2008年4月2日 - 写真集「EARTH IN THE DARK」発売(ワック出版)。5月12日には都内で写真集発売イベントに参加。
  • 2008年5月4日 - X JAPANとして「hide memorial summit」に出演。
  • 2008年7月5日のパリ、8月2日の台北、9月13日のニューヨークのX JAPANの公演の発表後、全世界を回る大規模なツアーを予定していたが、YOSHIKIの持病が悪化したため、全公演の延期を決定。X JAPANの活動再開は未定になったが、その後YOSHIKIの病状が回復したためパリ公演を同年11月22日に行うことが決定した。
  • 2008年6月11日 - アメーバスタジオにて“エコ・ハード・ロック”をコンセプトにしたロックバンド、TOSHI with T-EARTHの結成を発表した。同時に同バンドのギタリストとして元PhantasmagoriaJUNしゃるろっとの十夜の加入が発表された。6月29日にはドラムとして元La'cryma ChristiLEVINの加入が、7月1日には、LUNA SEA真矢が同ツアーの大阪公演、福岡公演、東京公演に出演を予定していることが発表される。7月21日、ベーシストとしてしゃるろっとの琉華の加入が発表される[1]
  • 2008年9月27日と28日に北九州ミュージックフェスタ in 紫川2008に出演。2日間で計4回の公演を行った。
  • 2009年10月 - ホームオブハート側から長年に渡って恫喝、暴力を受けていたため肋間神経痛を患い活動休止。
  • 2009年12月25日 - 株式会社ホームオブハートのセミナーに参加した女性が損害賠償請求を提起した事件の訴訟判決が東京地裁で行われた。判決の結果、ホームオブハート側には賠償を命じたが、Toshl本人への請求は「勧誘などを行っていたとは認められない」として退けた[2]
  • 2010年1月 - ハリウッドにてX JAPANのPV撮影に参加する。
  • 2010年1月18日 - 裁判所から破産手続開始決定がなされる[3]。同日、記者会見を行い、2009年12月18日に自己破産を申請したこと、香夫人と離婚調停に入ったことを明かした[4]。また、ホームオブハートとの決別への経緯について、「収益の全てが渡っていて、必要な経費は渡されていたが、自分が自由に使えるお金は渡されなかった。自分には詳細の分からないまま多額の税金や借金が掛かっていて、弁護士に相談をして自己破産を申し立てた」と語り、同時にMASAYAのプロデュースによるTOSHI with T-EARTHなどのユニットは自然解散し、今後はX JAPANの活動に注力すると語った[3][5]
  • 2010年1月27日 - Toshlの(旧)ホームページにホームオブハートの関連会社ヒーリングワールドが、一連の問題に関して「お知らせ」と題した反論文を掲載したと報じられる。
  • 2010年2月2日 - 香夫人より離婚届が提出されたことを受け、Toshl側から提起されていた離婚調停は無効となり、正式に離婚が成立したが、守谷側に対し財産分与や慰謝料請求等を検討していることが明らかになった。Toshlは収入の全てが個人事務所株式会社トシオフィスを経由し、ホームオブハートへ流れていたと主張しており、自身の破産の原因となった金銭の支出を明らかにする目的があると思われる。またホームオブハートに関連した訴訟は現在も係争中であり、Toshlも訴訟を起こされている立場ではあるが、ホームオブハートの被害者救済に協力していくことを発表した。
  • 2010年2月2日 - 2月1日付けでPCサイトは「TOSHI STORE SITE」、携帯サイトは「TOSHI MOBILE STORE」としてスタート。同日より「ありがとうセール感謝祭」と題して「TOSHI HISTORY」「詩旅」「TOSHI DUET」「Toshi with T-EARTH」などソロ活動のCDやDVDなどグッズの記念セット販売が始まる。一部マスコミによりToshiグッズをセミナーが投げ売りと報じられた。
  • 2010年2月8日 - Toshl自らの新たな公式オフィシャルサイト「武士JAPAN」をオープン。また再活動後初のアルバム『武士JAPAN』の発売を公表。また、名前の表記を「Toshl」に変更することも併せて決定。2月24日東京の赤坂BLITZにて、YOSHIKIプロデュースによる「ToshI LAST CONCERT“武士JAPAN”」の開催を発表する[6]。さよならコンサートとも呼ばれるこのライブを境にX JAPANボーカリストとして再始動する。
