国府多賀城駅
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国府多賀城駅(こくふたがじょうえき)は、宮城県多賀城市浮島一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
多賀城市の請願により設置された(請願駅)[1]。また、駅の建設費の一部は住民の寄附金によるものである[2]。
歴史
古代に陸奥国府と鎮守府が置かれていた多賀城の史跡が駅周辺に存在することから、一般公募によって国府多賀城駅と決められた。なお、事業中の仮称は多賀城政庁駅であった。
- 1999年(平成11年)2月 - 駅の設計を開始する。
- 2001年(平成13年)9月29日 - 開業する[3]。
- 2003年(平成15年)2月27日 - 自動改札機を導入する。
- 2003年(平成15年)10月26日 - IC乗車カード「Suica」サービスの供用を開始する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を有している。なお、2番線は廃止となった塩釜線の線路跡である。
多賀城駅管理の業務委託駅(東北総合サービス)となっており終日駅員が配置されているほか、みどりの窓口(営業時間は6時30分から21時、休憩時間あり[4])・自動券売機・自動改札機が設置されている。
駅の南北を結ぶ自由通路は「悠久ロマン回廊」と呼称[5]されており、多賀城市が管理している[6]。駅舎と北口(浮島口)駅前のバス停は浮島7号公園を、南口(高崎口)のパークアンドライド用駐車場は多賀城中央公園グラウンドの敷地を転用して作られたが、後者は東日本大震災による被災者の仮設住宅用地となり駐車場ではなくなった[7]。このほか、無料駐輪場が複数設置されている[8]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 下り | 塩釜・松島・小牛田方面 |
2 | ■東北本線 | 上り | 仙台・白石・福島方面 |
利用状況
駅開業以来の乗車人員推移を以下に示す[3]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2001 | 394 |
2002 | 547 |
2003 | 683 |
2004 | 832 |
2005 | 906 |
2006 | 976 |
2007 | 1,015 |
2008 | 1,099 |
2009 | 1,091 |
2010 | 1,052 |
2011 | 1,053 |
2012 | 1,104 |
2013 | 1,114 |
駅周辺
多賀城市街地(多賀城市役所付近)は、仙石線多賀城駅が最寄り駅である。
- 多賀城跡(政庁跡および廃寺跡、国の特別史跡)
- 浮島神社
- 多賀神社
- 東北歴史博物館
- 東北学院大学工学部多賀城キャンパス
- 多賀城市立高崎中学校
- 多賀城市立城南小学校
- 県道35号泉塩釜線
- ヤマザワ多賀城店
- 高崎簡易郵便局
路線バス
- 北口:「ユーアイバス」多賀城東部線(多賀城駅経由汐見台中央行)
隣の駅
脚注
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- ↑ 『近代建築』2003年3月号 「特集:交建設計・進化する駅舎施設/東北本線 国府多賀城駅」
- ↑ 平成14年度普通会計決算 前年度と比較してどうなんだろう?(多賀城市の財政状況) - 多賀城市(2003年12月5日更新、2012年6月7日閲覧)
- ↑ 3.0 3.1 第10章 運輸・通信PDF (平成22年度版多賀城市統計書) - 多賀城市(2012年6月7日閲覧)
- ↑ 外部リンク(東日本旅客鉄道)による。(2012年6月7日閲覧)
- ↑ 東北線・国府多賀城駅 - さいきの駅舎訪問(西崎さいき、2012年6月7日閲覧)
- ↑ 建設部の業務案内 - (2012年4月1日更新、同年6月7日閲覧)
- ↑ パークアンドライド駐車場の利用中止について - 多賀城市(2012年4月16日更新、同年6月7日閲覧)
- ↑ 自転車駐輪場 - 多賀城市(2012年4月16日更新、同年6月7日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 国府多賀城駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道