第38回衆議院議員総選挙
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テンプレート:Infobox 衆議院議員総選挙 第38回衆議院議員総選挙(だい38かいしゅうぎいんぎんそうせんきょ)は1986年(昭和61年)7月6日に行われた、同年6月2日の衆議院解散(通称「死んだふり解散」)による衆議院議員総選挙。第14回参議院議員通常選挙との衆参同日選挙である。
目次
概説[編集]
選挙データ[編集]
内閣[編集]
- 第2次中曽根内閣(第72代)
解散日[編集]
- 1986年(昭和61年)6月2日
解散名[編集]
- 死んだふり解散
- 寝たふり解散
投票日[編集]
- 1986年(昭和61年)7月6日
改選数[編集]
1986年の公職選挙法の部分改正により定数は前回より1人増の512人。
- 512
選挙制度[編集]
- 中選挙区制
- 1人区(単記投票) - 1
- 2人区(単記投票) - 4
- 3人区(単記投票) - 42
- 4人区(単記投票) - 39
- 5人区(単記投票) - 43
- 6人区(単記投票) - 1
- 秘密投票
- 20歳以上の男女
選挙結果[編集]
投票率[編集]
全国の投票率は男性70.21%(237,347/274,154)、女性72.52%(270,227/309,717)、合計71.40%(507,574/583,871)で、有効投票率は97.97%であった。
党派別獲得議席[編集]
党派 | 得票数 | 得票率 | 議席数 | ||
---|---|---|---|---|---|
候補 | 当選 | 議席率 | |||
自由民主党 | 29,875,501 | 49.42 | 322 | 300 | 58.6 |
日本社会党 | 10,412,584 | 17.23 | 138 | 85 | 16.6 |
公明党 | 5,701,277 | 9.43 | 61 | 56 | 10.9 |
日本共産党 | 5,313,246 | 8.79 | 129 | 26 | 5.1 |
民社党 | 3,895,858 | 6.44 | 56 | 26 | 5.1 |
新自由クラブ | 1,114,800 | 1.84 | 12 | 6 | 1.2 |
社会民主連合 | 499,670 | 0.83 | 5 | 4 | 0.8 |
諸派 | 120,627 | 0.20 | 15 | 0 | 0.0 |
無所属 | 3,515,043 | 5.81 | 100 | 9 |
なお、新自由クラブは選挙直後に解散し、当選者6名のうち4名は自民党に入党。自民党は事後公認により追加4議席を獲得している[1]。
各政党の主要役員[編集]
自由民主党[編集]
- 派閥
日本社会党[編集]
公明党[編集]
日本共産党[編集]
民社党[編集]
新自由クラブ[編集]
社会民主連合[編集]
議員[編集]
この選挙で初当選[編集]
※初当選者のうち、参議院議員経験者には「※」の表示をしています。
- 自由民主党
- 日本社会党
- 公明党
- 民社党
- 日本共産党
- 新自由クラブ
- 無所属
この選挙で返り咲き[編集]
- 自由民主党
- 日本社会党
- 公明党
- 民社党
- 日本共産党
- 社会民主連合
この選挙で引退[編集]
- 自由民主党
- 日本社会党
- 公明党
- 岡本富夫
- 斎藤実
- 民社党
- 日本共産党
- 無所属
この選挙で落選[編集]
- 自由民主党
- 日本社会党
- 公明党
- 民社党
- 日本共産党
- 新自由クラブ
- 無所属
脚注[編集]
- ↑ 宮本太郎、『福祉政治』、有斐閣Insight、2008年、p.121