「三重県」の版間の差分

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'''三重県'''(みえけん)は、[[日本]]の[[都道府県]]の一つで、日本最大の[[半島]]である[[紀伊半島]]の東側に位置する。
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[[県庁所在地]]は県中部にある[[津市]]。
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== 16歳の兄が女子高生をレイプ!その後15歳の弟が別の場所でレイプ!金を奪い逃げる(2012年12月) ==
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[[三重県警]]桑名署は[[12月6日]]、同県桑名市の駐車場で[[9月10日]]未明、[[JK画像3|女子学生]](18)を強姦し現金28,000円を奪ったとして、強姦と窃盗の疑いで名古屋市に住む少年(16)、強姦容疑で中学3年の弟(15)=[[桑名市]]=を、窃盗容疑で遊び仲間の少年(17)=同市=をそれぞれ逮捕した。
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3人は駐車場からオートバイで帰宅しようとした女子学生の前に立ちふさがり進路を妨害。16歳の少年が弟ら2人に「どこかに行っていろ」と命じ、その場で強姦した。その後、弟が現場に戻り、近くの別の駐車場で再び女子学生を強姦した。
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さらに、16歳と17歳の少年2人が、バッグから財布を抜き出し現金を盗んだ。16歳の少年は「無理やりではない」と否認。他の2人は認めている。
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== 概要 ==
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[[海]]、[[山]]の豊富な自然に恵まれ、[[農業]]・[[漁業]]が盛んである。また[[観光]]で江戸時代(御伊勢参り)から現在([[フォーミュラ1|F1]]日本グランプリや、[[鈴鹿8時間耐久ロードレース|8耐]]など)に至るまで、観光を産業として成り立たせており、[[京都府|京都]]や[[奈良県|奈良]]と並び稀有な県である。
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'''[[北勢]]'''、'''[[伊賀]]'''、'''[[中勢]]'''、'''[[南勢]]([[伊勢志摩]])'''、'''[[東紀州]]'''の5地域で構成されている。[[江戸時代]]から、お伊勢参り([[お蔭参り]])の名で知られる[[伊勢神宮]]を擁する地域として発展した。[[令制国]]では、[[伊勢国]]、[[志摩国]]、[[伊賀国]]の全域と、[[紀伊国]](当初は[[熊野国造|熊野国]])の一部より構成される。旧律令国を4国も包括している県は珍しく、5国を包括している兵庫県についで2位である。このことは兵庫県同様三重県も、地域間の文化の違いや、習慣が多様であることを物語っている。
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[[都道府県の人口一覧|人口]]は22番目で、[[都道府県の面積一覧|面積]]は25番目、[[人口密度]]は23番目である。三重県内で最大人口を持つ[[市町村]]は[[四日市市]]の約31万人で、国から[[特例市]]に指定されている。県庁所在地である津市は、[[平成の大合併]]前の時点で、約16万人で県庁所在地のなかで人口が一番少なかったが、合併により人口が急激に増え、現在の人口は約28万人である。三重県は東紀州を中心に[[過疎地域]]があり、津市や[[松阪市]]の一部も過疎地域に指定されている。三重県の総人口は約180万人であり、[[熊本県]]、[[鹿児島県]]、[[岡山県]]等と同規模である。しかしそれらの県と比較して、三重県には人口の規模が大きな都市が存在しない。今日でこそ、[[平成の大合併]]で、人口が10万を超える市も全国的に珍しくなくなったが、以前から三重県には人口10万人以上の規模の市が、[[伊勢湾]]沿いに6市も存在している。大都市圏を含む[[都道府県]]以外では珍しいことである。このことから三重県の都市人口の特徴として、中規模の都市が複数存在し、人口が比較的分散していることがうかがえる。
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三重県の北中部は[[中京工業地帯]]であり、主要企業が多い。四日市市では[[自動販売機]]が年間で約12万台生産されており、自動販売機の生産量が全国で最も多い。また全国的に有名な[[石油化学コンビナート]]は[[四大公害病]]の一つである[[四日市ぜんそく]]が問題になったが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態は良好になっている。[[亀山市]]には[[カメヤマ (ローソク会社)|カメヤマローソク]](本社は大阪市に移転)や、三重県のハイテク企業誘致策により建設された[[シャープ]][[シャープ亀山工場|亀山工場]]がある。なお、三重県は[[ローソク]]の生産量と[[鍵 (道具)|鍵]]の生産量が全国一である。
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[[伊勢神宮]]や[[伊賀上野]]、[[二見浦]]、[[世界遺産]]の[[熊野古道]]などの観光地や[[ナガシマスパーランド]]、[[なばなの里]]、[[志摩スペイン村]]、[[鈴鹿サーキット]]などの[[テーマパーク]]がある。三重県は、[[関西圏]]と[[中京圏]]の中間に位置しているため、両地域からの観光客が多い。
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[[桑名郡]][[木曽岬町]]は、[[愛知県]]と地続きになっていることから、郵便配達などは愛知県[[弥富市]]にある弥富支店が行っている。また、町内の郵便番号は三重県のものではなく、愛知県のものが使われ、市外局番も愛知県のものを使用する。
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[[方言]]は[[三重弁]]が話されており、その中でも[[伊勢弁]]・[[伊賀弁]]・[[志摩弁]]・[[紀州弁]]に分けることができる。三重弁は[[近畿方言]]に属しており、大部分の地域が[[京阪式アクセント]]またはその変種である。三重県は、特に北部において、愛知県および[[東海地方]]との文化面や経済面での共通性が見られるが、方言においては愛知県・岐阜県との間に大きな断絶がある。方言の境界は長良川にあり、その東側の旧桑名郡[[長島町]]と桑名郡木曽岬町は[[東京式アクセント]]で、愛知県と同じ方言圏に属している。
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三重県は、[[滋賀県]]、[[福井県]]、[[岐阜県]]とともに「[[日本まんなか共和国]]」を設立し、知事サミットや文化交流事業などを行っている。
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名古屋名物になっている[[天むす]]は元々は三重県発祥のものである。他に、[[ひつまぶし]]も三重発祥との説がある。
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== 地理 ==
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三重県は南北の長さは約180km、東西の幅は108kmと、非常に細長い形をしているため、地形も、[[伊勢平野]]をはじめとする平野部から、山脈、[[青山高原]]などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。[[伊勢湾]]から[[松阪市]]飯高町にかけて[[中央構造線]]が通っており、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「'''月出の中央構造線'''」として国の[[天然記念物]]に指定された。2007年には、[[長野県]][[大鹿村]]とともに[[日本の地質百選]]に選定された(「'''中央構造線(月出)'''」)。
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* 東 - [[伊勢平野]]が広がっており、[[海岸]]には、[[リアス式海岸]]と[[七里御浜]]がある。[[伊勢湾]]と[[熊野灘]]が開けている。
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* 西 - [[鈴鹿山脈]]・信楽山地・[[台高山脈]]および[[紀伊山地]]を隔てて、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県と接する。また、[[布引山地]]の西側には、[[上野盆地]]が広がる。
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* 南 - [[熊野川]]を境に、和歌山県と接している。
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* 北 - [[養老山地]]と[[木曽三川]]を境に、岐阜県や愛知県と接している。
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=== 行政区分 ===
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* [[日本]]、[[近畿地方]]、[[東海地方]]
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==== 隣接都道府県とその市町村 ====
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括弧内はその市町村に隣接する三重県の市町村。
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* [[弥富市]]([[桑名市]]、[[木曽岬町]])
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* [[愛西市]](桑名市)
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* [[田原市]](海上で[[鳥羽市]])
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* [[海津市]](桑名市、[[いなべ市]])
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* [[大垣市]](いなべ市)
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* [[養老町]](いなべ市)
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* [[甲賀市]]([[四日市市]]、[[鈴鹿市]]、[[亀山市]]、[[伊賀市]]、[[菰野町]])
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* [[東近江市]](いなべ市、菰野町)
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* [[多賀町]](いなべ市)
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* [[南山城村]](伊賀市)
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* [[奈良市]](伊賀市)
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* [[宇陀市]]([[名張市]])
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* [[山添村]](伊賀市、名張市)
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* [[曽爾村]]([[津市]]、名張市)
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* [[御杖村]](津市、[[松阪市]])
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* [[東吉野村]](松阪市)
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* [[川上村 (奈良県)|川上村]](松阪市、[[大台町]])
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* [[上北山村]]([[尾鷲市]]、[[熊野市]]、大台町、[[紀北町]])
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* [[下北山村]](熊野市)
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* [[十津川村]](熊野市)
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* [[新宮市]](熊野市、[[紀宝町]])
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* [[北山村]](熊野市)
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==== 三重県の分類 ====
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一般的には、[[近畿地方]]または[[東海地方]]に含まれる。国土整備行政上は、[[福井県]]、[[滋賀県]]と同様、[[近畿圏]]、[[中部圏]]のいずれにも含まれている。
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==== 合併済みの市町村 ====
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詳しくは[[三重県の廃止市町村一覧]]を参照
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*ここでは、[[平成の大合併]]で変更した[[市町村]]を記述している。
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*[[2006年]][[1月10日]]に[[宮川村 (三重県)|宮川村]]と[[鵜殿村]]がそれぞれ[[大台町]]、[[紀宝町]]と合併しているため、三重県内から村がなくなっている。
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|+'''市町村合併'''
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|'''新行政名'''
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|'''旧行政名'''
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|'''合併期日'''
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|[[いなべ市]]
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|[[員弁町]]、[[北勢町]]、[[大安町]]、[[藤原町 (三重県)|藤原町]]
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|[[2003年]][[12月1日]]
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|[[志摩市]]
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|[[阿児町]]、[[浜島町]]、[[磯部町]]、[[大王町]]、[[志摩町 (三重県)|志摩町]]
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|[[2004年]][[10月1日]]
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|[[伊賀市]]
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|[[上野市]]、[[阿山町]]、[[伊賀町]]、[[青山町]]、[[大山田村 (三重県)|大山田村]]、[[島ヶ原村]]
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|2004年[[11月1日]]
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|[[桑名市]]
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|桑名市、[[多度町]]、[[長島町 (三重県)|長島町]]
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|2004年[[12月6日]]
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|[[松阪市]]
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|松阪市、[[嬉野町 (三重県)|嬉野町]]、[[三雲町]]、[[飯南町 (三重県)|飯南町]]、[[飯高町]]
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|[[2005年]][[1月1日]]
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|[[亀山市]]
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|亀山市、[[関町]]
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|2005年[[1月11日]]
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|[[四日市市]]
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|四日市市、[[楠町 (三重県)|楠町]]
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|2005年[[2月7日]]
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|[[大紀町]]
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|[[大宮町 (三重県)|大宮町]]、[[紀勢町]]、[[大内山村]]
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|2005年[[2月14日]]
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|-
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|[[南伊勢町]]
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|[[南勢町]]、[[南島町]]
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|2005年10月1日
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|[[紀北町]]
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|[[海山町]]、[[紀伊長島町]]
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|2005年[[10月11日]]
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|-
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|[[伊勢市]]
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|伊勢市、[[小俣町]]、[[二見町]]、[[御薗村]]
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|2005年11月1日
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|-
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|[[熊野市]]
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|熊野市、[[紀和町]]
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|2005年11月1日
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|[[津市]]
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|津市、[[久居市]]、[[芸濃町]]、[[安濃町]]、[[河芸町]]、[[香良洲町]]、[[一志町]]、[[白山町]]、[[美里村 (三重県)|美里村]]、[[美杉村]]
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|2006年1月1日
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|-
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|[[多気町]]
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|多気町、[[勢和村]]
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|2006年1月1日
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|大台町
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|大台町、宮川村
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|2006年1月10日
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|-
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|紀宝町
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|紀宝町、鵜殿村
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|2006年1月10日
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|-
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|}
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=== 地形 ===
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==== 主な川 ====
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* [[木曽三川]]([[木曽川]]、[[長良川]]、[[揖斐川]])
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* [[鈴鹿川]]
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* [[雲出川]]
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* [[櫛田川]]
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* [[宮川 (三重県)|宮川]]
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* [[熊野川]]
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* [[木津川 (京都府)|木津川]]
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* [[五十鈴川]]
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* 大又川
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==== 主な山 ====
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[[鈴鹿山脈]]:
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* [[藤原岳]](1,140m、[[いなべ市]])
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* [[竜ヶ岳 (三重県・滋賀県)|竜ヶ岳]](1,099m、いなべ市)
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* [[釈迦ヶ岳 (鈴鹿)|釈迦ヶ岳]](1,092m、[[菰野町]])
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* [[御在所岳]](1,212m、菰野町)
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* [[鎌ヶ岳]](1,161m、菰野町)