  • 2010年2月24日 - 「Toshl LAST CONCERT"武士JAPAN"」を開催。X JAPANのメンバーも参加し、自身が書き下ろした新曲や、各メンバーの楽曲を演奏した。アンコールでは、X JAPANの楽曲「Forever Love」「ENDLESS RAIN」を演奏した。
  • 2010年7月8日 - フランスより帰国、17時〜「X JAPAN WORLD TOUR Live in YOKOHAMA 超強行突破 七転八起 〜世界に向かって〜」8月14日再会の夜、15日真夏の夜と銘打って開催される日産スタジアムライブの記者会見を行う。
  • 2010年7月10日 - ザ・リッツカールトン東京 2Fグランドボールルームにて「第1回Toshl-CLUBミーティング」を開催。新曲を披露した他、サプライズゲストとしてX JAPANのメンバーHEATHとYOSHIKIが登場。
  • 2011年1月24〜25日 - ザ・プリンスパークタワー東京で自身初のソロディナーショー「Toshl Feat.YOSHIKI with 世界の三國 スペシャルディナー&コンサート~クリスタルピアノのキミ~」を開催。
  • 2011年4月9日 - 岐阜県羽島市文化センターを皮切りに、金沢大阪福岡の4都市8公演にて行われる「東日本大震災 Toshlチャリティーコンサート」を開催[7]
形態 タイトル 会場
2011年 コンサートツアー 東日本大震災 Toshlチャリティーコンサート
  • 2011年8月19日 - 東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で、盟友・YOSHIKIをゲストに招いたディナーショーを開いた。ステージではソロ曲「星空のネプチューン」やX JAPANの「Forever Love」など13曲を披露[8]
  • 2011年9月30日 - 宮城県気仙沼市の松岩小学校、本吉響高校、大谷中学校、地元企業の気仙沼商会を訪問し各地でミニコンサート開催。グランドピアノ、ギター、一輪車等を寄贈した。
  • 2011年10月10日 - ザ・プリンスパークタワー東京にて[第2回ファンミーティング 〜星空の集い〜]を開催。ステージでは「春の願い」や「星空のネプチューン」、アンコールでX JAPANの「Forever Love」計3曲を披露。
  • 2014年1月23日 - 北海道上川郡上川町を訪問。上川中学校、上川高校の生徒全員へ向けての特別授業「音育」として「ひとづくり講演会~Toshl Massage Live in 上川町『奇跡の出会い』~」を上川町かみんぐホールで行った。本人は自分が歩んできたこれまでの体験談を語り、後日、学生から送られてきた感想文にとても感動したと語った。曲は「Forever Love」等を披露した。
  • 2014年7月7日 - YAMAHAホールにて「Toshl CONCERT - PRAY FOR THE STARS」コンサートを開催。そのステージ上で、自身の口から約1年間に渡り執筆してきたという本、「洗脳」を同年7月23日にリリースすることが発表された。
  • 2014年7月27日 - 自身の書籍「洗脳」の発売を記念し、サイン本お渡し&握手会を福家書店新宿サブナード店にて開催。同イベントは8月10日、紀伊國屋書店グランフロント大阪店でも開催された。
  • 2014年8月9日 - ニコニコ生放送、「洗脳~地獄の12年からの生還」& CRYSTAL ROCK NIGHT ニコ生SPに出演した[9]
  • 2014年8月22日 - TV番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演。バンド解散の経緯や自身の洗脳、そして脱出に至るまでの約12年にも及んだ苦悩と体験をVTRとトークを交え赤裸々に語った。番組のラストでは弾き語りでの「Forever Love」を披露した。
  • 2014年8月25日 - Zepp DiverCityにて、バックバンドを加えたソロライブ、「CRYSTAL ROCK NIGHT SUMMER LIVE IN DAIBA 未来をEYEしてるゼ」と題したコンサートを開催。

