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| + | '''富山化学工業株式会社'''(とやまかがくこうぎょう、[[英語]]:''TOYAMA CHEMICAL CO., LTD.'')は、[[東京都]][[新宿区]]にある医療用医薬品を製造・販売する製薬会社である。[[富士フイルムホールディングス]]のグループ企業であり、同社と[[大正製薬ホールディングス]]が出資する企業でもある。 |
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| + | == 概要 == |
| + | 元々[[富山県]]で化学薬品の製造・販売・研究を行う会社として[[1930年]]に富山化学研究所として創業。[[1936年]]に法人化(株式会社化)された。[[1961年]]に現在地へ本社移転したが、富山県[[富山市]]にも事業所が所在する。 |
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| + | 2002年9月に[[大正製薬]]と資本・業務提携を行い、同年10月に同社との合弁で医療用医薬品の販売を行う'''大正富山医薬品'''を設立。2008年には富士フイルムホールディングスを加えた3社で戦略的資本・業務提携を結んだうえで、[[株式公開買付け]]により富士フイルムホールディングスの傘下に入った。その際、富士フイルムホールディングスが保有する株式の一部を大正製薬に譲渡したことにより、富士フイルムホールディングスと大正製薬が出資する企業となった。 |
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| + | == 「アビガン錠」開発苦闘16年(2014年11月) == |
| + | 発見は偶然だった。医療関係者は見向きもしなかった。一度は製品化を諦めた。ある出来事が潮目を変えた。それでも立ちはだかる難問。男たちは手を休めなかった。その努力が今、ようやく実を結ぶ。 |
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| + | 富山の薬が世界を救うかもしれない―富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した錠剤「アビガン」(一般名・ファビピラビル)が、世界的な注目を集めている。 |
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| + | 2014年夏頃から[[西アフリカ]]を中心に爆発的に流行している[[エボラ出血熱]]はいまだ終息していないが、その理由の一つは有効な治療薬がないことだ。エボラ出血熱の致死率は50%と、毒性はすさまじく高い。エボラウイルスに感染すると、患者は7日間程度の潜伏期間を経た後、高熱を発して嘔吐、下痢、頭痛などの症状を呈し、最後は全身から出血して死に至る。 |
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| + | [[11月12日]]に発表された[[WHO]](世界保健機関)の最新データによると、すでに世界中でエボラウイルス感染者は1万4098人に上り、死者は5160人になったという。 |
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| + | そんな「史上最悪のウイルス」に対して「アビガン」が有効な解決策になるのではないかとの期待が膨らんでいる、[[フランス]]、[[スペイン]]、[[ノルウェー]]、[[ドイツ]]ではエボラウイルスに感染した患者にアビガンを含む数種類の薬が投与され、症状に改善が見られた。 |
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| + | [[フランス]]と[[ギニア]]の両政府はエボラウイルス感染者へのアビガンの臨床試験に着手し、来年初めにも承認、そして使用される可能性が出てきた。 |
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| + | アビガンが世界に出荷されれば、多くのエボラ患者の命が助かることにつながる。「富山の薬売り」のDNAが世界を救う画期的な成果を挙げるのだ。だが、この新薬の開発は、もちろん一朝一夕に可能だったものではない。そこには実に16年にも及ぶ熱いドラマがあった。 |
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| + | 話は[[1998年]]に遡る。このとき、富山化学の研究者たちは一心不乱に実験を繰り返していた。インフルエンザなどをターゲットとした新しい抗ウイルス薬を創ること―。これが10人にも満たない研究チームに与えられたミッションだった。 |
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| + | 富山化学総務担当部長の泉喜宣が振り返る。 |
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| + | 「もともと当社は細菌に効く医薬品の開発に定評があったのですが、ウイルスに対する治療薬にも手を広げようと考えたんです。かといって、潤沢な研究資金があるわけではない。インフルエンザ薬に関しては、研究者がすべて手作業で効果を測定していきました」 |
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| + | 通常、大手の製薬会社が新薬を開発する場合、自動化されたロボットなどを用いて、ターゲットとなる化合物を見つけ出すのが一般的になってきた頃だ。だが、当時の富山化学は研究所を地方都市に構える、従業員数2000名足らずの中堅製薬メーカーにすぎず、インフルエンザ薬の開発のインフラ整備に資金を注ぎ込む余裕はなかった。 |
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| + | 「そこで2万6000種類の化合物をランダムに選んでインフルエンザウイルスに効くか、一つひとつ手作業で試していったのです。シャーレに細胞を入れ、そこにインフルエンザウイルスを入れます。その中に化合物を入れ、細胞が生き残るかどうかを調べるという単純な実験方法です。 |
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| + | 週に600種類ずつ試し、2万回以上の失敗を経た後に偶然、ウイルスに効果のある化合物、現在のアビガンにつながる『T-705』を発見したんです。'98年のことでした」(泉) |
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| + | 富山化学工業は発見したT-705を本格的に試験するため、[[富山大学]]医学部の[[白木公康]]教授(ウイルス学)に共同研究を持ちかけた。白木教授が語る。 |
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| + | 「富山化学は昔から化合物を合成する技術には定評がありました。実際、T-705の構造図を見たときに、これは薬になると直感し、共同研究を承諾したんです。大学ではインフルエンザに感染させたマウスを使って、生体実験を行いました。一番気を使ったのは、情報漏洩ですね。実は大学というのは、よく情報が漏れるところなんですよ。民間企業に比べるとセキュリティがしっかりしていませんし、多くの製薬関係者が出入りしますから。大学関係者には秘密保持の意識が高くない人もいるんです。そこで、私は実験データを大学には残さず、富山化学のほうで保管してもらいました。実験の結果、インフルエンザに感染させたマウスにT-705を投与すると、一匹も死ぬことはありませんでした。有効性が確認できたので、2000年9月に[[カナダ]]の[[トロント]]で行われた学会で私たちの研究チームが発表したのです」 |
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| + | だが―。この学会発表は、ほとんど話題にならなかった。世界中の大手製薬会社にT-705の製品化を持ちかけても、乗ってくる会社は1社もなかったという。なぜか。 |
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| + | 「その頃、ちょうどインフルエンザ薬として『[[タミフル]]』と『[[リレンザ]]』が発売されたからです。当時の製薬関係者は、もう新しい抗インフルエンザ薬は要らないと考えていたんですね。また、元々製薬会社には長期的な投与が見込まれる薬を開発したがる傾向があります。たとえば、糖尿病や心臓病、高血圧に効く薬は、飲み始めたら亡くなるまで飲む薬。企業にとっては大きな売上高が見込めます。一方、インフルエンザの薬は飲んだとしても1週間。利益の幅が薄いんですよ」(白木教授) |