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[[養老山地]]:
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* [[多度山]](403m、[[桑名市]])
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[[布引山地]]:
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* [[笠取山(三重県)|笠取山]](842m、[[伊賀市]])
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* [[霊山(三重県)|霊山]](766m、伊賀市)
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[[台高山脈]]:
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* [[大台ヶ原山]](日出ヶ岳)(県内最高峰、1,695m、[[大台町]])
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* [[高見山]](1,248m、[[松阪市]])
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* [[国見山(三重県・奈良県)|国見山]](1,419m、松阪市)
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* [[桧塚奥峰]](1,420m、松阪市)
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その他:
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* [[朝熊山]](555m、[[伊勢市]]・[[鳥羽市]])
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==== 主な島 ====
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[[鳥羽市]]:
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*[[答志島]]
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*[[神島 (三重県)|神島]]
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*[[菅島]]
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*[[坂手島]]
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*[[大築海島]]
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*[[小築海島]]
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[[志摩市]]:
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*[[賢島]]
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*[[間崎島]]
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*[[座賀島]]
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*[[和具大島]]
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*[[矢取島]]
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*[[渡鹿野島]]
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*[[三島山 (三重県)|三島山]]
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[[紀北町]]:
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*[[鈴島]]
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[[紀宝町]]:
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*[[御船島]]
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==== 湾 ====
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* [[伊勢湾]] - 三重県の北部から中部に面した[[湾]]。[[四日市港]]など大規模港が存在する。
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* [[英虞湾]] - 志摩市にある湾。[[真珠]]の養殖が盛んである。
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* [[的矢湾]] - 志摩市と鳥羽市に囲まれた湾。[[的矢かき]]で知られる。
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* [[五ヶ所湾]] - [[度会郡]][[南伊勢町]]にある湾。真珠養殖が盛んである。
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* [[尾鷲湾]] - 尾鷲市に面した湾。有数の漁港がある。
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* [[熊野灘]] - 三重県の志摩市[[大王崎]]から和歌山県[[潮岬]]にかけての海域の名称。
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* [[賀田湾]] - 尾鷲市[[賀田]]に面した湾。
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この他にも、[[志摩半島]]南部から[[熊野市]]にかけての海岸は、[[リアス式海岸]]になっているので、多数の[[湾]]がある。
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==== 半島 ====
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* [[紀伊半島]]
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* [[志摩半島]]
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=== 気候 ===
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三重県は南北に長いため、各地域によって[[気候]]がさまざまである。東紀州(南部)は、[[潮岬]]からの[[台風]]の直撃を受ける事が多く、「台風銀座」と呼ばれている。伊勢湾沿岸から熊野灘沿岸が[[太平洋側気候]]で、伊賀は[[内陸性気候]]([[瀬戸内海式気候]]に含める場合もある。)である。
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* '''鈴鹿山麓([[北勢|北部]])''' - [[鈴鹿山脈]]の麓に位置するこの地域([[四日市市]]、[[桑名市]]など)は、[[冬]]は乾燥した晴天の日が多く、強い冬型の気圧配置になると[[日本海]]から流れてくる雪雲の影響で局地的な大雪に見舞われることがある。山間部を除けば、県内で最も雪の多い地域で、[[いなべ市]]では、1mの降雪記録もある。
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* '''上野盆地([[伊賀]])'''  - 山地を除くと1月の平均気温が約3℃で、県内では最も寒さの厳しい地域。逆に夏の暑さは場所によっては40℃を超えたという記録がある。鈴鹿山麓地域(北部)と同様、強い冬型の気圧配置になると大雪に見舞われることがある。年降水量は1300〜1500mmで県内で最も雨の少ない地域である。年間を通じて霧が多く発生する。
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* '''伊勢平野([[中勢|中部]]、[[伊勢志摩]])''' - 基本的に温和な気候であるが、中南部はしばしば洪水にみまわれる。(宮川豪雨や津市で記録した時間雨量98mmなど)又、津市では夏になると最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の日が多くなる。
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* '''熊野灘沿岸([[東紀州|紀勢東紀州]])''' - 三重県で最南に位置するため、非常に温暖な地域になっている。又、県内はもとより、全国的にも雨の多い地域として有名で、上記でも説明したとおり、台風がよく通過する。[[南四国]](高知平野を除く)や[[九州]]南東部と似ており、[[志摩半島]]海岸では年平均気温は約16℃、年降水量は2000〜2500mmとなっている。特に、[[尾鷲市|尾鷲]]から[[大台ヶ原山]]までの一帯は多雨地帯であり、尾鷲市の年降水量の平均は4000mm程度に達する。
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==== 気象区分 ====
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*北中部
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** 北部 - [[四日市市]]・[[桑名市]]・[[鈴鹿市]]・[[亀山市]]・[[いなべ市]]・[[川越町]]・[[朝日町 (三重県)|朝日町]]・[[菰野町]]・[[木曽岬町]]・[[東員町]]
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** 伊賀 - [[伊賀市]]・[[名張市]]
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** 中部 - [[津市]]・[[松阪市]]・[[多気町]]・[[明和町 (三重県)|明和町]]
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*南部
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** 伊勢志摩 - [[伊勢市]]・[[鳥羽市]]・[[志摩市]]・[[玉城町]]・[[度会町]]・[[南伊勢町]]
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** 紀勢東紀州 - [[尾鷲市]]・[[熊野市]]・[[大台町]]・[[大紀町]]・[[紀北町]]・[[御浜町]]・[[紀宝町]]
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== 歴史 ==
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[[明治維新]]以前の[[伊勢国]]、[[伊賀国]]、[[志摩国]]の全域、それに[[紀伊国]][[牟婁郡]]([[熊野国造|熊野国]])の一部よりなる。
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=== 原始 ===
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大陸と陸続きであった頃、鳥羽市の[[恐竜]]化石、阿山郡大山田村で発見された[[ゾウ]]・[[ワニ]]の足跡などが知られている。3万年前から1万年前頃の[[後期旧石器時代]]の三重県内の南勢地方、鈴鹿川北岸、鈴鹿市南部、英虞湾や伊雑浦(いぞううら)などの河岸段丘や台地での遺跡から[[ナイフ形石器]]が出土している。遺跡は50カ所ほど知られているが、遺跡の内容は分かっていない。その中では出張(でばり)遺跡(度会郡大紀町)で発掘調査が行われ、ナイフ形石器・[[削器]]・[[尖頭器]]状石器・[[細石刃]]などが出土している。石材の多くは県内のチャートであるが、[[讃岐岩]](サヌカイト)は[[二上山 (奈良県・大阪府)|二上山]]産のものである。
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[[縄文時代]]草創期の[[縄文式土器|土器]]押型文土器が県内各100カ所近くの遺跡から出土している。また、早期以降の遺跡は、伊勢湾岸、志摩半島、熊野灘沿岸、伊賀盆地の内陸部にまで広がり、600を超える。
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押型文土器に伴う石器群は、有茎尖頭器・[[石鏃]]などがあり、この二つの石器には時期的差がみられる。この期の住居は[[竪穴式住居]]で、直径4メートルほどの平面形は不整円形で、地表面から80センチほど掘り下げ、[[垂木]](たるき)を立てかけて円錐状の屋根を葺いたものと推定される。他には長楕円形または隅丸の二等辺三角形の平面形で、最大長2.6メートル、最大幅65センチの「煙道付炉穴」と呼ばれる野外炉が併存している。このことは半定住生活していたことを裏付ける。
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中期から後期前葉にかけて遺跡数が最も増加し、およそ200カ所の所在が確認されている。中期前半には関東系や瀬戸内系の土器に北陸系や東海系の土器も認められ、海岸沿いに人々の行き来が行われたことを示している。この期の住居は平面形が円形で、住居内には石囲みや土器敷の屋内炉も確認されている。後期には、近畿系の強い影響にありながら、東北・中部・北陸などの土器が見られ、広範に交流が行われていたことが推定できる。津市一志町にある天白遺跡に東西も南北も約50メートルの範囲に広がった、西日本には数少ない[[配石遺構]]がある。土器棺墓、60点を超える[[土偶]]・岩偶、[[石棒]]・石剣など祭祀遺物も多く確認され、[[葬送儀礼]]の行われた遺構であると考えられている。晩期に入っては、小規模遺跡が多く、[[沖積平野]]部に進出している。後半の土器には粘土紐を肩部や口辺部に貼り付ける東海系の突帯文土器が主流を占めるようになる。住居では、名張市にある下川遺跡から柄鏡形住居が確認されている。遺体を土器に埋葬する25基の土器棺墓郡が集落と離れた場所で見つかっている。
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=== 古代 ===
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[[672年]]、古代最大の内乱である[[壬申の乱]]が起こった。この内乱は律令国家形成の主導権をめぐる争いであり、三重県域に属する伊勢と伊賀は巻き込まれ、重要な役割を果たした。
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7世紀の終わり頃に[[班田収授法]]が実施されたが、三重県下でも条里制の遺構が[[圃場整備事業]]が実施されるまで、志摩の英虞郡を除いて各郡で確認されている。なかでも伊賀では[[服部川]]右岸の[[扇状地]]、伊勢では[[安濃川]]と[[櫛田川]]の下流域に、それぞれ広範囲にわたって連続した地割りが認められた。
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国分僧寺・尼寺は全国に建立された。伊賀では上野市(現伊賀市)西明寺字長者屋敷に寺跡があり、東西210メートル、南北約250メートルの方形に土塁が残っている。南から中門・金堂・講堂跡の土壇が並び、西南の隅に塔跡とみられる土壇もある。尼寺はその東200メートルにある長楽山廃寺が想定されている。伊勢の僧寺は鈴鹿市国分町の台地の南端にあったとみられる。寺域は築地で囲まれ、東西178メートル、南北184メートルであった。志摩では阿児町国府の台地上にある護国山国分寺が僧寺であるとみられている。
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=== 近世 ===
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江戸時代に置かれた藩には伊勢国には、[[桑名藩]]、[[長島藩]]、[[伊勢亀山藩]]、[[神戸藩]]、[[菰野藩]]、[[久居藩]]、[[津藩]]、志摩国の[[鳥羽藩]]、津藩の支城の[[上野城|伊賀上野城]]、津藩の一族の[[名張陣屋]]、[[紀州藩]]の支城の[[田丸城]]、[[松坂城|松阪城]]がある。
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=== 近・現代 ===
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* [[1876年]][[4月18日]] - 三重県発足。
 +
* 1876年 - [[1873年]][[7月]]より行われた[[地租改正]]に、[[農民]]が反対する[[地租改正反対一揆]]が発生する。
 +
* [[1944年]][[12月7日]] - [[尾鷲市]]沖約20kmを[[震源]]とする[[東南海地震]]が発生し、尾鷲市や熊野灘沿岸一帯が[[津波]]で壊滅的な被害を受ける。死者・行方不明者は全部で推定1223人。
 +
* [[1945年]][[6月18日]] - [[アメリカ軍]]が[[四日市市]]へ空襲('''[[四日市空襲]]''')。死者736人。市街地のほとんどが廃墟になる。
 +
* [[1945年]][[7月24日]]、[[7月28日]] - アメリカ軍が[[津市]]へ空襲('''[[津大空襲]]''')死者1,239人。旧市街や工場地帯が焼失し、焼失率は全国一といわれる。
 +
* [[1955年]] - [[三重県立四日市高等学校]]が[[第37回全国高等学校野球選手権大会]]で初出場し、初優勝する。
 +
* [[1959年]][[4月29日]]  - [[御在所ロープウェイ]]開業。
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* [[1960年]] - 四日市市にある石油化学コンビナートから排出された亜硫酸ガスによる大気汚染で、[[公害病#四大公害病|四大公害病]]の一つ、[[四日市ぜんそく]]の被害が広がる。
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* [[1962年]] - [[鈴鹿サーキット]]が開園。
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* [[1965年]][[12月16日]] - [[名阪国道]]が[[暫定2車線]]で開通したため、三重県初の[[自動車専用道路]]開通。
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* [[1966年]][[3月]] - [[ナガシマスパーランド]]開園。
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* [[1970年]][[4月17日]] - [[四日市インターチェンジ (三重県) |四日市IC]]-[[亀山インターチェンジ|亀山IC]]間が[[日本道路公団]](現 [[中日本高速道路]])が管理する一般[[有料道路]]の[[国道1号]]東名阪道路として開通。
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* [[1973年]][[4月1日]] - 東名阪道路が[[高速自動車国道]]の[[東名阪自動車道]]となったため、三重県初の高速自動車国道となる。
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* [[1994年]][[4月22日]] - [[志摩スペイン村]]開園。
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* [[1995年]][[12月25日]]~[[12月27日]]  - 鈴鹿山麓([[北勢|北部]])地域を中心に[[大雪]]が降り、四日市市では、最深積雪53[[センチメートル|cm]]を記録した。
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* [[1998年]][[7月12日]] - [[なばなの里]]開園。
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* [[2000年]][[6月]] - [[滋賀県]]、[[福井県]]、[[岐阜県]]とともに[[日本まんなか共和国]]を設立。
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* 2000年[[11月1日]] -  四日市市が[[特例市]]へ移行。
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* [[2003年]][[12月1日]] - [[いなべ市]]が発足したため、三重県内で初の[[平成の大合併]]になった。
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* 2004年[[7月7日]] - ユネスコ世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録。
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* 2004年[[9月29日]] - [[平成16年台風第21号|台風21号]]による豪雨で、[[宮川村]](今の[[大台町]])で土石流災害が発生する。死者6人、行方不明者1人。('''宮川豪雨''')
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* [[2007年]][[4月15日]] - [[三重県中部地震]]が発生し、亀山市や鈴鹿市などで被害が出る。重軽傷者は全部で12人。
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*[[2009年]][[10月8日]] - [[平成21年台風第18号|台風18号]]による豪雨で[[東海旅客鉄道]](JR東海)[[名松線]]の[[家城駅]] - [[伊勢奥津駅]]間の約40箇所で土砂崩れや路盤流出が発生し、[[バス代行|バスで代行運転]]となる。
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*2009年[[11月13日]] - [[マルエーフェリー]]の「ありあけ」が[[御浜町]]にある[[七里御浜]]の200メートル沖合の[[熊野灘]]で座礁する。乗客は全員救助された。 
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* [[2010年]][[6月28日]] - [[伊勢自動車道]]の[[津インターチェンジ|津IC]]~[[伊勢インターチェンジ|伊勢IC]]と[[紀勢自動車道]]の全線で[[高速道路無料化|高速道路の無料化社会実験]]が始まる。
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* 2010年[[8月27日]] - [[野呂昭彦]][[知事]]の長男が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕される。長男は2008年にも覚せい剤の使用などで有罪判決を受けて執行猶予中であった。
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* 2010年[[10月1日]] - [[伊勢湾フェリー]]が三重県と[[愛知県]]、[[鳥羽市]]と[[田原市]]の2県2市から支援を受け、廃止を免れ、新体制での事業を開始。
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==== 度会府設置から三重県発足まで ====
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* 1868年8月23日(慶応4年7月6日) - 度会府が設置される。
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* 1869年7月25日-10月24日(明治2年6月17日-9月20日)[[版籍奉還]]により桑名藩・亀山藩・長島藩・神戸藩・菰野藩・津藩・久居藩・鳥羽藩の8藩が設置される。
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* 1869年8月24日(明治2年7月17日) - 度会府が度会県に改称される。
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* 1871年8月29日(明治4年7月14日) - [[廃藩置県]]により桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県・久居県・鳥羽県の8県が設置される。
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* 1872年1月2日(明治4年11月22日) - 安濃津県(桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県)と度会県(久居県・鳥羽県・度会府)に集約される。安濃津県は県庁を[[安濃郡 (伊勢国)|安濃郡]]安濃津(現在の[[津市]])、度会県は県庁を[[度会郡]]山田(現在の[[伊勢市]])に置いた。
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* [[1872年]](明治5年) - 安濃津県は、倒幕の論功行賞に不満を持つ旧[[津藩]]士らの住む県南端の安濃津から県中央の[[三重郡]][[四日市市|四日市]]に県庁を移設し、郡名を取って'''三重県'''へ改称する。