ソロ活動[編集]

X時代から、Toshlはヴォーカリストとしての立場を存分に活かし、TV番組のゲストシンガーに起用されることも多々あった。そして、1992年にXの活動を一時休止した頃から、いち早くソロ活動に取り掛かった。まずは、アルバム『made in HEAVEN』をリリースしたが、ミディアムテンポな楽曲を中心とした内容は、「XのTOSHI」というイメージを払拭するものであった。4月から8月までの間、X JAPAN解散前まで唯一オールナイトニッポン水曜1部の時間帯にパーソナリティを務めていた。

1993年にはアクト・アゲインスト・エイズに参加、日本のフォークソング、ロックのカヴァーを披露した。Night Hawksとコラボレーションし、複数のシングルとアルバム『MISSION』を1994年にリリース。ギタリストと作曲には後の茶々丸が参加、Xとはまた違ったハードロック作品となった。

その後、ロックオペラ「HAMLET」の主人公ハムレットを演じるなど、さらにソロ活動が多彩となり、1995年、アルバム『GRACE』をリリース。全曲の作詞作曲のいずれかに携わり、それはアコースティック・ギターを取り入れたカントリーポップ調の作品であった。なお、すでに離婚が成立している守谷香とは、ロック・オペラ「HAMLET」をきっかけに知り合うこととなった。

ロックスターとして一世を風靡したX JAPANのボーカリストとして順風満帆のように見えたが、後にToshl本人はこの当時を精神的に荒んでいたと回顧している。X JAPAN時代には、YOSHIKIのボーカル録りによる高音要求に高音を出すために、喉に注射を打ってまで高音で歌っていたが、限界を越えるかという過度の要求に疲れ果てていた、本来歌うのは楽しく、ただ歌って幸せな人もいるから無理な高音で歌う必要はないと、詩旅ツアー等で発言していた。

アクト・アゲインスト・エイズが主催するコンサートにも参加している。薬害エイズ事件により1993年4月4日に19歳で死去した青年・岩崎孝祥が、生前にToshlを描いた油絵に触れたのがきっかけだった。

この頃から次第にヒーリング系音楽に心魅かれるようになり、その中で偶然、MASAYAの音楽との出会いがあった(後に「偶然ではなかったかもしれない。」とも語っている)。

1997年アルバム『碧い宇宙の旅人』をリリース。これまでの商業路線から一転、本格的にヒーリングを取り入れた作品となった(この作品を契機に、自身の方向性が決まったという)。本作発売後の約3ヵ月後、方向性の違いを理由にX JAPANから脱退する。これがX JAPAN解散の直接の引き金となったと言える。

X JAPAN解散発表後の1997年11月、ヴァイオリニストである葉加瀬太郎とコラボレーション。「Toshi&葉加瀬太郎」名義で、シングル「NATURAL HIGH/Love Song」を、翌98年にはアルバム『CANARY(壊れた世界でカナリアは歌う)』をリリース。ヴァイオリンとシンセサイザーを大きく取り入れたプログレッシブロック調の本作も、またこれまでと異なる作風となった。同年、テイチクへ移籍。MASAYAプロデュースのシングル作品「君はいないか」(作詞作曲もMASAYA)をリリースした。また日本テレビ音楽番組で尊敬する日本のミュージシャンに、飛鳥涼 (CHAGE and ASKA)・玉置浩二安全地帯)を挙げていた。

1999年、メジャーシーンから一線を退き、レムリアアイランドレコードへ移籍。シングルおよび、アルバム『愛の詩をうたいたい』(プロデュース・作詞作曲MASAYA)をリリース。コンサート会場および自身のホームページの通販にても販売する。レムリア〜ホームオブハートからリリースされた作品の特徴は、ロック色は影を潜め、ストリングスをバックとしたクラシカルなヒーリング作品であり、それまでのキーを大きく下げていることなどが挙げられる。ソロコンサートでは自身のキーボードやギターなどでの弾き語り形式や、弦楽四重奏をしたがえたクラシックコンサート形式で、MASAYAの楽曲を演奏した。また、この頃からロック系の衣装やトレードマークであったサングラスを止め、ラフな姿で活動をしている。

当初『愛の詩をうたいたい』ツアーの会場は、主にレコード店、老人ホーム、商店街やスーパーだった。色んな場所で歌えることが幸せと話しているが、トラックの荷台がステージだった時はさすがに驚いたという。

