キーエンス
株式会社キーエンス(KEYENCE CORPORATION)は、大阪府大阪市東淀川区東中島に本社を置く、自動制御機器(PLCと周辺機器)、計測機器、情報機器、光学顕微鏡・電子顕微鏡などの開発および製造販売を行う企業。
目次
概要
創業者で現会長の滝崎武光が、1974年に兵庫県尼崎市で「リード電機」として設立、1986年に社名を "Key of Science" に由来する「キーエンス」(KEYENCE) に変更した。東証・大証1部に上場。本社・研究所は大阪市東淀川区、新大阪駅の近くにある。
2009年4月3日に、ジャストシステムとの資本・業務提携を行うと発表、第三者割当て増資により持分法適用会社とする。
評判
- キーエンスは営業利益率40%とかでしょ?化け物すぎる
- 何がヤバいって、基本的に即日即納ってのがヤバい。逆に怖い
- フットワーク軽いよな。ネットでカタログ貰う→すぐ電話がかかってくる→2,3日で営業がデモ機持ってくる→少し買うそぶりを見せると1ヶ月ぐらい使ってくださいとデモ機を置いていく
- カタログDLするとその日のうちに電話かかってくるよな。暇潰しにレーザーマーカー見てただけなのに…
- 俺なんかサイト見てたら→フ゜ルル…→「キーエンスの○○と申します^^」は?ってなったわ。マニュアルほしくて登録してたんだけど
- 社員に徹底させてるんだろうな。働きすぎだろ…
- まーそんだけ稼いでるからな
- 高くて買えないよお
- あと、ここんちデモ機を頼むとおそらく新品であろう品物を送ってくる。そして営業のアフターサポート半端ない。どんだけ働かせるの怖い
- キーエンスの30歳時の平均年収1162万。ボーナスの額がわからないけど月収60~70万ぐらいか。
- あと、高い高いっていうけども、この前PLCの宣伝聞いてやったけど、どう考えても三菱より安くて性能が良い。どうやって作ってんの。
- キーエンスとの営業との会話では必ず「でもお高いんでしょう」といってしまう
- 下っ端のうちはいいけど中間管理職とかになってくると本当にヤバそう。まあ、日本の会社ってそうだよね
- フットワークが軽いってのはつまりはそういう事だよな。こんなとこで働いたら死ぬぞ…
- ダメな奴は容赦なく落とされて出来る奴はグングン伸びる会社。結果が給料にモロに反映されるからな
- 頻繁に担当営業が代わってたけど、それだけ辞めていくんだろうな
- それもあるが部門ごとに営業担当が違うからしょっちゅうローテーションさせられてる
沿革
- 1974年 - リード電機株式会社設立
- 1985年 - アメリカ現地法人設立
- 1986年 - 株式会社キーエンスに社名変更
- 1987年 - 大阪証券取引所市場第2部上場
- 1989年 - 東京証券取引所市場第2部上場
- 1990年
- ドイツ現地法人設立
- 大阪証券取引所市場第1部上場
- 東京証券取引所市場第1部上場
- 1993年
- 韓国現地法人設立
- イギリス現地法人設立
- 1994年 - 本社・研究所新社屋竣工
- 1996年 - シンガポール現地法人設立
- 1997年 - マレーシア現地法人設立
- 1998年
- フランス現地法人設立
- タイ現地法人設立
- 1999年 - 台湾現地法人設立
- 2001年
- 香港現地法人設立
- 東京研究所開設
- 上海現地法人設立
- 2003年 - イタリア現地法人設立
- 2004年 - カナダ現地法人設立
- 2005年 - スイス現地法人設立
- 2006年 - メキシコ現地法人設立
- 2009年 - 品質評価施設「クオリティ・ラボ」設立
- 2011年 - インド現地法人設立
- 2011年 - ブラジル現地法人設立
- 2013年 - インドネシア現地法人設立
主な商品
- 光電・近接・レーザセンサ/ライトカーテン
- 流量・圧力センサ/温度制御
- 変位センサ/寸法測定器
- 画像センサ/画像処理装置
- 静電気対策機器/クリーン機器
- レーザーマーカ/インクジェット
- PLC/ACサーボ
- タッチパネル/FAデータ収集機器
- 電子計測器/レコーダ
- 顕微鏡(デジタルマイクロスコープ)・SEM/表面形状解析
- バーコード・2次元コード/RFID
国内営業所
盛岡、仙台、郡山、宇都宮、高崎、熊谷、川越、浦和、水戸、柏、幕張、神田、東京、立川、八王子、川崎、横浜、海老名、松本、静岡、浜松、豊田、刈谷、名古屋、一宮、津、富山、金沢、滋賀、京都、大阪北、大阪中央、神戸、岡山、高松、広島、北九州、福岡、熊本
連結子会社
- クレポ株式会社
- 株式会社アピステ
- 株式会社エスコ
- 株式会社イプロス
- キーエンスソフトウェア株式会社
- KEYENCE CORPORATION OF AMERICA (アメリカ)
- KEYENCE (CHINA) CO., LTD.(中国)
- KEYENCE DEUTSCHLAND GmbH(ドイツ)
- KEYENCE FRANCE SAS(フランス)
- KEYENCE(UK)LIMITED (イギリス)
- KEYENCE ITALIA S.p.A.(イタリア)
- KEYENCE CANADA INC.(カナダ)
- KEYENCE MEXICO,S.A.DE C.V(メキシコ)
- KEYENCE INTERNATIONAL (BELGIUM) NV/SA(ベルギー)
- KEYENCE TAIWAN CO., LTD. (台湾)
- KEYENCE (THAILAND) CO., LTD.(タイ)
- KEYENCE (MALAYSIA) SDN BHD(マレーシア)
- KEYENCE (HONG KONG) Co.,LIMITED (香港)
- KEYENCE SINGAPORE PTE LTD(シンガポール)
- KEYENCE INDIA PRIVATE LIMITED(インド)
- KEYENCE BRASIL(ブラジル)
- KOREA KEYENCE CO., LTD.(韓国)
- PT.KEYENCE INDONESIA(インドネシア)
持分法適用関連会社
その他
優良企業ランキング
キーエンスは上場以来毎年、日本経済新聞社の優良企業ランキングの上位に名を連ねている。1996年3月期の売上高が500億円弱、それから15年後の2011年3月期には売上高が約1848億円に拡大している。ここ数年の営業利益率は50%弱である(製造業の平均は約2%)。「人件費は経費にあらず」との理念の下、2011年3月期は従業員の平均年齢が33.4歳で平均給与が1285万円、2012年3月期は平均年齢が34.4歳で平均給与が1322万円となっている。90%を超える驚異的な自己資本比率が注目されている(30%を超えれば安全、50%超えで優良企業と一般的に解釈される)。
人事と営業スタイル
20歳代でプロジェクトリーダーになれるなど、ひたすら合理性を追求する人事制度で有名である。営業スタイルは合理性を追求し、クライアント訪問前の指導、営業担当による徹底指導や新品のテスト機貸し出し等、受注効率を上げる為の創意工夫がなされている。飛び込み営業は行わず、既存のクライアントを対象に、コンサルティングをメインとした営業を行っている。
生涯給与と離職率
週刊東洋経済2007年5月19日号に電気機器業界の生涯給料トップで掲載された。その額は6億1804万で、フジテレビ・テレビ朝日を抑えての1位となった。キーエンスの平均年齢は34.4歳、平均勤続年数は10.7年、総合職全体の離職率(3年以内)は4%を上回っている。