チェキ語
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チェキ語(ちぇきご)とは、若者言葉のうち特に10代後半から20代前半にかけて用いられる隠語の一種で、コギャルなど流行に敏感な若者や、暴走族やチーマーなどの間で使われることが多い。
概要[編集]
- 「チェキ」とは、英語の「Check it」から。ラッパーが曲中などで発する言葉でもあるが、「チェックしておかないと恥をかく」という意味も当てられていると思われる。「チェケラ(Check it out)」や「チェケラッチョ(Check it out y'all)」も同種である。
- タバコの俗称(固有の商品名を含む)や関東地区の視聴率の俗称が多い。
- 「キモキモ」のように、派生元の言葉の原形を留めていない、ある意味では暗号に近い言葉が少なくない。
- 使用者層は比較的限られ、成長するに連れて使わなくなる。したがって日本語の乱れというよりは、一種の「暗号化」ないし「符号化」した言葉として受け取られることが多い。大人には理解困難な語彙も多い。
主な言葉[編集]
挨拶[編集]
- あけおめ
明けましておめでとう(ございます)。
- 一時期、ナインティナインがオールナイトニッポンの新年第1回目の怒鳴りと呼ばれる最初の一言で「あけおめことよろ」をふざけ半分で使用。しかし「30代後半にもなってこんなこと言うている場合やないやろ」とすぐさま中止。
- 2000年のCDTV年越しライブで、Every Little Thingの持田香織が、「みんなあけおめー」と言った。
- なお、「あけおめ」「ことよろ」はパソコン通信におけるチャットでも使用されていた。
- あーたっす/あざーっす
ありがとうございます。
- おっはー
おはよう。
- おっつー
お疲れ(様)。
- サーセン
すみません。
- した!
ありがとうございました。
- ことよろ
今年もよろしくお願いします。
- ひっさー
久し振り。
- メリクリ
メリークリスマス。
隠語[編集]
- キモキモ
気持ち悪い→キモいから変化したもの。
- 素で?(す-で)
「素」とは、「素に戻る」の意に由来。すなわち、「本当に?」のことであり、「マジで?」と同義語であるが、さらにぞんざいな表現である。
ファッション[編集]
- シャカシャカ、シャカパン
ナイロン素材のウインドブレーカーパンツ。歩くときなどに擦れ合って出る音からか。
- ジャー
ジャージ(特にトレーニングパンツ)の略。派生語に「中ジャー」があり中学校の体育で使用していたジャージを指す。同じく「高ジャー」とは高校時のジャージである。
関東地区のテレビ視聴率[編集]
- ハブられる
視聴率低迷などで打ち切られること。語源は「ハブる」の動詞化から。
- hash、ハッシ、ハッシュ
視聴率8.4%。
- ヤゴ、矢後、やご
視聴率8.5%。
視聴率5.3%。
視聴率5.6%。
- hello、ハロー、へロー
視聴率8.6%。
- 花、華
視聴率8.7%。
視聴率14.8%。
タバコに関するもの[編集]
- シケモク
タバコの吸い殻。「湿気た」とタバコの隠語である「モク(モクモクと煙が上がることから)」を組み合わせた造語。金の無い者は喫煙所の灰皿から吸い殻を拾って吸うことがある。昭和20年ごろから使われているが、所得格差が是正されてからは若者の間でのみ使われていると見られる。
- セッター、セッタ、ブンタ
- マイセン、マブン
- マイセラ
マイルドセブン・ライト
- マイセスラ
マイルドセブン・スーパーライト
- 赤マル、アカマル
- 金マル、マル金、マルキン
- マルメン
- マルメラ