オークラ

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テンプレート:存命人物の出典明記 オークラ1973年12月10日 - )は、群馬県富岡市[1]出身の日本の男性放送作家。芸人時代はプロダクション人力舎に所属[2]。本名は河野 良(かわの りょう)。日本大学理工学部土木工学科中退。

来歴

  • 元お笑い芸人で、1994年から2000年にかけて「細雪(ささめゆき)」というコンビで活動していた。当時の芸名はオークラ劇場であり、現在の芸名はそこから取っている。ラーメンズアルファルファと組んでいたコントグループ「チョコレイトハンター」にも在籍していた。しかし、ある日相方が失踪しコンビ解散。
  • バナナマンとは若手の頃から公私共に交流が深く、バナナマンからも「第3のバナナマン」とも言われる[3]
    • バナナマンの初単独ライブを観にいったときや、バナナマンが人力舎のライブバカ爆走でゲストとして出演したのを観て衝撃を受け、積極的に近づき設楽の家に行くまでの関係性になる。そこで自分が書いたネタを日村が演じたところ異常に面白く「これは演者として勝てないな」[4]ともともと持っていた作家への転身の気持ちが強くなりさらに同時期にコンビ解散のタイミングも重なり一緒にやりたいと思い設楽に声をかけたのが始まりである。
  • コンビ解散後はあてのない毎日を送っていたが、バナナマン設楽統に「やることないなら俺たちの手伝いすれば?」と言われたことがキッカケで放送作家に転向する。
  • 2013年4月29日に一般女性と婚姻届を出した[5]
  • 2015年から週刊プレイボーイにて「オークラの勝手に心配性」というコラムの連載を行っている。

