ファイナルファンタジーXIのゲームシステム

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ファイナルファンタジーXI
(日本国内のデータ)
ゲームジャンル MMORPG
対応機種 プレイステーション2[PS2]
Windows[Win]
Xbox 360[360]
開発メーカー スクウェア・エニックス
運営メーカー  
発売メーカー スクウェア・エニックス
バージョン  
プレイ人数 マルチプレイヤー
ソフト媒体 [PS2]DVD-ROM
[Win]CD-ROM・DVD-ROM
[360]DVD-ROM
稼動時期  
運営開始日  
発売日 [PS2]2002年5月16日
[Win]2002年11月7日
[360]2006年4月20日
販売価格  
利用料金  
使用ブロック数  
対象年齢  
コンテンツアイコン  
使用可能デバイス  
必要環境  
使用ゲームエンジン  
使用基板  
販売本数
その他の情報
テンプレート(ノート)

ファイナルファンタジーXI』(-イレブン、FINAL FANTASY XI 略称:FFXI,FF11) は、スクウェア・エニックスが開発したファイナルファンタジーシリーズ初のMMORPGである。(コンシューマーゲームとしては世界初のMMORPGとなる)。

スクウェア・エニックスのオンラインサービス「PlayOnline」を通じて提供される。


概要[編集]

ファイナルファンタジーXIにおいて、プレイヤーは、自分の操作するプレイヤーキャラクター (PC) を作り、仮想の世界ヴァナ・ディール(Vana'diel)の中を冒険者として自由に往来しながら、モンスターと戦ったり、ミッション(PCの所属する国家や、追加ディスクの世界にまつわるストーリーイベント)やクエスト(ミッションより小規模な、街の人々などからの依頼)をクリアしたりすることで、自分のPCを育てていく。同時に、他のプレイヤーたちとチャットで会話したり、協力し合ったり、取り引きしたりすることで、仮想的な社会に属することを楽しむ。

ミッションとクエスト[編集]

ミッション
所属している国から受けるものと、追加ディスクごとに個別に分かれる。メインストーリーの役割を持ち、進行度によってエリアの開放が行われる。
クエスト
NPCよりPCにオファーされる課題。連続した一連のものと、単発のものがある。完了することにより報酬が与えられる。達成率がPCの名声に影響があり、各国と一部の組織ごとに名声値が蓄積される。名声値によって発生するクエストが増加していく。

キャラクター[編集]

種族[編集]

プレイヤーは5つの種族(ヒューム、エルヴァーン、タルタル、ミスラ、ガルカ)の中から身長(S・M・L)、性別(ガルカは男性のみ、ミスラは女性のみ)、フェイスパターン(8つのタイプとその髪の色違い2種)を選択することが出来、任意またはコンピューターの自動設定で名付ける。重複した名前、開発関係者と混同するような一部の企業名、個人名は使用できない。

種族によりステータスに個性があるが、ヒュームを平均値として得意不得意分野がエルヴァーンとミスラが小異、タルタルとガルカが大幅な割り振りの対になっており、数値を平均化すると数値は同一となる。同種族の固体によるステータス差はない。

2体目からはキャラ作成権(100円/月)を購入することにより一つのIDにつき最大16体のキャラクターを作成できる。

種族特性の詳細についてはヴァナ・ディールを参照。

ジョブ[編集]

各国に存在するモグハウス、ノマドモーグリで戦闘能力や使用魔法、装備可能な武器・防具に違いがある複数のジョブを任意に選択できる。ゲーム開始当初に選択できるジョブは、「戦士」「モンク」「白魔道士」「黒魔道士」「赤魔道士」「シーフ」の6種に限られ、魔術師が魔道士になっている点を除けば、FF1と同じである。特定の条件を満たすことでエキストラジョブ12種が選択可能となる。 ゲーム内ではMeleeを前衛、Casterを後衛と呼称するが、アトルガン以降どちらの役割もこなせる中衛ジョブが誕生した。前衛に対して後衛の比率が低いために、しばしば後衛が不足する事態が発生する。

他のMMORPGとの違いは、街の特定の場所において自由にジョブを変更できる点にある。これにより、あるジョブを上限レベルまで上げたとしても、キャラクターを作り直すことなく別のジョブを育てることが可能となっている。 また、メインジョブにサポートジョブを組み合わせることで、ジョブの能力をある程度付加することが出来るサポートジョブシステムがあり、プレイの幅を広げている。

キャラクターの強化[編集]

キャラクター本体のレベル、能力は存在せず、常に選択しているジョブレベルに能力は準拠する。

ジョブレベル[編集]

最大75のジョブごとに独立したレベルを持つ。レベルを上げていくことによって、固定値で能力、武器/魔法等のスキル上限が上昇する。
なお、レベル50、55、60、65、70で一度レベルアップの限界に達し、それ以上レベルが上がらなくなる。この状態で特定のクエストをクリアすると、レベルアップの限界が+5される。
このレベルアップ限界の上昇は全てのジョブで共有される為、1度クエストをクリアすれば、どのジョブにジョブチェンジしても、そこで打ち止めになる事はない。

アビリティ[編集]

レベルに応じて多数のジョブ固有のアビリティを習得していく。自動的に発動するもの(こちらは正確にはアビリティではなく、ジョブ特性と呼ばれる)と、任意で発動させる2種類がある。任意で発動させる例に戦士がレベル5で習得する、モンスターの敵対心を上昇させてひきつける「挑発」、自動的に発動する例にヒーリング時MPの回復量が増加する「クリアマインド」がある。ただし、習得しても当該ジョブをメイン、もしくはサポートジョブに選択していなければ能力は発動しない(当然ながら、習得LVに達している必要もある為、LV制限下などでは使用できなくなるアビリティも出てくる)
なお、LV75になるとメリットポイントを消費して習得できるアビリティがある(アビリティではなく魔法を習得できるジョブもある)

サポートジョブ[編集]

レベル18でオファーを受けることが可能なクエストを完了することで、サポートジョブの使用が可能となる。サポートジョブはメインジョブの半分の能力が付与・使用でき、状況に合わせて選択することで有利にプレイできる。たとえば、ナイトは戦士をサポートジョブに選択するとレベル10で戦士のアビリティ「挑発」が使え、敵の攻撃を引き受けるという役割を有利に進められる。攻撃魔法しか使用できない黒魔道士のサポートジョブに白魔道士を選ぶことで回復魔法の補助もできるといったメリットがある。ただし、あらかじめサポートに選択するジョブもレベルをあげておかなければならない。

ステータス[編集]

キャラクターには下記の7つのステータスがあり、レベルに応じて上昇していき、ジョブや種族によって基本値が変化する。魔法、アビリティ、装備品、食事、薬品などによって補正(基本値の横に+10、-5といった感じで補正値分が表示される)する事ができる。

