聖衆来迎寺表門

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聖衆来迎寺表門(しょうじゅらいこうじおもてもん)は、滋賀県大津市比叡辻の重要文化財建造物である。

桃山時代の一間薬医門、切妻造、本瓦葺、北側潜戸、南側袖塀付の建造物である。滋賀県内で最古の城門遺構で、聖衆来迎寺の景観を構成する要素としても重要である。寺伝で明智光秀により築城された坂本城城門を移築したとされていたが、平成21年から平成23年にかけて行われた解体修理で、櫓門の二階部分を撤去した一階部分に本瓦葺の切妻屋根を載せたと推定できること、使われた工具の加工痕が坂本城築城の年代と一致すること、聖衆来迎寺と明智光秀は深い繋がりがあったこと等から、坂本城から移築したことが裏付けられた。