警官発砲死裁判
警官発砲死裁判とは、奈良県大和郡山市で2003年（平成15年）9月10日の警官発砲致死に対する在日朝鮮人遺族による賠償訴訟。
奈良県警の警察官が、窃盗犯の逃走車両の運転者および同乗者に発砲し、同乗者の在日朝鮮人高 壮日＝(28歳)が死亡した。高 壮日の母、金 順得(74）が2006年2月7日、1億1800万円の国家賠償請求訴訟を提起した。
目次
事件の内容[編集]
窃盗事件[編集]
2003年（平成15年）9月10日午後1時ごろ、建設会社社員のAが、天理市のパチンコ店の駐車場で車上荒らしの要領で現金3万円とクレジットカードなどを盗んだ。。移動の車のセドリックには同僚の建設会社社員高 壮日が同乗していた。同日午後4時半ごろ、橿原市のパチンコ店で、Aは現金10万円の車上荒らしを行った。直後、車上荒らしの被害者が気がつき、セドリックが急発進することとなる。車種と車のナンバーそして色が通報される。
追跡[編集]
奈良県警本部機動捜査隊と橿原署の人員が、当該のセドリックを見つけ、追跡する。セドリックは、一旦停止するものの職務質問のために降りた警官を振り切り逃走し（逃走中も信号無視・器物破損等繰り返し）、国道24号を時速100km/h以上で走行、北上する。
午後6時40分ごろの前、あらかじめ警察側は、大和郡山市の下三橋町北交差点で待ち伏せし、ワンボックスタイプの交通捜査車両を横付けさせ、一般車両を横に通し、セドリックの逃亡を阻止する作戦をとった。
発砲[編集]
午後6時40分ごろ、セドリックは、パトカーに追突したとされている。「止まれ、ドアを開けろ」と命令するものの、無視される。ガラスを割ろうとするものの割ることが出来なかった。また、この状況下でも逃亡を続けようとしていたと、現場の警察官は判断した。「止まらないと撃つぞ」と巡査Bが警告する。急発進で身の危険を感じていた東芳弘巡査部長が、「発砲、撃て」と大声で指示する。巡査Bは、車に向けて5発を発射するが、弾は人体をそれる。東芳弘巡査部長が、運転していたAに向けて発砲するが、これが高 壮日の頭部と首を直撃する。萩原基文警部補も、Aに向けて発砲し、Aの頭部を直撃する。
同乗者の高 壮日および運転者Aが、救急車で病院に搬送されて、弾丸摘出手術が行われる。Aは、撃たれた直後も意識があった。高 壮日は、意識不明のまま、同年10月5日に死亡する。
刑事処分[編集]
Aは、10月5日に退院し、窃盗と公務執行妨害そして殺人未遂で逮捕され、警察の取調べを受けることとなる。窃盗については高 壮日は無関係と、Aは主張している。窃盗と公務執行妨害で懲役6年が言い渡され、Aは服役し、出所している。
同乗者高 壮日についても、窃盗と殺人未遂で書類送検されるものの、被疑者死亡の不起訴処分となっている。
当事者の主張[編集]
警察側の主張[編集]
奈良県警察は、警察官や一般人に死傷者を出さないための、適正な職務執行と主張している。また、高 壮日は車上荒らしの見張り役をしていたと主張する。発砲は、運転していたAの腕に向けられたものであるが、セドリックが動いていたため照準がそれたとしている。
窃盗犯Aの主張[編集]
「車上荒らしは、Aの単独行動で、高 壮日は一切関係がない」ということを主張している。逃走することに集中していたとしている。銃撃直前では、車が動いたとしても大したスピードでないとしている。高 壮日もAも、銃を向けた警官の前で手を上げた瞬間、銃撃されたとしている。また、取調べ担当の警官が、高 壮日が窃盗犯と認めることを要求してきた、としている。
関連裁判[編集]
国家賠償請求訴訟[編集]