STR(ストレングス)
物理攻撃力、大半のウェポンスキル(WS)の威力、および大半の物理系青魔法の威力に影響する。エルヴァーンが最も高く、タルタルが最も低い。
なお、片手武器と両手武器では物理攻撃力への影響力が異なり、両手武器の方が物理攻撃力への影響が大きい。
VIT(バイタリティ)
物理防御力、回復魔法を受けた際のHP回復量、魔法や忍術の詠唱中にダメージを受けた際に発生する詠唱中断を防止する確率に影響する。また、ナイトのアビリティ「かばう」の効果時間やモンクのアビリティ「チャクラ」のHP回復量にも影響する。ガルカが最も高く、ミスラとタルタルが最も低い。
DEX(デクスタリティ)
近接物理攻撃の命中率や物理攻撃全般のクリティカルヒット発生率に影響する。また、シーフのアビリティ「不意打ち」の威力にも影響(メインジョブがシーフの場合のみ影響)する。ミスラが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
なお、片手武器と両手武器では命中率への影響力が異なり、両手武器の方が命中率への影響が大きい。
AGI(アジリティ)
遠隔物理攻撃の命中率や物理攻撃全般の回避率に影響する。また、シーフのアビリティ「だまし討ち」の威力にも影響(メインジョブがシーフの場合のみ影響)する。ミスラが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
INT(インテリジェンス)
黒魔法、および魔法系青魔法の魔法攻撃力や魔法命中率に影響する。また、「レッドロータス」や「サイクロン」などの光属性以外の属性を持つウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。タルタルが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
MND(マインド)
白魔法の魔法攻撃力や魔法命中率、および回復魔法(白魔法系回復魔法、青魔法系回復魔法)のHP回復量に影響する。また、モンクのアビリティ「気孔弾」の威力や「シャインブレード」などの光属性を持つウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。エルヴァーンが最も高く、ミスラとタルタルが最も低い。
CHR(カリスマ)
呪歌の命中率や獣使いのアビリティ「あやつる」の成功率に影響する。また、「アイズオンミー」などの一部の青魔法の威力や「ダンシングエッジ」などの一部のウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。ヒュームが最も高く、ミスラとガルカが最も低い。

装備品[編集]

下記のような16の部位へ装備することで能力を強化する。装備品は装備可能ジョブやレベルが個別で設定され、同じ名称であれば能力の差はない。大きくは軽装備、重装備、布装備、武器は片手剣、両手剣、棍棒といったカテゴリーで装備できるジョブが限定される。

メイン武器(右手)
剣、斧など近接攻撃武器用枠。盾はメイン武器には装備できない。
サブ武器(左手)
盾用枠。忍者のアビリティ二刀流発動条件時には片手武器が装備可能となる。また、両手武器装備時には、その補助的な役割を持つストラップを装備可能。
遠隔武器
弓、銃、ボウガンなどの遠隔攻撃武器用枠。使用時以外キャラクターグラフィックには反映されない。
投擲武器、他
投擲・矢・銃弾や装備する事で特殊な効果が付与されるアイテム用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。この枠に装備できる一部のアイテムには、投擲武器として投げることはできないものがある。
ヘルメット、帽子、髪飾りなど頭部の防具用枠。胴にクローク(フード付きの長衣)を着用していると、この部分には防具を装備できない。
ネックレスや首輪など頸部の防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
鎧、ローブ、服など上半身の防具用枠。
両手
篭手や腕輪など腕部の防具用枠。
ズボン、トラウザ、佩楯など下半身の防具用枠。サブリガ系の装備は腿(もも)の部分が露出するようになっていて、パンツ(下着)である。
脛当、脚絆、ブーツなど足部の防具用枠。硬質のものと軟質のもので足音が異なる。
ベルトや帯など腰部の防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
背中
マントやケープなど背中につける防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
右耳,左耳
イヤリング、ピアスなど耳につける防具用枠。左右一つづつしか装備できない。キャラクターグラフィックには反映されない。
右指,左指
指輪など指につける防具用枠。左右一つづつしか装備できない。キャラクターグラフィックには反映されない。

武器スキル[編集]

ジョブ毎に装備可能な武器や得意な武器が設定されており、カテゴリに応じたスキル値の上限が設定されている(ジョブによっては、武器を装備する事が可能であっても、スキルがないという物もある) スキルの上限は、メリットポイントの割り振りによってのみ上昇させることができる。 なお、一部の装備品には一時的にスキルを上昇させる物があり、それらの装備を装着する事でスキルの上限を超える場合は、装着している間のみ、そのスキル上限を突破する。

武器を使ったウェポンスキル(WS)の習得は、該当武器を使用することによって上昇するスキル値に依存して習得していく。

WSは通常の攻撃に比べ威力が高いものや追加効果が付与されているものがあり、状況に応じた使用で戦闘を有利に進められる。

発動には武器で敵を攻撃しダメージを与えるか、敵からの攻撃でダメージを受けるか、特定のアビリティを使用するか、特定のアイテムを使用するか、リゲインの効果を受けている状態で時間経過するかのいずれかによって得られるTP(Tactical Point)が必要となり、100%(最大300%)を超えた状態から任意に発動できる。

なお、敵も基本的にはTPを使用して特殊技を繰り出してくる。

格闘スキル
素手による攻撃、およびグローブや爪などの格闘戦用の武器を扱うスキル。モンクが最も高い数値を有し、戦士、忍者、シーフ、からくり士もスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
短剣スキル
短剣を扱うスキル。シーフが最も高いスキルを有し、刃物を所持する事を禁じられている聖職者(白魔道士等)以外の大半のジョブもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。
片手剣スキル
広刃剣、小剣、湾刀など片手持ちの剣を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、大半の前衛ジョブがスキルを持つ。また、赤魔道士や青魔道士などの一部の魔道士もスキルを有する。なお、小剣(細身の剣)タイプの片手剣は突属性を有するため、他の片手剣と異なり、飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする(ただし、ウェポンスキルの属性は変化しない)
両手剣スキル
大型の長剣を扱うスキル。暗黒騎士が最も高いスキルを有し、戦士、ナイトもスキルを有する。
片手斧スキル
片手持ちの手斧やピックを扱うスキル。戦士と獣使いが最も高いスキルを有し、暗黒騎士、狩人もスキルを有する。
両手斧スキル
大型の戦斧を扱うスキル。戦士が最も高いスキルを有し、暗黒騎士もスキルを有する。
片手棍スキル
小型の杖や棍棒を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、全ジョブスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
両手棍スキル
大型の杖や棒術具を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、主に後衛ジョブがスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
両手鎌スキル
大鎌を扱うスキル。暗黒騎士が最も高いスキルを有し、戦士、獣使い、黒魔道士もスキルを有する。
両手槍スキル
槍を扱うスキル。竜騎士が最も高いスキルを有し、戦士、侍、ナイトもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。なお、矛(薙刀)タイプの両手槍は斬属性を有するため、他の両手槍と異なり、飛行している敵やスケルトン等に対してもダメージが変化しない(ただし、ウェポンスキルの属性は変化しない)
片手刀スキル
小刀、短刀、忍刀、苦無などを扱うスキル。忍者のみがスキルを有する。
両手刀スキル
打刀や野太刀などの各種日本刀を扱うスキル。侍が最も高い数値を有し、忍者もスキルを有する。
弓術スキル
弓を扱うスキル。狩人が最も高いスキルを有し、戦士、侍などもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。
射撃スキル
銃、大砲、クロスボウ(ボウガン)などを扱うスキル。狩人が最も高いスキルを有し、コルセア、忍者、シーフなどもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。
投擲スキル
ブーメラン、チャクラム、手裏剣などの投擲武器を扱うスキル。忍者が最も高いスキルを有し、大半のジョブがスキルを有する。 現状では他の武器のようなウェポンスキルはない。

魔法スキル[編集]

