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『おおかみこどもの雨と雪』(おおかみこどものあめとゆき)は、2012年7月21日に公開された日本のアニメーション映画。
目次
概要[編集]
細田守監督による長編オリジナル作品第2作である。細田は本作で初めて自ら脚本も手がける。テーマは「親子」であり[1]、19歳の少女が「おおかみおとこ」と出会い、その間に生まれた「おおかみこども」の姉弟が成長し自立するまでの13年間を描く。
監督・脚本の細田を始め、脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行と、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』に関わってきたスタッフが製作を手がける。監督の細田は、この作品を製作するために新たにスタジオ地図を立ち上げた[2][3]。
『ヤングエース』にて2012年5月号より優による漫画版が、『コンプティーク』にて2012年6月号より美水かがみによるスピンオフ4コマ漫画がそれぞれ連載されている(2013年12月時点)。
ストーリー[編集]
物語は、娘の雪が、母である花の半生を語る形で綴られる。
女子大生の花は、教室で「おおかみおとこ」と出会い恋に落ちる。彼は自分がニホンオオカミの末裔、「おおかみおとこ」であることを告白するが、花はそれを受け入れ2人の子供を産む。産まれた娘の「雪」と息子の「雨」は狼に変身できる「おおかみこども」であった。しかし雨の出産直後、男は亡くなってしまう。花は独力で「おおかみこども」の育児に挑むが、都会での育児を断念して人里はなれた古民家に移住する。
蛇や猪をも恐れず活発で狼になるのが好きな雪に対し、当初は弟の雨は内気で逃避的であったが川で溺れてから変わり始める。雪が小学校にあがって友達が出来ると、自分が野獣的なことを意識して葛藤を感じ、人の少女として振る舞おうとするようになる。一方で雨は小学校に馴染めず、学校を抜け出したり休みがちになって、山に魅かれるようになっていく。
ある日、雪のクラスに草平という転校生がやってくる。雪は草平にいきなり「獣臭い」と言われて動揺し、正体の発覚を恐れて彼を避けるが、どうして自分が避けられるのか理解できない草平に執拗に追いかけられて、パニックで狼となり彼の耳を傷つけてしまう。負傷した草平は雪が責められるのを見て、狼がやったことだと取り繕った。精神的ショックで学校を欠席する雪を草平は見舞い、それをきっかけに距離の近い関係となる。雪がショックから立ち直った頃、雨は一匹の狐を「先生」と呼んで、彼から山で生きる術を学び始める。
ある夜、自分は狼であるという雨と、人間だからもう狼にならないと言い放った雪は、お互いの生き方を否定しあう口論となり、白熱しすぎて雪が雨をぶったことがきっかけで、取っ組み合いの大喧嘩になってしまう。結果、姉の雪が弟の雨に負け、泣かされる事態が起こる。
大雨の日、雨は家を去ることを決行する。雨を追って山に入った花は、豪雨の中で雨を探し続けるが谷に滑落してしまう。親が迎えに来なかった雪と草平は学校で二人きりで夜を過ごすこととなり、雪は草平に自分が「おおかみこども」で、草平に怪我をさせたのは自分だったことを告白する。草平はずっと知っていたことを打ち明け、雪の秘密は漏らしていなし誰にも言わないからと約束する。
明け方、雨に助けられ駐車場で意識を取り戻した花は、山へ戻ろうとする雨を呼び止めるが、オオカミとなった雨は花の懇願を振り切って山奥に消える。中学校にあがった雪も花の勧めで寮に入ることになり、花はひとり山奥の家で暮らすのであった。
登場人物[編集]
- 花(はな)
- 声 - 宮崎あおい[4]
- 本作の主人公。父子家庭に育つが、高校生の時に父親を亡くし天涯孤独の身となる。東京のはずれにある国立大学の社会学部社会学科に進学。大学生の時に出会った「彼」(おおかみおとこ)に一目惚れし、彼の正体を知った後もその想いは変わらず、2人の「おおかみこども」雪と雨を産む。「彼」の死後、田舎へ引っ越し、2人の子供を育てる決意をする。
- 彼(おおかみおとこ)
- 声 - 大沢たかお[4]
- 雨と雪の父親。作中では「彼」と呼ばれ、本名は不明(運転免許証には名前が載っているが、ほぼ塗り潰しになっているため、氏名の確認は不可能)。運転免許証記載の生年月日は2月12日。街で運送ドライバーとして働く一方、花の大学に忍び込んで勉強していた。実は、ニホンオオカミの末裔。花との間に2人の子供を授かるが、思わぬ形で死亡する。
- 雪(ゆき)
- 声 - 黒木華(少女期)、大野百花(幼年期)[4]
- 「おおかみこども」で、雨の姉。名前は、雪の日に生まれたことから名付けられた。お転婆で活発な性格だが、小学校生活の中で、自分のような女子がいないことを知り、淑やかに振る舞うようになる。小学校での生活を通じ、人間として生きることを選ぶ。
- 雨(あめ)
- 声 - 西井幸人(少年期)、加部亜門(幼年期)[4]