高 壮日の遺族は、2006年2月7日、1億1800万円の国家賠償請求訴訟を提起する。2010年1月27日、国家賠償請求訴訟について、高 壮日の遺族側が敗訴の判決が、奈良地方裁判所で下される。判決理由において、発砲した警官側の未必の殺意は認定するものの、「発砲」については警察官の武器使用の範囲を定めた警察官職務執行法第7条の要件を満たした合法行為としている。同年2月5日、大阪高等裁判所に控訴の手続きがなされる。
付審判[編集]
2003年11月13日、発砲の指示を出した東芳弘巡査部長、車に向けて発射した巡査B、高 壮日を銃撃した東芳弘巡査部長、Aを銃撃した萩原基文警部補に対して、高 壮日の遺族が、殺人罪と特別公務員暴行陵虐罪で、奈良地方検察庁に刑事告訴する。2006年1月11日、不起訴処分となる。翌日1月12日、奈良地方裁判所に、高 壮日の遺族が付審判請求を提起する。
2010年4月16日、奈良地方裁判所で、東芳弘巡査部長と萩原基文警部補について、特別公務員暴行陵虐致死と同致傷の罪で審理される旨の付審判決定がなされる。2011年1月24日、付審判での殺人罪での審理もされることとなる。2012年1月23日に、付審判決定による裁判員裁判の初公判が開かれ、同年2月28日、両被告に無罪判決が出された。
なお、1949年以降、延べ約1万8000人の付審判請求があったが、2010年10月21日時点では付審判決定にいたったのは23人であり、有罪9人、無罪9人、係争中4人、免訴1人となっている。この事件が、付審判での最初の裁判員裁判となる。
裁判員裁判で警官無罪(2012年2月28日)[編集]
逃走車への警察官の発砲をめぐり裁判員が下したのは「正当な職務」という判断だった。奈良県大和郡山市の警察官発砲事件で奈良地裁は、殺人などの罪に問われた奈良県警の警察官2人に全面無罪を言い渡した。
萩原基文警部補（35）と東芳弘巡査部長（35）。事件発生当時、逃走車に2人が放った銃弾が助手席の高 壮日に命中し、致命傷となった。
車の窓ガラスには遮光フィルムが張られ、内部の様子はうかがえない。指定弁護士は興奮状態の2人が男性の安全に注意を払わなかったと述べ、「取り逃すことがあっても撃つべきではなかった」とした。
「犯罪を指をくわえて見過ごせ、というのか」。弁護側が強調したのは「常軌を逸した逃走行為」。逃走車の運転手は当時、覚醒剤を使用。前後をふさぐパトカーや捜査車両に何度も車をぶつけた。
「（一般車の）市民に多数の死者が出るのではないか。拳銃を使うしかなかった」（萩原警部補）。「自分は警察官。何とか市民を守らなければ」（東巡査部長）
高 壮日には「できれば生き返ってほしい」と胸中を明かしたが、裁判員から今後の拳銃使用を尋ねられて萩原警部補は「傷つきそうな人がいるのに止められないのは警察官失格だ。（だが）時と状況によっては撃つ」と述べた。
2人の弁護団は無罪判決に、「当然の判決。裁判員、裁判官には大変な審理をとげられたことに敬意を表したい」とコメントした
「裁判、めちゃくちゃ」＝死亡男性の母、遺影持ち法廷に[編集]
「この裁判はめちゃくちゃだ。こっちの言い分を全く聞いていない。腹が立って、悔しくてしょうがない」。警察官の発砲で死亡した高壮日の母金順得さん（74）は奈良市内で記者会見し、無罪判決への怒りと不満をぶちまけた。
この日も法廷には息子の遺影を持参。主文言い渡しの瞬間は表情がこわばり、隣席の親族に内容を確認。疲れた表情で、ほとんどうつむいたまま裁判長の判決理由の朗読を聞いていた。
金さんは「もし警官の家族が乗っていても撃つのか」と拳銃使用に疑問を投げ掛け、控訴審に思いを及ばせ「これからです。絶対勝ちます」と遺影に誓っていた。
ネット上の反応[編集]
- 意味不明
- お国はどちらですか？
- お前がめちゃくちゃだｗ
