アルノルト・カッツ

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アルノルト・ミハイロヴィチ・カッツ（ロシア語：Арнольд Михайлович Кац；ラテン文字転写例: Arnold Mikhailovich Katz, 1924年9月18日 - 2007年1月22日）は、ソ連出身の指揮者。

バクー出身。６歳の頃から音楽を学び始める。12歳の時に家族でモスクワに移住し、モスクワ音楽院附属の中央音楽学校でアブラム・ヤンポリスキーにヴァイオリンを学ぶ。1941年にモスクワ音楽院の軍楽部に進み、1945年に卒業するまでに、工兵隊で少尉を務めた。1947年からレニングラード音楽院に行き、ヴァイオリンを学びつつ、イリヤ・ムーシンに指揮法を師事。1951年にレニングラード音楽院を卒業後は、短期間、同音楽院で教鞭を執った。1952年にはオルジョニキーゼで指揮者としてデビューし、1956年までトムスクにて指揮活動を行った。1956年にはノヴォシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団を設立し、亡くなるまで芸術監督を務めた。1957年から2004年までノヴォシビルスク州立音楽院でも教鞭を執った。1970年にはロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の名誉芸術家、1980年には同共和国の人民芸術家の称号を得る。1988年にはソビエト連邦政府から人民芸術家の称号を贈られている。1998年にはノヴォシビルスク市から名誉市民に選ばれた。

客演先の北京にて死去。