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* 1873年(明治6年) - 三重県庁舎([[四日市陣屋]])が手狭となり、且つ、度会県との合併を見越して、県庁を安濃津へ戻す。県名はそのままであった。そのことについては1875年(明治8)「他郡ノ称ヲ以テ県名トナスハ則名ノ正シキモノニ非ス」と県名改称を申し立てる者が現れたが、他県にも類似の問題があり、そのままになってしまった。
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* 1876年(明治9年)4月18日 - 三重県と度会県が合併し、現在の三重県となった。初代県令(知事)は岩村定高(佐賀県士族)であった。
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===== 三重県の名称の由来 =====
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[[ヤマトタケル]]が東方遠征を終えて尾津前(尾津浜)([[桑名市]])から能褒野(亀山市)へ向かう途中の三重郡(四日市市)で、『[[古事記]]』に「『吾が足は三重の勾がりの如くして甚だ疲れたり』とのりたまいき。故、其地を號けて三重と謂ふ。」とあることに由来するとされている。
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== 人口 ==
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[[人口統計|code=24000|name=三重県]]を参照
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== 政治 ==
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=== 行政 ===
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* 知事 - [[鈴木英敬]](公選第6代。現在1期目。2011年4月21日就任)
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歴代知事については「[[三重県知事一覧]]」を参照のこと。
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=== 財政 ===
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* 2007年 - 財政力指数 0.59、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、17自治体中9位
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* 2006年 - 財政力指数 0.54、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、16自治体中10位
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* 2005年 - 財政力指数 0.49、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、8自治体中1位
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* 2004年 - 財政力指数 0.47、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、10自治体中4位
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=== 議会 ===
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[[三重県議会]]を参照
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== 経済 ==
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=== 農業 ===
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*[[伊勢茶]] - [[緑茶]]の栽培面積、生産量、生産額は、[[静岡県]]、[[鹿児島県]]に次いで全国第3位。『京都産』とされている[[抹茶]]は、実際には[[京都市]]が産地ではなく、大半が三重県で生産されていて、それを[[宇治市]]で[[製茶]]している事が多い、伊勢茶も、行政支援の対象製品として[[三重ブランド]]に認定されている。
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*[[米]] - [[伊勢平野]]を抱えているため、米の栽培も盛んである。
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*[[ウンシュウミカン|蜜柑]] - 東紀州では栽培が盛んである。
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==== 畜産 ====
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* [[松阪牛]] - 松阪市近郊で生産される和牛。日本を代表する高級肉として有名。
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* [[伊賀牛]] - [[伊賀地方]]で生産される和牛。
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==== 酪農 ====
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* 大内山牛乳 - 大紀町(旧[[大内山村]])で牛乳が生産されている。
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==== 水産業 ====
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* [[真珠]] - 飛鳥・奈良時代は鮑玉(あわびだま; [[アワビ]]にできる天然真珠)と[[アコヤガイ|阿古屋貝]]の真珠。[[昭和]]になり阿古屋貝の真円真珠養殖が有名になる。
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* [[イセエビ|伊勢えび]]
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* [[アワビ]] - [[万葉集]]にも登場。
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* [[カツオ]] - 奈良時代に遡ることが出来る。
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* [[イカナゴ|小女子]](こおなご) - 津市の白塚町や河芸町で盛ん。いわゆる「ちりめん」である。
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* [[トラフグ]] - [[あのりふぐ]]
 +
* [[アオノリ|青のり]] - 主な生産地は[[英虞湾]]、[[的矢湾]]、[[伊勢湾]]など。
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* [[ヒジキ]] - 主な生産地は[[志摩半島]]。加工は[[伊勢市]]など。伊勢ヒジキなどの名称で販売され、[[三重ブランド]]として行政支援の対象になっている。
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* [[カキ (貝)|カキ]] - 主な生産地は英虞湾、的矢湾、[[鳥羽湾]]など。
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* [[マンボウ]] - 主な生産地は[[東紀州]]。
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==== 林業 ====
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* [[ヒノキ|桧]] - 主に東紀州地域
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* [[スギ|杉]] - 主に奥伊勢地域
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=== 工業 ===
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* 都道府県別工業製品出荷額10位であり、[[東海地方]]の工業に貢献している。
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* 四日市市の[[コンビナート|石油コンビナート]] - 1960年代から1970年代にかけて[[公害病#四大公害病|日本四大公害]]のひとつである[[四日市ぜんそく]]が問題化した。
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* [[本田技研工業|ホンダ]]鈴鹿製作所([[鈴鹿市]])、[[トヨタ車体]]([[いなべ市]])を中心に、輸送用機器の製造品出荷額が最も多い。
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* 津市の[[ユニバーサル造船]]は造船を中心に、[[JFEエンジニアリング]]は横浜ベイブリッジや本四連絡橋,地元青山高原の風車群など、数々の鉄鋼製品を出荷。
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* 2000年以降、[[東芝]]([[四日市市]])、[[富士通]]([[桑名市]])の半導体工場、[[シャープ]]の液晶工場([[亀山市]]、[[多気町]])に大規模投資が行われ、電子デバイス関連の製造品出荷額が急伸している。三重県も[[クリスタルバレー構想|三重クリスタルバレー構想]]・三重シリコンバレー構想を掲げ、行政面から工場誘致を進めている。
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* [[大阪市]]と[[名古屋市]]の中間に位置し、[[名阪国道]]が通っている[[伊賀地方]]北部には、企業の生産拠点・物流拠点としての工場と工業団地が点在している。
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==== 工場を置く主要企業 ====
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* [[愛知機械工業]](松阪市)
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* [[朝日松下電工]](伊賀市)
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* [[味の素]](四日市市) - 敷地内にバードサンクチュアリを開設している。
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* [[味の素ゼネラルフーヅ]](AGF)(鈴鹿市)
 +
* [[石原産業]](四日市市)
 +
* [[INAX]](伊賀市)
 +
* [[井村屋製菓]](津市)
 +
* [[ヴァーレ]]・インコ・ジャパン(旧・インコ東京ニッケル)(松阪市)
 +
* [[NTN]](桑名市)
 +
* [[おやつカンパニー]](津市)
 +
* [[カヤバ工業|KYB]](津市)
 +
* [[サラヤ]](熊野市)
 +
* [[紀州製紙]](紀宝町)
 +
* [[京セラミタ]](玉城町)
 +
* [[コスモ石油]](四日市市)
 +
* [[サンジルシ醸造]](桑名市)
 +
* [[JFEエンジニアリング]](津市)
 +
* [[シャープ]](亀山市、多気町) - 液晶パネルの主力工場。電器店で「亀山産」(亀山ブランド)を強調した宣伝を行い話題になった。
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* [[シンフォニア テクノロジー]](伊勢市、鳥羽市)
 +
* [[住友金属鉱山]](亀山市)
 +
* [[住友電装]](四日市市、鈴鹿市)
 +
* [[セントラル硝子]](松阪市)
 +
* [[DIC (企業)|DIC]](四日市市)
 +
* [[太平洋セメント]](いなべ市)
 +
* [[大陽日酸]](伊賀市)
 +
* [[宝ホールディングス|宝酒造]](四日市市)
 +
* [[タカラバイオ]](四日市市)
 +
* [[中外医薬生産]](伊賀市)
 +
* [[デンソー]](いなべ市)
 +
* [[東芝]](四日市市、朝日町)
 +
* [[常盤薬品工業]](伊賀市)
 +
* [[凸版印刷]](亀山市、津市、松阪市)
 +
* [[トヨタ車体]](いなべ市)
 +
* [[日本板硝子]](四日市市)
 +
* [[ノーベル製菓]](名張市)
 +
* [[パナソニック電工]](四日市市、津市、玉城町)
 +
* [[パナソニック エレクトロニックデバイス]](松阪市)
 +
* [[日立金属]](桑名市)
 +
* [[フジクラ]](鈴鹿市)
 +
* [[富士通]](桑名市)
 +
* [[富士電機ホールディングス|富士電機]](四日市市、鈴鹿市)
 +
* [[ブリヂストンサイクル]](伊賀市)
 +
* [[プリマハム]](伊賀市)
 +
* [[古河電気工業|古河電工]](亀山市)
 +
* [[本田技研工業]](鈴鹿市)
 +
* [[マスヤ]](伊勢市)
 +
* [[三菱化学]](四日市市)
 +
* [[三菱重工業|三菱重工業株式会社]](松阪市)
 +
* [[宮崎本店]](四日市市)
 +
* [[美和ロック]](伊勢市、玉城町)
 +
* [[メロディアン]](伊賀市)
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* [[森精機製作所]](伊賀市)
 +
* [[ヤマモリ (食品メーカー)|ヤマモリ]](桑名市)
 +
* [[横浜ゴム]](伊勢市)
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* [[ロート製薬]](伊賀市)
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* [[UL Japan]](伊勢市)
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==== 電力 ====
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三重県のほとんどが[[中部電力]]のエリアになっており、[[熊野市]]以南(一部を除く)の地域が[[関西電力]]のエリアになっている。
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==== 伝統工芸 ====
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* [[萬古焼]] - 四日市市。[[鍋|土鍋]]や[[食器|急須]]など。
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* [[伊勢形紙]] - 鈴鹿市、津市。[[柿渋]]で染めた[[和紙]]を切り抜く。
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* [[鈴鹿墨]] - 鈴鹿市。
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* [[ろうそく|蝋燭]] - 亀山市。「[[カメヤマローソク]]」と呼ばれ、シェアは約4割で日本一。
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* [[伊賀組紐]] - 伊賀市。手で組む手[[組紐]]のシェアは非常に高い。
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* [[伊賀焼]] - 伊賀市。土鍋や[[食器|食器類]]が多い。
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* [[松阪木綿]] - 松阪市
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* [[伊勢和紙]] - 伊勢市。[[伊勢神宮]]の[[御用]]紙を製造。
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==== インターネット ====
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[[ケーブルテレビ]]による[[ブロードバンドインターネット接続|ブロードバンドネットワーク]]を、国内では最も早く県全ての市町村に普及させた。これにより、2004年8月には全国で初めて全市町村で、パススルー方式等によるケーブルテレビでの[[地上デジタル放送]]の視聴が可能となった。
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海底[[光ケーブル]]の陸揚げ本数は世界一(2002年現在)。
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インターネット普及以前にも県営の[[パソコン通信]]「Mieネット」があり、大手の[[ニフティ]]へも市内料金でゲートウエイのパソコン通信ができた。[[2000年問題]]で廃止された。
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== 地域 ==
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県庁は、三重県を'''[[北勢]]'''、'''[[伊賀]]'''、'''[[中勢]]'''、'''[[南勢]]'''、'''[[東紀州]]'''の5つの地域に区分している。
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自治体は、以下の14[[市]]7[[郡]]15[[町]](29市町)がある。「町」の読み方は全て「ちょう」。2006年1月10日の紀宝町と鵜殿村の合併により、三重県内から村がなくなった。
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=== 北勢 ===
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詳しくは[[北勢]]を参照
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旧[[伊勢国]]北部に当たる地域で、[[国道1号]]の沿線。[[鈴鹿川]]の流域で、[[緑茶]]の大産地として有名である。
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==== 四日市以北 ====
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[[江戸時代]]には[[東海道]](現在の国道1号)の沿線であった。江戸時代には東海道の架橋が禁止されており、かつ洪水も多かった為、[[木曽三川]]を越えた[[尾張国]]への往来は今程の多さではなかった。しかし、[[明治]]以後に架橋が進められて以降は、[[名古屋市|名古屋]]の影響も強く受けている。
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* [[いなべ市]]
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* [[桑名市]]
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* [[四日市市]]
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* [[桑名郡]] - [[木曽岬町]]
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* [[員弁郡]] - [[東員町]]
 +
* [[三重郡]] - [[菰野町]]、[[朝日町 (三重県)|朝日町]]、[[川越町]]
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==== 鈴鹿ナンバーエリア ====
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[[本田技研工業|ホンダ]]の鈴鹿市や、[[シャープ]]と[[古河電気工業]]の亀山市での工業集積が著しい。[[名阪国道]]の物流が大きい。古代には[[椿大神社]]や伊勢国府が置かれるなど、重要拠点であり続けた。鈴亀地区とも言う。
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* [[鈴鹿市]]
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* [[亀山市]]
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=== 伊賀 ===
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詳しくは[[伊賀]]を参照
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旧[[伊賀国]]に当たる[[上野盆地]]の一帯で、[[国道25号]]や[[国道165号]]の沿線。伊賀市と名張市のこと。
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[[木津川 (京都府)|木津川]]流域で、[[布引山地]]や[[加太峠]]よりも西側に位置する地域。[[京阪神]]との人的・経済的・文化的な結びつきが極めて強く、[[奈良県]]、[[京都府]]南部、[[滋賀県]]南部、[[大阪市|大阪]]への通勤者もいる。
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* [[伊賀市]]
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* [[名張市]]
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=== 中勢 ===
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詳しくは[[中勢]]を参照
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旧伊勢国中部に当たる地域で、[[国道23号]]の沿線。津市には県庁があり商工業が集積しているが、鉄道が市街地から郊外に移転して以降一時期郊外化が進み、大型ショッピングセンターの郊外への進出、逆に中心部からの撤退などで中心商店街は寂れた。しかし、「[[アスト津]]」と呼ばれる高さ94メートルの高層ビルが[[津駅]]前に完成して以来、再び活性化しつつある。現在、津と松阪の両市から、[[中部国際空港]]への高速船でのアクセスがある。
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* [[津市]]([[県庁所在地]])
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* [[松阪市]]
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* [[多気郡]] - [[多気町]]、[[明和町 (三重県)|明和町]]、[[大台町]]
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※松阪市と多気郡を南勢地域に入れる場合もある。
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=== 南勢 ===
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詳しくは[[南勢]]を参照
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旧伊勢国南部に当たる地域と旧[[志摩国]]の総称で、志摩を省略せず「南勢志摩」と呼ぶ場合がある。三重県以外や観光ガイドからは「'''[[伊勢志摩]]'''」と呼ばれる事が多く、大部分が[[伊勢志摩国立公園]]に指定されている。国道23号の沿線。
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[[伊勢神宮]]や[[二見浦]]といった大観光地を抱えており、[[真珠]]の養殖でも有名である。
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* [[伊勢市]]
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* [[鳥羽市]]
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* [[志摩市]]
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* [[度会郡]] - [[玉城町]]、[[度会町]]、[[大紀町]]、[[南伊勢町]]
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=== 東紀州 ===
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詳しくは[[東紀州]]を参照
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[[紀伊国]][[牟婁郡]](当初の[[熊野国造|熊野国]])、当初は度会県、後に三重県となった地域。'''東紀州'''、'''熊野'''、'''牟婁'''と呼ばれることも多い。[[国道42号]]の沿線。
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日本では[[屋久島]]と並ぶ[[雨|多雨地帯]]として知られ、[[熊野古道]]の伊勢路南部である。
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* [[尾鷲市]]
 +
* [[熊野市]]
 +
* [[北牟婁郡]] - [[紀北町]]
 +
* [[南牟婁郡]] - [[御浜町]]、[[紀宝町]]
 +
 