- 「おおかみこども」で、雪の弟。名前は、雨の日に生まれたことから名付けられた。赤ん坊の頃は、夜泣きが絶えなかった。ひ弱で内向的な性格だったが、ある日を境に狼の本能に目覚めていき、人間として生きたい雪と対立する。雨達が住む山一帯を治めるアカギツネを先生と慕う。先生の役割を引き継ぐため、10歳の夏に一人、山へと入って行く。
- 藤井草平(ふじい そうへい)
- 声 - 平岡拓真
- 転校生の少年。雪を獣臭いと言ったことから、雪に避けられるようになる。その理由を雪に詰問した際に、動揺して狼になった雪に右耳を傷つけられる。雪が狼であることに気付いたが他の人間には伝えず、怪我は「狼がやった」と説明して雪を庇った。後に、勇気を振り絞った雪から自分が狼だと打ち明けられるが、「最初から気づいてた」と、答えている。母子家庭で育ったが、母の結婚・妊娠によって、疎外感を感じている様子。
- クレジット等では単に「草平」となっているが、作中ではフルネームで「ふじいそうへい」と呼ばれるシーンがあり、細田自身が執筆した原作小説でも「藤井草平」と表記されている[5]。
- 韮崎(にらさき)
- 声 - 菅原文太[6]
- 花の近所に住む農家の老人。強面でぶっきら棒だが、花に農業の助言をしてくれる。なお、助言してくれる理由は彼の家族曰く「惚れている」からである。
- 韮崎のおばさん
- 声 - 片岡富枝
- 韮崎の娘。強面な父とは違い、明るく人懐っこい。何かと花の世話をしてくれる。
- 韮崎の旦那さん
- 声 - 小林隆
- 韮崎の婿養子。
- 細川
- 声 - 中村正
- 近所に住む農家の主人。花に農業のコツを教えてくれる、気の良いおじさん。
- 山岡
- 声 - 大木民夫
- 近所の農家の主人。細川と一緒に、花をいろいろと助けてくれる。細川とは野菜の栽培の仕方で意見の相違はあるが、実はとても仲がいい。
- 天童(てんどう)
- 声 - 井上肇
- 新川自然観察の森の理事長で、就職した花の上司。学校に馴染めず休みがちな雨を気に掛けてくれる。
- 田辺(たなべ)先生
- 声 - 染谷将太[6]
- 雪の小学校の担任教師。
- 草平の母
- 声 - 林原めぐみ
- 女手ひとつで草平を育てた母。草平が怪我をさせられたとして、雪に対して激怒した事もある。作中で結婚・草平の異父兄弟を妊娠した事で、草平に「新しい子供が生まれてくれば、自分が用済みになる」と感じさせてしまった。
- 土肥(どい)
- 声 - 谷村美月[6]
- 花の近所に暮らす主婦。仕事と育児を両立させている。花に育児の助言をする。
- 堀田(ほりた)
- 声 - 麻生久美子[6]
- 花の近所に暮らす主婦。当初は花を「近所付き合いをしない人」と見て警戒していたが、誤解が解けてからは親しくなる。
- 信乃(しの)
- 声 - 小林里乃
- 雪と同じ小学校に通う親友の一人。そのまま同じ中学校に進学もしている。
- 文子(ぶんこ)
- 声 - 荒川ちか
- 荘子(そうこ)
- 声 - 春名風花
- 毛野(けの)
- 声 - 上白石萌音
- 以上3名は雪と信乃の親友。
- 仁(まさし)
- 声 - 金子隼也
- 忠与(ただとも)
- 声 - 松岡天皇
- 礼儀(まさのり)
- 声 - 佐藤瑠生亮
- 信道(のぶみち)
- 以上4名は雪のクラスメイトで後の草平の親友。
- ラジオ・アナウンサー
- 声 - 桝太一(日本テレビアナウンサー)
スタッフ[編集]
- 原作・監督 - 細田守
- 脚本 - 細田守、奥寺佐渡子
- キャラクターデザイン - 貞本義行
- 作画監督 - 山下高明
- 美術監督 - 大野広司
- 音楽 - 高木正勝[7][8]
- 製作指揮 - 城朋子
- 製作 - 藤本鈴子、斎藤佑佳、岡田浩行、井上伸一郎、平井文宏、阿佐美弘恭、弘中謙、市川南、高田佳夫、植木英則
- エグゼクティブプロデューサー - 奥田誠治
- Co.エグゼクティブプロデューサー - 高橋望
- プロデューサー - 齋藤優一郎 / 伊藤卓哉、渡邊隆史
- アソシエイトプロデューサー - 川村元気、村上泉
- 色彩設計 - 三笠修
- CGディレクター - 堀部亮
- 美術設定 - 上條安里
- 衣装 - 伊賀大介[9]
- 劇中画 - 森本千絵
- 編集 - 西山茂
- 録音 - 小原吉男
- 音響効果 - 今野康之(スワラ・プロ)
- 音楽プロデューサー - 北原京子
- キャスティングディレクター - 増田悟司
- 助監督 - タムラコータロー
- 製作幹事 - 日本テレビ放送網
- 製作 - 「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会(日本テレビ放送網、スタジオ地図、マッドハウス、角川書店、バップ、D.N.ドリームパートナーズ、読売テレビ放送、東宝、電通、デジタル・フロンティア / STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS)
- 企画・制作 - スタジオ地図
