レコチョク
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株式会社レコチョク(RecoChoku Co, Ltd.)は、日本のIT関連企業。また、「レコチョク」は、同社が運営する有料音楽配信サイト。
社名は運営サイトの旧名の「レコード会社直営」(レコード会社直営→レコ直)に由来し、その名の通り国内主要レコード会社の共同出資による企業である。
提供サービス
- レコチョク
- シングル、アルバム、ビデオクリップ、着うたの音楽ダウンロードサービス。月額登録不要の着うた・着うたフルサイトとして最大手であり、初めて着うたサービスを開始したサイトでもある。着うたフル等の携帯電話向け音楽配信のほかCD・DVDの販売や、電子書籍等のデジタルコンテンツの配信も行っている。
- レコチョク Best
- J-POP を中心とした定額制音楽配信サービス。月額980円(税込)。楽曲数は150万曲以上。
沿革
- 2001年7月3日、「レーベルモバイル株式会社」(LABEL MOBILE INC.)として設立。当初の出資企業はエイベックス ネットワーク(現在は合併してエイベックス・マーケティング)・ソニー・ミュージックエンタテインメント・ビクターエンタテインメントの3社。
- 2002年12月、「レコード会社直営」の名称でau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)向けに着うたの配信を開始。
- 2004年11月、「レコード会社直営フル」の名称でau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)向けに着うたフルの配信を開始。
- 2008年10月31日、着うた、着うたフルの累計有料ダウンロード数が10億ダウンロードを突破。有料ダウンロード数が10億を超えるのは世界初の記録となった[1][2]。
- 2008年12月25日、「レコード会社直営フルプラス」の名称でau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)向け専用に着うたフルプラスの配信を開始。
- 2009年1月15日、CD・DVD通販サイト「レコチョク shopping」を開設。
- 2009年2月1日、社名を「株式会社レコチョク」に変更[3]。
- 2010年4月1日、スマートフォン「Android」向けに音楽配信サービス「レコチョクアプリ」がスタート。
- 2011年11月18日、ドコモのandroid搭載スマートフォン向けに「dマーケットMUSICストア powered by レコチョク」を提供開始。
- 2012年4月25日、KDDIと沖縄セルラーのandroid搭載スマートフォン向けに「LISMO Store powered by レコチョク」を提供開始。
- 2012年11月12日、全曲DRMフリー、320Kbpsによる配信をAndroidやiPhone(iOS)だけでなく、PCでも提供開始[4]。
- 2012年12月3日、ニンテンドー3DS/3DS LL向けに音楽配信サービス「レコチョクアプリ ニンテンドー3DS」を提供開始。
- 2013年3月4日、J-POP を中心とした定額制聞き放題サービス「レコチョクBest」の提供開始。
- 2013年7月、「レコチョクプリペイドカード」提供開始。
- 2015年2月、タワーレコード、NTTドコモと提携展開し、新人アーティスト発掘を狙うプロジェクト、「Eggs プロジェクト」を展開[5]。
現在の参加会社
レコチョク携帯サイト内「参加会社」ページより引用。
- アップフロントワークス
- EMIミュージック・ジャパン(現・ユニバーサルミュージック「EMI Records Japan」レーベル)
- ウェブクウ
- エイベックス・マーケティング
- キングレコード
- ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- ジャニーズ・エンタテイメント
- ジェイ・ストーム
- ソニー・ミュージックエンタテインメント
- TNX
- テイチクエンタテインメント
- トイズファクトリー
- 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- ドリーミュージック
- 日本クラウン
- 日本コロムビア
- BounDEE by SSNW
- バップ
- ビーイング
- ビクターエンタテインメント
- ブルース・インターアクションズ
- フォーライフミュージックエンタテイメント
- ポニーキャニオン
- ポリスター
- ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- ユニバーサルミュージック
- よしもとアール・アンド・シー
- ロードランナー・ジャパン
- ワーナーミュージック・ジャパン
- A-Sketch 他
レコチョク年間ランキング
フル配信(着うたフル、スマートフォン)自社サイトにおける、年間ダウンロード件数上位楽曲を発表している。集計期間は毎年、前年の12月1日から~当年11月30日まで。
- 2009年度 GReeeeN「遥か」[6] ※この年は、レコチョクアワード最優秀賞として、非フル配信の着うた表彰も行っており、JUJU with JAY'ED「明日がくるなら」が併せて表彰された[7]。
- 2010年度 西野カナ「会いたくて 会いたくて」[8]
- 2011年度 ソナーポケット「好きだよ。~100回の後悔」[9]
- 2012年度 安室奈美恵「Love Story」[10]
- 2013年度 ゴールデンボンバー「女々しくて」[11]
レコチョク新人杯
2008年から不定期で、新人歌手を対象とした音楽賞を開催している。毎回20組程度が参加し、期間中にエントリー曲の着うたが一番ダウンロードされた歌手がグランプリ(優勝)となる。第2回までは「レコ直♪新人杯」という名称であった。歴代のグランプリ受賞者は以下の通り(かぎカッコ内はエントリー曲)。
- 第1回(2008年2月 - 3月) - 清水翔太 「HOME」
- 第2回(2008年11月) - 辻詩音 「Candy kicks」
- 第3回(2009年5月) - 菅原紗由理 「キミに贈る歌」
- 第4回(2009年11月) - COMA-CHI 「TIME 2 PARTY feat. AK-69」
レコチョクオーディション
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
1社提供番組
関連項目
脚注
- ↑ (2008-11-12) レーベルモバイル株式会社 運営サイトにて世界初「着うた(R)」「着うたフル(R)」累計10億ダウンロード突破! 日本語 News2u 2008-11-12 [ arch. ] 2011-02-12
- ↑ (2008-11-12) pdfファイル“株式会社レコチョク「着うた®」「着うたフル®」ダウンロード累計数推移” 2008-11-12 [ arch. ] 2008-11-12 グラフより、2006年10月からの2年間で、着うたフルが2億4千万件・着うたが2億6千万件程度の売上があったことが読み取れる。年間ベースに直すと1億2~3千万件となり、業界内シェアは着うたフルで8割以上、着うたで6割以上に達していたと推計される。
- ↑ (2009年1月5日) レーベルモバイル株式会社が株式会社レコチョクに社名を変更 2009年1月5日 [ arch. ] 2009-05-19
- ↑ (2012年11月12日) 「レコチョク」PC配信スタート 全曲DRMフリー、320Kbps配信も(ITmedia) 2012年11月12日 [ arch. ] 2013-03-07
- ↑ () タワレコら3社、新人アーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」開始 Musicman-net [ arch. ] 2015-02-15
- ↑ http://recochoku.jp/recochoku_ranking/award09year.html
- ↑ http://recochoku.jp/corporate/pdf/n_20091209.pdf
- ↑ http://recochoku.jp/recochoku_ranking/backnumber/2010_year/yearly_index.html
- ↑ http://recochoku.jp/press/111207/index.pdf
- ↑ http://recochoku.jp/corporate/pdf/n_20121207.pdf
- ↑ http://www.musicman-net.com/business/31512.html