魔法スキルも武器スキル同様にスキルの上限は、メリットポイントの割り振りによってのみ上昇させることができる。 なお、一部の装備品には一時的にスキルを上昇させる物があり、それらの装備を装着する事でスキルの上限を超える場合は、装着している間のみ、そのスキル上限を突破する。

魔法・呪歌・忍術はスキル値に関わらず定められた習得レベル以上でスクロール(アイテム)を使用することにより習得していく。使用することによりスキルが上昇し、効果も上がる。

回復魔法スキル
白魔法系回復魔法の回復量、青魔法系回復魔法の回復量に影響を及ぼす。白魔道士が最も高いスキル上限を有し、ナイト、赤魔道士もスキルを有する。アンデッド系に対してはダメージを与えられる。
神聖魔法スキル
白魔法系攻撃魔法のダメージ率に影響を及ぼす。白魔道士が最も高いスキルを有し、ナイト、赤魔道士もスキルを有する。
精霊魔法スキル
精霊魔法系攻撃魔法のダメージ率に影響を及ぼす。黒魔道士が最も高いスキルを有し、暗黒騎士、赤魔道士もスキルを有する。
暗黒魔法スキル
暗黒魔法系魔法の命中、ダメージ率に影響を及ぼす。黒魔道士と暗黒騎士が最も高いスキルを有し、赤魔道士もスキルを有する。
弱体魔法スキル
弱体魔法系魔法の命中率に影響を及ぼす。赤魔道士が最も高いスキルを有し、黒魔道士、白魔道士、暗黒騎士もスキルを有する。
強化魔法スキル
強化魔法系魔法の効果率、スパイク系魔法の反撃ダメージ率に影響する。赤魔道士が最も高いスキルを有し、白魔道士、黒魔道士、ナイトもスキルを有する。
歌唱スキル
呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
弦楽器スキル
弦楽器を使用した呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
管楽器スキル
管楽器を使用した呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
忍術スキル
忍術の命中、ダメージ率に影響を及ぼす。忍者のみが有する。
召喚魔法スキル
召喚獣の魔法命中率および効果範囲に影響を及ぼす。召喚士のみが有する。メリットポイントを割り振る事でスキル値の上限を超えたスキルを有している場合、召喚獣の使う各種技(契約の履行)の性能にボーナスを得る事ができる。
青魔法スキル
物理系青魔法の追加効果発動率、魔法系青魔法の魔法命中率、一部魔法系強化青魔法の性能、およびラーニングの可否判定に影響を及ぼす。青魔道士のみが有する。

防御スキル[編集]

敵からの攻撃に対して発動し、上昇する。

回避スキル
回避率に影響を与える。シーフが最も高い数値を有し、全ジョブがスキルを持つ。
盾スキル
敵から受けるダメージを軽減する盾による防御効果の発動率に影響を与える。ナイトが最も高い数値を有し、片手武器が得意なジョブの大半がスキルを持つ。
ガードスキル
腕による回避率に影響を与える。モンクが最も高い数値を有し、からくり士がスキルを持つ。
受け流しスキル
武器による回避率に影響を与える。シーフ、侍、忍者、コルセアが高い数値を有し、大半の前衛ジョブがスキルを持つ。

メリットポイント[編集]

レベル75からキャラクターの強化を図るためには経験値の代わりに蓄積されるメリットポイントを消費し、各種パラメータやアビリティ、魔法取得に割り振ることができる。通常の経験値をリミットポイントとして蓄積し、10,000ごとに1メリットポイントが蓄積される。 メリットポイントでの強化は、レベル段階に応じて有効になるステータスや、該当ジョブがレベル75時のみ発動する魔法、アビリティがある。その場合、レベル制限が課されるようなエリアでは使用できない。

食事とステータスアップアイテム[編集]

消費アイテムである多様な食事や薬品、妙薬を使用することでPCを強化できる。効果の上限や時間は個別に設定されていて、恒久的に強化することはできない。

フェローシップ[編集]

ミッションランク4以上でオファー可能なクエストを完了することにより、20時間に1度シグナルパール(耳装備)を使用してPCが任意に選択した性別、種族、フェイスタイプ、名称のNPCの呼び出しが可能になる。その際は取得経験値の30%が減少する。
PCのパーティメンバーと同様の扱いで、1パーティには3人までしか召喚できず、6人を超えてパーティを組むことはできない。フェローを含め6人以上のパーティにPCが参加すると消滅する。
呼び出しや会話によって蓄積される友好度に応じてクエストが発生し、持続時間、倒せる敵の数が上昇していく。初期レベルは30だがPCのレベルがそれ以下の場合、レベルを合わせて召喚される。本来のレベル以上の敵と戦闘した場合には経験値を獲得し、レベルが上昇する。レベルは65まで上げる事が可能だが、レベル50からはプレイヤー同様、5レベル毎にレベル上限を引き上げる事ができるクエストをクリアする必要がある。
武器の種類は攻撃間隔に影響するが、クエストによる同種上位武器への変更はグラフィックのみで能力には影響はない。ジョブは「攻撃」「防御」「回復」の3種とクエストを完了することにより追加される上位3種の計6種類用意されており、自由に変更できる。
防具は呼び出し時の条件によりグラフィックの変更されるが能力に影響は無い。友好度によっては好みのグラフィックで固定することもできる。
また、種族、性別、フェイスタイプに応じて性格、口調は固定されている。
各国に存在するRendezvous Pointを選択すると専用画面が開きフェローと会うことができる。そこでは雑談や装備変更、クエストの状況などを話すことができる。

ジョブ一覧[編集]

スタンダードジョブ[編集]

ゲーム開始から選択できるジョブ。

戦士(Warrior/WAR)
近接物理攻撃を得意とし、様々な種類の武器を使いこなせる近接武器のエキスパート。敵を「挑発」し、攻撃を自分に引き付けることができる。この「挑発」のアビリティを始め、一定の確率で2回攻撃を行う「ダブルアタック」のジョブ特性など、前衛に有用なアビリティやジョブ特性を多く持つ為、前衛ジョブのサポートジョブとして使われる事も多い。高レベルで習得するアビリティの一例に、敵の特殊防御力(武器や魔法への耐性)を大きく減らす投げ斧、「トマホーク」がある。なお、クエストをクリアする事で習得できる特殊な必殺技(WS)の数が最も多いジョブでもある。
モンク(Monk/MNK)
HP量に秀で、鍛錬された己の肉体のみで戦う格闘のエキスパート。「マーシャルアーツ」というジョブ特性を有する為、レベルが上がるほど格闘攻撃の攻撃間隔が早くなる。また、アビリティ「ためる」を使う事で攻撃力を段階的に(12回まで重ねがけで)上昇させることができる。高レベルで習得するWSの一例に、連続ヒットする「夢想阿修羅拳」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、パーティメンバーのHPmaxを上昇させる「マントラ」がある。
白魔道士(White Mage/WHM)
パーティメンバーの強化や、HP回復、および状態異常を治療する白魔法のエキスパート。戦闘不能時の経験値ロストを大幅に減らして復活させる高位の蘇生魔法を扱えるのが特徴。アビリティの一例に、HP回復魔法の効果を倍増させる「女神の印」がある。なお、このアビリティは白魔道士のジョブLVが一定に達すると、状態異常を治療する魔法を単体からパーティメンバー全員へと効果範囲を拡張する性能が追加される。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、自身のHPを消費して味方のMPを回復する「デヴォーション」がある。
黒魔道士(Black Mage/BLM)
対象を攻撃、弱体する黒魔法のエキスパート。パーティメンバーをダンジョン内からフィールドへワープさせる脱出魔法や、自他をホームポイントへ瞬時にワープさせる帰還魔法も扱える。高レベルで習得する魔法の一例に、「フレア」「クエイク」「トルネド」など、シリーズでもおなじみの強力な攻撃魔法(FFプレイヤーは古代魔法と呼称する)がある。更に高レベルで、これらの上位魔法を習得できる。その他、習得するアビリティの一例に、一度だけ魔法の命中率を大幅に上昇させる(レジストされる確率を大きく低下させる)「精霊の印」がある。
赤魔道士(Red Mage/RDM)
白、黒および専用魔法を平均的に使え、自他のMPを徐々に回復する専用魔法「リフレシュ」を持つ。強化、弱体、ドット(FFプレイヤーはスリップと呼称する)魔法のエキスパート。平均的な素養があるため、状況によっては中衛や盾役も可能。習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、魔法詠唱時間、およびリキャスト(魔法が再詠唱可能になるまでの時間)を短縮する「ファストキャスト」がある。また、習得するアビリティの一例に、自身のHPとMPを入れ替える「コンバート」がある。このアビリティの効果で他のジョブに比べMPの総量が非常に多いジョブであるともいえる。
シーフ(Thief/THF)
ダンジョン内に配置された宝箱や鍵の掛けられている一部の扉を、モンスターがドロップするそれらの鍵を使わずに専用アイテムを使って開ける事ができる。短剣、盗賊技能のエキスパート。アビリティの一例に、敵の背後から攻撃することで大ダメージを与える「不意打ち」や、味方の背後から攻撃する事で与ダメージによる敵対心をその味方になすりつける「だまし討ち」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に通常攻撃が命中した際(アビリティ使用後に通常攻撃が命中した時点で効果が発揮される)に対象の回避率を大きく低下させる「フェイント」がある。