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| + | それは富山化学にとっても死活的な問題だった。T-705がすぐに製品化できないのであれば、このまま開発を進める意味はあるのか―。 |
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| + | 「実はインフルエンザ薬はマーケティング面でも極めて難しい医薬品なんです。インフルエンザが流行した年は売り上げが上がり、そうでないとガクンと下がる。そこでこのままインフルエンザ薬の開発を進めるより、違う方向に注力したほうがいいのではないかということで、[[2002年]]にT-705の開発をストップし、これと似た構造を持つ化合物の中からC型肝炎ウイルスの治療薬を見つけて開発する方向へシフトさせました」(前出・泉) |
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| + | こうして、T-705はいったん「お蔵入り」となった。しかし、3年後、思わぬ形で世界中の医療関係者から注目されるのだ。 |
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| + | きっかけは[[2005年]]にアジアで猛威をふるった「[[鳥インフルエンザ]]」だった。鳥インフルエンザが人間にも感染し、死亡するケースが多発したことを記憶する人も多いだろう。各国の医療機関がこぞってこの病気に有効な薬がないか、試験をしていた。 |
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| + | そんななか、NIAID(米国立アレルギー感染症研究所)より委託を受けた米ユタ州立大学が[[2006年]]3月、T-705が鳥インフルエンザに効果があると名指しで発表したのだ。 |
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| + | 「NIAIDが3000種類以上の化合物を試した結果、唯一T-705だけが効いたというのです。そうなると、[[2001年]]頃に考えていたマーケティング上の問題を飛び越えて、会社としてなんとしても製品化しないといけないと判断しました。[[2007年]]から臨床試験を開始し、T-705にリソースを集中するため、今度はC型肝炎治療薬の開発をストップさせました」(泉) |
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| + | 富山には300年以上にわたる「薬作り」の歴史と伝統がある。[[江戸時代]]に富山藩主が[[江戸城]]内で腹痛を訴えた大名に丸薬「[[反魂丹]]」を与えたところ、たちどころに収まったことがその発端だった。それを見た他藩の藩主がこぞってこの薬を欲しがったことから、富山で作られた薬は柳行李を背負った「富山の薬売り」たちによって各地に広がったという。 |
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| + | そのDNAが生きていた。世界が自分たちの薬を求めているのならば、広めることが自分たちの使命ではないか―。この信念の下、富山化学はヒトでの臨床試験を進めていった。 |
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| + | だが、一方で製薬業は巨額のカネが動くビジネスでもある。「社会的使命」だけでは事業は続けられない。事実、T-705の本格的な臨床試験を進めていた[[2007年]]の3月期決算で、富山化学は最終赤字に転落。新薬の開発費用もあり、累積赤字がかさんでいた。 |
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− | <div class="lay-main--account js-lay-main">
| + | そこに手を差し伸べたのが、富士フイルムホールディングスだった。[[2008年]]2月、富士フイルムは富山化学の買収を発表。1300億円を投じて66%の株式を取得したのだ。富士フイルムは古森社長(現会長)の陣頭指揮の下、「第二の創業」と位置づけた大胆な業態変化の過渡期にあった。 |
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| + | 富士フイルムコーポレートコミュニケーション部マネージャーの田口貴広が言う。 |
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| + | 「富士フイルムは長年、写真フィルムをメインに事業展開してきました。しかし、デジタルカメラの影響から2000年をピークに写真フィルムの需要が年率2~3割のペースで減っていったのです。そうした中、2004年から経営改革を進め、6つの重点事業にリソースを投入し、その中の一つがヘルスケア分野だったのです」 |
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| + | 富士フイルムは創業2年後の[[1936年]]からレントゲンフィルムを出発点として、医療分野にも深く関わってきたメーカーだ。X線画像診断装置や内視鏡といった、主に「診断」領域で関わってきたという。 |
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| + | 「ヘルスケア全体で考えますと、診断の前には『予防』領域が、後には『治療』領域があります。いずれもこれまで私たちが培ってきた独自技術が活かせる領域です。そこでまず2006年に化粧品やサプリメントを発売しました。ただ、『治療』領域において、我々は医薬品の経験やノウハウを持ち合わせていませんし、一から立ち上げるには時間もかかります。だから2008年に富山化学を買収して医薬品事業に本格参入したのです。富山化学を選択したのは、インフルエンザ薬やアルツハイマー薬など有力な新薬の候補を持っていて創薬力に優れていることや、技術的なシナジーが見込めることが理由です」(田口) |
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| + | 富山化学側には買収に対する複雑な思いはなかったのだろうか。前出の泉が振り返る。 |
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− | <div class="ui-step">
| + | 「これからの時代、医薬業界は海外も見据えてグローバルに展開していかなければいけない。それまで富山化学は、海外事業は他社にお願いするという方法でやってきていました。しかし、富士フイルムは医療分野で海外にもネットワークとブランド力があるので、自分たちのやってきたことをグループとして海外展開できるようになる。また、地道に研究し、異業種との融合にも積極的であるという企業文化にも共通するところがあったんです。様々な相乗効果が生まれたという意味でも、買収は双方にとってよかったと思います」 |
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− | <div class="simple-box" style="max-width:1100px;">
| + | こうして資金的な問題も解決した富山化学はさらなる臨床試験を進めていく。 |
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| + | 同社が開発したT-705が画期的なのは、これまでの抗インフルエンザ薬とは効き方のメカニズムが異なる点だ。前出の白木教授が説明する。 |
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− | <div class="acc-step1-box__form">
| + | 「ウイルスは細胞の中に入り込んで、複製、つまりたくさんの子供を作って増殖していきます。そして、細胞から飛び出して、また別の細胞に入り込む。タミフルやリレンザといったこれまでの治療薬では、増殖するウイルスを細胞内に閉じ込めて、感染の拡大を防ぐ効果があります。一方、『T-705』はウイルスの複製そのものを阻害します。ウイルスの増殖を直接抑えられるのです。また、ウイルスは増殖の過程でどうしても薬の耐性を持ってしまうものですが、増殖そのものを抑える『T-705』では耐性ができにくいことも特徴です」 |
