谷口清超

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谷口 清超(たにぐち せいちょう、1919年10月 - 2008年)は、宗教団体・生長の家の第2代総裁(1985年-2008年)。同団体の創始者・谷口雅春の女婿。雅春の晩年に生長の家政治連盟の活動停止を決め、教団の安定化と、信仰・思想の深化を目指す方針を打ち出した。

経歴[編集]

1919年(大正8)10月、広島生まれ[1]。旧姓・荒地[1]

東京帝国大学文学部心理学科卒[1]

応召後に結核に罹り、療養中に生長の家の教典『生命の実相』を読む[1]

戦後、光明思想普及会に入社し、その翌年に生長の家の創始者・谷口雅春の長女・恵美子と結婚[1]

1985年6月の義父・雅春の死去を受け、同年11月に教団の第2代総裁に就任[1]

雅春の晩年に生長の家政治連盟の活動停止を決め、教団の安定化と、信仰・思想の深化を目指す方針を打ち出した[2]

総裁就任の翌年には、二男の雅宣を教団の副総裁とした[3]

2005年(平成17)に体調を崩し、2008年(平成20)10月に老衰のため89歳で死去[4]

家族[編集]

  • 妻・恵美子は教団の初代総裁・谷口雅春の長女[1]
    • 娘の寿美とその夫・宮沢潔は「生長の家オーストラリア法人」を独立させて、その日本本部として宗教法人・ときみつる会を設立[3]
    • 長男は夭逝した[3]
    • 二男の谷口雅宣は教団の第3代総裁となった[3]
    • 三男の谷口貴康は教団幹部だったが、のちに退団した[3]

評価[編集]

  • 柏書房 (2011 111)は、清超は温和で慎重な性格の持ち主だった、と評している。

付録[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 柏書房 (2011) 島田裕巳(監修)柏書房(編)『現代にっぽん新宗教百科』柏書房、ISBN 978-4760139729