エキストラジョブ[編集]

レベル30以上でオファー可能な特定のクエストをクリアすることにより、「ナイト」「暗黒騎士」「獣使い」「吟遊詩人」「狩人」「侍」「忍者」「竜騎士」「召喚士」「青魔道士」「コルセア」「からくり士」のエキストラジョブが選択可能になる。(※侍、忍者、竜騎士、召喚士は「ジラートの幻影」、青魔道士、コルセア、からくり士は「アトルガンの秘宝」の導入が必要)これらのエキストラジョブはスタンダードジョブと同列のものとして扱われ、「上位(上級)職」と呼ばれる存在ではない。キャラクター自身にはレベルがなく、ジョブレベルが個別のため、ジョブごとにレベルを上げる事必要がある。

サービス開始時から使用できるエキストラジョブ[編集]

ナイト(Paladin/PLD)
防御力に秀でた守りに特化し、不死者(アンデッド)に強い特性を有するジョブ。一部の白魔法を使うこともできる片手剣と盾のエキスパート。習得するアビリティの一例に、パーティメンバーをかばう事でダメージを肩代わりする「かばう」や、自身が受ける物理ダメージを大きく減らす(時間経過により減らせるダメージ量が減少していく)「センチネル」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、TPを消費してMPを回復(回復量はTPの値により変化)する「シバルリー」がある。
暗黒騎士(Dark Knight/DRK)
自身のHPを消費し、物理攻撃のダメージを上昇させる「暗黒」や、防御力を下げて攻撃力を上げる「ラストリゾート」などのアビリティを有する攻撃に特化し、魔法生物(アルカナ)に強い特性を有するジョブ。また、一部の黒魔法や専用の魔法を使うことができる。武器攻撃と暗黒魔法のエキスパート。習得する専用魔法の一例に、敵のTPを吸収する専用の暗黒魔法「アブゾタック」や、敵からダメージを受けた際に受けたダメージ分のHPを吸収する「ドレッドスパイク」などがある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、最大HPを一時的に低下させるかわりに命中率を上昇させる「ディアボリクアイ」がある。
獣使い(Beastmaster/BST)
モンスターを操り戦わせるモンスターのエキスパート。特定のアイテムを使ってモンスターを呼び寄せる事も出来る。その特色からソロ活動が多い。習得するアビリティの一例に、ペットにWSをつかうように命令する「ほんきだせ」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、範囲内のパーティメンバー全員にペットが有しているキラー効果(昆虫系のモンスターをひるませるヴァーミンキラーや、植物系のモンスターをひるませるプラントイドキラーなど)を付加する「K.インスティンクト」がある。
吟遊詩人(Bard/BRD)
「呪歌」によるパーティメンバーの強化や、HP、およびMPの緩やかな回復、敵の弱体や、強化効果の解除など、戦闘補助に長ける歌と楽器のエキスパート。高レベルで習得するアビリティの一例に、効果時間内、歌の詠唱時間、再詠唱時間を半減する「ナイチンゲール」がある。また、高レベルで習得する呪歌の一例に、標的のパーティメンバーの敵対心(ヘイト)を低下させる「冒険者のダージュ」がある。
狩人(Ranger/RNG)
遠隔物理攻撃を得意とする、弓矢や銃などの遠隔武器のエキスパート。なお、遠隔物理攻撃は敵との距離でダメージが変化し、武器の性能が最大限に発揮される距離は遠隔武器の系統(種類)ごとに異なっている。ただし、アビリティ「イーグルアイ」による遠隔物理攻撃は、距離に関わらず常に最大限の性能が発揮される。その他に習得するアビリティの一例に、遠隔攻撃を複数回行う「乱れ撃ち」や、次の遠隔攻撃を矢弾を消費せずに実行できるようになる「エンドレスショット」がある。 また、高レベルで習得するアビリティの一例に、攻撃を当てた敵からの敵対心(ヘイト)を低下させる「ステルスショット」がある。

拡張ディスク「ジラートの幻影」で追加されたエキストラジョブ[編集]

侍(Samurai/SAM)
必殺技(ウェポンスキル)を使うのに必要なタクティカルポイント(TP)が溜まりやくなる能力を持つ。攻撃系アビリティと防御系アビリティを使い分ける事で様々な立ち回りが可能な、魔族(デーモン)に強い特性を有するジョブ。両手刀のエキスパート。習得するアビリティの一例に、敵の物理攻撃を回避する「心眼」や、自身のTPを一定量上昇させる「黙想」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、自身のTPの一部(自身の現TP-100の値)を他のパーティメンバーに分け与える「士気高揚」がある。
忍者(Ninja/NIN)
片手武器(主に片手刀)を両手にそれぞれ装備し二刀流で戦う。一部の攻撃(広範囲に対して有効な魔法など)を除いて、敵の攻撃を一定回数確実に回避する忍術「空蝉の術」を使用し、パーティの盾役となる忍術のエキスパート。習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、相手へ与えるTPを減らす「モクシャ」がある。また、習得する忍術の一例に、敵をスロウ状態(攻撃間隔などが延長される)にする「捕縄の術」がある。また、習得可能なアビリティの一例に、敵に対して、残りHP量に応じたダメージを与え、自身は経験値ロストなしで戦闘不能となる「微塵がくれ」がある。
竜騎士(Dragoon/DRG)
「コールワイバーン」を使い、小型の飛竜を呼び出し、その呼び出した飛竜と共に戦う事が可能な、竜族(ドラゴン)に強い特性を有するジョブ。ジャンプ技、槍のエキスパート。なお、ジャンプ技は上位のものになると、自身の敵対心(ヘイト)を低下させる効果が付く。その他、高レベルで習得するアビリティの一例に、敵の防御力を大きく減らす投槍、「アンゴン」がある。
竜騎士は、他のペットを有するジョブとは異なり、ペットコマンドによる飛竜への直接的な指示はできず、プレイヤーの行動(主にWSや魔法の使用)に応じて、様々な効果を持つブレスを吐く。なお、ブレスの種類や効果対象はサポートジョブにより変化する。
召喚士(Summoner/SMN)
召喚魔法によって精霊や神獣(召喚獣)を使役し、敵への攻撃や弱体、味方への回復や強化を行える召喚魔法のエキスパート。(召喚士には拡張ディスク「ジラートの幻影」がなくてもなれるが、すべての神獣を召喚可能にするには「ジラートの幻影」および「プロマシアの呪縛」が必須。)
クエスト形式のバトルフィールドにおいて、それぞれの神獣との戦いに勝利し、契約する事で召喚可能となる。なお、この時、契約をしない代わりにギル(お金)や装備品を得ることもできる。習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、MPmaxにボーナスを得る「MPmaxアップ」や、自動的にMPが回復していく「オートリフレシュ」がある。