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== 主な学校 ==
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=== 大学 ===
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<div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; [[国立学校|国立]]
 +
* [[三重大学]]
 +
 
 +
; [[公立大学|県立]]
 +
* [[三重県立看護大学]]
 +
</div><div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; [[私立大学|私立]]
 +
* [[皇學館大学]]
 +
* [[四日市大学]]
 +
* [[四日市看護医療大学]]
 +
* [[三重中京大学]]
 +
* [[鈴鹿国際大学]]
 +
* [[鈴鹿医療科学大学]]
 +
</div>
 +
{{-}}
 +
 
 +
=== 短期大学 ===
 +
<div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; 国立
 +
* [[三重大学医療技術短期大学部]]
 +
; 公立
 +
* 津市立[[三重短期大学]]
 +
</div><div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; 私立
 +
* [[高田短期大学]]
 +
* [[鈴鹿短期大学]]
 +
* [[三重中京大学短期大学部]] (2010年より生徒募集終了)
 +
* [[四日市大学短期大学部]]
 +
</div>
 +
{{-}}
 +
 
 +
=== 高等専門学校 ===
 +
<div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; 国立
 +
* [[鳥羽商船高等専門学校]]
 +
* [[鈴鹿工業高等専門学校]]
 +
</div><div style="float:left;padding-right:3em">
 +
; 私立
 +
* [[近畿大学工業高等専門学校]]
 +
</div>
 +
{{-}}
 +
 
 +
=== 高等学校 ===
 +
詳しくは[[三重県高等学校一覧]]を参照
 +
 
 +
=== 特別支援学校 ===
 +
; 国立
 +
* [[三重大学教育学部附属特別支援学校]]
 +
; 県立
 +
<div style="float:left;padding-right:3em">
 +
* [[三重県立盲学校]]
 +
* [[三重県立聾学校]]
 +
* [[三重県立特別支援学校北勢きらら学園|北勢きらら学園]]
 +
* [[三重県立特別支援学校西日野にじ学園|西日野にじ学園]]
 +
* [[三重県立杉の子特別支援学校|杉の子特別支援学校]]
 +
** 石薬師分校
 +
* [[三重県立緑ヶ丘特別支援学校|緑ヶ丘特別支援学校]]
 +
* [[三重県立城山特別支援学校|城山特別支援学校]]
 +
** 草の実分校
 +
</div><div style="float:left;padding-right:3em">
 +
* [[三重県立稲葉特別支援学校|稲葉特別支援学校]]
 +
* [[三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園|伊賀つばさ学園]]
 +
* [[三重県立特別支援学校玉城わかば学園|玉城わかば学園]]
 +
* [[三重県立度会特別支援学校|度会特別支援学校]]
 +
* [[三重県立特別支援学校東紀州くろしお学園|東紀州くろしお学園]]
 +
** おわせ分校
 +
</div>
 +
{{-}}
 +
; 私立
 +
* [[特別支援学校聖母の家学園|聖母の家学園]]
 +
 