- プロダクション協力 - マッドハウス
- 配給 - 東宝
主題歌[編集]
Blu-ray / DVD[編集]
発売・販売元はバップ。
- おおかみこどもの雨と雪(2枚組、2013年2月20日発売)
- ディスク1:本編ディスク
- 音声特典
- オーディオコメンタリー(宮﨑あおい×大沢たかお×黒木華×西井幸人×大野百花×加部亜門×監督:細田守)
- 音声特典
- ディスク2:特典ディスク(Blu-ray版はBlu-ray、DVD版はDVDで収録)
- イベント映像集
- ジャパンプレミア
- ワールドプレミア in パリ
- 主題歌披露&舞台挨拶
- 初日舞台挨拶
- 「花の日」大ヒット御礼舞台挨拶
- 劇場公開時コラボ番組
- いよいよ公開! 「おおかみこどもの雨と雪」カウントダウン(1日目〜3日目)
- NEWS ZERO特別版 宮﨑あおい パリ〜北アルプスへ おおかみこどもを巡る旅
- おおかみこどもの雨と雪×ZIP! 夏休みコラボスペシャル(かわいい名演技! 天才子役 / 美しい風景 モデルとなった町へ)
- ZIP! コラボコンテンツ素材集(Part1〜5)
- 各種プロモーション映像集
- 細田守監督編集プロモーション映像(花Ver. / 雨と雪Ver.)
- 2012 アヌシー国際アニメーション映画祭特別プロモ上映用映像
- 特報・劇場予告編集
- TVスポット集
- イベント映像集
- 封入特典
- ブックレット(パンフレット縮刷版)
- 初回限定特典
- フィルムブックマーカー(5コマ)
- 特製アウターケース付きデジパック仕様
- ディスク1:本編ディスク
- おおかみこどもの雨と雪 Blu-ray+DVD ファミリーパッケージ版(2枚組、2013年2月20日発売)
- ディスク1:本編Blu-ray(本編のみを収録)
- ディスク2:本編DVD(本編のみを収録)
- 封入特典
- ブックレット
- 初回限定特典
- フィルムブックマーカー(5コマ)
- 特製スリーブケース付きクリアーブルーレイケース仕様
公開[編集]
全国381スクリーンで公開され、公開初日と翌日の2日間で興行収入3億6514万9000円、観客動員数27万6326人を記録、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[10]。また、公開後30日間で観客動員数240万人[11]、公開後59日間で興行収入40億円を達成した[12]。さらに同年11月末までには観客動員数341万人を突破[12]、興行収入は最終的に年内で累計42.2億円[13]。
日本での公開に続き2012年8月29日にはフランスでも公開された。公開に先駆けて6月25日(現地時間)には、パリでワールドプレミアが行われ[14]、「細田守アートワーク展」も開催された[15]。フランスでは「ディズニーやピクサー作品とは一線を画すアニメーション映画だ」とも評価されており、フランスで公開される日本映画としては北野武の『アウトレイジ ビヨンド』や、『おくりびと』と並ぶ公開規模であり[14]、世界34の国と地域での公開も決定した[10]。
テレビ放映[編集]
2013年12月20日には『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送。放送枠を25分拡大し、本編ノーカットで放送された。副音声では視覚障害者用の場面説明も同時放送した。また、細田直筆のキャラクターイラスト入りサイン色紙などのプレゼント企画も実施された。視聴率は関東地区で15.4%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。
作風[編集]
細田が本作について、取り組みの動機のひとつが自分の周囲の人間が子育てを始めたことであり、「親になった彼らが輝いて見えた」からであるとのべている。
2013年の2月の「アニメ!アニメ!」のインタビューにおいて、細田は、子育てものであるにもかかわらず、「おおかみこども」という設定にした理由について、「子供が育っていったり子供を育てることは世間一般に当たり前のことと思われている。しかし当人たちにとっては全然当たり前ではない。その感覚を観客が共有するためには、誰もしていない経験(狼男の子どもを育てること)をみんなで共有すればいいと考えたからだ」と述べている[16]。
「ファミ通.com」のインタビューの中で、細田は「人が子供をつくるのは、当たり前のことと簡単に思ってきた。しかし結婚してからは、都会で子供を育てるのは公的な支援など環境面で苦労があり、だからと言って田舎暮らしで楽ということもなく同世代がいないという苦労があることに気づかされるようになった。そのがんばりを映画にしたかったのだ」と述べている。(ヒトの)子育ては全くの孤立無援では成り立たず、今回オオカミという素材を選んだ理由は、「オオカミはとても家族的であって、リーダーがいて群れを統率し、全体のことを考えながら生きている律儀な動物だから」と答えている[17]。