拡張ディスク「アトルガンの秘宝」で追加されたエキストラジョブ[編集]

以下の3つのジョブは、他のジョブとは異なったアーティファクト(ジョブ専用の武具)入手手段とレベル70のレベル上限解除クエストを持つ。
青魔道士(Blue Mage/BLU)
モンスターのWS(特殊攻撃)の一部をラーニングする事で使用できる魔道士。片手剣スキルがナイトに次ぐ高さである事、および青魔法の射程距離の関係上、接近戦を行う必要が多い事から、魔道士というよりは魔法剣士に近い青魔法のエキスパート。
青魔法は他の魔法とは異なり、魔法ごとに個別で設定されたポイントがあり、LVごとに設定された規定のポイント上限内で魔法をセットし使用するという独自の魔法システムとなっている。また、青魔法は青魔法スキルだけではなく、武器スキルや回復魔法スキルの影響も受けるなど、他の魔法とは命中やダメージなどの判定基準も異なる。
セットされた魔法の組み合わせにより「物理命中率アップ」(近接物理攻撃、および物理系青魔法の命中率がアップする)や「オートリフレシュ」(自動的にMPが回復していく)といった様々なジョブ特性が付加される。
なお、青魔法は「ブルーチェーン」や「ブルーバースト」といったアビリティを使用する事で連携やマジックバーストが可能となる。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に唱える補助系青魔法の効果が範囲になる「ディフュージョン」がある。
コルセア(Corsair/COR)
様々なダイスを使用し、パーティメンバーを強化する(ダイスで出た目の合計値が11に近いほど、強化効果の性能が向上する。ただし、出た目の合計値が12を超えるとBustとなり強化効果が発揮されない)他、8種類のカードを使用したカードショット「クイックドロー」(命中はAGIと対象の属性耐性の影響を、ダメージは魔法攻撃力と対象の属性耐性の影響を、それぞれ受ける)で、敵にかけられている弱体効果を増幅、強化効果を1つ解除、睡眠状態にするなどもできる短銃のエキスパート。
語源はムスリム海賊から。盗賊技能はない。
習得するアビリティの一例に、範囲内のパーティメンバーのアビリティのうちどれかひとつのリキャストを復活させることがある「ランダムディール」がある。 また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に使用するファントムロール(ダイス)の出る目が必ず1になる「スネークアイ」がある。
からくり士(Puppetmaster/PUP)
「アクティベート」を使い、様々な形態のオートマトン(人形)を呼び出し、「ストリンガー」と呼ばれる物で、その呼び出したオートマトンを操って戦う人形使いのエキスパート。からくり士自身もマーシャルアーツを有し、格闘戦をある程度こなせる。
オートマトンは、竜騎士の呼び出す飛竜や、召喚士の呼び出す召喚獣とは異なり、フレーム、ヘッドと呼ばれる部位を変更したり、アタッチメントと呼ばれる人形用の装備品をセットしたりする事によって、白兵戦タイプ、魔法戦タイプといった感じで戦闘時の行動パターンを自由にカスタマイズする事ができる。高レベルで習得するアビリティの一例に、対象モンスターのマスターとオートマトンへの敵対心(ヘイト)を入れ替える「腹話術」がある。


戦闘システム[編集]

エンカウント方式はモンスターがフィールド上を徘徊しているシンボルエンカウント方式。戦闘画面への切替はなく、フィールド上で戦闘を行う。

パーティ[編集]

取得経験値はパーティ内の最高レベル者とモンスターのレベルの相対および人数で算出される。最高レベル者とのレベル差で分配され、低いレベルのメンバーは取得できる経験値が減少する(とはいえ、1~3レベル程度のレベル差であれば、取得できる経験値の差はほとんどない) この仕様で、パーティを組んでの高レベル者による低レベル者のパワーレベリングが利用できなくなっている。

レベル上げパーティにおけるジョブ

通常6人で1つの単位でジョブごとの役を割り振ってパーティーを構成する。 敵の攻撃を受ける盾役、物理アタッカー2名、HPヒーラー、MPヒーラー、魔法アタッカーなどが満遍なく含まれるパーティーがバランスが良いとされるが、多様なジョブが投入されるにしたがってジョブごとの役割も変化し続けており、またレベル帯によっても異なる。

自由なサポートジョブが選択できるが、効率の観点でレベル上げパーティにおいてメインジョブに求められる役割を果たすため、推奨されるジョブ/サポートジョブの組み合わせは限定される。

アライアンス[編集]

複数のパーティの集合体のこと。最大3パーティ、18人のメンバーで編成することができる。大規模な戦闘が行われるコンテンツなどで編成されることが多い。ゲームシステム上は、パーティーの集合体で、操作性などについては、パーティーにのみ有効な魔法や歌といった要素はパーティーのみに有効なままで、アライアンスを構成する他パーティーには無効である。ただし、モンスターを倒したりした際に入手できる可能性があるアイテムなどはアライアンス単位でプールされる。また、一部のミッションやクエストでは、アライアンスでの参加が可能で、この場合、アライアンスでクリアすれば、アライアンスに参加しているメンバー全員がクリアしたことになるといったものもある。

アライアンス以上[編集]

一部のコンテンツには、アライアンス以上の大人数で参加できるものがある。この場合、パーティー単位でもアライアンス単位でも、また、複数のアライアンスなどが、同時に入ることができる特殊なバトルフィールドを占有することで、当該バトルフィールドにいるメンバー全員がパーティーやアライアンスの別なく戦闘を行うことができる特殊なルールが適用される(詳細は特殊戦闘の項を参照)。

自動戦闘[編集]

他のシリーズでは「ターン」や「ATB」で攻撃をプレイヤーが決定するのに対し、オートアタックシステムにより、一度攻撃コマンドを選択した後はどちらかが倒れるか、戦闘を解除するまでそれぞれの武器固有の間隔値によって自動的に物理攻撃が継続される。魔法、アビリティ、アイテムの使用はユーザーの任意のタイミングで行う。

モンスターについて[編集]

モンスターの挙動[編集]

