潮吹き (くじら)

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

潮吹き(しおふき)は、クジラなどの呼吸である。噴気ともいう。英語では ブロー blow または スパウト spout という。

水面近くで息継ぎをするときに、クジラはを吹き上げる。クジラの鼻孔(噴気孔)は頭頂部にあるため、背中から潮を吹き上げるように見える。

ハクジラ類は1つ、ヒゲクジラ類は2つの鼻腔をもち、後者は2方向に潮を吹き上げる。このため、潮吹きの形状により、離れた場所からでもクジラの種類を判定することができ、捕鯨や研究の際の識別の役に立つ。

フィクションでの潮吹き[編集]

漫画、アニメーション、イラストなどを問わず、噴水のように表現される。中には、人間が鯨に飲み込まれて、噴気孔から潮吹きとともに飛び出す描写もみられる。

こういった慣例から、特撮ものの鯨や水棲生物をモチーフにした怪獣の潮吹きも、液体を噴出する。

例を挙げればポケットモンスターシリーズに登場する技の中に「しおふき」がある。これは大量の塩水のような液体を噴出させて相手にダメージを与えるが、自分の残り「HP」が少なくなると技のダメージが落ちる特徴を持った技である。