シンカワン
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シンカワン、シンカワン市(インドネシア語:Kota Singkawang)は、西カリマンタン地方の行政市。
地名
地名「シンカワン」は漢字で書くと「山口羊」[1]。
地勢・気候
ポンチアナク市の北西約145kmに位置する[2]。海港近くに市街地があり、シンガポールとの人の往来や物流が盛んだった[3]。
南方特有の蒸し暑さがあるが、市内西南の海岸寄りの地域は海風があって比較的涼しい気候[4]。
東北に6kmの山岳地帯が小山脈形状をなし、グヌン・ポーテンが聳える[4]。
民族
市民の多くは客家と呼ばれる広東人で、潮州人と福建人が大部分を占めていた[1]。インドネシア人は商売に消極的だったといい[1]、カンポンの商権は華人が持っていることが多かった[3][1]。華人の中には専門教育を受けたインテリもいて、文化水準も地方としては高いものをもっていたという[3]。
歴史
オランダ統治時代には、パリンドラ党の影響を受けた西ボルネオ独立運動の中心地となっていた[3]。
日本の占領時期には、シンカワン県の県都とされていた[3]。住友スランジン社による「シンカワン市建設活動計画」が実施された[5]。