富沢駅
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富沢駅(とみざわえき)は、宮城県仙台市太白区富沢四丁目にある、仙台市地下鉄南北線の駅である。南北線における南の終点。「仙台市体育館前」の副駅名が付けられている。
富沢駅の南には車両基地があり、当駅で出入庫が行われる。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する高架駅で、南で名取川の支流、笊川に面する。改札口が2階、ホームは3階にある。泉中央駅と異なり泉中央方に渡り線が無く、片方は降車専用ホームとなっているので電車がそのまま折り返すことはない。1番線を発車した列車は富沢車両基地方面に進み、出入庫線と平行する引上線で折返したのち、数分後に泉中央行として2番線に入線する。
2008年から2009年にかけて改良工事が実施され、改札口が1階から2階へ移設されたほか、出入口の増設、駅前ロータリーの新設などが行われた。また、それまで改札外に設置されていたホーム階へのエレベーターも移設され、改札内からホーム階へ移動するよう改められた。
のりば[編集]
1 | ■ 南北線 | 降車ホーム | ||
---|---|---|---|---|
2 | ■ 南北線 | 仙台・泉中央方面 |
駅周辺[編集]
線路は駅から約400m北で地下に入る。南では高架の線路が笊川を越えて車両基地に向かう。駅の東が大野田、西が富沢で、平地の住宅地である。
駅開業から遅れること7年後の1994年に土地区画整理事業が開始された。そのため、当駅は利用者が少ない状態が続いていたが、近年は駅の周辺に中層住宅が建つなど、開発が進んでいる。
- 仙台市体育館
- 仙台市電保存館
- 仙台市富沢市民センター
- 仙台富沢郵便局
- 仙台大野田郵便局
- 仙台市水道局
- 七十七銀行富沢支店
- きらやか銀行富沢支店(旧しあわせ店。読みは「とみさわ」と濁らない)
- コメダ珈琲店仙台富沢店
バスのりば[編集]
- 富沢駅前
歴史[編集]
- 1987年(昭和62年)7月15日 - 開業。
- 1994年(平成6年) - 駅周辺で土地区画整理事業が開始。
- 2006年(平成18年)12月18日 - 午前6時頃に出入庫線で脱線事故が生じたため、当駅 - 富沢車庫間が不通となる。事故発生時に富沢 - 泉中央間で6編成が運転しており、終日6編成での運行を余儀なくされた(通常12編成で運行)。終日ダイヤに大きな乱れが生じた。
- 2008年(平成20年)6月16日 - 駅の東口と西口の新設を含む改良工事が開始される。総事業費6億4千万円。
- 2009年(平成21年)
- 2014年(平成26年)12月6日 - IC乗車券・icsca導入[3]。
利用状況[編集]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2002 | 5,403 |
2003 | 5,433 |
2004 | 5,620 |
2005 | 5,769 |
2006 | 5,688 |
2007 | 5,420 |
2008 | 5,309 |
2009 | 5,238 |
2010 | 5,247 |
2011 | 5,616 |
2012 | 5,929 |
2013 | 6,112 |
- 2013年度(平成25年度)
- 1日平均乗車人数:6,112人
駅名について[編集]
- 開業前の仮称は、旧住居表示の「富沢字泉崎前」から「泉崎」だった。
- 秋保電気鉄道に同名の駅があったが、後に西多賀駅に改称している。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 地下鉄南北線の各駅に可動式ホーム柵を設置PDF 『仙台市政だより』2009年12月号7頁。
- ↑ 仙台市交通局「富沢駅2階東側出入口の利用開始について」(2009年12月17日)
- ↑ イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる 河北新報(2014年12月7日)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 地下鉄利用ガイド 富沢駅 - 仙台市交通局