人物・エピソード

  • バナナマン設楽とは公私ともに仲が良く、毎年一緒に正月旅行に行ったり、若手時代には設楽に部屋の合鍵を渡したりしていた。しかしオークラは設楽の部屋の合鍵は持っていなかったらしい。
    • 設楽は「キングオブコント2008でもし優勝していたら、賞金で戦友と刻んだ時計をオークラにプレゼントするつもりだった」と述べている
  • アンタッチャブル山崎とは、友達で、打ちっ放しのゴルフ場によく連れて行かれるらしい。
  • 2011年の正月旅行では設楽と一緒にロサンゼルスとラスベガスに行った。しかしそのときテンションが上がりすぎて設楽曰く「田舎のオッサン丸出し」な品のない振る舞い等をやりすぎて、後日バナナ炎やバナナムーンGOLDで設楽にキレられた。
    • その振る舞いとして、着いた瞬間設楽に「設楽さんももっと海外とか行った方がいいですよ」と言う、カジノでたまたま会ったアンジャッシュ児嶋に対して中指を突き立ててディーラーに怒られる、たばこが吸えるかわからないところで設楽にたばこを吸わせて試させる(結局吸ってはいけない場所だった)、会話の最後を自分で締めたがる、設楽や全体の場とは常に逆の立場をとったり、逆の立場の発言をする、上からの発言ばかりする、などがあった[6]
  • 若手時代は設楽に「飯食いたいときに家が遠いから誘えない」と言われ、引っ越したほど仲がいい。
  • 作家として1人立ちする以前、バイトでADをしていたことがある。しかし本人はやりたくなかったのにプロデューサーに気に入られてしまい辞められず、よく設楽の家で「(ADのバイト)やりたくないです」といって泣いていたらしい。
  • 元々は実家の仕事を継ぐ目的で土木の勉強をするために大学に入ったが、6年通い結局卒業していない。
  • 高校は県内有数の進学校を卒業しているが、滑り止めも受けずかつ本命校の受験日に熱を出し落ちてしまい翌年同じ中学の後輩のいないような高校を受験し合格したため、中学浪人を経験している。
  • おぎやはぎ東京03とも交流が深い。東京03がキングオブコント2009で優勝した瞬間には、喜びのあまり立ち上がってテーブルのコーヒーをぶちまけてしまったことが語られている。
  • 年々毛髪が薄くなってきていることや、ギターの演奏は上手いが音痴であることを、お笑い芸人から弄られている。
  • バナナマンのバナナムーンGOLDにおいて、設楽がオークラのことを「アークラ」と言ってしまったことをきっかけに、リスナーからも「アークラさん」と言われるようになってしまった。2010年5月21日配信のPodcastでは、リスナーが「ロリコン作家」といじったことに設楽が「何で知ってんの?」と発言したことがきっかけで「ドロリ」(ドロリコンの意)などといじられている[7]
  • また、設楽からのフリを勘違いして「ケーケッケッケ、ドロリだよ~」と言ってしまったことから、「ドロリ」というキャラクターを作られてしまった。
  • 同番組中はあくまで作家として参加しているが、バナナマンから意見を求められたときや、特にポッドキャストなどではバナナマンと3人でトークすることがある。
  • 日本史が好きで日本史の例えがたびたび出る。その様子がバナナマンには全く分からない(そもそも二人とも日本史に興味が無い)ので、それがインテリぶってるように聞こえて二人からはよく怒られる。
  • 設楽はオークラと一緒にいるとき、「街中ですげーかわいい人見かけて、こっちが『Hしたい!』と思っても、向こうはなんとも思ってないんですよねー」と言われた。後に設楽に「あれはオークラの名言だ」と言われている。
  • 設楽と下北沢を歩いてる際、ゆるゆるのトランクスとチャック全開のズボンをはいていたため、"アレ"が出てしまったことがある。また、チャック全開なのは日村と同じらしい。
  • バナナムーン本番中に携帯を鳴らしてしまったり、バナナ炎のノープランロケで遅刻したりなどの粗相があると、日村のようにビンタされることがある。2008年11月17日配信のバナナムーンPodcastでは「(ビンタするとき)オーラが出てきた。設楽さんがでかく見えた」と述べている。
  • また、同ラジオのポッドキャスト2011年5月2日、9日、16日分の配信では、「誰かがビンタされて終了」という流れになり、結果3週連続でビンタされている。
  • 設楽曰く金持ち。設楽に「月1000万もらっている」と言われているが、本人は「作家でそんなもらってるヤツいない」と否定している[8]
  • 2011年11月25日のバナナムーンのポッドキャストにてオークラのwikipediaの話題になった。オークラ曰く「大体がラジオで話したりした内容で、どんな仕事をしているかなどは全く書いていない」「ひどいもんですよ」と話している。しかし設楽には「大筋合っていて、間違ったことは書いてない」と公言している[9]
  • 大学には6年間通ったが、卒業していない。
  • おぎやはぎのメガネびいきの本番を無断欠席したことがある。
    • 本番中矢作の携帯電話が鳴るハプニングが起こり、電話の相手が飯塚悟志東京03)であり、矢作が「今誰と飲んでんの?」という質問に飯塚がうっかり「アンタッチャブルの山崎とオークラと飲んでる」と応答。これにより構成・オークラの無断欠席が発覚[10]。矢作がオークラに電話をかけるが一切出ず、代わりに宮嵜プロデューサーが電話に出たが、オークラが電話を切ってしまうという暴挙に至ってしまった。放送終了後のPodcastでオークラや飯塚や山崎、さらに同席していたラバーガール大水洋介小島よしおかもめんたるも飛び入りで出演[11]し、釈明したが、そこで恰も飯塚に責任を擦り付けるように釈明し、リスナーから大目玉を喰らった[12]。翌週の放送でオークラは謝罪。
  • バナナマンも絶賛するほどの面白い過去の持ち主で、古い障子をちんこでつきやぶったり、新聞紙で女性の形を作り、それを用いて自慰行為を行っていた。中学生の時は餅をバターと醤油で炒めたものを1日20個食べたり、バスケ部に所属していたが自分は試合に出ないからとスポーツドリンクの代わりにアイス3個とバナナ、牛乳、ミロを混ぜたものを飲んでいた。高校ではダイエットを決意し、弁当箱に生の人参1本を入れてくるという極端なダイエットをしていた。
  • 乃木坂46制服のマネキンを踊ることができる。2016年3月4日のバナナムーンGOLDで、乃木坂46のメンバーの前で披露したが、本人たちが帰った後、設楽に「いつもキレッキレで踊れるのに、なに恥ずかしがってんだよ」とダメ出しされた。

作家として

  • 構成作家としてバラエティ番組に参加するほか、ドラマの脚本を担当することもある。
  • 2012年、上記にある関係の深いバナナマンの日村勇紀が主演であるドラマイロドリヒムラで脚本を務める。監督は日村の相方である設楽統
  • また上記バナナマンをはじめ、東京03やおぎやはぎなど多くの芸人の単独ライブに関わっており、2012年にはシティボーイズの単独ライブにネタを書いている。
  • 東京03は「文章ネタやシチューエーションコントなど様々なパターンを書ける」などと絶賛している[13]

