TBSテレビ系列土曜夜9時枠
提供: Yourpedia
TBSテレビ系列土曜夜9時枠は、TBS系列にて毎週土曜夜9時から9時54分までに放送されている番組の総称。
枠の歴史[編集]
1984年9月以前[編集]
- 全体的特徴
- 変遷
- かつてこの枠は、アクションドラマ路線だった。
- 最初のヒット作は『キイハンター』で、5年も続く人気番組となり、この番組から、丹波哲郎・千葉真一(現・JJサニー千葉)・野際陽子・谷隼人・松岡きっこ・宮内洋らがスターになった。さらに1969年10月に、この枠に先行して夜8:00~8:54に『8時だョ!全員集合』がスタートし、人気番組と化すと、スライドして見る人が増えた。
- その後は、『アイフル大作戦』→『バーディー大作戦』(後に『バーディ大作戦』)とアクション路線が続くが、コメディ風に改革したのが裏目に出て振るわなくなり、1975年5月からは、原点に復しつつハードボイルドさを加えた『Gメン'75』が開始。一躍人気番組となり、『キイハンター』を上回り7年に亘って続いた。そして全盛期(1970年代末期)には、『まんが日本昔ばなし(第2期)』→『クイズダービー』→『全員集合』→『Gメン'75』と、TBS土曜夜の黄金パターンが完成した。
- 1982年4月からは、裏番組のテレビ朝日『土曜ワイド劇場』に対抗すべく、TBS初の2時間ドラマ『ザ・サスペンス』を、枠を夜9:00~9:54に拡大して開始。しかし『土曜ワイド』の壁は厚く、2年半で1時間枠に復った。
1984年10月以後[編集]
- 全体的特徴
- 場所が明らかな「定番の舞台映像」が必ず放送されるのが特徴。『スクール☆ウォーズ』の京都市立伏見工業高校ラグビー部、『親子ゲーム』の京成本線荒川橋梁、『日立 世界・ふしぎ発見!』の日立の樹[1]が代表的である。
- 変遷
- 1984年10月から1986年9月までは1時間ドラマ枠で、伏見工業高校をモデルにした学園ドラマ『スクール☆ウォーズ』や、両親に捨てられた子供と暴走族上がりのラーメン屋が同棲するホームドラマ『親子ゲーム』が代表作となった。しかし、1986年9月の『一家だんらん物語』を最後に、1時間ドラマ枠は廃止された。
- 1986年10月から一変して、バラエティ番組『日本が知りたい』が始まったが、裏番組のテレビ東京『テレビあっとランダム』の力が強く、1年で打ち切りとなった。これに次いで、1987年10月からは、それまで土曜夜10時枠に放送されていた世界クイズ番組『日立 世界・ふしぎ発見!』をこの枠に移動。一躍好評になり、以来この番組は、テレビ東京土曜夜9時枠の都市情報番組、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』、日本テレビ『土曜ドラマ』を相手にしながら善戦し、現在まで25年も続く長寿番組となっている。
現在放送されている番組[編集]
- 日立 世界・ふしぎ発見!(1987年10月10日~現在放送中[2])
過去に放送されていた番組[編集]
- 平四郎危機一発(1967年10月7日~1968年3月30日)
- キイハンター(1968年4月6日~1973年4月7日)
- アイフル大作戦(1973年4月14日~1974年5月4日)
- バーディー大作戦→バーディ大作戦(1974年5月11日~1975年5月17日)
- Gメン'75(1975年5月24日~1982年4月3日。以上までが東映制作)
- ザ・サスペンス(1982年4月10日~1984年9月29日)
- スクール☆ウォーズ(1984年10月6日~1985年4月6日。大映テレビ制作)
- スーパーポリス(1985年4月13日~7月20日)
- 赤い秘密(1985年7月27日~9月28日)
- ポニーテールは振り向かない(1985年10月12日~1986年3月29日。大映テレビ制作)
- 花嫁人形は眠らない(1986年4月~5月31日)
- 親子ゲーム(1986年6月7日~8月16日。柳井満プロデューサー)
- 一家だんらん物語(1986年8月23日~9月27日。柳井満プロデューサー)
- 日本が知りたい(1986年10月11日~1987年9月26日)
脚注[編集]
- ↑ 1997年10月に、日本テレビ系列日曜夜7時枠から移動して来た。
- ↑ 土曜夜10時枠と枠交換、同枠から移動(逆にこれまでの当枠のスポンサー枠は土曜夜10時枠へ移動)。