2001年からは、「詩旅〜うたたび」を開始。通常のコンサートの合間には、ボランティアミニコンサートとして学校、地域の老人、障害者、児童などの福祉施設や、ホスピス少年院刑務所等をまわり、歌を届けてきた。「Toshi Healing」としても、国内外(韓国中国-上海-などの海外にも出向く)のホールやレストラン、地域の各種イベント出演、ディナーショーなどでコンサートを行った。1日に数本、365日ほぼ休みなく、10,000回以上にわたり、様々な場所で歌い続けてきた。全国をまわる中、過去の自分についても深く語り、「心の癒し」の大切さを音楽とMCで伝えた。

2006年末には、「メジャーに戻ろうと考えている」と発言し、また、自身のホームページ上でもX JAPAN再結成に向けて計画が進行中であると表明。

2007年春、それまで8年間続けて行ってきた「詩旅」を終える。いくつかの雑誌インタビューでYOSHIKIが、「現在のToshlがロックをやってくれるのか」とToshlのメジャー復帰に対して懸念を表明していたが、Toshlは「ロックも癒しの一つとして受け入れる」と各地で公言し、2007年10月22日、新曲「I.V.」のPV撮影で、かつてのX全盛期と同じキーのまま再びロックシンガーとしても復帰した。長期間に渡って低いキーで歌い続けてきたため、かつてのキーで歌えるか心配だったと語る。

2008年1月に、Toshlオフィシャルサイトが大幅にリニューアルされ、それまでソロ活動中は一切載ることのなかった『X JAPAN』の文字が掲載された。2月25日にはTOSHI HEALINGとして代表作の「愛の詩をうたいたい」「大空を飛ぶ鳥のように」の再録音バージョンを含む癒しの音楽のベストアルバムを発表。また、X JAPAN再結成コンサートと平行して、新曲「EARTH IN THE DARK 〜青空にむかって〜」をMASAYAプロデュースでリリースした。同曲のインストは、2008年3月の東京ドームにおけるX JAPAN復帰コンサートにてBGMとして使用された。

2010年2月24日に行った「ToshI LAST CONCERT"武士JAPAN"」を最後に、これまでのソロ活動に終止符を打った。

2014年現在、X JAPANと自身のソロ活動を並行して行っており、またかつてホームオブハートに関連した訴訟で対立した紀藤弁護士とその被害者らと共に被害の再発および拡大防止に向けた活動も行っている。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

タイトル 発売日 名義 JP 収録スタジオアルバム
BMG VICTOR、BMG JAPAN
1st made in HEAVEN 1992年10月21日 Toshi 2 made in HEAVEN
2nd Looming 〜確かめたい〜 1993年5月21日 Toshi with Night Hawks 12 MISSION
3rd PARADISE/RUNNING WILD 1993年9月8日 Toshi 5 -
4th Always 〜伝えたい〜 1993年12月1日 Toshi with Night Hawks 9 MISSION
5th My Treasure 1993年12月16日 Toshi 13 -
6th Bless You 1994年5月18日 10 MISSION
7th 泣いているのは 1994年7月6日 Toshi with Night Hawks 65 -
8th さよならの季節に… 1994年12月16日 Toshi 21 GRACE
9th Asphalt Jungle 1995年3月15日 14
10th Morning Glory/Passion of Love 1996年8月7日 22 蒼い宇宙の旅人
11th 星の舞踏会 1997年1月8日 28
12th HANA 〜いのちの芽ばえ〜/さまよえる地球人 1997年4月23日 65
13th Natural High 1997年11月21日 Toshi & 葉加瀬太郎 95 壊れた世界でカナリアは歌う
14th さようなら 1998年4月1日 Toshi 47
テイチク
15th 君はいないか 1998年7月23日 Toshi 35 Towad the way 新たなる道へ
レムリアアイランドレコード
16th 愛の詩をうたいたい 1999年2月25日 Toshi - 愛の詩をうたいたい
17th beautiful love song -
ヒーリングワールド
18th EARTH IN THE DARK 〜青空に向かって〜 2008年4月1日 Toshi 118 EARTH SPIRIT
19th 世紀 〜JIDAI〜 2008年7月25日 - -
20th Beautiful World - -
21st Toshi DUET I 〜永久に旅すること〜 2008年9月30日 - -
22nd 大地をしずめて 2009年4月8日 - -
23rd 大切なもの - 遥かなる時をこえて
24th いつまでも 2009年8月13日 - -
25th ありがとうのうた 2009年9月11日 - -
26th 地球はまだありますか 2009年12月19日 TOSHI - -
Office 武士JAPAN
27th クリスタルピアノのキミ 2010年9月 Toshl Feat.YOSHIKI - -
RECORDS INC MACO
28th 春の願い 2011年6月22日 Toshl - -
29th 星空のネプチューン - -
30th Live武士JAPAN 2011年10月10日 - -
31st 武士JAPAN -English ver. 2012年03月11日 - -