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− | <h2 class="ui-hd--5">お客様情報の入力</h2>
| + | 耐性ができにくいため、新型のインフルエンザにも効果が期待できる。そして、さらにこの薬が優れている点は、インフルエンザに似た多くのウイルスで同様の効果が期待できることだ。だからこそ、インフルエンザ薬として開発されながら、エボラ出血熱にも効くのではないかと期待されているのである。 |
− | <div class="bc-gray-weak ph-8">
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− | <ul class="ui-list-vertical mt-8">
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| + | このT-705の効能に早い段階から注目していたのが、世界最大の軍事力を誇る[[ペンタゴン]](米国防総省)だ。米メディアによると、ペンタゴンは2012年3月から「T-705」を生物テロ対策の薬剤に指定しており、開発費用として140億円を助成しているという。そのペンタゴンが音頭を取って、米国内でも大規模な臨床試験が進められていった。 |
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− | <li class="ui-list-vertical__item" style="border-top: none">
| + | 米国当局の活発な動きの中、中国では新しい鳥インフルエンザの感染者が続出した。こうした背景もあって2014年3月、「新型インフルエンザが爆発的に流行し、他の薬が効かない場合」という条件付き承認ではあるが、ついにアビガンが誕生したのだ。発見から16年。長きにわたる苦闘だった。 |
− | <div class="ui-list-vertical__item-inner">
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− | <li class="ui-list-vertical__item">
| + | そして、2014年8月、ペンタゴンが「アビガン」をエボラに効く可能性のある治療薬の候補として発表。緊急措置としてスペインでは二次感染した女性看護師に投与され、完治した。ドイツではエボラ出血熱を発症したウガンダ人に投与され、回復傾向にあると現地で報道されている。今後もアビガンによってエボラウイルスから一人でも多くの命が救われることが期待されている。 |
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| + | 「富山化学には現時点で2万人分の錠剤が在庫としてあり、錠剤にする前の原薬は30万人程度があります。追加生産が可能なため、各国からの提供要請があれば、日本政府とも協議の上、対応していきます」(前出・田口) |
− | <option class="ui-form-option" value="">月</option>
| + | |
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| + | 史上最悪のエボラ禍に打ち勝つ、一筋の光明が見えてきた。もうパニックに陥る必要はない。我々には使命に燃えた男たちが執念で作り上げた「アビガン」という錠剤があるのだから。 |
− | <option class="ui-form-option" value="">日</option>
| + | |
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| + | |
| | | |
− | <li class="ui-list-vertical__item">
| + | == 沿革 == |
− | <div class="ui-list-vertical__item-inner js-acc-gender__wrap">
| + | *1930年11月 - 富山化学研究所を創立 |
− | <span class="ui-form-label__txt--st block">性別</span>
| + | *1936年11月 - 富山化学工業株式会社を設立し、富山化学研究所の事業を継承 |
− | <div class="mt-8">
| + | *1961年 |
− | <label class="ui-form-label">
| + | **2月 - 本社を東京都日本橋へ移転 |
− | <input type="radio" name="sex" value="1" checked="checked" class="ui-form-radio js-acc-gender"><span class="ui-form-label__txt">男性</span>
| + | **10月 - [[東京証券取引所]]市場第2部、[[大阪証券取引所]]市場第2部に上場 |
− | </label>
| + | *1967年2月 - 「コルベン」マークを制定 |
− | <label class="ui-form-label">
| + | *1972年4月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所の各第1部に指定替え |
− | <input type="radio" name="sex" value="2" class="ui-form-radio js-acc-gender ml-32"><span class="ui-form-label__txt">女性</span>
| + | *1978年2月 - 東京都新宿区に「富山化学ビル」を竣工 |
− | </label>
| + | *1994年11月 - コンシューマー・ヘルスケア関連製品(一般用医薬品など)の販売を開始 |
− | </div>
| + | *1999年2月 - 株式会社[[ニデック]]、株式会社[[INAX]](現・株式会社[[LIXIL]])との共同出資により、[[ベンチャー]]企業の株式会社[[ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング]]を設立 |
− | </div>
| + | *2002年 |
− | </li>
| + | **8月 - [[大正製薬]]株式会社と資本・業務提携 |
| + | **9月 - [[第三者割当増資]]により大正製薬株式会社が当社の[[筆頭株主]]となる |
| + | **10月 - 大正製薬株式会社と合弁で大正富山医薬品株式会社を設立 |
| + | *2003年 |
| + | **2月 - 一般用医薬品を大正製薬株式会社及び[[杏林製薬]]株式会社へ承継 |
| + | **10月 - 大阪証券取引所の上場廃止 |
| + | *2008年 |
| + | **3月 - [[株式公開買い付け]]により[[富士フイルムホールディングス]]株式会社の連結子会社となる。また、大正製薬株式会社が同社保有の株式の一部を取得したことにより、富士フイルムホールディングスと大正製薬が出資する企業となる |
| + | **8月 - 東京証券取引所の上場廃止 |
| + | *2012年1月 - 大正製薬グループ内の組織再編による現物[[配当]]に伴い、主要株主の大正製薬株式会社から同社の親会社である[[大正製薬ホールディングス]]株式会社に変更 |
| | | |
− | <li class="ui-list-vertical__item">
| + | == 主要事業所 == |
− | <div class="ui-list-vertical__item-inner">
| + | *本社(東京都新宿区) |
− | <label class="ui-form-label w-full">
| + | *富山事業所(富山県富山市) |
− | <span class="ui-form-label__txt--st block">メールアドレス</span>
| + | **綜合研究所 |
− | <input type="text" name="email" value="" placeholder=""
| + | **富山工場 |
− | class="ui-form-txt mt-8 js-acc-email " style="width:100%;">
| + | *海外拠点 |
| + | **[[ニューヨーク]] |
| + | **[[ロンドン]] |
| | | |
− | </label><br>
| + | == グループ企業 == |
