古都京都の文化財
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古都京都の文化財(こときょうとのぶんかざい)は、京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市にある寺社などから構成されるユネスコの世界遺産(文化遺産)である。1994年に日本で5件目の世界遺産として登録された。
遺産[編集]
- 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
- 賀茂御祖神社(下鴨神社)
- 教王護国寺(東寺)
- 清水寺
- 現在は分離している地主神社を含む
- 延暦寺
- 醍醐寺
- 仁和寺
- 平等院
- 宇治上神社
- 高山寺
- 西芳寺(苔寺)
- 天龍寺
- 鹿苑寺(金閣寺)
- 慈照寺(銀閣寺)
- 龍安寺
- 西本願寺
- 二条城
登録基準[編集]
具体的には、
- (2) 京都は8世紀から17世紀の間、宗教・非宗教建築と庭園設計の進化にとって主要中心地であった。そのように、京都は日本の文化的伝統の創出において決定的な役割を果たし、特に庭園の場合において、それは19世紀以降世界の他の地域において意義深い影響を与えた。
- (4) 京都の現存文化財における建築と庭園設計の集積は前近代における日本の物質文化のこの側面に関する最高の表現である。
拡大登録計画[編集]
登録当時から時間が経過し周辺環境や景観の悪化が進行しつつあるため、京都市を中心に遺産の追加登録計画が持ち上がっている。
具体的には、大徳寺および禅林寺(永観堂)が登録に前向きの姿勢を示しているほか、京都市が京都御所および嵯峨野・嵐山一帯の追加登録を目指している。このほか、東山一帯、桂離宮、修学院離宮についても検討されている。
外部リンク[編集]
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