モンスターの挙動は二つに分類することができる。

ノンアクティブ(パッシブ)
プレイヤーが攻撃を仕掛けるか、同族への攻撃によるリンクをしない限り襲ってこない。同族リンクを起こさないモンスターもある。
アクティブ(アグレッシブ)
モンスターのレベルがPCに対して一定以上であればプレイヤーを襲ってくる。一定以下であれば襲ってこないが、ヒーリング状態(座っている状態)では襲ってくる。
アクティブモンスターがPCを認識する能力にはいくつかの種類があり、範囲の広さはモンスターの種類(名称)個別に設定されている。
視覚感知
扇状型の感覚範囲への進入で認識。このタイプのみ視線の通らない物陰などは認識できない。
聴覚感知
放射型の感覚範囲への進入で認識。
魔法感知
放射型の感覚範囲での魔法の使用で認識。
生体(生命)感知
放射型の感覚範囲へのHPが一定以上減少した状態での進入で認識。減っている量に応じて感覚範囲が拡大する。
アビリティ感知
放射型の感覚範囲でのアビリティの使用で認識。
これらの複数の組み合わせによる感知能力を持つものもいる。昼夜にも影響され、感知を防ぐ魔法やアイテム、感知されにくくなるアビリティを持つジョブもあるが一部に「みやぶり」によって襲ってくるモンスターも存在する。
リンク
自分と同種のモンスターがプレイヤーと戦闘状態に入っていると、戦闘に加勢(add)することをリンクと呼ぶ。リンクの判断は視覚か聴覚で行われ、するものとしないものも含めモンスターの種類(名称)個別に設定されている。ただし、同名あるいは同系列のモンスターであっても、モンスターのレベルや棲家とするエリアによってリンクしないものもある。
追跡
嗅覚追尾をするモンスターはエリアをまたぐ、嗅覚追尾を消す魔法またはアイテムを使用する、発生した敵対心が0にならない限りどこまでも追跡してくる。臭覚での追跡は天候や水へ入ることによって追跡不能になる場合がある。追跡が解除されたモンスターはその場で消滅し、一定の時間を置いてもとの位置に復活するため、MPK(モンスタープレイヤーキル:攻撃的モンスターにより自分以外のPCに危害を加える行為)が不可能になっている。
その他
プレイヤーと同じようにパーティを組んでいるモンスターも存在する。パーティメンバーが戦闘状態に入った時点で感知能力に関わらず襲いかかってくる。隊列を組んで行動するなど見た目で判断できる。

モンスターの攻撃対象選択[編集]

モンスターは、基本的に敵対心(ヘイト)の高いプレイヤーを狙って攻撃を行ってくる(モンスターによっては、敵対心を無視して攻撃してくるものや、敵対心の低いプレイヤーを狙ってくるものもいる) この敵対心は、ダメージを与える、HPを回復する、特定のアビリティを使うなどで上昇し、時間の経過、ダメージを受ける、特定の呪歌やアビリティを使うなどで低下する(この中で時間の経過での低下については、アビリティなどによって自発的に上昇させたものほど低下しやすい) また、敵モンスターの使う特殊攻撃の中には、その攻撃でダメージを受けたプレイヤーの敵対心を0にするものがある。

モンスターの占有[編集]

フィールド上のモンスターは頭上に表示されるモンスター名は白色(黄色)で、プレイヤーまたはプレイヤーの所属するパーティーやアライアンス(複数のパーティの集合体のこと。最大3パーティ、18人のパーティーで編成される。)によって「占有」された状態で戦闘が行われる。この占有状態時には、占有権のあるパーティメンバーには赤色、それ以外のPCにはピンク(紫)色で表示される(アライアンスメンバーにもピンク(紫)色に見えているがこの場合は攻撃可能)。この状態のときには、モンスターはプレイヤーやパーティー、アライアンスに占有されており、それ以外の外部プレイヤーは攻撃できない(一部エリアでは占有権がフリーとなる場合もある)。 何らかの条件で占有が解除されると、モンスターの頭上に表示されるモンスター名が通常に戻る。占有されていないモンスターは再び攻撃された相手に占有権が移る。

救援要請[編集]

モンスターが強すぎる場合など、周囲のプレイヤーやパーティーなどに救援を要請することができる。戦闘時に選択可能なメニューの中や設定されたショートカットキーから「救援要請」を選択することで、占有中のモンスターの名前がオレンジ色に変わり、周囲のプレイヤーのステータス画面にもオレンジ色で救援要請されたモンスターの名前が表示される。オレンジ色で名前が表示されたモンスターは、占有フリーになっており、誰でも攻撃することができる。しかし、戦利品や経験値を得ることはできない。

ノートリアスモンスター[編集]

通常のモンスターのほかに、ノートリアスモンスター(Notorious Monster:悪名高きモンスター)が存在している。NMと呼ばれるこれらのモンスターは特定の条件で出現し、通常モンスターと違いニックネーム風の固有名を持つ。周囲のモンスターよりレベルが高く、強力な技を使ってくるものが多い。固有のアイテムを落とすことがある。高価なものから捨て値のもの、有用なものから無用なものまで幅広い。 なかでも戦闘の時間を追って強化されていく特に強いNMをHyper Notorious Monster(HNM)と呼び、場合によっては討伐に数十人がかりで長時間を要する。高価/有用なアイテムが入手できることがあるため、これらを討伐するための専門グループも登場している。

特殊戦闘[編集]

通常のフィールド、ダンジョンでの戦闘以外に、特殊な条件による戦闘が用意されている。

フィールド占有型[編集]

クエストやミッションの進行など一定の条件を満たすことでオファー可能となる、各種トリガーアイテムを使って突入する専用フィールドでの戦闘。BF以外は地球時間で数日空けなければ再挑戦できず、連戦によるフィールドの独占、報酬の飽和を防いでいる。そこでしか手に入らない武器や防具などの装備品や高価なアイテムの入手が主な目的となる。