| + | *大正富山医薬品株式会社 |
| + | *北陸メディカルサービス株式会社 |
| + | *株式会社トミカ(2010年2月に太陽産業株式会社が富山工営株式会社と株式会社トミックスを吸収合併し改称) |
| | | |
− | <label class="ui-form-label mt-8">
| + | == 提供番組 == |
− | <input type="checkbox" name="" class="ui-form-check js-acc-login-id__check"
| + | いずれも過去 |
− | checked="true"
| + | * [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系 |
− | ><span class="ui-form-text--info--wk">メールアドレスをログインIDにする</span>
| + | * [[嗚呼!バラ色の珍生]] |
− | </label><br>
| + | * [[TBSテレビ]]系 |
− | <input type="hidden" name="mail_as_loginid" value="0" class="js-acc-mail-as-loginid-flag">
| + | ** [[あなたにオンタイム]] |
| + | ** [[おはようクジラ]] - 6時台 |
| + | * [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系 |
| + | ** [[強力!木スペ120分]] - 20時台 |
| + | ** [[奇跡体験!アンビリバボー]] |
| | | |
− | <div class="acc-login-id js-acc-login-id"
| + | == 関連項目 == |
− | >
| + | *[[富士フイルムホールディングス]] |
− | <label class="ui-form-label w-full">
| + | *[[大正製薬]] |
− | <span class="ui-form-label__txt--st block">ログインID</span>
| + | *[[ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング]] |
− | <input type="text" name="login_id" value="" placeholder="6〜50文字の半角英数字・記号"
| + | |
− | class="ui-form-txt mt-8 js-acc-login-id__field " style="width:100%;" maxlength="50">
| + | |
| | | |
− | <div class="ui-form-text--info--wk">※ご希望のログインIDを設定できます。</div>
| + | *[[ファビピラビル]] 同社の開発した抗インフルエンザ薬。エボラウイルスへの効果も期待され注目された。 |
− | </label>
| + | |
− | </div>
| + | |
| | | |
− | </div>
| + | == 外部リンク == |
− | </li>
| + | *[http://www.toyama-chemical.co.jp/index.html 富山化学工業] |
| + | *[http://www.taishotoyama.co.jp/index.html 大正富山医薬品] |
| | | |
− | <li class="ui-list-vertical__item">
| + | {{DEFAULTSORT:とやまかかくこうきよう}} |
− | <div class="ui-list-vertical__item-inner">
| + | [[Category:新宿区の企業]] |
− | <label class="ui-form-label w-full acc-pass1 js-acc-pass1">
| + | [[Category:富山県発祥の企業]] |
− | <span class="ui-form-label__txt--st block">パスワード</span>
| + | [[Category:日本の医薬品メーカー]] |
− | <input type="password" name="password" value="" placeholder="6〜20文字の半角英数字・記号"
| + | [[Category:大正製薬]] |
− | class="ui-form-txt mt-8 js-acc-pass__field1 js-acc-pass__field--sync " style="width:100%;" maxlength="20">
| + | [[Category:富士フイルム]] |
− | </label>
| + | [[Category:1936年設立の企業]] |
− | | + | |
− | <label class="ui-form-label w-full acc-pass2 js-acc-pass2">
| + | |
− | <span class="ui-form-label__txt--st block">パスワード</span>
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− | <input type="text" name="" placeholder="6〜20文字の半角英数字・記号"
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− | $txtSeiKana : $('.js-acc-last-name'),
| + | |
− | $txtMeiKana : $('.js-acc-first-name'),
| + | |
− | | + | |
− | $wrapBirth : $('.js-acc-birth__wrap'),
| + | |
− | $selBirthY : $('.js-acc-birth--year'),
| + | |
− | $selBirthM : $('.js-acc-birth--month'),
| + | |
− | $selBirthD : $('.js-acc-birth--day'),
| + | |
− | | + | |
− | $txtEmail : $('.js-acc-email'),
| + | |
− | | + | |
− | $chkLoginIdEmail : $('.js-acc-login-id__check'),
| + | |
− | $txtLoginId : $('.js-acc-login-id__field'),
| + | |
− | | + | |
− | $txtPass1 : $('.js-acc-pass__field1'),
| + | |
− | $txtPass2 : $('.js-acc-pass__field2'),
| + | |
− | | + | |
− | $wrapTel : $('.js-acc-tel__wrap'),
| + | |
− | $txtTel1 : $('.js-acc-tel1'),
| + | |
− | $txtTel2 : $('.js-acc-tel2'),
| + | |
− | $txtTel3 : $('.js-acc-tel3'),
| + | |
− | | + | |
− | $wrapZip : $('.js-acc-zip__wrap'),
| + | |
− | $txtZip1 : $('.js-acc-zip1'),
| + | |
− | $txtZip2 : $('.js-acc-zip2'),
| + | |
− | $txtAddress1 : $('.js-acc-address1'),
| + | |
− | $txtAddress2 : $('.js-acc-address2'),
| + | |
− | $txtAddress3 : $('.js-acc-address3'),
| + | |
− | $txtAddress4 : $('.js-acc-address4'),
| + | |
− | | + | |
− | $chkGiftCode : $('.js-acc-gift-cd__check'),
| + | |
− | $txtGiftCode : $('.js-acc-gift-cd__field'),
| + | |
− | | + | |
− | $selSignPref : $('.js-acc-sign__pref'),