 +
== 交通 ==
 +
=== 交通史 ===
 +
[[律令制|律令時代]]の[[五畿七道]]では、三重県のうち[[伊勢国]]と[[志摩国]]と[[伊賀国]]は[[東海道]]として、[[東紀州]]のある[[紀伊国]]は[[南海道]]として区分された。[[江戸時代]]にも、[[太平洋]]岸の伊勢国は、[[東海道]]と[[伊勢参宮街道|伊勢街道]]の沿線で、[[四日市宿|日永追分]]([[四日市市|四日市]]郊外)で東海道と伊勢街道が分岐した。
 +
; 鉄道
 +
[[明治]]初期に建設された[[東海道本線]]は、当初は[[東海道]]ルートに沿って、[[亀山駅 (三重県)|亀山]]経由で[[鈴鹿山脈]]をトンネルで貫通して[[草津駅 (滋賀県)|草津]]に抜ける予定だったが、[[米原駅|米原]]経由に変更され、代わって三重県の東海道ルートには[[関西本線]]([[奈良駅|奈良]]経由大阪方面)と[[草津線]]([[京都駅|京都]]経由大阪方面)が建設された。そして、第二次大戦後に建設された[[東海道新幹線]]も、[[名古屋駅|名古屋]]以西は工期の都合で[[米原駅|米原]]経由に変更され、新幹線は建設されていないが、リニア新幹線は東海道沿いに計画予定である。
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 +
更に、三重県から唯一の東京直通列車だった寝台特急「[[紀伊 (列車)|紀伊]]」も、1984年2月に廃止された。
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近鉄が[[近鉄特急|特急]]運転の頻度が高いのに対し、JRは他県に比べてその頻度が極端に低く、本数の多い特急として一時は全国に普及した「[[エル特急]]」も、JR特急の走らない[[沖縄県]]と[[奈良県]]を除くと、三重県だけが今日まで一度も設定された事が無い。2007年10月、[[近畿日本鉄道|近鉄]]は、三重県内の[[伊賀鉄道伊賀線|伊賀線]]と[[養老鉄道養老線|養老線]](岐阜県に跨がる)の別会社化が行われた。
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; 道路
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[[国道1号]]は、江戸時代の東海道に沿ったルートとなっている。高速道路は、[[東名阪自動車道]]と、[[西名阪自動車道]]につながる[[名阪国道]]がある。[[新名神高速道路]]が[[亀山ジャンクション|亀山JCT]]から開通し、2015年に[[四日市北ジャンクション|四日市北JCT]]まで開通する予定である。
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=== 空港 ===
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三重県内に空港はないため、最寄りの空港は[[関西国際空港]]か[[中部国際空港]]である。
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=== 鉄道 ===
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[[近畿日本鉄道]]や[[東海旅客鉄道]]・[[西日本旅客鉄道]]によって、県内各地と[[大阪市|大阪]]・[[京都市|京都]]・[[神戸市|神戸]]・[[名古屋市|名古屋]]が結ばれている。
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※駅名記載の無い路線は全線県内通過
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[[東海旅客鉄道]]:
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* [[関西本線]]([[長島駅|長島]]〜[[亀山駅 (三重県)|亀山]]間)
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* [[紀勢本線]](亀山〜[[鵜殿駅|鵜殿]]間)
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* [[参宮線]]
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* [[名松線]]([[家城駅|家城]]〜[[伊勢奥津駅|伊勢奥津]]間は、台風18号の豪雨でバスで代行運転)
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[[西日本旅客鉄道]]:
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* [[関西本線]](亀山〜[[島ケ原駅|島ケ原]]間)
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* [[草津線]]([[柘植駅|柘植]]のみ)
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</div><div style="float:left;padding-right:2em">
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[[近畿日本鉄道]]:
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* [[近鉄名古屋線|名古屋線]]([[近鉄長島駅|近鉄長島]]〜[[伊勢中川駅|伊勢中川]]間)
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* [[近鉄大阪線|大阪線]]([[赤目口駅|赤目口]]〜伊勢中川間)
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* [[近鉄山田線|山田線]]
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* [[近鉄鳥羽線|鳥羽線]]
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* [[近鉄志摩線|志摩線]]
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* [[近鉄湯の山線|湯の山線]]
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* [[近鉄内部線|内部線]]
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* [[近鉄八王子線|八王子線]]
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* [[近鉄鈴鹿線|鈴鹿線]]
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</div><div style="float:left;padding-right:2em">
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[[養老鉄道]]:
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* [[養老鉄道養老線|養老線]]([[桑名駅|桑名]]〜[[多度駅|多度]]間)
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[[伊賀鉄道]]:
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* [[伊賀鉄道伊賀線|伊賀線]]
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[[伊勢鉄道]]:
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* [[伊勢鉄道伊勢線|伊勢線]]
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[[三岐鉄道]]:
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* [[三岐鉄道三岐線|三岐線]]
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* [[三岐鉄道北勢線|北勢線]]
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=== 道路 ===
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[[高速自動車国道]]は[[中日本高速道路|NEXCO中日本]]が、[[名阪国道]]は[[国土交通省]]が、[[伊勢二見鳥羽有料道路]]は[[三重県道路公社]]が管理している。
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[[新名神高速道路]]が[[2008年]][[2月23日]]に開通したことにより、東京と大阪間を関ヶ原経由で行くより短時間で行くことができるようになったが、接続する[[東名阪自動車道]]の[[四日市インターチェンジ (三重県)|四日市IC]]付近を先頭に渋滞するようになった。
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[[近畿自動車道|近畿自動車道尾鷲多気線]]の[[紀伊長島インターチェンジ|紀伊長島IC]]から[[尾鷲北インターチェンジ|尾鷲北IC]]は、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式で計画されているので、開通すれば通行料金が無料である。
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2010年2月2日に[[伊勢自動車道]]の[[津インターチェンジ|津IC]]~[[伊勢インターチェンジ|伊勢IC]]と[[紀勢自動車道]]の全線が[[高速道路無料化|高速道路の無料化社会実験]]の対象区間に指定された。2010年6月28日から2011年3月31日まで。
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[[名阪国道]]では、雪が降ると[[タイヤチェーン|チェーン規制]]を実施することがある。
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==== 高速自動車国道 ====
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営業中:
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* [[伊勢自動車道]]([[伊勢関インターチェンジ|伊勢関IC]]-[[伊勢インターチェンジ|伊勢IC]])(津-伊勢 無料化社会実験中)
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* [[紀勢自動車道]]([[勢和多気インターチェンジ|勢和多気IC]]/[[勢和多気ジャンクション|JCT]]-[[紀勢大内山インターチェンジ|紀勢大内山IC]])(勢和多気-紀勢大内山 無料化社会実験中)
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* [[東名阪自動車道]](愛知・三重県境-伊勢関IC)
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* [[伊勢湾岸自動車道]](愛知・三重県境-[[四日市ジャンクション|四日市JCT]])
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* [[新名神高速道路]]([[亀山ジャンクション|亀山JCT]]-三重・滋賀県境)
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事業中:
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* 伊勢湾岸自動車道(四日市JCT-[[四日市北ジャンクション|四日市北JCT]])
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* 紀勢自動車道(紀勢大内山IC-紀伊長島IC)
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* 新名神高速道路(四日市北JCT-[[亀山西ジャンクション|亀山西JCT]])
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* 近畿自動車道尾鷲多気線(紀伊長島IC-尾鷲北IC)(新直轄方式で建設中)
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==== 自動車専用道路 ====
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営業中:
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* [[名阪国道]]([[亀山インターチェンジ|亀山IC]]-三重・奈良県境)(無料)
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* [[熊野尾鷲道路]]([[尾鷲南インターチェンジ|尾鷲南IC]]-[[三木里インターチェンジ|三木里IC]])(無料)
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事業中:
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* [[東海環状自動車道]](岐阜・三重県境-四日市北JCT)
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* 熊野尾鷲道路(三木里IC-[[大泊インターチェンジ (三重県)|大泊IC]])
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* [[名神名阪連絡道路]](滋賀・三重県境-[[上柘植インターチェンジ|上柘植IC]])
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==== 一般有料道路 ====
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* [[伊勢二見鳥羽有料道路]]
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* [[朝熊山#伊勢志摩スカイライン|伊勢志摩スカイライン]]
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==== 無料開放された道路 ====
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* [[青山高原有料道路]]
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* [[三重県道32号伊勢磯部線|伊勢有料道路]]
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* [[富田山城有料道路]]
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* [[鈴鹿スカイライン]](平成20年9月2日の大雨被害のため、一部通行止めになっている。復旧は平成23年3月末の予定)
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* [[パールロード]]
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==== 一般国道 ====
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幹線:
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* [[国道1号]]
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* [[国道23号]]
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* [[国道25号]]
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* [[国道42号]]
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連絡線:
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* [[国道163号]]
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* [[国道164号]]
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* [[国道165号]]
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* [[国道167号]]
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* [[国道258号]]
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* [[国道306号]]
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* [[国道311号]]
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* [[国道365号]]
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* [[国道421号]]
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* [[国道422号]]
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* [[国道425号]]
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==== 県道 ====
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*[[三重県の県道一覧]]
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==== 冬季閉鎖区間 ====
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*国道306号 いなべ市藤原町山口~鞍掛峠~滋賀県界犬上郡多賀町 (6.9km)
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*国道421号 いなべ市大安町石榑南~石榑峠~滋賀県東近江市黄和田町 (6.5km)
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*国道477号 三重郡菰野町千草~武平峠~滋賀県甲賀市土山町大河原 (5.9km)
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*[[三重県道25号南濃北勢線]] いなべ市北勢町二之瀬~三重・岐阜県境~岐阜県海津市南濃町庭田 (3.5km)
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=== バス ===
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[[三重交通]]などが運行する[[高速バス]]によって、県内各地と[[東京都|東京]]、北勢地方・伊賀地方・東紀州地方と[[名古屋市|名古屋]]、伊賀地方と[[大阪市|大阪]]、そして北勢地方と[[中部国際空港]]が結ばれている。その他にも、各自治体が運行するものもある。
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*[[三重交通]]
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*[[三重急行自動車]]
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*[[伊勢国際観光]]
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*[[八風バス]]
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*[[三交伊勢志摩交通]]
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*[[三交南紀交通]]
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*[[三岐鉄道]]
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*[[京阪バス]] - 四日市・津⇔[[京都]]間を結ぶ高速バスを2008年3月に開業。
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=== 船 ===
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[[伊勢湾フェリー]]によって鳥羽と[[伊良湖]]([[愛知県]][[田原市]])を結ぶ[[カーフェリー]]航路が運航されており、また、[[津エアポートライン]]や、[[松阪高速船]]により、津・松阪と[[中部国際空港]]を結ぶ高速船が運航されている。伊勢と中部国際空港を結ぶ航路も計画・準備中だったが、現在はその目途が立っていない。
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* [[伊勢湾フェリー]]
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* [[津エアポートライン]]
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* [[松阪高速船]]
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=== 港 ===
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* [[津松阪港]]
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* [[四日市港]]
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* [[鳥羽港]]
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* [[尾鷲港]]
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=== 自動車登録番号標 ===
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* 三重ナンバー - 下記を除く三重県全域
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* 鈴鹿ナンバー - [[鈴鹿市]]、[[亀山市]]
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== 有形文化財建造物 ==
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;重要伝統的建造物群保存地区
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*[[関宿]] (亀山市)
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== 観光 ==
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=== 概要 ===
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江戸時代の[[お伊勢参り]]に始まり、現在も[[F1]]日本グランプリや[[鈴鹿8時間耐久レース|8耐]]、風光明媚な志摩のリゾート地、[[松阪牛]]、[[伊賀]]地方の[[忍者]]関連(外国人に人気が高い)、[[東紀州]]地方最南端の「日本一面積の小さい[[鵜殿村]]」など、観光資源に恵まれている。「観光したい都道府県」では[[北海道]]や[[京都府|京都]]・[[奈良県|奈良]]・[[沖縄県|沖縄]]と並び、毎年上位5位以内に入るほどである。
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=== 公園・自然遺産 ===
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;[[世界遺産]]
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*[[紀伊山地の霊場と参詣道]]([[熊野古道]])
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;[[国立公園]]
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*[[伊勢志摩国立公園]]
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*[[吉野熊野国立公園]]
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;[[国定公園]]
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*[[鈴鹿国定公園]]
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*[[室生赤目青山国定公園]]
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;[[国営公園]]
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*[[国営木曽三川公園]]
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;[[都道府県立自然公園|県立自然公園]]
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*[[水郷県立自然公園]]
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*[[伊勢の海県立自然公園]]
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*[[赤目一志峡県立自然公園]]
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*[[香肌峡県立自然公園]]
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*[[奥伊勢宮川峡県立自然公園]]
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=== 観光地 ===
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*[[伊勢神宮]] - [[天照大神]]を祭る。[[神社本庁]]傘下の全国神社からは、本宗と仰がれている。
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*[[椿大神社]] - 全国の猿田彦神社の総社。伊勢国一之宮。
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* 高田本山[[専修寺]] - [[浄土真宗]]高田派の総本山。
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*[[伊賀上野]] - [[天守|天守閣]]が日本一高い石垣の上に立つ[[上野城]]を初めとした城下町で、町並みは碁盤目に如く整備されている。城を中心に史跡が点在。伊賀忍者の郷・松尾芭蕉の故郷としても知られる。
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=== 景勝 ===
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* [[青山高原]] - 本州最大の風力発電施設が存在する。また、伊勢湾と伊勢平野を一望できる。
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* [[英虞湾]] - [[リアス式海岸]]。NHK番組『21世紀に残したい日本の風景』で第6位。
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* [[二見浦]]([[夫婦岩]]) - 夏至の時、[[富士山]]の頂上に日の出が拝める。
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* [[大王崎]] - 日本有数の海岸段丘。
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* [[大杉谷]] - 谷間の[[谷|渓谷]]が有名。
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* [[宮川渓谷]] - 谷間の渓谷が有名。
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* [[赤目]] - 四十八滝として[[滝]]の名所で知られている。
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=== 民謡 ===
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* [[桑名の殿様]]
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* [[伊勢音頭]]
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* [[尾鷲節]]
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=== テーマパーク・レジャーランド ===
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* [[志摩スペイン村]] - [[スペイン]]をテーマにした[[テーマパーク]]「パルケエスパーニャ」をメインに、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成される複合リゾート。
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* [[長島温泉]]、[[ナガシマスパーランド]] - 温泉・ホテル・[[遊園地]]・プールなどがある西日本最大のレジャーラン ド。面積は[[東京ディズニーランド]]に次ぎ二番目の広さを誇る。
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* [[鈴鹿サーキット]] - [[フォーミュラ1|F1]]の開催地で有名。エンジンを使った乗り物が中心の遊園地併設。
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* [[合歓の郷]] - 三井不動産リゾート系列。マリンスポーツが中心のレジャーランド。
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* [[鳥羽水族館]] - [[ラッコ]]を一躍人気者にした。国内最大級の[[水族館]]。
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* [[ミキモト真珠島]] - 真珠発祥の地に建設。[[海人|海女]]の実演が有名。
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* [[伊勢・安土桃山文化村|伊勢安土桃山文化村]]
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== メディア ==
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=== 新聞 ===
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==== 地方紙 ====
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*[[伊勢新聞]] - 三重県の県域新聞
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*[[夕刊三重]]
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*[[中日新聞]] - 本社・発行は[[名古屋市]]。県内でもシェアが高い。
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*[[吉野熊野新聞]]
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*[[紀南新聞]]
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*日刊熊野新聞
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*[[紀勢新聞]]
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*[[南海日日]]
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==== 全国紙 ====
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[[読売新聞]]、[[朝日新聞]]、[[毎日新聞]]、[[日本経済新聞]]の各紙は、伊賀と熊野市以南の東紀州地方では、近畿地方の通勤圏であることなども考慮し[[大阪市]]の大阪本社(読売は伊賀が大阪本社、東紀州は中部支社)で発行された物が販売されており、[[伊勢湾]]岸と尾鷲市以北では、[[名古屋市]](中部本・支社、名古屋本社)で発行された物が販売されている。
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[[産経新聞]]は名古屋に本社がないため(名古屋は中部総局)、全県で大阪本社発行版が販売されている。三重県内は全域深夜締め切りの13版が販売されている。なお、三重県の多くの地域では中日新聞の[[新聞販売店|販売店]]を通して委託発売しているが、所によって産経の直売所が存在する。
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== 放送 ==
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三重県は公式には近畿地方に属するが、TV・ラジオ放送は[[中京広域圏]]に属し、全て在名局(本社を[[名古屋市]]に置いている局)が本県に中継局を設けている。また在名AM局の[[CBCラジオ]]は本県の[[桑名市]]に親局(主幹送信所)を置いている。
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=== テレビ ===
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テレビは地上波の放送に加え、県内全市町村でケーブルテレビの視聴が可能である。またケーブルテレビの多くは[[地上デジタル放送]]を再送しているため、三重県内の全域でケーブルテレビ加入することにより、地上デジタル放送も視聴可能となっている。
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==== 地上波テレビ ====
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;県域放送局
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* [[NHK津放送局]]
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* [[三重テレビ放送]](MTV)
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;全国系列局
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* [[広域放送|中京広域圏]]のテレビ局
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** [[東海テレビ放送|東海テレビ]](THK)
 +
** [[中部日本放送|CBCテレビ]]
 +
** [[名古屋テレビ放送|メ〜テレ]](NBN)
 +
** [[中京テレビ放送|中京テレビ]](CTV)
 +
 