主な担当番組

現在

テレビ
ラジオ

担当していた番組

テレビ
ラジオ

脚本

映画

  • プレイボール(2002年、ガレッジセール主演、小谷鴨亮と共作)
  • ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(2008年)
  • バカリズム THE MOVIE(2012年)(オムニバス内の一つ「トップアイドルと交際することへの考察」アイデア)[14]
  • セブンデイズ リポート(2014年)
  • ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(2013年、佐久間宣行と共作)
  • ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ(2014年)(構成)

テレビドラマ

毎日放送
フジテレビ
テレビ東京
NHK
NHK BSプレミアム
  • 番組バカリズム

舞台

  • 宇田川フリーコースターズコントライブ「epoch conte square」
  • 笑いの巣 PRESENTS ライブ!!君の席 (桝本壮志と共作)
  • ASH&Dライブ vol.3
  • 舞台 ウレロ 未公開少女
  • 舞台 ウレロ 未解決少女
  • シソンヌ単独ライブ(監修)
このほかにもさまざまな芸人のライブに携わっている。(バナナマンおぎやはぎ東京03ドランクドラゴンなど)
特にバナナマンとの関係は深く、上記のように「三人目のバナナマン」と呼ばれるほど。単独ライブには必ず携わっている。
東京03のライブでは演目の最後のネタを毎回担当している。他にも「悪ふざけ公演」など単独ライブとは別の特別公演でも東京03と共に脚本を担当している。
  • ~崩壊シリーズ~『九条丸家の殺人事件』

出演

CD

  • バナナマンコントCD「イエロー」(オサムレコード)
バナナマンによると、「バナナマンの一員らしい」と語っていることから声のみの参加。
  • 宇田川フリーコースターズ

ビデオ・DVD

  • チョコレイトハンターラストライブ「THE FINAL HIGH TENSION BUS」(放映のみ)
  • バカ爆走・JCAオンパレード(越前屋電視社)
  • バナナマンコントライブ「激ミルク」(「CLEVER HOSTAGE」の誘拐犯役)
  • バナナマンDVD「private stock」(「ルスデン」の隣人役)
  • バナナマン傑作選ライブDVD「bananaman Punch」(副音声にて声のみの出演 バナナマンの二人とともにコントの解説)
  • バナナマン傑作選ライブDVD「bananaman Kick」(副音声にて声の出演 バナナマンの二人とともにコントの解説 「ルスデン」の隣人・河野さん役)

脚注

  1. テンプレート:cite podcast[リンク切れ]
  2. 2013年8月30日バナナマンのバナナムーンGOLDPodcastで、作家に転向した現在もプロダクション人力舎所属と勘違いされ、仕事の依頼が来てしまうと語っている
  3. バナナマン (2009-02-10) バナナマン [ バナナマンのさいしょの本 ] ヴィレッジブックス 2009-02-10 978-4-86332-120-5 97
  4. クイックジャパンvol.94
  5. 佐々木直まる (2013-05-01) 佐々木直まる 婚姻届には設楽統と矢作兼が署名。"3人目のバナナマン"と呼ばれる人気放送作家・オークラ氏が結婚! Techinsight メディアプロダクツジャパン [ arch. ] 2013-07-02
  6. 2011年1月14日バナナマンのバナナムーンGOLD
  7. テンプレート:cite podcast[リンク切れ]
  8. 2011年2月22日バナナ炎
  9. テンプレート:cite podcast[リンク切れ]
  10. 普段は2012年9月まではねるのトびらの構成を担当しており企画会議で収録には参加できないことになってるがはねトび終了後も会議があるという理由で現場には姿を表していない。
  11. 小島よしおとかもめんたるは事務所に正式に許可を得てないため、自ら声を変えた。この時山崎は「K島Yしお」「Kめんたる」と名前を変えてた
  12. 翌日のバナナマンのバナナムーンGOLDでのオークラの証言によると、リスナーから大量のオークラ罵倒メールが来たという。
  13. 東京03単独ライブ『図星中の図星』DVD副音声
  14. 映画「バカリズム THE MOVIE」公開直前/バカリズムほぼ監督インタビューhttp://natalie.mu/owarai/pp/bakarhythm02/page/3?nosp=1

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