| + | |
− | $selSignShop : $('.js-acc-sign__shop'),
| + | |
− | | + | |
− | $chkStaffCode : $('.js-acc-staff-cd__check'),
| + | |
− | $txtStaffCode : $('.js-acc-staff-cd__field'),
| + | |
− | | + | |
− | $mailMagFlag : $('.js-acc-mail-magazine-flag'),
| + | |
− | $mailMagFlagInput : $('.js-acc-mail-magazine-flag__input')
| + | |
− | };
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // Facebook簡易登録
| + | |
− | // unx.acc.elm.$fbLogin.on('click', function() {
| + | |
− | // FB.login(function(res) {
| + | |
− | // if ( res.status !== 'connected' ) return;
| + | |
− | // FB.api('/me', function(res) {
| + | |
− | // if(window.console) console.dir(res);
| + | |
− | // // res.id
| + | |
− | // // res.name
| + | |
− | // // res.last_name
| + | |
− | // // res.first_name
| + | |
− | // // res.birthday
| + | |
− | // // res.gender
| + | |
− | // // res.email
| + | |
− | // // res.link
| + | |
− | // // res.locale
| + | |
− | // // res.timezone
| + | |
− | // // res.updated_time
| + | |
− | // });
| + | |
− | // });
| + | |
− | // });
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // 郵便番号 -> 住所検索処理
| + | |
− | unx.acc.elm.$btnZipSearch.on('click', function() {
| + | |
− | var _errCount = 0,
| + | |
− | _elm = unx.acc.elm,
| + | |
− | _zip1 = _elm.$txtZip1.val(),
| + | |
− | _zip2 = _elm.$txtZip2.val(),
| + | |
− | _ajaxUrl = $(this).attr('data-ajax-url'),
| + | |
− | _addressList = null;
| + | |
− | | + | |
− | // 郵便番号 入力チェック
| + | |
− | if( unx.vali.isEmpty( _zip1 ) ) _errCount++;
| + | |
− | if( unx.vali.isEmpty( _zip2 ) ) _errCount++;
| + | |
− | if( !unx.vali.isInRange( _zip1, {min:3} ) ) _errCount++;
| + | |
− | if( !unx.vali.isInRange( _zip2, {min:4} ) ) _errCount++;
| + | |
− | if( !unx.vali.isMatchType( _zip1, unx.vali.REG.NUM ) ) _errCount++;
| + | |
− | if( !unx.vali.isMatchType( _zip2, unx.vali.REG.NUM ) ) _errCount++;
| + | |
− | | + | |
− | if(_errCount > 0) {
| + | |
− | alert('郵便番号の入力が不正です。');
| + | |
− | } else {
| + | |
− | unx.acc.zipSearch({ajaxUrl:_ajaxUrl, zipCode: '' + _zip1 + _zip2}, function(addressList) {
| + | |
− | $('.js-acc-address1').val(addressList[0]);
| + | |
− | $('.js-acc-address2').val(addressList[1]);
| + | |
− | $('.js-acc-address3').val(addressList[2]);
| + | |
− | });
| + | |
− | }
| + | |
− | });
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // 看板表示 <select> イベント処理
| + | |
− | unx.acc.elm.$selSignPref.on('change', function() {
| + | |
− | if( $(this).val()==='' ) return;
| + | |
− | | + | |
− | var _selectedIndex = $(this).find('option:selected').index()-1;
| + | |
− | _shopData = unx.sign.list[_selectedIndex].shop,
| + | |
− | _shopOptionTpl = $('.tpl-acc-sign__shop-option').text();
| + | |
− | $shop = unx.acc.elm.$selSignShop;
| + | |
− | | + | |
− | $shop.find('option:first').nextAll().remove();
| + | |
− | | + | |
− | for(var i=0,l=_shopData.length; i<l; i++) {
| + | |
− | $shop.append(
| + | |
− | '<option class="ui-form-option" value="'+_shopData[i].code+'">'+_shopData[i].name+'</option>');
| + | |
− | }
| + | |
− | });
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // メルマガ送信許可フラグ イベント処理
| + | |
− | unx.acc.elm.$mailMagFlagInput.on('change', function() {
| + | |
− | if( $(this).is(':checked') ) {
| + | |
− | unx.acc.elm.$mailMagFlag.val( $(this).val() );
| + | |
− | } else {
| + | |
− | unx.acc.elm.$mailMagFlag.val( '0' );
| + | |
− | }
| + | |
− | })
| + | |
− | .change();
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // 2度押し回避
| + | |
− | unx.acc.disable2ndClick = new unx.util.Disable2ndClick(unx.acc.elm.$btnNext);
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | // フォーム送信時 validation処理
| + | |
− | unx.acc.elm.$btnNext.on('click', function() {
| + | |
− | var _errCount = 0,
| + | |
− | _elm = unx.acc.elm;
| + | |
− | | + | |
− | // エラー表示リセット
| + | |
− | $('.ui-error').each(function() {
| + | |