BF(BC)(Battle Field。入口のBurning Circleを略してBCとも呼ばれる)最大18人 占有時間10~60分
入口は世界各地に存在し、バトルフィールド内のモンスターを殲滅することでPOPする宝箱から戦利品を得る。トリガーの種類、入口となるエリア毎に複数(全部で60種類以上)のバトルフィールドがあり、それぞれ入室可能な人数、レベル制限、占有時間、殲滅するモンスターの種類、戦利品が異なる。
一部のミッションやクエスト進行時の戦闘、神獣(召喚獣)契約戦もこの形態をとる。なお、ミッションにおけるバトルフィールド戦闘に限り、戦闘不能になっても経験値が減少しない。また、このミッションにおけるバトルフィールド戦闘には、同一のバトルフィールドにて連続して戦闘が行われる場合もあり、その際には全ての戦闘で占有時間が共有される。
当然ながら、ミッションにおけるバトルフィールド戦闘では、勝利しても戦利品などは得られない(プロマシアに関わるストーリー中で発生するバトルフィールド戦闘のみ、勝利時に経験値を得られる)
デュナミス(裏世界)最大64人 占有時間60~210分
拡張パッケージ「ジラートの幻影」および「プロマシアの呪縛」によって追加されたレベル65以上の高レベル向けコンテンツ。
モンスターとの戦闘は、デュナミスエリアへ突入したプレイヤー全員でパーティやアライアンスを無視して行える。
また、モンスターがドロップしたアイテムは、通常のエリアとは異なり、デュナミスエリアへ突入したプレイヤー全員が共通でロットインできる特殊な戦利品ウィンドウにプールされる(この戦利品ウィンドウに限り、通常のロットインでは出ない1や999のロットイン数値が出る)
入口はヴァナ・ディールの各地に存在し、入口のあるエリアとほぼ同一のマップで暗闇に覆われている世界を探索するため裏世界とも呼ばれる。特定モンスターを倒すことにより、最大で210分(エリアによって最大占有時間が異なる)まで占有時間の延長が可能。
なお、一部のデュナミスは、条件として指定されているデュナミスを全てクリアしていないと進入できない。
ENM(エンプティーノートリアスモンスタークエスト)最大18人 占有時間30分 
拡張パッケージ「プロマシアの呪縛」によって追加されたコンテンツ。基本はBFと同一だが、中でも経験値が主な戦利品となるもの。BF内のモンスターを殲滅することでPOPする宝箱に数値固定の経験値が設定され、入室した人数によって等分配される。
リンバス 最大18人 占有時間30~120分
拡張パッケージ「プロマシアの呪縛」によって追加された高レベル向けコンテンツ。アル・タユに3ヶ所入口が存在し、1つはテメナスの各エリアへ、残る2つはアポリオンの各エリアへ選択して行く事ができる。アポリオン、テメナス共に同様のシステムで、エリアによって殲滅や特定殲滅など進行に必要な条件が異なる。特定の条件で宝箱が出現し最大で120分(エリアによって最大占有時間が異なる)までの占有時間延長や戦利品を得ることが可能。
なお、一部のテメナスエリア、およびアポリオンエリアは、各エリアで入手できる各種チップを揃えていないと行く事ができない。また、それらのチップを必要とするエリアは、一度進入すると再び同じチップを揃えるまで進入できなくなる。
アサルト 最大6人 占有時間15~45分
拡張パッケージ「アトルガンの秘宝」によって追加されたレベル50以上の中~高レベル向けコンテンツ。3人以上6人以下のパーティで任意の作戦に応募(アトルガン白門にある公務代理店にて参加する作戦を選択)するタスクダンジョンで、プレイヤーの任意でレベル制限をかける事もできる。繰り返し作戦を成功させることによって階級があがり、それに応じて作戦の種類が増えていく。
なお、作戦の内容は様々で、敵と一切戦闘しないものもあれば、200体近い敵の群れを薙ぎ倒していくようなものもある。
各作戦の成功時には宝箱からの戦利品(この時に得られる???~と表示されている不確定アイテムは、鑑定屋に鑑定してもらう事で、その正体が判明する)の他に、数値固定で設定されているアサルト戦績を入室した人数で分配して得る事ができる。アサルト戦績は蓄積してアイテムと交換することができる。
アトルガンミッションには、この形態をとっているミッションも一部存在する。なお、ミッションにおけるアサルトエリア戦闘に限り、戦闘不能になっても経験値が減少しない。また、このミッションにおけるアサルトエリア戦闘には、同一のアサルトエリアにて連続して戦闘が行われる場合もあり、その際には全ての戦闘で占有時間が共有される。
当然ながら、ミッションにおけるアサルトエリア戦闘では、クリアしても戦利品やアサルト戦績などは得られない。
ナイズル島(アサルト) 最大6人 占有時間30分
拡張パッケージ「アトルガンの秘宝」によって追加されたFFXI初の自動生成ダンジョンで、入口はアルザダール海底遺跡群にある。アサルトの1つとなっているが、他のアサルトとは異なる扱いとなっており、報酬としてアサルト戦績の代わりにトークンを得る。6人パーティで100層に及ぶフロアをフロアごとに課せられるタスクをこなしつつ、5層ごとに記録して進む。記録者はトークンの消費によって記録された任意の層から再探索をすることができる。20層おきに専用装備を低確率でドロップする強力なモンスターが配置されている。
なお、100層をクリアするとフロアの記録は消去される(1層から記録しなおしになる)代わりに、100層のモンスターは必ず専用装備をドロップする。
サルベージ 最大18人 占有時間100分
拡張パッケージ「アトルガンの秘宝」によって追加されたレベル65以上の高レベル向けコンテンツ。入口はアルザダール海底遺跡群内に4ヶ所存在し、それぞれが異なる遺構(サルベージエリア)へ繋がっている。突入すると全ての装備、アビリティ、魔法が封印され、全てのステータスが低下する。モンスターのドロップアイテムを使って封印の解除、およびステータス低下の回復をしながら進め、最奥のボスを倒すことによりクリアとなる。特定のモンスターのドロップで戦利品を得る。
エインヘリヤル 最大36人 占有時間30分
「アトルガンの秘宝」によって追加されたレベル60以上の高レベル向けコンテンツ。
モンスターとの戦闘は、エインヘリヤルエリアへ突入したプレイヤー全員でパーティやアライアンスを無視して行える。
また、モンスターがドロップしたアイテムは、通常のエリアとは異なり、エインヘリヤルエリアへ突入したプレイヤー全員が共通でロットインできる特殊な戦利品ウィンドウにプールされる(この戦利品ウィンドウに限り、通常のロットインでは出ない1や999のロットイン数値が出る)
入口はアラパゴ諸島のハザルム試験場にあり、内部はそれぞれ3つの大広間をもつ第I~第IIIウイングの3区域と、最深部であるヴァルグリンドに分かれており、大量の雑魚モンスターと強力なモンスター1体が配置されている。殲滅することにより宝箱がPOPし、戦利品と数値固定のアンプルが入手でき、アンプルは蓄積してアイテムと交換することができる。
なお、各大広間に配置されるモンスターは、最深部のヴァルグリンドを除き、進入するたびにランダムに選ばれる。
また、最深部であるヴァルグリンドへは、第I~第IIIウイングの全9つの大広間をクリアした状態でないと進入できず、一度進入すると再び第I~第IIIウイングの全9つの大広間をクリアするまで進入できなくなる。

強制参加型[編集]

ビシージ 最大700人 最大時間1時間
拡張パッケージ「アトルガンの秘宝」によって追加されたコンテンツ。
各蛮族拠点が一定の戦力を蓄積すると、アトルガン皇国の皇都アルザビに安置される「魔笛」奪取のため、死者の軍団、マムージャ蕃国軍、トロール傭兵団の3つの蛮族軍が侵攻してくる。
侵攻してきた蛮族軍が皇都アルザビ手前のバルラーン最終防衛ラインを突破すると、「アルザビ」エリアにいる最大700人(ただし、数名の超過なら許容される場合もある)のプレイヤーが、強制的に皇都防衛軍として徴収され、蛮族軍襲撃のムービーデモの後、各所に自動で配備されて市街戦(防衛戦)が開始される。
蛮族軍との戦闘は、防衛戦(ビシージ)に参戦したプレイヤー全員でパーティやアライアンスを無視して行える。
なお、ビシージ中は、戦闘不能になっても経験値が減少しない。
一定数の敵を撃破するか、開戦から1時間(ヴァナ・ディール時間だと約24時間)が経過すると蛮族軍は撤退し、防衛成功となる。
五蛇将と呼ばれる5人の将軍(NPC)が全員倒されると、魔笛の安置された封魔堂の5つの封印が全て解除され、蛮族軍が魔笛に向かって進撃し始める。この状態で魔笛に蛮族軍が1体でも到達すると防衛失敗となり、魔笛を奪取される。
成功時は貢献度に応じて皇国戦績と経験値またはリミットポイントが与えられ、防衛回数に応じて、サンクション効果中の取得経験値ボーナスが増加するなどの特典が受けられる。
撤退した蛮族軍は一定の時間を置くと再び戦力が蓄積されはじめ、前回より規模が大きくなって再び侵攻してくる。また、蛮族軍が撤退する際に、NPCが蛮族軍の捕虜にされる場合がある。この場合、各NPCごとのサービス(各種ショップや競売など)が、プレイヤーによって救出されるまで使用できなくなる(五蛇将が捕虜となっている場合は、防衛戦(ビシージ)にて、封魔堂の封印が五蛇将の捕虜1人につき1つ減少する)
魔笛を奪取されると、特定の移動手段の利用や防衛ボーナスをはじめとしていくつかのサービスの利用ができなくなる。
奪取された魔笛は、その蛮族軍の本拠地にある魔笛を安置している場所へ乗り込み、防衛部隊を殲滅する事で奪還できる。この敵防衛部隊との戦闘はバトルフィールド形式になっているが、敵のHPを減らした状態で敗北した場合、次にバトルフィールドへ突入した時にはHPが減った状態から開始される。これは全てのプレイヤーで共有されている為、複数のパーティが順番に突入する事によって、徐々に敵防衛部隊全体のHPを削っていく事ができる。なお、このバトルフィールドでは、戦闘不能になっても経験値が減少しない。

