洋菓子
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洋菓子(ようがし)とは、西洋に起源をもつ菓子の総称。和菓子に対置させることで生まれた概念。
大別すると、
の3種に分類できるが、プリンやババロアなどの洋生菓子(ようなまがし)もこれに含めることがある。
洋菓子専門店(いわゆるケーキ屋)の他、パン屋で菓子パンと共に売られていることも少なくない。また、アイスクリーム、シュークリーム、チョコレートなどの安価で人気のある洋菓子はスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも売られている。洋菓子のレシピ集なども出版されており、材料と道具が揃えば気軽に作れ、趣味としている人も多い。また、贈答品としてもよく用いられる。
概要
洋菓子が最初に日本に伝わったのは16世紀といわれており、当時は南蛮菓子(なんばんがし)と呼ばれていた。
明治時代以降、ヨーロッパ文明が日本に導入されたときに紹介され、日本の伝統的な和菓子に対して、小麦粉などを主材料とした菓子を洋菓子と呼んで区別した。長崎のカステラなどがそうである。日本に本格的に移入されたのは文明開化以降で、その時期の東京や横浜や大阪、神戸では、日本人の手によって洋菓子が作られた。
一般的な洋菓子
関連項目
参考文献
- 書籍:田島慎一 『世界中のお菓子あります』 新潮新書 新潮社 ISBN 4106101661
- 伊藤汎 監修 『砂糖の文化誌 ―日本人と砂糖』 八坂書房 2008 ISBN 4896949223
外部リンク
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