風刺画
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風刺画とは、おかしみのある絵、または戯れに書かれた絵のこと。落書き、漫画、カリカチュアなどと重なる面が多く、これらと明確には区別し難い。「戯画」の名を冠した作品としては鳥羽僧正(伝)による『鳥獣人物戯画』が著名である。
そのほか戯画とされうる絵のジャンルとして鳥羽絵、大津絵、俳画といったものがある。
参考文献
- 「戯画」 秋山光和編 『新潮世界美術辞典』 新潮社、1985年、357頁
文献
- 秋山光和監修『鳥獣人物戯画』丸善、2004年5月、ISBN 4621049763
- 鹿島茂『人獣戯画の美術史』ポーラ文化研究所、2001年7月、ISBN 4938547600
- 鹿島茂『60戯画 世紀末パリ人物図鑑』中央公論新社、2005年10月、ISBN 4122045983
- 鳥羽僧正覚猷(伝)『鳥獣戯画』岩崎美術社、1989年3月、ISBN 4753412970
- 林田遼右『カリカチュアの世紀』白水社、1998年1月、ISBN 4560038716
- 福田和彦編著『浮世絵戯画』河出書房新社、1992年2月、ISBN 4309261639
- トーマス・ライト『カリカチュアの歴史 文学と美術に現れたユーモアとグロテスク』新評論、1999年3月、ISBN 4794804385
- 原著: Thomas Wright, A history of caricature and grotesque in literature and art