− | $(this).removeClass('ui-error');
| + | |
− | });
| + | |
− | $('.ui-form-error__txt').each(function() {
| + | |
− | $(this).remove();
| + | |
− | });
| + | |
− | | + | |
− | // 名(カタカナ) 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtMeiKana.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtMeiKana.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapNameKana.after('<div class="ui-form-error__txt">名(カタカナ)は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 姓(カタカナ) 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtSeiKana.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtSeiKana.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapNameKana.after('<div class="ui-form-error__txt">姓(カタカナ)は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // Eメール 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtEmail.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtEmail
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">メールアドレスは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // ログインID 必須チェック
| + | |
− | if( !_elm.$chkLoginIdEmail.is(':checked') ) {
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtLoginId.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtLoginId
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">ログインIDは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // パスワード1 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtPass1.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtPass1
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">パスワードは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // パスワード1 文字数チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isInRange( _elm.$txtPass1.val(), {min:6, max:20} )) {
| + | |
− | _elm.$txtPass1
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">6〜20'+unx.vali.ERR_MSG.RANGE+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // パスワード2 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtPass2.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtPass2
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">パスワードは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // パスワード2 文字数チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isInRange( _elm.$txtPass2.val(), {min:6, max:20} )) {
| + | |
− | _elm.$txtPass2
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">6〜20'+unx.vali.ERR_MSG.RANGE+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // 生年月日・日 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$selBirthD.val() )) {
| + | |
− | _elm.$selBirthD.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapBirth.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">生年月日・日は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 生年月日・月 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$selBirthM.val() )) {
| + | |
− | _elm.$selBirthM.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapBirth.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">生年月日・月は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 生年月日・年 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$selBirthY.val() )) {
| + | |
− | _elm.$selBirthY.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapBirth.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">生年月日・年は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // TEL1 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtTel1.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel1.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号1は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // TEL1 型チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtTel1.val(), unx.vali.REG.NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel1.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号1は'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | // TEL2 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtTel2.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel2.