ハ王子市
ハ王子市(はおうじし)とは、多摩県にある市の一つである。ちなみに県庁所在地でもある。
概要
ハ王子のハはハッピーターンの「ハ」、王子はハッピーターンの袋に描いてある王子様のことで、カタカナの「ハ」を使って「ハ王子(はおうじ)」と呼ぶのが旧来は正式であったと考えられている。要は新聞でマッカーサー元帥を「マ元帥」、ドレッドノート級を「ド級」、南アフリカを「南ア」と略すみたいな感じ。
ハ王子市は多摩県にある市の一つであり、甲府市・東京23区へのベットタウンとなっている。東京23区に関しては後述の理由により通勤通学者が大幅に減ったため、今は横浜市を中心とした神奈川県のベットタウンとなっている。
ハ王子駅周辺
ハ王子市は多摩県なのにもかかわらず、ハ王子駅周辺は非常に開発が進んでいる。
北口には「東急スクエア」や「京王ハ王子ショッピングセンター」などがある。また、この京王ハ王子ショッピングセンターでは禁則事項ですがおこってしまったことは皆、忘れたふりをしている。
また、南口はかつて、NEWDAYSやケーキ屋、八百屋などしかない、一見ここは群馬県かと思うくらい殺風景だったが、サザンスカイタワーハ王子と題した巨大な商業施設ができ、いろいろな店舗が入っている。
歴史
遥か昔、ハ王子は織物の都として栄えた。最盛期には工場から垂れ流される廃液で浅川の水がカラフルに染まるほどだったという。しかし工業都市としてのハ王子は後に学術都市化をするにあたって黒歴史に封印され、駅前の織物タワーも取り壊された。みんな忘れたいんだと思う。
学術都市
ハ王子市は図書館・大学の数が多く、学術都市の名をほしいままにしている。教育機関の多さから学園都市と誤解されることが多いが、怪しげな超能力開発は一切行っていないし、別に土地を奪われたりもしていない。
学術都市らしく市民の学力は高く、それがそのまま西洋社会の「市民」へと発展した。そのため政治への関心は高く、県のコントロールから離れ、独立した一種の特別市と化している。一応多摩県に所属している理由も東京都の強すぎる圧力をはねのけるためである。そういう理由もあり、様々な文化人・有名人がこの街で生まれ、ここに住みたいとする文化人も非常に多い。この有名人たちの日本における影響力がハ王子市を独立した学術都市へと押し上げているのである。
ただ、市民の運動能力は全国平均より低く、それはハ王子の童謡「夕焼小焼」で言われるように、おててつないで皆で帰る競争心のなさ、カラスと一緒に帰るのどかさが悪い方面で出ているからだと言われている。それは市民間での団結力の高さに繋がり、後述する守ってあげたい町へと市を変貌させる風土ともなるのだがここでは言及しない。その証拠の一つとして、甲子園に踏み入れたことのない市の中で人口が一番多い。
分離独立運動
神奈川県に近い南部は市の中心部との交通の便が悪く、中央行政の目が届きにくかったため多摩県編入派の温床となっている。特に旧由木村の一帯はハ王子市編入への遺恨が強く一触即発の地域となっている。これに対して市当局は多摩ニュータウン建設による大量移民により解決を図ったが、これはかえって東京都からの干渉を強める結果となってしまった。
守ってあげたい町
経済規模が大きく税収が見込め、地理的にも重要な拠点であるハ王子市は、東京都や神奈川県に幾度となく吸収合併されそうになった。ただ、そんな邪悪なたくらみを市民が許すはずはなかったのだ。市民たちは多摩への郷土愛を示すため、積極的に山に登り梨を食べ、東京へ出稼ぎに行ったものは多摩へと転職し、東京の大学に通っていたものは多摩大学へと転籍していった。そんな市民たちの活動に打ち震える者たちがいた。そう、この町を巣立った人々である。松任谷由実はこの町を守ってあげたいと呼びかけ、滝沢秀明は多摩で積極的にコンサート活動をし、アンジャッシュはコントで東京都や神奈川県を勘違いさせ続けた。無駄に思える活動もかなりあったが、そんな行為も降り積もれば確実に東京・多摩にダメージを与えるに至ったのだ。そして、東京・多摩はハ王子吸収合併をあきらめざるを得なくなった。こうしてハ王子の平和は守られたのだ。それを記念して、ハ王子市では毎日「守ってあげたい」を町内放送で流している。それは文字通り守ってあげたいと思える優しい音色なのだ。この音が鳴り響く限り、ハ王子市は先進的で温かい町であり続けるだろう。
空港
多摩県にはHND以上NRT未満のハ王子空港(HOJ)があって,国際線のみしかない。これは,多摩県に住んでいる人々の9割は欧羅巴人であるからである。欧羅巴へのアクセスが非常によい空港である。この空港で国内線は禁則事項です
主な航空会社と行先
先述の通り,国際線のみしかないため,日本の航空会社はない。且つ,欧羅巴以外の国の航空もない。てか行かない。
- アリタリア-イタリア航空
→ローマ(FCO),ミラノ(MXP)
- アエロフロート・ロシア航空
→モスクワ(SVO)
- エールフランス航空
→パリ(CDG)
- ルフトハンザ・ドイツ航空
→ミュンヘン(MUC),フランクフルト(FRA),ベルリン(BER) ※BERは2012年頃より就職開始予定
- KLMオランダ航空
→アムステルダム(AMS)
- ヴァージン・アトランティック航空
→ロンドン(LHR)