「ウォーリーをさがせ!」の版間の差分
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: 本作の主人公。赤と白の縞模様の服・長靴下・帽子、ジーパンを身に着て、眼鏡をかけて杖を突いている。茶髪で、細長い体形。しろひげの命令で、あらゆる異世界に行っては命令を遂行している。常に笑顔で、明るく聡明。 | : 本作の主人公。赤と白の縞模様の服・長靴下・帽子、ジーパンを身に着て、眼鏡をかけて杖を突いている。茶髪で、細長い体形。しろひげの命令で、あらゆる異世界に行っては命令を遂行している。常に笑顔で、明るく聡明。 |
2011年4月16日 (土) 22:43時点における版
『ウォーリーをさがせ!』(Where's Wally?, 北米版タイトルは Where's Waldo?)は、1987年にイギリス人イラストレーター、マーティン・ハンドフォード によってイギリスで出版された絵本。同じ年に日本でも発売され、有名になった。日本版の版元はフレーベル館。シリーズ名は『ウォーリーのえほん』。人が入り乱れた絵の中からウォーリーや仲間たち、巻物などを見つけ出す。
また、巻末にはウォーリー以外で探して欲しい人の一覧がページごとに載っており、読者を飽きさせない工夫が凝らされている。
登場人物
- ウォーリー (Wally)
- 本作の主人公。赤と白の縞模様の服・長靴下・帽子、ジーパンを身に着て、眼鏡をかけて杖を突いている。茶髪で、細長い体形。しろひげの命令で、あらゆる異世界に行っては命令を遂行している。常に笑顔で、明るく聡明。
- ウーフ (Woof)
- 白い犬。ウォーリーと同じような服を身に着けている。作品中にはしっぽしか登場しない。アニメ版では、カタコトだが、言葉が話せる。
- ウェンダ (Wenda)
- ウォーリーのガールフレンド。デニムのスカートを履いている。杖は持っていない。作品によっては名前が「ウィルマ」になっている。
- しろひげ (Wizard Whitebeard)
- 魔法使い。赤い服、青い帽子を着ている。赤・白・青の杖を突いている。白髭をとても長く伸ばしている。
- オドロー (Milton)
- ウォーリーに外見が似ているが、黄色と黒の縞模様の服と帽子、黒い長ズボンを着ている悪役。ウォーリーの杖を狙うが、いつも失敗ばかり。作品によっては「オズロー」と表記されている。
- ウォーリー親衛隊(しんえいたい)
- ウォーリーに付いて行く総勢25人の子どもの集団。ウォーリーと同じ服装をしているが眼鏡はかけていない。作品中には1、2ページに1人はいる。
タイトル
『ウォーリーのえほん』シリーズ
- 『ウォーリーをさがせ!』
- 『タイムトラベラーウォーリーをおえ!』
- 『ウォーリーのふしぎなたび』
- 『ウォーリーのおもしろゲームブック』
- 『ウォーリーハリウッドへいく』
以上は、1冊をのぞいて下記の新シリーズで置き換えられた。
『新ウォーリーのえほん』シリーズ
- 『新ウォーリーをさがせ!』
- 『新タイムトラベラー ウォーリーをおえ!』
- 『新ウォーリーのふしぎなたび』
- 『新ウォーリーハリウッドへいく』
- 『ウォーリーのゆめのくにだいぼうけん!』
- 『ウォーリーをさがせ! きえた名画だいそうさく!』
- 『ウォーリーをさがせ! 謎のメモ大追跡!』
テレビ版
1991年、アメリカで全13話のテレビ版が制作された。ウォーリーの声はタウンゼンド・コールマンがあてている。日本では1992年4月にWOWOWが先行放送され、同年5月からTBSで放送された。日本語版のウォーリーは堀内賢雄が担当。堀内はウォーリーがタウンページのテレビCMなどで採用されたときなども声をあてている。
その他
- 「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(フジテレビ系)で「ナンチャンをさがせ!」というコーナーがあった。
- 「人気者でいこう!」(テレビ朝日系)でも「浜ちゃんをさがせ!」と言う同様の趣旨のコーナーが存在した。
- 「ウォーリーを探さないで」というホラーFlashが存在する。内容は、数秒後に大音量の叫び声と共にホラー系の顔が出てくる恐怖系フラッシュである。
余談
- 北米版第1作 Where's Waldo? は、アメリカのいくつかの図書館・学校から受け入れを拒絶された。理由はトップレスの女性が描かれていることによる。
- 初版のウォーリーは顔が下膨れであったが、以後の作品のウォーリーは顔がスッキリしている。新ウォーリーをさがせ!のウォーリーも作者本人の希望で中肉中背で描き直されている。
- 2008年7月25日放送の「やりすぎ都市伝説」で、「ウォーリーをさがせ!」が「殺人鬼」を探すために出版された本だとする都市伝説が紹介された。↓
《ウォーリーに隠された恐ろしい秘密》。これは、一世をふうびした絵本『ウォーリーをさがせ!』(『ウォーリーのえほん』シリーズ)の主人公のモデルが実は殺人犯で、警察当局がこの絵本を作らせたという都市伝説。番組ではモデルとなった殺人犯が脱走した際の姿とウォーリーの姿に共通性がある、絵本に登場する「ウォーリー親衛隊」の人数が殺人犯の手にかかった人数と一致するなどのエピソードが紹介されていますが、日本中で話題を集めた絵本と恐ろしい殺人犯に関係がある。
- 映画「裸の銃を持つ男」のシリーズ最終作第3弾、『裸の銃(ガン)を持つ男 33 1/3 最後の侮辱』(1994年)のラストの劇場観客場面にウォーリーに扮した人物がいる。
関連項目
外部リンク
- [ttp://www.froebel-kan.co.jp/wally/index.html フレーベル館](公式)