プロ野球

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日本プロ野球 も参照 プロ野球(プロやきゅう)とは、野球プロフェッショナルスポーツ形態を指す言葉である。略さずに「プロフェッショナル野球」とも言う。対義語は「アマチュア野球(アマ野球)」である。英語では「Professional Baseball(プロフェッショナル・ベースボール)」と表記される。

日本においては、特に日本プロ野球(日本野球機構〔略称:NPB〕によって統括されているリーグ)と米国メジャーリーグベースボール(MLB,大リーグ)を指す。また、1950年代あたりまで[1]は、「職業野球(しょくぎょうやきゅう)」と呼ばれていた(日本最初のプロ野球機構も1938年までは「日本職業野球連盟」だった)。

概要

他のプロスポーツ同様、試合を行うことで観客から入場料を徴収し、それを球団の利益ならびに選手の報酬としている。球団・選手とも野球を専業職とし、試合やそれに関連する収益で所得の全てを賄う。この点がアマチュア野球とは大きく異なる。プロ野球の球団は「プロ野球球団」「プロ野球チーム」と呼ばれ、選手は「プロ野球選手」と呼ばれる。

現代では入場料だけでなく、テレビやラジオでの試合中継による放映権料や、選手のグッズの売り上げ、球場で販売する飲食物の売り上げなど、野球に関連する様々な収入源が形成されている。これらの収益は球団が主体となって得た上で、その球団に所属する選手や職員へ報酬(給与)として分配される。プロ野球を管轄する組織が一括して収益を管理し、参加している球団に分配する国もある。

試合は1球団だけでは行えないため、少なくとも2つのプロ野球球団が必要となる。またリーグあたりの球団数は偶数であることが望ましい。現代ではどの国のプロ野球も複数の球団でリーグを組み、リーグ戦を1チームあたり数十~百数十試合規模で実施している。複数リーグが存在する国では、リーグチャンピオン同士の対決も行われている。(日本ならば日本シリーズ、アメリカ・MLBの場合はワールドシリーズ)

脚注

  1. 「プロ野球大事典」〔玉木正之著。1990年3月25日新潮社より新潮文庫レーベルで発行。書籍コード:ISBN 4101070121〕P277の『しょくぎょうやきゅう』より参照。

関連項目

simple:Professional baseball

zh:职业棒球