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号2は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // TEL2 型チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtTel2.val(), unx.vali.REG.NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel2.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号2は'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // TEL3 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtTel3.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel3.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号3は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // TEL3 型チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtTel3.val(), unx.vali.REG.NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtTel3.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapTel.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">電話番号3は'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | if (_elm.$txtZip1.size() > 0) {
| + | |
− | // 郵便番号1 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtZip1.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtZip1.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapZip.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">郵便番号1は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 郵便番号1 型チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtZip1.val(), unx.vali.REG.NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtZip1.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapZip.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">郵便番号1は'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 郵便番号2 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtZip2.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtZip2.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapZip.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">郵便番号2は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 郵便番号2 型チェック
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtZip2.val(), unx.vali.REG.NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtZip2.addClass('ui-error');
| + | |
− | _elm.$wrapZip.after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">郵便番号2は'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 住所1 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtAddress1.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtAddress1
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">住所1は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | // 住所2 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtAddress2.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtAddress2
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">住所2は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | }
| + | |
− | // ギフトコード 必須チェック
| + | |
− | if( _elm.$chkGiftCode.is(':checked') ) {
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtGiftCode.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtGiftCode
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">ギフトコードは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtGiftCode.val(), unx.vali.REG.HALF_EN_NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtGiftCode
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">ギフトコードは'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_EN_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | if (_elm.$selSignShop.size() > 0) {
| + | |
− | // 看板表示 必須チェック
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$selSignShop.val() )) {
| + | |
− | _elm.$selSignShop
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">店舗選択は'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | if (_elm.$chkStaffCode.size() >0) {
| + | |
− | // 販売店CD 必須チェック
| + | |
− | if( _elm.$chkStaffCode.is(':checked') ) {
| + | |
− | if(unx.vali.isEmpty( _elm.$txtStaffCode.val() )) {
| + | |
− | _elm.$txtStaffCode