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県内各地([[いなべ市]]・[[伊勢市]]・[[鳥羽市]]・[[名張市]]・[[伊賀市]]・[[尾鷲市]]・[[熊野市]]など)に中継局を持っている。
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==== ケーブルテレビ ====
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詳しくは[[category:三重県のケーブルテレビ局]]を参照
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==== エリア外受信が可能な局 ====
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;近畿地方のテレビ局
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* [[生駒山]]山上から送信している放送局 - 伊賀地方や津市近辺の一部地域で受信可能(アナログ波のみ。伊賀地方はデジタル波も受信可能)。
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** [[NHK大阪放送局]]
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** [[毎日放送]]([[毎日放送テレビ|MBSテレビ]])
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** [[朝日放送]]([[ABCテレビ]])
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** [[関西テレビ放送|関西テレビ]](KTV)
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** [[讀賣テレビ放送|読売テレビ]](ytv)
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デジタル放送は、伊勢中継局が近畿局と同じチャンネルを使用している上、出力が100wと高出力(本来ならアナログの1/10の10Wになるはずである。スピルオーバーの解消の為であると思われる)の為、津市を含む伊勢中継局のエリア内ではほとんど視聴できない。
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* [[生駒山]]東中腹から送信している放送局 - 伊賀地方の一部地域で受信可能。
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** [[NHK奈良放送局]]
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** [[奈良テレビ放送]]
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 +
* [[和歌山県]][[新宮市|新宮]]局から送信している放送局 - [[熊野市]]以南の東紀州地方の一部地域で受信可能。
 +
** [[NHK和歌山放送局]]
 +
** 毎日放送(MBS)
 +
** ABCテレビ
 +
** 関西テレビ(KTV)
 +
** 読売テレビ(ytv)
 +
** [[テレビ和歌山]](WTV)
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 +
*その他
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**[[びわ湖放送]](BBC) - 伊賀地方のごく一部地域で受信可能。
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**[[京都放送]](KBS京都) - 伊賀地方のごく一部地域で受信可能。
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; 中京圏のテレビ局
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* [[NHK名古屋放送局]] - 北勢・中勢のほぼ全域、および南勢の一部地域で受信可能。
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* [[テレビ愛知]](TVA) - 北勢・中勢のほぼ全域、および南勢の一部地域(TVAの[[放送#放送区域|放送区域]]は桑名市・朝日町・川越町のみ)で受信可能。また、デジタル波の再送信によって、[[ZTV]]を始めとする津以北(伊賀地方は除く)のケーブルテレビで視聴可能。
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* [[岐阜放送]](ぎふチャン) - [[桑名市]]の一部地域で受信可能。
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TVAはケーブルテレビを通じて視聴できるところが多いが、将来は[[日本民間放送連盟]]の方針により、三重県内のケーブルテレビを通じてのTVA視聴ができなくなる可能性がある。
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[[テレビ大阪]]は親局の送信所自体が[[生駒山]]の大阪府側に設置されている事と中京広域圏の地上デジタル放送の物理チャンネルと重なる為受信不可能。ただし、2011年の地上デジタル放送一本化による放送エリア拡大計画(予定)で、伊賀地域では生駒山(西中腹に送信所がある)の本局か、京都府内に設置が予定される中継局を通して受信できる可能性がある。和歌山県では現状中継局の置局が予定されていないので引き続き受信できない可能性が高い。
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その他、鳥羽市など志摩半島では、[[浜松中継局]]の電波を通じて[[静岡県]]のテレビも受信できる地域がある。
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このことからも分かるように、[[新聞]]のテレビ番組表も多くは[[愛知県]]を中心とした「[[広域放送|中京広域圏]]」と地元の[[三重テレビ放送]]のメインが基本ながら、伊賀・東紀州では[[大阪府]]を中心とした「近畿広域圏」を主とし、中京広域圏やMTVなどはハーフサイズ以下(サブ扱い)での掲載、TVA、TVOは前述の通り受信不能であることから未収録になっている。
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=== ラジオ ===
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==== AMラジオ ====
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* [[近畿圏]]のラジオ局
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** [[毎日放送]]([[MBSラジオ]])
 +
** [[朝日放送]]([[ABCラジオ]])
 +
** [[大阪放送]](ラジオ大阪)
 +
** [[京都放送]](KBS京都)
 +
** [[ラジオ関西]](CRK)
 +
* [[岐阜放送]](ぎふチャン) - 桑名市など北勢近辺の一部で受信可能。
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* [[和歌山放送]](WBS)新宮局 - [[熊野市]]以南の東紀州地方の一部で受信可能。
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 +
* [[中京圏]]のラジオ局
 +
** [[NHK名古屋放送局]]
 +
** [[東海ラジオ放送]]
 +
** [[中部日本放送]](CBCラジオ)
 +
 
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[[桑名市]]にCBCラジオの送信所があるなど、本局を直接聴取できる地域が大半だが、当県内の[[伊賀市|上野]]、[[尾鷲市|尾鷲]]、[[熊野市|熊野]]にも中継局を持っている。かつては、県域放送の[[近畿東海放送]](開局当初はラジオ三重)があったが、[[ラジオ東海]](旧岐阜放送)と合併して東海ラジオになり、消滅した。現在三重県のみを公式放送区域とするAM局はNHK・民放を含め皆無(NHKに到っては中波中継局が存在しない)で在名民放の放送支局・中継局が存在するのみである。
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この他、[[熊野市]]から[[紀宝町]]沿岸部で、[[千葉県]]に送信所がある[[ニッポン放送]]が受信できる地域が存在する。
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==== FMラジオ ====
 +
;県域放送局
 +
* [[NHK津放送局]](ローカル放送は平日夕方のみ)
 +
* [[三重エフエム放送]](radio<sup>3</sup> FM三重)
 +
 
 +
;[[コミュニティ放送|コミュニティFM局]]
 +
* [[エフエムよっかいち]]
 +
* [[アドバンスコープ|FMなばり]]
 +
FMパイレーツ(伊勢[[世界祝祭博覧会|まつり博]]開催時)などの臨時FM局はコミュニティFM局に成長できなかった。
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 +
;エリア外受信が可能な局
 +
[[愛知県]]の[[県域放送]]である次の2局は、伊賀地方南部・東紀州地方南部を除いた大部分で受信できる。
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* [[エフエム愛知]](FM AICHI)
 +
* [[ZIP-FM]]
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以前は[[愛知国際放送|RADIO-i]]もあったのだが2010年9月30日をもって廃局となった。
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次の2局は伊賀地方の一部地域で受信可能。
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* [[関西インターメディア]](FM CO・CO・LO) - 生駒山山上からの送信電波
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* [[NHK奈良放送局]] - 生駒山東中腹からの送信電波
 +
 
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その他
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* [[エフエム京都]](α-STATION) - 一部地域のみ受信可能。
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* [[岐阜エフエム放送]](Radio80 FM岐阜) - 桑名市北部の一部で受信可能。
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 +
== 作品 ==
 +
* [[火まつり (映画)|火まつり]](映画) - [[熊野市]]が舞台。
 +
* [[逆境ナイン]](映画) - 三重県が舞台。
 +
* [[モスラ対ゴジラ]](映画) - [[ゴジラ (架空の怪獣)|ゴジラ]]が四日市工業地帯を破壊する。
 +
* [[ゴジラvsキングギドラ]](映画) - [[キングギドラ]]が四日市工業地帯を破壊する。
 +
* [[ゴジラvsメカゴジラ]](映画) - ゴジラが四日市工業地帯を破壊する。
 +
* [[恋の手裏剣]]([[日本放送協会|NHK]]系ドラマ・単発) - [[上野市]](現在の[[伊賀市]]中心部)が舞台。
 +
* [[甲賀忍法帖]](小説) - [[甲賀市|甲賀]]から[[駿府]](旧[[静岡市#旧静岡市|静岡市]])辺りまでが舞台。
 +
* [[潮騒 (小説)|潮騒]](小説・映画) - [[鳥羽市]]の離島・[[神島 (三重県)|神島]]が舞台(文中では歌島と表記)。
 +
* [[遠い接近]](小説・NHK系ドラマ) - 後半からラストは[[菰野町]]が舞台。
 +
* [[赤目四十八瀧心中未遂]](小説・映画)
 +
* [[絶の島事件-シム・フースイVersion5.0]](ホラー小説) - [[伊勢市]]が舞台。
 +
* [[小さき勇者たち〜ガメラ〜]](映画) - 主に志摩地方が舞台。
 +
* [[花真珠]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系ドラマ) - [[伊勢志摩]]が舞台。
 +
* [[半分の月がのぼる空]](ライトノベル・アニメ・テレビドラマ・実写映画) - [[伊勢市]]が舞台。
 +
* [[トラック野郎]]シリーズ(映画)第7作 突撃一番星 。
 +
* [[歌行燈]](うたあんどん)(小説・映画) - [[桑名市]]が舞台。
 +
* [[西部警察 PART-II]] 「戦慄のカーニバルー名古屋篇ー」 - クライマックスの爆破カーチェイスを長島温泉内のスパーランド内にてロケ
 +
* [[西部警察 PART-III ]]「燃える勇者たち」 - 中盤のカーチェイスシーンを同じくスパーランド内にてロケ(前回と違って爆破はない)
 +
* [[刑事貴族2]]「長良川大追跡」 - 長良川と長島温泉でロケ
 +
* [[レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-]](レースゲーム) - [[鈴鹿サーキット]]が舞台
 +
 
 +
== 関連項目 ==
 +
* [[三重県出身の人物一覧]]
 +
* [[三重県指定文化財一覧]]
 +
* [[三重県の県道一覧]]
 +
* [[三重県高等学校一覧]]
 +
* [[三重県中学校一覧]]
 +
* [[三重県小学校一覧]]
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2020年1月14日 (火) 20:39時点における最新版

三重県(みえけん)は、日本都道府県の一つで、日本最大の半島である紀伊半島の東側に位置する。

県庁所在地は県中部にある津市

目次

16歳の兄が女子高生をレイプ!その後15歳の弟が別の場所でレイプ!金を奪い逃げる(2012年12月)[編集]

三重県警桑名署は12月6日、同県桑名市の駐車場で9月10日未明、女子学生(18)を強姦し現金28,000円を奪ったとして、強姦と窃盗の疑いで名古屋市に住む少年(16)、強姦容疑で中学3年の弟(15)=桑名市=を、窃盗容疑で遊び仲間の少年(17)=同市=をそれぞれ逮捕した。

3人は駐車場からオートバイで帰宅しようとした女子学生の前に立ちふさがり進路を妨害。16歳の少年が弟ら2人に「どこかに行っていろ」と命じ、その場で強姦した。その後、弟が現場に戻り、近くの別の駐車場で再び女子学生を強姦した。

さらに、16歳と17歳の少年2人が、バッグから財布を抜き出し現金を盗んだ。16歳の少年は「無理やりではない」と否認。他の2人は認めている。

概要[編集]

の豊富な自然に恵まれ、農業漁業が盛んである。また観光で江戸時代(御伊勢参り)から現在(F1日本グランプリや、8耐など)に至るまで、観光を産業として成り立たせており、京都奈良と並び稀有な県である。

北勢伊賀中勢南勢伊勢志摩東紀州の5地域で構成されている。江戸時代から、お伊勢参り(お蔭参り)の名で知られる伊勢神宮を擁する地域として発展した。令制国では、伊勢国志摩国伊賀国の全域と、紀伊国(当初は熊野国)の一部より構成される。旧律令国を4国も包括している県は珍しく、5国を包括している兵庫県についで2位である。このことは兵庫県同様三重県も、地域間の文化の違いや、習慣が多様であることを物語っている。

人口は22番目で、面積は25番目、人口密度は23番目である。三重県内で最大人口を持つ市町村四日市市の約31万人で、国から特例市に指定されている。県庁所在地である津市は、平成の大合併前の時点で、約16万人で県庁所在地のなかで人口が一番少なかったが、合併により人口が急激に増え、現在の人口は約28万人である。三重県は東紀州を中心に過疎地域があり、津市や松阪市の一部も過疎地域に指定されている。三重県の総人口は約180万人であり、熊本県鹿児島県岡山県等と同規模である。しかしそれらの県と比較して、三重県には人口の規模が大きな都市が存在しない。今日でこそ、平成の大合併で、人口が10万を超える市も全国的に珍しくなくなったが、以前から三重県には人口10万人以上の規模の市が、伊勢湾沿いに6市も存在している。大都市圏を含む都道府県以外では珍しいことである。このことから三重県の都市人口の特徴として、中規模の都市が複数存在し、人口が比較的分散していることがうかがえる。

三重県の北中部は中京工業地帯であり、主要企業が多い。四日市市では自動販売機が年間で約12万台生産されており、自動販売機の生産量が全国で最も多い。また全国的に有名な石油化学コンビナート四大公害病の一つである四日市ぜんそくが問題になったが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態は良好になっている。亀山市にはカメヤマローソク(本社は大阪市に移転)や、三重県のハイテク企業誘致策により建設されたシャープ亀山工場がある。なお、三重県はローソクの生産量との生産量が全国一である。

伊勢神宮伊賀上野二見浦世界遺産熊野古道などの観光地やナガシマスパーランドなばなの里志摩スペイン村鈴鹿サーキットなどのテーマパークがある。三重県は、関西圏中京圏の中間に位置しているため、両地域からの観光客が多い。

桑名郡木曽岬町は、愛知県と地続きになっていることから、郵便配達などは愛知県弥富市にある弥富支店が行っている。また、町内の郵便番号は三重県のものではなく、愛知県のものが使われ、市外局番も愛知県のものを使用する。

方言三重弁が話されており、その中でも伊勢弁伊賀弁志摩弁紀州弁に分けることができる。三重弁は近畿方言に属しており、大部分の地域が京阪式アクセントまたはその変種である。三重県は、特に北部において、愛知県および東海地方との文化面や経済面での共通性が見られるが、方言においては愛知県・岐阜県との間に大きな断絶がある。方言の境界は長良川にあり、その東側の旧桑名郡長島町と桑名郡木曽岬町は東京式アクセントで、愛知県と同じ方言圏に属している。

三重県は、滋賀県福井県岐阜県とともに「日本まんなか共和国」を設立し、知事サミットや文化交流事業などを行っている。

名古屋名物になっている天むすは元々は三重県発祥のものである。他に、ひつまぶしも三重発祥との説がある。

地理[編集]

三重県は南北の長さは約180km、東西の幅は108kmと、非常に細長い形をしているため、地形も、伊勢平野をはじめとする平野部から、山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。伊勢湾から松阪市飯高町にかけて中央構造線が通っており、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「月出の中央構造線」として国の天然記念物に指定された。2007年には、長野県大鹿村とともに日本の地質百選に選定された(「中央構造線(月出)」)。

行政区分[編集]

