ウラディーミル・ユロフスキ
ウラディーミル・ユロフスキ Vladimir Jurowski, 1972年4月4日 - )はロシア出身の指揮者。
概要[編集]
1972年にモスクワで生まれた。モスクワ音楽院で学んだのち、ドレスデン、ベルリンで指揮と声楽コーチを学ぶ。1995年にロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場にデビューする。ヴェルディの『ナブッコ』を指揮して大成功。2000年から2003年までボローニャ歌劇場の首席客演指揮者、2001年から2013年までグラインドボーン音楽祭で音楽監督、2005年から2009年までロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者を務める。2007年よりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者となり、2017/18シーズンからベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任する・またエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団の首席アーティスト、ロシア国立交響楽団の芸術監督、ジョルジェ・エネスク音楽祭の芸術監督となる。2021年/2022年シーズンからキリル・ペトレンコの後任としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。ベルリン放送交響楽団は、2017年から同楽団の首席指揮者を務めるウラディーミル・ユロフスキとの契約を、2026年/2027年シーズンまで延長すると発表した。
客演[編集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団
評価[編集]
音楽評論家の岩下眞好は「これほどのオーラを感じた指揮者は、1970年代のミュンヘンで若きクライバーを初めて目にしたとき以来絶えてなかった。」と語る。
来日[編集]
- 2017年10月6日
- 【福岡】福岡シンフォニーホール
- [指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
- [ピアノ]辻井伸行
- [管弦楽]ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
- チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番[ピアノ:辻井伸行]
- チャイコフスキー 交響曲第6番《悲愴》
- 2017年10月7日 (土)
- [指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
- [ピアノ]辻井伸行
- [管弦楽]ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- フェスティバルホール
- ワーグナー:≪ニュルンベルクのマイスタージンガー≫第1幕への前奏曲
- チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
- チャイコフスキー:交響曲 第5番
- 10*2017年月12日