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また職業柄、[[宇宙人]]には興味があるようでケロロを家に居候させる事を決めたのも宇宙人の生活に興味を持ったからである。さらにインパクトの強いキャラを気に入って居候を許したという理由もある。さばさばした性格で度胸はかなり据わっている。その為か、クルルは秋を苦手としているようである。 | また職業柄、[[宇宙人]]には興味があるようでケロロを家に居候させる事を決めたのも宇宙人の生活に興味を持ったからである。さらにインパクトの強いキャラを気に入って居候を許したという理由もある。さばさばした性格で度胸はかなり据わっている。その為か、クルルは秋を苦手としているようである。 |
2017年2月17日 (金) 16:44時点における版
日向 秋(ひなた あき)は、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の人物。
アニメ版の声優は平松晶子。なお、第83話のクレジットにて日向秋のクレジット部分が平松晶子ではなく石田彰となっているミスがあった。
人物
ケロロの居候している日向家の家長で、冬樹・夏美の母親。一人称は「私」か「ママ」。
現在日向家には父親がいない(厳密にいうと「日向家を購入した時点で消息不明」)が、その理由は不明である。
年齢
年齢は不明だが概ね35歳と思われる。アニメ第73話では1980年代(正確な年は不明だが、冬樹は20年前にタイムスリップしたと言っている)にタイムスリップした冬樹が中学生の秋に遭遇している。また、彼女を演じる平松も同世代である。
外見
髪の色は冬樹と同じく青みがかった黒(または紺色)で大抵はポニーテールにしており(そのまま下ろしていたり、夏美のようにツインテールにする事もある)、アホ毛が2本かかっている(冬樹は1本)。現在は髪の長さが腰に近い所まであるが、冬樹と夏美が幼かった頃はこれが首辺りまでしかなかった。瞳の色は明るい青緑色で、眼鏡をかけている(クルル曰く「メガネっ娘」)。
中学生のときは夏美、高校生のときは冬樹に似ている。クルルの発明したジンセイガニドアレバ銃で一度中学生に戻った事があり、その時は冬樹を思わせる姿になっている(このときはアホ毛を2本から1本にしていた)。こうなるともう冬樹と瓜二つという感じであり、その姿はケロロや夏美・桃華ですら見抜けなかったようである。
体格・能力
とにかくダイナマイティブでナイスバディな女性であり、『出没!アド星ック天国』では「地球でもっともダイナマイトな女性」と言われていた。セクシーボディの持ち主として有名な夏美の体型はこの母親譲りと思われる。ジンセイガニドアレバ銃で中学生に戻った時にも桃華が「私より、(胸が)おっきいんですけど・・・」とリアクションをして、ナレーターも「ダイナマイトですから・・・」と言うほどである。
身長172cm、体重60kg(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。スリーサイズは3Mの推測によるとB92・W60・H86。
抜群のスタイルを誇る美人でもあり、行く先々で男性はおろか女性をも虜にする。通り行く人々は必ず見とれてしまう。夏美と二人だと更に注目をあびる為、唯一の男である冬樹は「一緒だと恥ずかしい」と一緒にいたがらない。
頭脳明晰で運動神経も良く、合気道十五段の有段者(実際の合気道に十五段は存在しない)。クルル曰く彼女の潜在能力は桜華にも匹敵するらしく、原作第132話では秘密基地に攻め入って(?)きた桜華を迎撃する為に、クルルに洗脳装置を付けられた状態でケロロ小隊地下秘密基地最終防衛ラインに急遽採用され、桜華と互角の闘いを繰り広げる。もっとも桜華の方は秋を傷付けず装置だけを壊す算段だったので、洗脳が解けた後は母親同士で親睦を深めた。
上記の通りジンセイガニドアレバ銃で中学生に戻った時も、筋力がその頃に戻っているはずなのにチンピラを片手で吹き飛ばした事から、中学生の頃から相当な運動能力を持っていた事がわかる。また、アニメ第210話Bパートでオトナノカイダンノボル銃の暴発で5歳に戻り、ケロロ小隊・日向姉弟とサッカーをして遊んだ時も、5歳児とは思えない身体能力を見せていた。運動神経は夏美より高く、コントロールはアニメ第9話Bパートで飛んでいるジンセイガニドアレバ銃にピーナッツを当てて起動させるほどであり、クルルを大変驚かせた(秋本人は「まぐれよ、まぐれ」と言っている)。
職業
出版社「角山書店」(ケロロ軍曹の単行本や少年エースを発行している角川書店のパロディ)で漫画雑誌『少年タロウ』(アニメ版では『少年アルファ』)の超有能な編集者として働いており、家には帰れないことも多い。アニメでは劇中での人気漫画・アニメ『ゲロロ艦長』作者のヨシザキ先生の担当でもある。
その実力は宇宙にもとどろき渡っており、アニメ第93話Bパートではわざわざ宇宙からスカウトマンが来たほど。
性格