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt">販売店CDは'+unx.vali.ERR_MSG.REQUIRED+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | if(!unx.vali.isMatchType( _elm.$txtStaffCode.val(), unx.vali.REG.HALF_EN_NUM )) {
| + | |
− | _elm.$txtStaffCode
| + | |
− | .addClass('ui-error')
| + | |
− | .after('<div class="ui-form-error__txt mv-8">販売店CDは'+unx.vali.ERR_MSG.HALF_EN_NUM+'</div>');
| + | |
− | _errCount++;
| + | |
− | }
| + | |
− | }
| + | |
− | }
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | if(_errCount <= 0) {
| + | |
− | _elm.$userDataForm.submit();
| + | |
− | } else {
| + | |
− | unx.acc.disable2ndClick.reset(); // 2度押し禁止状態 解除
| + | |
− | unx.common.smoothScroll.scroll();
| + | |
− | }
| + | |
− | });
| + | |
− | });
| + | |
− | </script>
| + | |
− |
| + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | | + | |
− | </body>
| + | |
− | </html>
| + | |
発見は偶然だった。医療関係者は見向きもしなかった。一度は製品化を諦めた。ある出来事が潮目を変えた。それでも立ちはだかる難問。男たちは手を休めなかった。その努力が今、ようやく実を結ぶ。
富山の薬が世界を救うかもしれない―富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した錠剤「アビガン」(一般名・ファビピラビル)が、世界的な注目を集めている。
アビガンが世界に出荷されれば、多くのエボラ患者の命が助かることにつながる。「富山の薬売り」のDNAが世界を救う画期的な成果を挙げるのだ。だが、この新薬の開発は、もちろん一朝一夕に可能だったものではない。そこには実に16年にも及ぶ熱いドラマがあった。
「もともと当社は細菌に効く医薬品の開発に定評があったのですが、ウイルスに対する治療薬にも手を広げようと考えたんです。かといって、潤沢な研究資金があるわけではない。インフルエンザ薬に関しては、研究者がすべて手作業で効果を測定していきました」
通常、大手の製薬会社が新薬を開発する場合、自動化されたロボットなどを用いて、ターゲットとなる化合物を見つけ出すのが一般的になってきた頃だ。だが、当時の富山化学は研究所を地方都市に構える、従業員数2000名足らずの中堅製薬メーカーにすぎず、インフルエンザ薬の開発のインフラ整備に資金を注ぎ込む余裕はなかった。
「そこで2万6000種類の化合物をランダムに選んでインフルエンザウイルスに効くか、一つひとつ手作業で試していったのです。シャーレに細胞を入れ、そこにインフルエンザウイルスを入れます。その中に化合物を入れ、細胞が生き残るかどうかを調べるという単純な実験方法です。
週に600種類ずつ試し、2万回以上の失敗を経た後に偶然、ウイルスに効果のある化合物、現在のアビガンにつながる『T-705』を発見したんです。'98年のことでした」(泉)
「富山化学は昔から化合物を合成する技術には定評がありました。実際、T-705の構造図を見たときに、これは薬になると直感し、共同研究を承諾したんです。大学ではインフルエンザに感染させたマウスを使って、生体実験を行いました。一番気を使ったのは、情報漏洩ですね。実は大学というのは、よく情報が漏れるところなんですよ。民間企業に比べるとセキュリティがしっかりしていませんし、多くの製薬関係者が出入りしますから。大学関係者には秘密保持の意識が高くない人もいるんです。そこで、私は実験データを大学には残さず、富山化学のほうで保管してもらいました。実験の結果、インフルエンザに感染させたマウスにT-705を投与すると、一匹も死ぬことはありませんでした。有効性が確認できたので、2000年9月にカナダのトロントで行われた学会で私たちの研究チームが発表したのです」
「実はインフルエンザ薬はマーケティング面でも極めて難しい医薬品なんです。インフルエンザが流行した年は売り上げが上がり、そうでないとガクンと下がる。そこでこのままインフルエンザ薬の開発を進めるより、違う方向に注力したほうがいいのではないかということで、2002年にT-705の開発をストップし、これと似た構造を持つ化合物の中からC型肝炎ウイルスの治療薬を見つけて開発する方向へシフトさせました」(前出・泉)
そのDNAが生きていた。世界が自分たちの薬を求めているのならば、広めることが自分たちの使命ではないか―。この信念の下、富山化学はヒトでの臨床試験を進めていった。
「富士フイルムは長年、写真フィルムをメインに事業展開してきました。しかし、デジタルカメラの影響から2000年をピークに写真フィルムの需要が年率2~3割のペースで減っていったのです。そうした中、2004年から経営改革を進め、6つの重点事業にリソースを投入し、その中の一つがヘルスケア分野だったのです」
「ヘルスケア全体で考えますと、診断の前には『予防』領域が、後には『治療』領域があります。いずれもこれまで私たちが培ってきた独自技術が活かせる領域です。そこでまず2006年に化粧品やサプリメントを発売しました。ただ、『治療』領域において、我々は医薬品の経験やノウハウを持ち合わせていませんし、一から立ち上げるには時間もかかります。だから2008年に富山化学を買収して医薬品事業に本格参入したのです。富山化学を選択したのは、インフルエンザ薬やアルツハイマー薬など有力な新薬の候補を持っていて創薬力に優れていることや、技術的なシナジーが見込めることが理由です」(田口)
「これからの時代、医薬業界は海外も見据えてグローバルに展開していかなければいけない。それまで富山化学は、海外事業は他社にお願いするという方法でやってきていました。しかし、富士フイルムは医療分野で海外にもネットワークとブランド力があるので、自分たちのやってきたことをグループとして海外展開できるようになる。また、地道に研究し、異業種との融合にも積極的であるという企業文化にも共通するところがあったんです。様々な相乗効果が生まれたという意味でも、買収は双方にとってよかったと思います」
「ウイルスは細胞の中に入り込んで、複製、つまりたくさんの子供を作って増殖していきます。そして、細胞から飛び出して、また別の細胞に入り込む。タミフルやリレンザといったこれまでの治療薬では、増殖するウイルスを細胞内に閉じ込めて、感染の拡大を防ぐ効果があります。一方、『T-705』はウイルスの複製そのものを阻害します。ウイルスの増殖を直接抑えられるのです。また、ウイルスは増殖の過程でどうしても薬の耐性を持ってしまうものですが、増殖そのものを抑える『T-705』では耐性ができにくいことも特徴です」
耐性ができにくいため、新型のインフルエンザにも効果が期待できる。そして、さらにこの薬が優れている点は、インフルエンザに似た多くのウイルスで同様の効果が期待できることだ。だからこそ、インフルエンザ薬として開発されながら、エボラ出血熱にも効くのではないかと期待されているのである。
米国当局の活発な動きの中、中国では新しい鳥インフルエンザの感染者が続出した。こうした背景もあって2014年3月、「新型インフルエンザが爆発的に流行し、他の薬が効かない場合」という条件付き承認ではあるが、ついにアビガンが誕生したのだ。発見から16年。長きにわたる苦闘だった。
そして、2014年8月、ペンタゴンが「アビガン」をエボラに効く可能性のある治療薬の候補として発表。緊急措置としてスペインでは二次感染した女性看護師に投与され、完治した。ドイツではエボラ出血熱を発症したウガンダ人に投与され、回復傾向にあると現地で報道されている。今後もアビガンによってエボラウイルスから一人でも多くの命が救われることが期待されている。
「富山化学には現時点で2万人分の錠剤が在庫としてあり、錠剤にする前の原薬は30万人程度があります。追加生産が可能なため、各国からの提供要請があれば、日本政府とも協議の上、対応していきます」(前出・田口)
史上最悪のエボラ禍に打ち勝つ、一筋の光明が見えてきた。もうパニックに陥る必要はない。我々には使命に燃えた男たちが執念で作り上げた「アビガン」という錠剤があるのだから。