「第47回NHK紅白歌合戦」の版間の差分
提供: Yourpedia
(→出場歌手) |
(→出場歌手) |
||
93行目: | 93行目: | ||
|[[和田アキ子]](20)||[[Mother]]||[[さだまさし]](8)||[[案山子 (さだまさし)|案山子]] | |[[和田アキ子]](20)||[[Mother]]||[[さだまさし]](8)||[[案山子 (さだまさし)|案山子]] | ||
|- | |- | ||
− | |[[島倉千代子]](34)||[[ときめきをさがしに]]||[[堀内孝雄]]( | + | |[[島倉千代子]](34)||[[ときめきをさがしに]]||[[堀内孝雄]](8)||[[遠くで汽笛を聞きながら]] |
|- | |- | ||
|[[藤あや子]](5)||[[紅 (藤あや子)|紅]]||[[谷村新司]](10)||[[愛に帰りたい]] | |[[藤あや子]](5)||[[紅 (藤あや子)|紅]]||[[谷村新司]](10)||[[愛に帰りたい]] |
2008年2月24日 (日) 15:44時点における最新版
第47回NHK紅白歌合戦は、1996年12月31日にNHKホールで行われた、通算47回目のNHK紅白歌合戦。20時から21時25分および21時30分~23時45分にNHKで生放送された。
概要[編集]
- 松たか子が史上最年少で紅組司会(当時19歳)に抜擢され話題となるが、まだ若く大舞台の経験も少ないことに加え、当初マスコミが紅組司会は上沼恵美子の続投(この年は早々に白組司会の古舘伊知郎との確執を理由に、続投の要請を拒否したと伝えられている)という予想をしていたことなどの条件も重なって司会の未熟さがより際立ってしまい、9:4で紅組が敗れる格好となった。また、森口博子の所ではスタンバイ中に誤ってMCを入れてしまい、過去に司会経験のある和田アキ子に助けられる一幕もあれば、本人がファンだと言う松田聖子の所では台本が飛んでしまうなどハプニングも相次いだ。(松田の件には視聴者から苦情が相次いだ。)
- この年森且行が脱退し、5人編成となったSMAPはこの回から出番が第二部に移行となった。また、鳥羽一郎の歌唱時にも登場した。
- ウルフルズはボーカルのトータス松本が演奏中に倒れて演奏がストップ。白組共演者全員からの「トータス!トータス!…」と呼びかける掛け声で立ち上りまた歌いだすという演出を行った。
- 近藤真彦は第39回以来8年振りの出場。演奏が始まる前に、まだデビュー前のKinKi Kidsが登場し「ミッドナイト・シャッフル」のサビ部分を歌った。また演奏にたのきんトリオの野村義男がギター奏者として参加。
- 玉置浩二はソロ歌手としては初出場だが、以前安全地帯のバンドボーカルとして第36回に出場しており、それ以来11年ぶりの出場となる。なお、バックバンドにはTOKIOを迎えて演奏した。
- 解散前の最後の紅白出場となった米米CLUBは、「浪漫飛行」の終了直前にボーカルのカールスモーキー石井がステージから客席に転倒した。なお、米米はそれから10年後である2006年に再結成を遂げ、翌2007年の紅白(第58回)で紅白復帰を果たした。
- 憲三郎&ジョージ山本は、北島三郎の掛け声と共に登場。しかし憲三郎が北島に似せたメイク、そしてものまねで歌ったことで会場が笑いに包まれた。映像は、ユニットを生んだ日本テレビ「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」内でも放送された。また、木梨憲武は、この回の憲三郎の他にも、過去にとんねるず、後に野猿としても出場し同一人物が3つの歌手として出場する珍しいことに(女性歌手だとユニット続発のおかげで後藤真希らがいる)。
- また、この年に亡くなった藤子・F・不二雄と渥美清を偲んで第一部で「ドラえもんの歌」を、RATS&STARの桑野信義がジャイアン役で、SMAPの中居正広がスネ夫役で、松田聖子がしずか役で歌い、第二部で「男はつらいよ」を出演歌手が歌った。
- 「ときめきをさがしに」を歌唱した島倉千代子は歌詞が書かれたカンペを左手に隠し持っていたが、それにも関わらず歌詞が飛ぶと言うハプニングを起こした。この実態が響き、島倉はデビュー50周年の2004年の第55回に記念出場するまで紅白出場はなかった。
- この年の衣装対決は、美川憲一が総額2億円のセットを使用し、派手な電飾と布地とドッキングした衣装が宙を舞うというもので、小林幸子は背後に雪をイメージした電飾が咲くというものだった。また、両者の間に挟まれた形で出場したシャ乱Qも衣装対決に参戦しており、たいせーが宙乗りをし、つんくの衣装の塗装が全て剥げるという仕掛けを行った。
- デビュー10周年を迎えた坂本冬美が「夜桜お七」で初めて紅組トリを務めた。坂本は歌唱中はこらえていたがエンディングではずっと泣いていた。
- 大トリは北島三郎の「風雪ながれ旅」。
司会者[編集]
演奏[編集]
- 三原綱木とザ・ニューブリード・東京放送管弦楽団(指揮 三原綱木)
審査員[編集]
- 有森裕子(陸上選手)
- 川口能活(横浜マリノスゴールキーパー。「マイアミの奇跡」の立役者)
- 江角マキコ(女優)
- 仰木彬(オリックス・ブルーウェーブ監督)
- 清水市代(女流棋士)
- 中村橋之助(歌舞伎俳優。翌年の大河ドラマ『毛利元就』の主人公・毛利元就役)
- 森英恵(ファッションデザイナー)
- 桂米朝(落語家)
- 大石静(脚本家。この年下期の連続テレビ小説『ふたりっ子』の作者)
- 周防正行(映画監督)
- 上田洋一・NHK番組制作局長
- 客席審査員(NHKホールの観客全員)
出場歌手[編集]
紅組 | 白組 | ||
---|---|---|---|
歌手 | 曲 | 歌手 | 曲 |
第1部 | |||
JUDY AND MARY(初) | そばかす | ウルフルズ(初) | ガッツだぜ!! |
相川七瀬(初) | 夢見る少女じゃいられない | 小沢健二(2) | 大人になれば |
門倉有希(初) | 女の漁歌 | TOKIO(3) | ありがとう…勇気 |
長山洋子(3) | ヨコハマ・シルエット | 鳥羽一郎(9) | カサブランカ・グッバイ |
TRF(3) | LEGEND OF WIND | 近藤真彦(9) | ミッドナイト・シャッフル |
中村美律子(4) | 人生そこそこ七十点 | 吉幾三(11) | エレジー~哀酒歌~ |
DREAMS COME TRUE(7) | そうだよ | RATS&STAR(初) | 夢で逢えたら |
森高千里(5) | ララ サンシャイン | 郷ひろみ(17) | 2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン |
大月みやこ(10) | 夢日記 | 前川清(6-17) | 抱きしめて |
都はるみ(28) | 好きになった人'96 | 森進一(29) | 夜の無言 |
第2部 | |||
安室奈美恵(2) | Don't wanna cry | SMAP(6) | SHAKE |
華原朋美(初) | I'm proud | 藤井フミヤ(4) | Another Orion |
松田聖子(12) | あなたに逢いたくて〜Missing You〜 | 玉置浩二(初) | 田園 |
globe(初) | Can't Stop Fallin' in Love | 米米CLUB(4) | 浪漫飛行 |
杏里(3) | オリビアを聴きながら | 南こうせつ(4) | 夢一夜 |
瀬川瑛子(4) | 笑いじわ | 憲三郎&ジョージ山本(初) | 浪漫-ROMAN- |
森口博子(6) | 視線 | 美川憲一(13) | 北国夜曲 |
小林幸子(18) | 越後情話 | シャ乱Q(2) | いいわけ |
Favorite Blue(初) | Active, My Dream | 小林旭(7) | 北帰行 |
和田アキ子(20) | Mother | さだまさし(8) | 案山子 |
島倉千代子(34) | ときめきをさがしに | 堀内孝雄(8) | 遠くで汽笛を聞きながら |
藤あや子(5) | 紅 | 谷村新司(10) | 愛に帰りたい |
石川さゆり(19) | 昭和夢つばめ | 細川たかし(22) | 女のしぐれ |
伍代夏子(7) | 鳴門海峡 | 五木ひろし(26) | 女の酒場 |
坂本冬美(9) | 夜桜お七 | 北島三郎(33) | 風雪ながれ旅 |
ゲスト出演者[編集]
- 前園真聖(前横浜フリューゲルスフォワード、翌年よりヴェルディ川崎フォワード。小沢健二の曲紹介)
- KinKi Kids(タレント。近藤真彦の曲中)
- 三倉茉奈・佳奈(タレント。この年下期の連続テレビ小説『ふたりっ子』のヒロイン(少女期)・野田麗子・香子役。「マジックショー」)
- 菊池麻衣子、岩崎ひろみ(女優。同じく『ふたりっ子』のヒロイン(成年期)・野田麗子・香子役。同上)
- 伊東四朗、野川由美子、重田千穂子、桜金造、魁三太郎(『コメディーお江戸でござる』出演者)