本所吾妻橋駅
本所吾妻橋駅(ほんじょあづまばしえき)は、東京都墨田区吾妻橋三丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)浅草線の駅である。駅番号はA 19。
浅草通りと三ツ目通りの交差点の地下にあり、浅草駅や押上駅といったターミナル駅の間に位置している。
西馬込乗務管理所吾妻橋乗務区が併設されている関係で、停車する列車は当駅で乗務員交替を行うことがある。
歴史[編集]
駅構造[編集]
出入口は、吾妻橋交番前交差点の角ごとに各1か所(A1 - A4)とエレベーター専用のA0・A5の計6か所である。改札口は当初からホーム中央にあるほか、2011年からの駅改良工事により、地下連絡通路が改札外から改札内での移動に切り替えられ、2013年から2番線ホームの押上寄りにA5出口に直結する改札口と自動券売機が設置された。同年1月28日に駅長事務室が1番線ホーム上から東駒形方面改札外へ移設された。2番線ホームの中央には、オストメイト・乳幼児にも対応する「だれでもトイレ」を併設したトイレが設置されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営浅草線 | 西馬込・京急線・羽田空港方面 |
2 | 押上・京成線・北総線・成田空港方面 |
駅設備[編集]
- 自動改札機 - 8台
- 自動券売機 - 7台
- エレベーター - 2基
- トイレ - 押上方面改札外にあったが、地下連絡通路と同様に駅改良工事の際に改札内に切り替えられた。
- 売店・コインロッカー - なし
- 公衆電話 - 各改札の外側に1台ずつある。
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗降人員は17,490人(乗車人員 8,778人、降車人員 8,712人)である[1]。浅草線内では高輪台駅に次いで2番目に少ない。
各年度の1日平均乗降・乗車人員数は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)8,493 | [4] | |
1991年(平成 | 3年)8,951 | [5] | |
1992年(平成 | 4年)9,003 | [6] | |
1993年(平成 | 5年)8,874 | [7] | |
1994年(平成 | 6年)8,638 | [8] | |
1995年(平成 | 7年)8,246 | [9] | |
1996年(平成 | 8年)8,123 | [10] | |
1997年(平成 | 9年)7,956 | [11] | |
1998年(平成10年) | 7,904 | [12] | |
1999年(平成11年) | 7,776 | [13] | |
2000年(平成12年) | 7,710 | [14] | |
2001年(平成13年) | 7,827 | [15] | |
2002年(平成14年) | 7,795 | [16] | |
2003年(平成15年) | 14,884 | 7,489 | [17] |
2004年(平成16年) | 14,907 | 7,530 | [18] |
2005年(平成17年) | 7,597 | [19] | |
2006年(平成18年) | 15,549 | 7,852 | [20] |
2007年(平成19年) | 16,431 | 8,327 | [21] |
2008年(平成20年) | 17,117 | 8,641 | [22] |
2009年(平成21年) | 16,990 | 8,579 | [23] |
2010年(平成22年) | 17,394 | 8,786 | [24] |
2011年(平成23年) | 17,104 | 8,668 | [25] |
2012年(平成24年) | 17,490 | 8,778 | [26] |
駅周辺[編集]
吾妻橋 (墨田区) も参照
- 警視庁本所警察署 吾妻橋交番
- リバーピア吾妻橋
- 東京消防庁本所消防署 東駒形出張所
- 墨田区立横川小学校
- 浅草通り
- 東京都交通局西馬込乗務管理所 吾妻橋乗務区
- 墨田吾妻橋郵便局
- とうきょうスカイツリー駅(東武スカイツリーライン) - 徒歩5 - 10分程度
- 東京スカイツリータウン
バス路線[編集]
都営バス、京成タウンバス、京成バスの路線が駅周辺を通っている。停留所名は都営バスと京成タウンバスが「本所吾妻橋」、京成バスが「本所吾妻橋駅」である。乗り場の位置については右図を参照のこと。なお、図中の番号は、便宜的に記したものである。
- 1
- 2
- 3
- 門33:豊海水産埠頭行
- 4
- 5
- 都08:日暮里駅行
- 6
- 墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」南部ルート:押上駅行
駅名の由来[編集]
付近の町名である「本所」と「吾妻橋」から。
地名の本所は旧本所区に由来する。元々の地名は中ノ郷である。中ノ郷と本所は同義で、郷村の中心部を指す地名である。吾妻橋は1774年(安永3年)10月、隅田川に架橋され、当初「大川橋」と称していたのを1875年(明治8年)に「吾嬬橋」に改称した。大川橋時代から吾嬬神社の参道であったことから人々は「あづまばし」と呼んでいた。昭和時代にこの橋の名を取った町名ができた。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ↑ 東京都統計年鑑
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)235ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)241ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成10年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成11年)PDF
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)