- この場合車の方がよっぽど凶器だろ
> 警察官の発砲で死亡した高壮日さん＝当時（28）＝の母金順得さん（74）
在日か
- あー、やっぱり～
- この倫理観の無さが在日クオリティｗ
- いかにも朝鮮人なリアクションwww
>「もし警官の家族が乗っていても撃つのか」
誰の家族とか関係ないだろw強いて言えばキチガイ犯罪者の家族なら当然撃つに決まってるw
- これが有罪なら日本は終わる
- そりゃ車で突っ込んできたら撃つんじゃね？で？
- 暴れる車を放置していて人を跳ねたら？発砲は必要かつ当然の処置
- 恨むんならDQNに育てた自分を恨め
- 日本人ならまず息子の犯罪を恥じて詫びる。それが例え微罪でもな。それが日本人の美徳だ
- 死んだ男もクズなら遺族も立派なクズ
- まずは車上荒らしの被害者に謝れよクソチョン
- 凶悪犯は射殺して当たり前だろ
- お前の躾がなっとらんから死んだんだよ
- 常習の車上荒らしだろ？これで近くにいた児童を轢き殺して逃げてたら児童が悪いって言いそうだな。
- 警察官の家族は逃走してないのにわけわからん
- 一億円寄越せって民事やってあっさり負けたおばはんか
- むしろ発砲した警官にお前が金を払えよ
> こっちの言い分を全く聞いていない
危険走行の車上荒らしをかばえる言い分があるのか
- 犯罪行為をやった方が悪いって母金は遺影に言っておくべき
- 犯人の一人なんだろ？全く同情できん
- クズ！クズ！！クズ！！！てめえがひりだしたカスの責任棚上げしてんじゃねえよ！！
>もし警官の家族が乗っていても撃つのか
撃たないよ？撃ったのは共犯者だからだよ
＞警官の制止も振り切って一般車にぶつけまくる暴れ車に発砲
この緊急事態に発砲以外に、この車を止める方法は？
- 警官の家族が犯罪を犯してかつ他人にさらなる迷惑をかけようとしてるのなら、その警官は躊躇なく撃つんじゃないか？
- 警察が自粛しないでくれるといいんだが。この警官は犯罪者から市民を守ったわけだし。
- 裁判に掛けられるだけでもおかしい。こんなもん却下だろ
- やっぱり朝鮮人は根本から考え方が違うな
- このババアには犯罪者を産み落とした製造者責任がある
- ぶっちゃけ撃たれたのが特ア人じゃなかったら、こんな裁判になりゃしなかったろうな。日本人だったら｢息子がご迷惑を…｣って親が謝るとこだろ
- 最高裁まで行くつもりかな？泣き叫べば勝てると思ってるからな
- 日本では自業自得って言う
- 撃たれたのは警官の家族ではなく凶悪犯罪者です
- 撃たれて当然。恥さらしただけの裁判だな。
- 外人犯罪者にはもっと厳しくていいんじゃね。とくに不法入国の強制送還ももっと厳しくしろよ。治安が悪くってしょうがねえよ
- 犯罪者の命より警官の命のほうが優先だろ。撃ち殺されたくなかったら、犯罪しなきゃいいだけ
- 日本人のモンペアとの次元の違いを見せつけてるな
- 恥を知らない朝鮮人らしい。ｗ
- 人様に、ご迷惑かけて申し訳ありませんというのが日本人。だけど向こうの奴らは違うんだな。だから韓国では犯罪大国なんだよ。
- 車上荒らし常習の犯罪者の母親ｗ表に堂々と出て逆切れするところは、日本人のメンタルじゃ実現できねぇんだよなぁ
- このような凶悪犯に拳銃使わずにいつ使うんだよ。至極正当な使用だよ
- 犯人の母親が一億円の賠償を求めてると聞いて日本もキチガイだらけになったと思ったら案の定かよ・・・。こういう精神回路がデフォルトだから絶対日本人と共存不可能なんだよな・・・
- こういう開き直りを見るたびに日本人とは絶対に共存できない民族なのだと思う。
- こういった問題を今後起こさないためにも朝鮮人は帰国すべきだとつくづく思うなあ。この婆さんも祖国で息子を弔ってあげるべきすぐ帰れ。
