シリウスステークス
シリウスステークス | |
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開催地 | 阪神競馬場 |
施行時期 | 9月下旬 - 10月上旬 (原則4回阪神7日目) |
格付け | GIII |
1着賞金 | 3800万円 |
賞金総額 | |
距離 | ダート2000m |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際)(指定) |
負担重量 | ハンデキャップ |
創設 | 1997年12月6日(重賞格上) |
特記事項: | |
テンプレート |
シリウスステークスは、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場のダート2000mで施行する中央競馬の重賞(GIII・統一GIII)競走である。競走名はおおいぬ座α星のシリウス(Sirius)に由来。正賞は全国公営競馬馬主連合会会長賞、地方競馬全国協会会長賞。
概要
1990年に中京競馬場の芝1200mの4歳(現3歳)以上による混合・別定のオープン特別競走「シリウスステークス」として施行されたのが始まりで、この年からGIに昇格したスプリンターズステークスの前哨戦として位置付けられていた。競走名や施行条件・時期の変遷(次節参照)を経て、現在は阪神競馬場のダート2000mの重賞(GIII・統一GIII)競走として、JBCクラシックやジャパンカップダートを見据えた競走の位置付けになっている。
1997年に重賞競走となった当初は12月上旬に施行されておりフェブラリーステークスへ向けてのステップとしての位置付けだったが、JBCスプリントの新設に伴い2001年からは施行時期が9月末から10月初頭の時期に移された。
ダート1400mで施行されていた頃はJBCスプリントの前哨戦に位置付けられていて、2002年優勝のスターリングローズ、2005年優勝のブルーコンコルドはそれぞれ同年のJBCスプリントを優勝、またブロードアピール、マイネルセレクトとアグネスウイングも2着と、優勝馬は全て連対している。
2007年からは阪神競馬場の改修工事に伴うコース新設によりダート2000mの競走となり、中央競馬におけるダート2000mの重賞競走は、1988年の札幌記念以来19年ぶりとなった。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)及び、JRAに認定された地方所属の競走馬(5頭まで)及び外国調教馬である。
負担斤量条件はハンデキャップ。
歴史
- 1990年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬による混合・別定のオープン特別競走として「シリウスステークス」が、中京競馬場・芝1200mで施行。
- 1993年 - 「中京競馬場開設40周年記念 シリウスステークス」として施行。
- 1994年 - 「中京競馬場スタンド増築記念 シリウスステークス」として施行。
- 1995年 - 指定交流競走に指定。
- 1996年
- 施行場を阪神競馬場・芝1200mに変更。
- 負担重量をハンデキャップに変更。
- 指定交流競走から除外。
- 1997年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬によるハンデキャップの混合・指定の重賞(GIII・統一GIII)競走として「第1回シリウスステークス」として昇格、阪神競馬場・ダート1400mで施行。
- 2001年
- 施行時期が12月から9月に変更。
- 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
- 2005年 幸英明が騎手として史上初の連覇。
- 2006年
- 国際競走に指定。
- 阪神競馬場の馬場改修工事により中京競馬場・ダート1700mで施行。
- 2007年 - 施行距離をダート2000mに変更。
歴代優勝馬
オープン特別
施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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1990年12月2日 | ホリノウイナー | 牡3 | 1:09.9 | 内田国夫 | 武邦彦 | 堀内正男 |
1991年11月24日 | ミナモトジュニアス | 牝4 | 1:09.1 | 角田晃一 | 松永善晴 | 佐藤清 |
1992年11月29日 | サムソンクイーン | 牝5 | 1:08.7 | 芹沢純一 | 鹿戸幸治 | 田中由子 |
1993年11月28日 | ユウキトップラン | 牡5 | 1:08.6 | 小島貞博 | 佐山優 | 雪本秀樹 |
1994年11月27日 | エイシンワシントン | 牡3 | 1:07.9 | 熊沢重文 | 内藤繁春 | 平井豊光 |
1995年11月26日 | ニホンピロスタディ | 牡3 | 1:08.0 | 小林徹弥 | 目野哲也 | 小林百太郎 |
1996年12月21日 | ニシノファイナル | 牝3 | 1:10.2 | 菊沢隆仁 | 松田正弘 | (有)西山牧場 |
重賞格付け以後
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 1997年12月6日 | トーヨーレインボー | 牡3 | 1:24.0 | 松永昌博 | 松永善晴 | (有)トーヨークラブ |
第2回 | 1998年12月12日 | マコトライデン | 牡4 | 1:23.6 | 福永祐一 | 橋本寿正 | 眞壁明 |
第3回 | 1999年12月11日 | ゴールドティアラ | 牝3 | 1:23.1 | 武豊 | 松田国英 | 吉田和子 |
第4回 | 2000年12月9日 | マイネルブライアン | 牡3 | 1:23.3 | 藤田伸二 | 宮徹 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第5回 | 2001年9月29日 | ブロードアピール | 牝7 | 1:23.7 | 四位洋文 | 松田国英 | 金子真人 |
第6回 | 2002年9月29日 | スターリングローズ | 牡5 | 1:22.4 | 和田竜二 | 北橋修二 | (株)協栄 |
第7回 | 2003年10月5日 | マイネルセレクト | 牡4 | 1:23.1 | 大西直宏 | 中村均 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第8回 | 2004年10月3日 | アグネスウイング | 牡4 | 1:23.1 | 幸英明 | 白井寿昭 | 渡辺孝男 |
第9回 | 2005年10月2日 | ブルーコンコルド | 牡5 | 1:23.9 | 幸英明 | 服部利之 | (株)荻伏レーシング・クラブ |
第10回 | 2006年9月30日 | メイショウバトラー | 牝6 | 1:43.1 | 佐藤哲三 | 高橋成忠 | 松本好雄 |
第11回 | 2007年9月29日 | ドラゴンファイヤー | 牡3 | 2:05.1 | 福永祐一 | 久保田貴士 | 窪田芳郎 |
第12回 | 2008年10月4日 | マイネルアワグラス | 牡4 | 2:03.8 | 吉田稔 | 稲葉隆一 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
第13回 | 2009年10月3日 | ワンダーアキュート | 牡3 | 2:04.5 | 和田竜二 | 佐藤正雄 | 山本信行 |
第14回 | 2010年10月2日 | キングスエンブレム | 牡5 | 2:04.4 | 福永祐一 | 石坂正 | (有)サンデーレーシング |