物語序盤の舞台である「東京のはずれにある国立大学」は、東京都国立市の一橋大学がモデルとなっている[18]。また、移住先の田舎は富山県の里山をモデルとしている[19]。本作の背景には細田の出身地である富山県上市町と隣の立山町の景観が描かれており、上市町の伊藤尚志町長からも「町をモデルにした映画を」と、監督に打診があったことが明かされている[20]。
評価[編集]
2012年10月5日の鈴木敏夫のジブリ汗まみれにおいて、細田と親交のある鈴木敏夫は、「この手の作品(家族の交流もの)はかつての日本映画が得意としたジャンルであったのだけれども、男はつらいよシリーズが終わってから、絶えて久しかったという情況があり、当作品について久しぶりである」とコメントしている。また対談の中で「サマーウォーズ完成の後に監督が母を失くしていること、細田が孝行息子ではなかったことから考えても、この作品がなくした母への贖罪の意味があったのだろう」と言及されている。また鈴木は、「幼少期にさんざん手をかけさせておいて、成長したら親孝行もなしで、山に入っていってしまった『雨』は細田本人がモデルに違いない」と述べている[21]。
アニメーション監督の富野由悠季は、『「おおかみこどもの雨と雪」の衝撃』と題したコメントの中で本作について「絶賛」している。変身ものや恋愛ものといった従来の作品ジャンルを超えた作品であるとし、その描写について冷静・リアルだと指摘、「新しい時代を作った」「本作の前では、もはや過去の映画などは、ただ時代にあわせた手法をなぞっているだけのものに見えてしまうだろう」と述べている[22]。
映画評論家の吉田広明は、細田のこれまでの作品、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』第40話『どれみと魔女をやめた魔女』や、『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』について、いずれも主人公たちの選択を焦点に描いてきたと述べたうえで、本作では子供らの選択よりも、むしろ母親である花がそのいずれをも受容し祝福するという「大いなる肯定」を表現しているとし、「ほぼ同世代の映画作家が人間として一回り大きくなったのを目撃したのはこれが初めてのように思う。」と結んでいる[23]。
受賞[編集]
- 第45回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門(Gertie Award)最優秀長編作品賞[24]
- 第34回ヨコハマ映画祭審査員特別賞 「おおかみこどもの雨と雪」細田守監督とその制作チーム[25]
- 第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
- iTunes Store「Best of 2012」サントラ部門 ベストアルバム
- 第30回ゴールデングロス賞優秀銀賞
- 第3回ロケーションジャパン大賞 グランプリ[26]
- 第67回毎日映画コンクールアニメーション映画賞[27]
- 第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞[28]
- ワーナー・マイカル映画館大賞2012 ベスト10 邦画部門第1位[29]
- 第17回日本インターネット映画大賞日本映画部門 アニメ賞 監督賞[30]
- 第12回東京アニメアワード「アニメーションオブザイヤー」 「監督賞」「脚本賞」「美術賞」「キャラクターデザイン賞」「国内劇場部門 優秀作品賞」[31]
- デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'12/第18回AMDアワード 総務大臣賞(大賞)[32][33]
- 第67回 日本放送映画藝術大賞 最優秀アニメーション作品賞
- 第4回日本シアタースタッフ映画祭 グランシャリオ賞(邦画部門1位) 監督賞[34]
- 第16回ニューヨーク国際児童映画祭長編観客賞
- 第22回日本映画批評家大賞 アニメーション作品賞
- 第29回イマジン・フィルム・フェスティバル(アムステルダム) グランプリ(Black Tulip 2013)
- 第22回日プロ大賞ベストテン 第10位[35]
キャッチコピー[編集]
- 「私が好きになった人は、“おおかみおとこ”でした。」
- 「私は、この子たちと生きていく。」
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- http://www.ookamikodomo.jp/index.html
- おおかみこどもの雨と雪(@ookamikodomo)- Twitter
<ref>
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」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません