時事問題
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(出来事から転送)
時事問題(じじもんだい)とは、近年に起きた政治、経済、国際、社会一般における事象の総称である。新聞、雑誌、テレビなどのマスメディアで取り上げられるトピックスが、入学試験・入社試験および各種資格試験の問題として取り上げられるときにしばしば用いられる。 なお、藤原孝章によれば、「時事問題」として位置づけられる出来事は「対立が生じている出来事」と「社会の大多数が共有している認識構造や価値観」の2つに分けられるという。
時事問題が出題される例[編集]
出題される試験等によって傾向はさまざまであるが、ここでは主だったものをあげることにする。
- 選挙で、政党や候補者が目標の数値や期限、財源などを盛り込んで有権者に示す公約のことを普通、何というか。
- 裁判員制度の開始を前に、公判の迅速化を目指して刑事裁判で取り入れられた手続きは何か。
- ロシア、中国、サウジアラビアなどが国の資金を元手に設立した政府系ファンドのことを何と呼ぶか。
- 2008年、突然リバイバルブームになった小林多喜二の小説「蟹工船」が、最初にプロレタリア雑誌に発表された年はいつか。
- 厚生労働省が2008年7月末に発表した日本の平均寿命は男性79.19歳、女性が85.99歳だった。世界の中でどの位置を占めるか答えよ。
- 京都大学の山中伸弥教授が発明した人工多能性幹細胞(iPS細胞)の「多能性」とはどのような意味か。
参考文献[編集]
- 藤原孝章(編著)『時事問題学習の理論と実践』(福村出版、2009年)