アルバム[編集]

タイトル 発売日 名義 JP
BMG VICTOR、BMG JAPAN
1st made in HEAVEN 1992年11月21日 Toshi 3
2nd MISSION 1994年6月1日 TOSHI 3
3rd GRACE 1995年3月29日 Toshi 5
4th 蒼い宇宙の旅人 1997年1月22日 15
5th 壊れた世界でカナリアは歌う 1998年4月22日 36
レムリアアイランドレコード
6th 愛の詩をうたいたい 1999年3月25日 Toshi -
7th Toward the way ~新たなる道へ~ 1999年12月25日 -
8th INOCHI… 2000年6月30日 -
9th 自分 〜抱いてやりたい〜 2001年4月30日 -
ホームオブハート
10th Perfect Love 2002年11月30日 Toshi -
11th 雨の中のあの日の僕 2004年2月21日 -
12th 世界がひとつであれば (Orchestra Version) 2004年5月25日 -
13th 世界がひとつであれば (Acoustic Version) -
14th 詩旅〜美しき町へ 2004年12月 -
ヒーリングワールド
15th EARTH SPIRIT 2008年8月8日 Toshi with T-EARTH 300
16th 遥かなる時をこえて 2008年11月26日 -
17th PAIN 2009年3月15日 Toshi -
18th 美しい空をください 2009年6月10日 -
19th TRUTH 2009年8月13日 Toshi with T-EARTH -
20th 本当の愛 -
Office 武士JAPAN
21st 武士JAPAN 2010年2月24日 Toshl -

ベストアルバム[編集]

タイトル 発売日 JP
BMG VICTOR、BMG JAPAN
1st SINGLE COLLECTION SACRIFICE 1998年6月24日 90
ヒーリングワールド
2nd TOSHI HEALING 愛の詩をうたいたい 2008年2月25日 -
3rd Toshi BEST I 〜愛の詩をうたいたい 2008年3月25日 -
4th Toshi BEST II 〜Perfect Love -

ライヴアルバム[編集]

タイトル 発売日 JP
BMG VICTOR、BMG JAPAN
1st LIVE is BEST 1997年6月21日 -

DVD[編集]

ヒーリングワールド[編集]

  • Toshi with T-EARTH 2008 2DAY FINAL LIVE in TOKYO(2009年2月25日)
  • Toshi/TOSHI & WANKU SUMMER LIVE in AKASAKA BLITZ(2009年11月25日)
  • Toshi with T-EARTH SUMMER LIVE in AKASAKA BLITZ(2009年11月25日)

CD&DVD BOX[編集]

ヒーリングワールド[編集]

  • Toshi 全集(2010年2月1日)
  • Toshi&WANKU DUET 全集 (2010年2月8日)
  • Toshi with T-EARTH 全集(2010年2月12日)
  • 2008 Toshi COLLECTION (2010年3月5日)
  • 2009 Toshi COLLECTION (2010年3月5日)

Office 武士JAPAN[編集]

  • Toshl Feat.YOSHIKIスペシャルDVDボックスセット~クリスタルピアノのキミ~(2011年6月25日)
  • Toshl スペシャルDVD BOX「LIVE 武士JAPAN」(2012年1月15日)

書籍[編集]

講談社[編集]

  • 洗脳 地獄の12年からの生還(2014年7月23日)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テンプレート:X JAPAN