動物全般が嫌いであり(『ドラえもん』の野比玉子のパロディと思われる)、ケロロと会う以前に日向姉弟(2011年以降は日向姉妹)がもらってきたインコが突然いなくなった日の夕食に疑惑の焼き鳥が出た、というエピソードがある(アニメではこのエピソードが第132話Bパートでそっくりそのまま再現されており、その話を知っているケロロはクルルが焼き鳥を食べながら出てきた所を見て仰天していた)。しかしケロロ達は「動物の枠」を超えており、ここまで来れば例外であるため大丈夫らしく、その点を夏美に何度か突っ込まれている。
また職業柄、宇宙人には興味があるようでケロロを家に居候させる事を決めたのも宇宙人の生活に興味を持ったからである。さらにインパクトの強いキャラを気に入って居候を許したという理由もある。さばさばした性格で度胸はかなり据わっている。その為か、クルルは秋を苦手としているようである。
ドロドロ・ヌメヌメが大好きだが宇宙ニョロは苦手らしい。ケロロ小隊隊員の事は「(名前の上2文字)+ちゃん」と呼んでいる。
母親としての秋
上記のように編集者として働いている仕事柄、家に帰れない事や冬樹・夏美との約束を守れなくなる事も多い。この為(冬樹はそれほどでもない様子だが)、ママっ子の夏美は非常に寂しがっている。しかし冬樹や夏美へ母親として十分な愛情を注ぎ、女手一つで家計を支えている。
ケロロやタママからも「日向家の母親」と認識されているようであり、それぞれ「ママ殿」や「秋ママさん」と呼んでいる。
その他のエピソード
- 日向家の絶対的存在としてとある人造人間の覚醒状態に例えられた事もある。
- ケロロ小隊からは「日向家最強生物」と認識されている。日向家で唯一クルルが専用ロボを作っている(アニメオリジナルの「オータムH (AK-966) 」。第44話Bパートで一度だけ試乗するが、暴走させてしまう)。
- アニメ第44話Bパートで秋がバイクを使ってロボに乗り込むシーンが登場するが、第115話Aパートでケロロも同じことをしようとして見事に失敗している。
- 通勤には大型オートバイ(ホンダ・CBR1000RR)を使っている(ナンバープレートは原作で判明しており、「武蔵Cめ12-02」だが「武蔵」という地名は実在しない。車両番号は作者・吉崎の誕生日(12月2日)をさしており、後に彼も同じものを購入している)。
- 愛車は赤い車体色の初代ホンダ・シティ・ターボII(AA型、通称:ブルドック)。走り屋の中では「峠の赤い流星」と呼ばれている(『頭文字D』のパロディと思われる)。車の初登場シーンには原作では『頭文字D』、アニメでは『ルパン三世 カリオストロの城』のパロディが使用されている。
- 秋はどことなく平松の持ちキャラである『逮捕しちゃうぞ』の小早川美幸に似ており、ホンダ製の車やバイクに乗っている点が共通する。さらに両方とも「なつみ」という名前の関連キャラがいる(ただし「なつ」の字は同じだが(夏)、「み」は違う(「実」と「美」))。
- 基本的に、コスプレをすることは少ない一方、何故か「ジンセイガニドアレバ銃(オトナノカイダンノボル銃)」で若返ることが多い。しかも、その若返る年齢は回を追うごとに若くなり、近作ではとうとう5歳に戻ってしまった。
コスプレ・変身
- 貴婦人
- 原作第16話・アニメ第39話Bパートで登場。大掃除をやった時に秋はケロロのアドバイスで箒を使って和室を掃除する事になった。このとき何故か背景がいきなり舞踏会のシーンに変わり、ケロロや秋も貴族や貴婦人の姿に化けた。
- 若返った秋
- 原作第23話・アニメ第9話Bパートで登場。「ジンセイガニドアレバ銃」の実験台となって若返った秋。見た目は冬樹そっくりで、吉祥学園の制服をまとい、学校に現れた時は周囲の人すべてが冬樹と間違えていた。
- 鬼娘/雷様
- 原作第90話・アニメ第94話で登場。チロロ(アニメではカララ)に「鬼娘専用変身銃(ワタシガダレヨリイチバンガン)」で変身させられた姿(アニメでは銃の名前は明かされず)。アニメではさらに秘密基地に貯蔵されていた大豆製品の餌食となった。
- スーパーママ
- アニメ第70話Aパートで登場。ケロロ小隊の地球侵略シミュレーションで地球防衛ラインとして登場した秋。ヒップアタックでケロロ小隊の訓練用小型宇宙船を張り飛ばしていた。
- 中学生の秋
- アニメ第73話で登場。クルルの「ジンセイガニドアレバ銃」が落雷によって暴発した時に、時空もろとも若返ってしまった秋。この時の彼女は夏美とよく似ているのだが、メガネを取り髪をまとめた時の顔は冬樹そっくりで、第9話Bパートに引き続きまたもケロロは間違えてしまった(この事からも、冬樹が母親似なのが分かる)。腕っ節の強さや、度胸の据わった所はこの時期から既に持っていた様子。
- 5歳の秋
- アニメ第210話Bパートで登場。「オトナノカイダンノボル銃」の暴発で子供に戻った秋。ポニーテールが短くなり、服装も変化している。また、髪は青みがかかっている。驚異的な運動神経は当時から備わっていたようで、ケロロは勿論、運動神経抜群のギロロまで振り回すほどの見事なプレーを見せていた。ちなみに、この当時はメガネをかけていない。
関連項目
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