移動[編集]

移動手段については、徒歩、チョコボ、飛空艇、機船、魔法による方法などがある。詳細はヴァナ・ディールを参照。

モグハウス[編集]

PCには専用の住居モグハウスが与えられる。モグハウスでもさまざまな活動やジョブチェンジが可能。詳細についてはヴァナ・ディールを参照。

経済システム[編集]

通貨と経済活動[編集]

ギル(Gil)を基本としている。

売買
プレイヤー間でのアイテムの売買は、トレード、バザー、競売(オークション)の3種類に分類される。
競売会場は各国首都にあり、システムは同一であるが他国競売との連動は行なわれていない。辺境属国の競売は首都と連動している。
出品
出品者は競売全体で最大7つまで出品することができる。最低落札価格を上回る金額を提示した購入者との売買が自動で成立する。落札された金額は即時に出品者に送金され、ハウス内モーグリを介してポストより落札金額を受け取ることができる。
入札
入札者はカテゴリごとの分類から選択する。リストには出品されたアイテムと現在の出品数が表示されている。入札者側は、出品者側の最低落札価格を知ることができず、履歴より落札価格を予想して入札金額を提示する。提示した金額が最低落札価格を上回った場合、もっとも安い値段で出品していた出品者との売買が成立する。

生産活動[編集]

合成
特定の素材とクリスタルを合成しアイテムを作り出す。合成スキルは繰り返すことにより上昇する。スキルが高いほどハイクオリティー(HQ)と呼ばれる高性能アイテムの合成率が上昇する。
主な生産物は以下のとおり。
木工
弓矢、ボウガン、家具、釣竿
鍛冶
金属製の武器、防具
彫金
貴金属を用いるアクセサリー、宝石
織工
布製の防具、衣服、マント
革細工
革製の防具、マント
骨細工
骨製アクセサリー、武具、防具
錬金術
回復アイテム、強化アイテムなどの薬品、武器への特殊効果塗付
調理
飲食物、釣り餌、ペットの餌
チョコボ堀り
騎乗中のチョコボに、ギザールの野菜を使用することで埋蔵物を発掘させる。明示的な数値としては表示されないものの、スキルレベルが上昇することで、再発掘時間の短縮や、入手できるアイテムが増える。
栽培
自国のモグハウス内に植木鉢を設置し、種をまくことで栽培する。種の種類、肥料により収穫物が異なる。
採掘・伐採・採集
フィールドに出現する特定のポイントに各種アイテムを使用することで、エリアごとに固有のアイテムがランダムに得られる。また、各ポイントは一定数アイテムを入手すると同一エリア内の別の場所に移動してしまう。
採掘
「Mining Point」につるはしを使用することで、鉱石・骨系の素材アイテム等を採掘可能。
伐採
「Logging Point」にまさかりを使用することで、木材を伐採可能。
採集
「Hervesting Point」に草刈鎌を使用することで、布系の素材を採集可能。
釣り
水に面した特定の場所で釣竿と餌を使用し水産物、や廃棄物(?)などを釣り上げることができる。

戦績(コンクェスト)[編集]

シグネット
PCがいずれかに所属する3つの国は現実時間の週に1度、コンクェスト集計を通じて領土(リージョン)を奪い合う。
この集計に必要なポイントは、特殊な魔法シグネットを町の特定のNPCから受けた状態で経験値を獲得することにより自国に加算される。
集計時点で最もポイントが高い国が次の集計まで領土を支配し、特産物が自国で販売される他、アウトポストへの転送サービスが受けられる。
また、PC自身にもポイントが加算され、ポイントと引き換えに専用アイテムと交換することができる他、PCに対して規定のレベル以上のモンスターからクリスタルを得ることができる。
シグネットの有効時間は、ミッションランクに準じる。
2007年3月のバージョンアップにより、効果時間中PCに有利な効果を得られるようになった。
サンクション
コンクェストの異なるアトルガンエリア(エラジア大陸)では独自の戦績が適用され、得られる効果も異なる。
効果時間は傭兵ランク(二等傭兵~大尉)に準じる。
なお、傭兵ランク最高の大尉になると移送の幻灯の使用料や、アルザダール文明遺跡群へ進入する際に取られる拝観料が無料になるなどのボーナスを得られる。
特殊戦闘の1つであるビシージによるアルザビの防衛成功回数に応じて、経験値の習得量増加、リジェネ効果の発動条件緩和、リフレシュ効果の発動条件緩和、食事効果時間延長の延長時間増加などのサンクションを受けている際に得られるボーナス効果が強化される。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

公式サイト関連[編集]

ファイナルファンタジーシリーズ
メインタイトル

FF - FFII - FFIIIDS版) - FFIV - FFV - FFVI登場人物) - FFVII登場人物) - FFVIII - FFIX - FFX/X-2 - FFXIシステム - 世界) - FFXII - FFXIII/vsXIII

COMPILATION of FF VII

FFVII AC - BC FFVII - DC FFVII/DCLE FFVII - LO FFVII - CC FFVII

FABULA NOVA CRYSTALLIS

FFXIII - FFvsXIII - FFagXIII - FFhaXIII

イヴァリースアライアンス

FFT/獅子戦争(登場人物 - ジョブ) - FFTA - FFTA2 - FFXII - FFXIIRW

クリスタルクロニクル

クリスタルクロニクル - リング・オブ・フェイト(RoF) - クリスタルベアラー(TCB)

外伝・外伝的タイトル

FF外伝聖剣伝説 - FFUSAミスティッククエスト - テトラマスター - ディシディアFF

チョコボシリーズ

不思議なダンジョン - 不思ダン2 - 時忘れの迷宮 - レーシング - スタリオン - コレクション・ダイスランド) - はたらく - どこでも - モバイル - 魔法の絵本

映像作品

OVA - 映画 - FF:U - FFVII AC - LO FFVII

キングダムハーツシリーズ

KHI - KHCOM - KHII - KH358/2 - KH BbS - KHc

コラボレーション

いただきストリートSpecial - いただきストリートポータブル

関連項目

魔法形態 - アビリティ - ジョブ - 召喚獣 - 飛空艇 - キャラクター

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