隣接都道府県とその市町村[編集]

括弧内はその市町村に隣接する三重県の市町村。

三重県の分類[編集]

一般的には、近畿地方または東海地方に含まれる。国土整備行政上は、福井県滋賀県と同様、近畿圏中部圏のいずれにも含まれている。

合併済みの市町村[編集]

詳しくは三重県の廃止市町村一覧を参照

市町村合併
新行政名 旧行政名 合併期日
いなべ市 員弁町北勢町大安町藤原町 2003年12月1日
志摩市 阿児町浜島町磯部町大王町志摩町 2004年10月1日
伊賀市 上野市阿山町伊賀町青山町大山田村島ヶ原村 2004年11月1日
桑名市 桑名市、多度町長島町 2004年12月6日
松阪市 松阪市、嬉野町三雲町飯南町飯高町 2005年1月1日
亀山市 亀山市、関町 2005年1月11日
四日市市 四日市市、楠町 2005年2月7日
大紀町 大宮町紀勢町大内山村 2005年2月14日
南伊勢町 南勢町南島町 2005年10月1日
紀北町 海山町紀伊長島町 2005年10月11日
伊勢市 伊勢市、小俣町二見町御薗村 2005年11月1日
熊野市 熊野市、紀和町 2005年11月1日
津市 津市、久居市芸濃町安濃町河芸町香良洲町一志町白山町美里村美杉村 2006年1月1日
多気町 多気町、勢和村 2006年1月1日
大台町 大台町、宮川村 2006年1月10日
紀宝町 紀宝町、鵜殿村 2006年1月10日

地形[編集]

主な川[編集]

主な山[編集]

鈴鹿山脈

養老山地

布引山地

台高山脈

その他:

主な島[編集]

鳥羽市

志摩市

紀北町

紀宝町

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この他にも、志摩半島南部から熊野市にかけての海岸は、リアス式海岸になっているので、多数のがある。

半島[編集]

気候[編集]

三重県は南北に長いため、各地域によって気候がさまざまである。東紀州(南部)は、潮岬からの台風の直撃を受ける事が多く、「台風銀座」と呼ばれている。伊勢湾沿岸から熊野灘沿岸が太平洋側気候で、伊賀は内陸性気候瀬戸内海式気候に含める場合もある。)である。

  • 鈴鹿山麓(北部 - 鈴鹿山脈の麓に位置するこの地域(四日市市桑名市など)は、は乾燥した晴天の日が多く、強い冬型の気圧配置になると日本海から流れてくる雪雲の影響で局地的な大雪に見舞われることがある。山間部を除けば、県内で最も雪の多い地域で、いなべ市では、1mの降雪記録もある。
  • 上野盆地(伊賀 - 山地を除くと1月の平均気温が約3℃で、県内では最も寒さの厳しい地域。逆に夏の暑さは場所によっては40℃を超えたという記録がある。鈴鹿山麓地域(北部)と同様、強い冬型の気圧配置になると大雪に見舞われることがある。年降水量は1300〜1500mmで県内で最も雨の少ない地域である。年間を通じて霧が多く発生する。
  • 伊勢平野(中部伊勢志摩 - 基本的に温和な気候であるが、中南部はしばしば洪水にみまわれる。(宮川豪雨や津市で記録した時間雨量98mmなど)又、津市では夏になると最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の日が多くなる。
  • 熊野灘沿岸(紀勢東紀州 - 三重県で最南に位置するため、非常に温暖な地域になっている。又、県内はもとより、全国的にも雨の多い地域として有名で、上記でも説明したとおり、台風がよく通過する。南四国(高知平野を除く)や九州南東部と似ており、志摩半島海岸では年平均気温は約16℃、年降水量は2000〜2500mmとなっている。特に、尾鷲から大台ヶ原山までの一帯は多雨地帯であり、尾鷲市の年降水量の平均は4000mm程度に達する。

気象区分[編集]

歴史[編集]

明治維新以前の伊勢国伊賀国志摩国の全域、それに紀伊国牟婁郡熊野国)の一部よりなる。

原始[編集]

大陸と陸続きであった頃、鳥羽市の恐竜化石、阿山郡大山田村で発見されたゾウワニの足跡などが知られている。3万年前から1万年前頃の後期旧石器時代の三重県内の南勢地方、鈴鹿川北岸、鈴鹿市南部、英虞湾や伊雑浦(いぞううら)などの河岸段丘や台地での遺跡からナイフ形石器が出土している。遺跡は50カ所ほど知られているが、遺跡の内容は分かっていない。その中では出張(でばり)遺跡(度会郡大紀町)で発掘調査が行われ、ナイフ形石器・削器尖頭器状石器・細石刃などが出土している。石材の多くは県内のチャートであるが、讃岐岩(サヌカイト)は二上山産のものである。

縄文時代草創期の土器押型文土器が県内各100カ所近くの遺跡から出土している。また、早期以降の遺跡は、伊勢湾岸、志摩半島、熊野灘沿岸、伊賀盆地の内陸部にまで広がり、600を超える。 押型文土器に伴う石器群は、有茎尖頭器・石鏃などがあり、この二つの石器には時期的差がみられる。この期の住居は竪穴式住居で、直径4メートルほどの平面形は不整円形で、地表面から80センチほど掘り下げ、垂木(たるき)を立てかけて円錐状の屋根を葺いたものと推定される。他には長楕円形または隅丸の二等辺三角形の平面形で、最大長2.6メートル、最大幅65センチの「煙道付炉穴」と呼ばれる野外炉が併存している。このことは半定住生活していたことを裏付ける。

中期から後期前葉にかけて遺跡数が最も増加し、およそ200カ所の所在が確認されている。中期前半には関東系や瀬戸内系の土器に北陸系や東海系の土器も認められ、海岸沿いに人々の行き来が行われたことを示している。この期の住居は平面形が円形で、住居内には石囲みや土器敷の屋内炉も確認されている。後期には、近畿系の強い影響にありながら、東北・中部・北陸などの土器が見られ、広範に交流が行われていたことが推定できる。津市一志町にある天白遺跡に東西も南北も約50メートルの範囲に広がった、西日本には数少ない配石遺構がある。土器棺墓、60点を超える土偶・岩偶、石棒・石剣など祭祀遺物も多く確認され、葬送儀礼の行われた遺構であると考えられている。晩期に入っては、小規模遺跡が多く、沖積平野部に進出している。後半の土器には粘土紐を肩部や口辺部に貼り付ける東海系の突帯文土器が主流を占めるようになる。住居では、名張市にある下川遺跡から柄鏡形住居が確認されている。遺体を土器に埋葬する25基の土器棺墓郡が集落と離れた場所で見つかっている。

古代[編集]

672年、古代最大の内乱である壬申の乱が起こった。この内乱は律令国家形成の主導権をめぐる争いであり、三重県域に属する伊勢と伊賀は巻き込まれ、重要な役割を果たした。

7世紀の終わり頃に班田収授法が実施されたが、三重県下でも条里制の遺構が圃場整備事業が実施されるまで、志摩の英虞郡を除いて各郡で確認されている。なかでも伊賀では服部川右岸の扇状地、伊勢では安濃川櫛田川の下流域に、それぞれ広範囲にわたって連続した地割りが認められた。

国分僧寺・尼寺は全国に建立された。伊賀では上野市(現伊賀市)西明寺字長者屋敷に寺跡があり、東西210メートル、南北約250メートルの方形に土塁が残っている。南から中門・金堂・講堂跡の土壇が並び、西南の隅に塔跡とみられる土壇もある。尼寺はその東200メートルにある長楽山廃寺が想定されている。伊勢の僧寺は鈴鹿市国分町の台地の南端にあったとみられる。寺域は築地で囲まれ、東西178メートル、南北184メートルであった。志摩では阿児町国府の台地上にある護国山国分寺が僧寺であるとみられている。

近世[編集]

江戸時代に置かれた藩には伊勢国には、桑名藩長島藩伊勢亀山藩神戸藩菰野藩久居藩津藩、志摩国の鳥羽藩、津藩の支城の伊賀上野城、津藩の一族の名張陣屋紀州藩の支城の田丸城松阪城がある。

近・現代[編集]

度会府設置から三重県発足まで[編集]

  • 1868年8月23日(慶応4年7月6日) - 度会府が設置される。
  • 1869年7月25日-10月24日(明治2年6月17日-9月20日)版籍奉還により桑名藩・亀山藩・長島藩・神戸藩・菰野藩・津藩・久居藩・鳥羽藩の8藩が設置される。
  • 1869年8月24日(明治2年7月17日) - 度会府が度会県に改称される。
  • 1871年8月29日(明治4年7月14日) - 廃藩置県により桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県・久居県・鳥羽県の8県が設置される。
  • 1872年1月2日(明治4年11月22日) - 安濃津県(桑名県・亀山県・長島県・神戸県・菰野県・津県)と度会県(久居県・鳥羽県・度会府)に集約される。安濃津県は県庁を安濃郡安濃津(現在の津市)、度会県は県庁を度会郡山田(現在の伊勢市)に置いた。
  • 1872年(明治5年) - 安濃津県は、倒幕の論功行賞に不満を持つ旧津藩士らの住む県南端の安濃津から県中央の三重郡四日市に県庁を移設し、郡名を取って三重県へ改称する。
  • 1873年(明治6年) - 三重県庁舎(四日市陣屋)が手狭となり、且つ、度会県との合併を見越して、県庁を安濃津へ戻す。県名はそのままであった。そのことについては1875年(明治8)「他郡ノ称ヲ以テ県名トナスハ則名ノ正シキモノニ非ス」と県名改称を申し立てる者が現れたが、他県にも類似の問題があり、そのままになってしまった。
  • 1876年(明治9年)4月18日 - 三重県と度会県が合併し、現在の三重県となった。初代県令(知事)は岩村定高(佐賀県士族)であった。
三重県の名称の由来[編集]

ヤマトタケルが東方遠征を終えて尾津前(尾津浜)(桑名市)から能褒野(亀山市)へ向かう途中の三重郡(四日市市)で、『古事記』に「『吾が足は三重の勾がりの如くして甚だ疲れたり』とのりたまいき。故、其地を號けて三重と謂ふ。」とあることに由来するとされている。

人口[編集]

code=24000|name=三重県を参照

政治[編集]

行政[編集]

  • 知事 - 鈴木英敬(公選第6代。現在1期目。2011年4月21日就任)

歴代知事については「三重県知事一覧」を参照のこと。

財政[編集]

  • 2007年 - 財政力指数 0.59、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、17自治体中9位
  • 2006年 - 財政力指数 0.54、Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)、16自治体中10位
  • 2005年 - 財政力指数 0.49、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、8自治体中1位
  • 2004年 - 財政力指数 0.47、IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)、10自治体中4位

議会[編集]

三重県議会を参照

経済[編集]

農業[編集]

  • 伊勢茶 - 緑茶の栽培面積、生産量、生産額は、静岡県鹿児島県に次いで全国第3位。『京都産』とされている抹茶は、実際には京都市が産地ではなく、大半が三重県で生産されていて、それを宇治市製茶している事が多い、伊勢茶も、行政支援の対象製品として三重ブランドに認定されている。
  • - 伊勢平野を抱えているため、米の栽培も盛んである。
  • 蜜柑 - 東紀州では栽培が盛んである。

畜産[編集]

  • 松阪牛 - 松阪市近郊で生産される和牛。日本を代表する高級肉として有名。
  • 伊賀牛 - 伊賀地方で生産される和牛。

酪農[編集]

  • 大内山牛乳 - 大紀町(旧大内山村)で牛乳が生産されている。

水産業[編集]

林業[編集]

  • - 主に東紀州地域
  • - 主に奥伊勢地域

工業[編集]

工場を置く主要企業[編集]

電力[編集]

三重県のほとんどが中部電力のエリアになっており、熊野市以南(一部を除く)の地域が関西電力のエリアになっている。

伝統工芸[編集]

インターネット[編集]

ケーブルテレビによるブロードバンドネットワークを、国内では最も早く県全ての市町村に普及させた。これにより、2004年8月には全国で初めて全市町村で、パススルー方式等によるケーブルテレビでの地上デジタル放送の視聴が可能となった。

海底光ケーブルの陸揚げ本数は世界一(2002年現在)。

インターネット普及以前にも県営のパソコン通信「Mieネット」があり、大手のニフティへも市内料金でゲートウエイのパソコン通信ができた。2000年問題で廃止された。

地域[編集]

県庁は、三重県を北勢伊賀中勢南勢東紀州の5つの地域に区分している。

自治体は、以下の14715(29市町)がある。「町」の読み方は全て「ちょう」。2006年1月10日の紀宝町と鵜殿村の合併により、三重県内から村がなくなった。

北勢[編集]

詳しくは北勢を参照

伊勢国北部に当たる地域で、国道1号の沿線。鈴鹿川の流域で、緑茶の大産地として有名である。

四日市以北[編集]

江戸時代には東海道(現在の国道1号)の沿線であった。江戸時代には東海道の架橋が禁止されており、かつ洪水も多かった為、木曽三川を越えた尾張国への往来は今程の多さではなかった。しかし、明治以後に架橋が進められて以降は、名古屋の影響も強く受けている。

鈴鹿ナンバーエリア[編集]

