十勝バス
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十勝バス(とかちバス)は、北海道帯広市を中心に十勝地方で営業するバス会社。乗合事業、貸切事業を行っている。
事業所[編集]
- 本社
- 北海道帯広市西23条北1丁目1番1号
- 管理本部、旅客事業本部、帯広営業所、福祉ハイヤー部門を併設。
- 足寄営業所
- 北海道足寄郡足寄町字足寄太大通5丁目6
- 広尾営業所
- 北海道広尾郡広尾町茂寄基線1-40
- 千歳営業所
- 千歳市豊里2丁目9番地
- 帯広駅前案内所
- 帯広市西2条南12丁目4番地2
- 帯広駅バスターミナル内
- 糠平案内所
- 北海道河東郡上士幌町字糠平
- 更別案内所
- 北海道河西郡更別村字更別南2線19
- 大樹案内所
- 北海道広尾郡大樹町西本通98
- 道の駅コスモール大樹内
- 広尾案内所
- 北海道広尾郡広尾町丸山通北2丁目
- 足寄案内所
- 北海道足寄郡足寄町北1条1丁目
沿革[編集]
- 1916年 - 十勝自動車として設立。
- 1944年 - 戦時統合に伴い、帯広乗合自動車となる。
- 1952年 - 北海道拓殖鉄道と新設の道東バスに、それぞれ一部路線を譲渡。
- 1955年 - 十勝バスに社名変更。
- 1971年 - 道東バスを合併。
- 1987年 - 国鉄広尾線、士幌線の代替輸送開始(既存並行路線の拡充)。
- 1999年 - 北海道旅客鉄道自動車事業部(現ジェイ・アール北海道バス)帯広営業所廃止の際に一部路線を引き継ぐ。
- 2006年 - 北海道ちほく高原鉄道の代替輸送開始(既存2路線を統合の上、足寄土木現業所~陸別間を延長)。定期路線として陸別町への乗り入れ開始。
- 2007年 - 浦幌営業所廃止。
都市間バス[編集]
2007年8月11日現在
主な路線バス[編集]
- とかち帯広空港連絡バス
- 帯広営業所 - 帯広駅バスターミナル - 川西 - 幸福駅 - とかち帯広空港
- 10幕別線
- 帯広営業所 - 帯広駅バスターミナル - 幕別(東緑町団地)
- 17帯広陸別線 旧北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線廃止代替バス
- 45十勝川温泉線
- 帯広駅バスターミナル - 木野農協 - 下士幌 - 十勝川温泉 - 温泉南
- 49上士幌線 旧国鉄士幌線廃止代替バス
- 帯広営業所 - 帯広駅バスターミナル - 木野農協 - 上士幌営業所 - 電源事務所前
- 51糠平線 国鉄士幌線廃止代替バス
- 帯広営業所 - 帯広駅バスターミナル - 木野農協 - 上士幌営業所 - 萩ヶ岡 - 糠平営業所 - 糠平スキー場前
- 60広尾線 国鉄広尾線廃止代替バス
車輌[編集]
- 現在は保有車輌は一部を除き日野自動車製に統一されている。かつていすゞ自動車の車輌も導入されていた時期があったが、2007年度現在では1981年式のK-CCMが1台在籍するのみ。1990年代には他社同様首都圏のバス事業者より中古車を多く導入した。
- 近年では地方路線の廃止で余剰となったワンステップ車や、鉄道代替路線専用車の更新による余剰車を市内線に転用しており、2004年度頃まで在籍していた日野のRE系・RV系等の経年車が姿を消している。2007年度現在での最古参車は、前述のいすゞK-CCM系1台と、日野・1983年式K-RT系。
- 路線車の塗装は以前は、日野・ブルーリボンのサンプルカラーをアレンジして、黄色ベースにしたものであった。その後、黄色ベースに赤やオレンジの帯が入ったもの(上記画像参照)に改められた。さらに2004年度頃、ノンステップ車導入を機に、黄色ベースは変わらずに「TOKACHIBUS」のロゴが入ったシンプルなカラー(一部の貸切車や都市間車も共通)に改められた。これら3種のカラーが現在も混在するが、全面広告車の増加により、自社の純正カラーは姿を消しつつある。また、鉄道代替系統には独自のカラーを採用している。
- 貸切バスの塗装は東北海道貸切バス事業協同組合の共通カラー、通称「バスセンターカラー」が大半を占める。また、同塗装をアレンジした車両が空港連絡バスに使用されている。
- ワンマン運転用機器は主にクラリオン、レシップ製が用いられる。
- 2008年4月現在、BDF(バイオディーゼル燃料)で一部の車両が運行されている。
その他[編集]
- 周辺市町村や十勝スピードウェイにて祭事開催の際、大学試験期間は帯広駅バスターミナルより臨時バスを運行する。
- 夏~秋期、冬期に定期観光バスを運行。
- 帯広駅バスターミナル、とかち帯広空港、広尾、大樹、糠平、足寄の各窓口では硬券乗車券を発売している。
- 帯広駅バスターミナル案内所で縁起切符として「愛国から幸福ゆき」、「新生から大樹ゆき」の硬券乗車券を発売している。当該区間で利用可能(→幸福駅#「愛の国から幸福へ」ブーム参照)。