ホンダの鈴鹿市や、シャープ古河電気工業の亀山市での工業集積が著しい。名阪国道の物流が大きい。古代には椿大神社や伊勢国府が置かれるなど、重要拠点であり続けた。鈴亀地区とも言う。

伊賀[編集]

詳しくは伊賀を参照

伊賀国に当たる上野盆地の一帯で、国道25号国道165号の沿線。伊賀市と名張市のこと。

木津川流域で、布引山地加太峠よりも西側に位置する地域。京阪神との人的・経済的・文化的な結びつきが極めて強く、奈良県京都府南部、滋賀県南部、大阪への通勤者もいる。

中勢[編集]

詳しくは中勢を参照

旧伊勢国中部に当たる地域で、国道23号の沿線。津市には県庁があり商工業が集積しているが、鉄道が市街地から郊外に移転して以降一時期郊外化が進み、大型ショッピングセンターの郊外への進出、逆に中心部からの撤退などで中心商店街は寂れた。しかし、「アスト津」と呼ばれる高さ94メートルの高層ビルが津駅前に完成して以来、再び活性化しつつある。現在、津と松阪の両市から、中部国際空港への高速船でのアクセスがある。

※松阪市と多気郡を南勢地域に入れる場合もある。

南勢[編集]

詳しくは南勢を参照

旧伊勢国南部に当たる地域と旧志摩国の総称で、志摩を省略せず「南勢志摩」と呼ぶ場合がある。三重県以外や観光ガイドからは「伊勢志摩」と呼ばれる事が多く、大部分が伊勢志摩国立公園に指定されている。国道23号の沿線。

伊勢神宮二見浦といった大観光地を抱えており、真珠の養殖でも有名である。

東紀州[編集]

詳しくは東紀州を参照

紀伊国牟婁郡(当初の熊野国)、当初は度会県、後に三重県となった地域。東紀州熊野牟婁と呼ばれることも多い。国道42号の沿線。

日本では屋久島と並ぶ多雨地帯として知られ、熊野古道の伊勢路南部である。

主な学校[編集]

大学[編集]

国立
県立
私立


短期大学[編集]

国立
公立
私立


高等専門学校[編集]

国立
私立


高等学校[編集]

詳しくは三重県高等学校一覧を参照

特別支援学校[編集]

国立
県立


私立

交通[編集]

交通史[編集]

律令時代五畿七道では、三重県のうち伊勢国志摩国伊賀国東海道として、東紀州のある紀伊国南海道として区分された。江戸時代にも、太平洋岸の伊勢国は、東海道伊勢街道の沿線で、日永追分四日市郊外)で東海道と伊勢街道が分岐した。

鉄道

明治初期に建設された東海道本線は、当初は東海道ルートに沿って、亀山経由で鈴鹿山脈をトンネルで貫通して草津に抜ける予定だったが、米原経由に変更され、代わって三重県の東海道ルートには関西本線奈良経由大阪方面)と草津線京都経由大阪方面)が建設された。そして、第二次大戦後に建設された東海道新幹線も、名古屋以西は工期の都合で米原経由に変更され、新幹線は建設されていないが、リニア新幹線は東海道沿いに計画予定である。

更に、三重県から唯一の東京直通列車だった寝台特急「紀伊」も、1984年2月に廃止された。

近鉄が特急運転の頻度が高いのに対し、JRは他県に比べてその頻度が極端に低く、本数の多い特急として一時は全国に普及した「エル特急」も、JR特急の走らない沖縄県奈良県を除くと、三重県だけが今日まで一度も設定された事が無い。2007年10月、近鉄は、三重県内の伊賀線養老線(岐阜県に跨がる)の別会社化が行われた。

道路

国道1号は、江戸時代の東海道に沿ったルートとなっている。高速道路は、東名阪自動車道と、西名阪自動車道につながる名阪国道がある。新名神高速道路亀山JCTから開通し、2015年に四日市北JCTまで開通する予定である。

空港[編集]

三重県内に空港はないため、最寄りの空港は関西国際空港中部国際空港である。

鉄道[編集]

近畿日本鉄道東海旅客鉄道西日本旅客鉄道によって、県内各地と大阪京都神戸名古屋が結ばれている。

※駅名記載の無い路線は全線県内通過

東海旅客鉄道

西日本旅客鉄道

近畿日本鉄道

養老鉄道

伊賀鉄道

伊勢鉄道

三岐鉄道


道路[編集]

高速自動車国道NEXCO中日本が、名阪国道国土交通省が、伊勢二見鳥羽有料道路三重県道路公社が管理している。

新名神高速道路2008年2月23日に開通したことにより、東京と大阪間を関ヶ原経由で行くより短時間で行くことができるようになったが、接続する東名阪自動車道四日市IC付近を先頭に渋滞するようになった。

近畿自動車道尾鷲多気線紀伊長島ICから尾鷲北ICは、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式で計画されているので、開通すれば通行料金が無料である。

2010年2月2日に伊勢自動車道津IC伊勢IC紀勢自動車道の全線が高速道路の無料化社会実験の対象区間に指定された。2010年6月28日から2011年3月31日まで。

名阪国道では、雪が降るとチェーン規制を実施することがある。

高速自動車国道[編集]

営業中:

事業中:

  • 伊勢湾岸自動車道(四日市JCT-四日市北JCT
  • 紀勢自動車道(紀勢大内山IC-紀伊長島IC)
  • 新名神高速道路(四日市北JCT-亀山西JCT
  • 近畿自動車道尾鷲多気線(紀伊長島IC-尾鷲北IC)(新直轄方式で建設中)

自動車専用道路[編集]

営業中:

事業中:

一般有料道路[編集]

無料開放された道路[編集]

一般国道[編集]

幹線:

連絡線:

県道[編集]

冬季閉鎖区間[編集]

  • 国道306号 いなべ市藤原町山口~鞍掛峠~滋賀県界犬上郡多賀町 (6.9km)
  • 国道421号 いなべ市大安町石榑南~石榑峠~滋賀県東近江市黄和田町 (6.5km)
  • 国道477号 三重郡菰野町千草~武平峠~滋賀県甲賀市土山町大河原 (5.9km)
  • 三重県道25号南濃北勢線 いなべ市北勢町二之瀬~三重・岐阜県境~岐阜県海津市南濃町庭田 (3.5km)

バス[編集]

三重交通などが運行する高速バスによって、県内各地と東京、北勢地方・伊賀地方・東紀州地方と名古屋、伊賀地方と大阪、そして北勢地方と中部国際空港が結ばれている。その他にも、各自治体が運行するものもある。

[編集]

伊勢湾フェリーによって鳥羽と伊良湖愛知県田原市)を結ぶカーフェリー航路が運航されており、また、津エアポートラインや、松阪高速船により、津・松阪と中部国際空港を結ぶ高速船が運航されている。伊勢と中部国際空港を結ぶ航路も計画・準備中だったが、現在はその目途が立っていない。

[編集]

自動車登録番号標[編集]

  • 三重ナンバー - 下記を除く三重県全域
  • 鈴鹿ナンバー - 鈴鹿市亀山市

有形文化財建造物[編集]

重要伝統的建造物群保存地区

観光[編集]

概要[編集]

江戸時代のお伊勢参りに始まり、現在もF1日本グランプリや8耐、風光明媚な志摩のリゾート地、松阪牛伊賀地方の忍者関連(外国人に人気が高い)、東紀州地方最南端の「日本一面積の小さい鵜殿村」など、観光資源に恵まれている。「観光したい都道府県」では北海道京都奈良沖縄と並び、毎年上位5位以内に入るほどである。

公園・自然遺産[編集]

世界遺産
国立公園
国定公園
国営公園
県立自然公園


観光地[編集]

  • 伊勢神宮 - 天照大神を祭る。神社本庁傘下の全国神社からは、本宗と仰がれている。
  • 椿大神社 - 全国の猿田彦神社の総社。伊勢国一之宮。
  • 高田本山専修寺 - 浄土真宗高田派の総本山。
  • 伊賀上野 - 天守閣が日本一高い石垣の上に立つ上野城を初めとした城下町で、町並みは碁盤目に如く整備されている。城を中心に史跡が点在。伊賀忍者の郷・松尾芭蕉の故郷としても知られる。

景勝[編集]

民謡[編集]

テーマパーク・レジャーランド[編集]

メディア[編集]

新聞[編集]

地方紙[編集]

全国紙[編集]

読売新聞朝日新聞毎日新聞日本経済新聞の各紙は、伊賀と熊野市以南の東紀州地方では、近畿地方の通勤圏であることなども考慮し大阪市の大阪本社(読売は伊賀が大阪本社、東紀州は中部支社)で発行された物が販売されており、伊勢湾岸と尾鷲市以北では、名古屋市(中部本・支社、名古屋本社)で発行された物が販売されている。 産経新聞は名古屋に本社がないため(名古屋は中部総局)、全県で大阪本社発行版が販売されている。三重県内は全域深夜締め切りの13版が販売されている。なお、三重県の多くの地域では中日新聞の販売店を通して委託発売しているが、所によって産経の直売所が存在する。

放送[編集]

三重県は公式には近畿地方に属するが、TV・ラジオ放送は中京広域圏に属し、全て在名局(本社を名古屋市に置いている局)が本県に中継局を設けている。また在名AM局のCBCラジオは本県の桑名市に親局(主幹送信所)を置いている。

テレビ[編集]

テレビは地上波の放送に加え、県内全市町村でケーブルテレビの視聴が可能である。またケーブルテレビの多くは地上デジタル放送を再送しているため、三重県内の全域でケーブルテレビ加入することにより、地上デジタル放送も視聴可能となっている。

地上波テレビ[編集]

県域放送局
全国系列局

県内各地(いなべ市伊勢市鳥羽市名張市伊賀市尾鷲市熊野市など)に中継局を持っている。

ケーブルテレビ[編集]

詳しくはを参照

エリア外受信が可能な局[編集]

近畿地方のテレビ局

デジタル放送は、伊勢中継局が近畿局と同じチャンネルを使用している上、出力が100wと高出力(本来ならアナログの1/10の10Wになるはずである。スピルオーバーの解消の為であると思われる)の為、津市を含む伊勢中継局のエリア内ではほとんど視聴できない。

  • その他
    • びわ湖放送(BBC) - 伊賀地方のごく一部地域で受信可能。
    • 京都放送(KBS京都) - 伊賀地方のごく一部地域で受信可能。
中京圏のテレビ局
  • NHK名古屋放送局 - 北勢・中勢のほぼ全域、および南勢の一部地域で受信可能。
  • テレビ愛知(TVA) - 北勢・中勢のほぼ全域、および南勢の一部地域(TVAの放送区域は桑名市・朝日町・川越町のみ)で受信可能。また、デジタル波の再送信によって、ZTVを始めとする津以北(伊賀地方は除く)のケーブルテレビで視聴可能。
  • 岐阜放送(ぎふチャン) - 桑名市の一部地域で受信可能。

TVAはケーブルテレビを通じて視聴できるところが多いが、将来は日本民間放送連盟の方針により、三重県内のケーブルテレビを通じてのTVA視聴ができなくなる可能性がある。


テレビ大阪は親局の送信所自体が生駒山の大阪府側に設置されている事と中京広域圏の地上デジタル放送の物理チャンネルと重なる為受信不可能。ただし、2011年の地上デジタル放送一本化による放送エリア拡大計画(予定)で、伊賀地域では生駒山(西中腹に送信所がある)の本局か、京都府内に設置が予定される中継局を通して受信できる可能性がある。和歌山県では現状中継局の置局が予定されていないので引き続き受信できない可能性が高い。

その他、鳥羽市など志摩半島では、浜松中継局の電波を通じて静岡県のテレビも受信できる地域がある。

このことからも分かるように、新聞のテレビ番組表も多くは愛知県を中心とした「中京広域圏」と地元の三重テレビ放送のメインが基本ながら、伊賀・東紀州では大阪府を中心とした「近畿広域圏」を主とし、中京広域圏やMTVなどはハーフサイズ以下(サブ扱い)での掲載、TVA、TVOは前述の通り受信不能であることから未収録になっている。

ラジオ[編集]

AMラジオ[編集]

桑名市にCBCラジオの送信所があるなど、本局を直接聴取できる地域が大半だが、当県内の上野尾鷲熊野にも中継局を持っている。かつては、県域放送の近畿東海放送(開局当初はラジオ三重)があったが、ラジオ東海(旧岐阜放送)と合併して東海ラジオになり、消滅した。現在三重県のみを公式放送区域とするAM局はNHK・民放を含め皆無(NHKに到っては中波中継局が存在しない)で在名民放の放送支局・中継局が存在するのみである。

この他、熊野市から紀宝町沿岸部で、千葉県に送信所があるニッポン放送が受信できる地域が存在する。

FMラジオ[編集]

県域放送局
コミュニティFM局

FMパイレーツ(伊勢まつり博開催時)などの臨時FM局はコミュニティFM局に成長できなかった。

エリア外受信が可能な局

愛知県県域放送である次の2局は、伊賀地方南部・東紀州地方南部を除いた大部分で受信できる。

以前はRADIO-iもあったのだが2010年9月30日をもって廃局となった。

次の2局は伊賀地方の一部地域で受信可能。

その他

作品[編集]

関連項目[編集]