嫌英米
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嫌英米とは、アメリカおよびイギリスの文化、政治などに対する嫌悪感のこと。インターネット上で嫌英米の主張を繰り返す人は「嫌英米厨」と呼ばれる。また、政治的理由のみを根拠としている場合はそれぞれ反米・反英と呼ばれる。
英米が嫌いになる主な理由
主な理由は以下のとおり。
- アメリカ(鬼畜米帝)
- 自国が世界で一番強い正義の味方だと思い込んで「世界の警察」ぶっており、とにかく横暴である。まるでかつての大英帝国と同じだ。「自由の国」などと自称しているが「自己中の国」の間違いである。英語が海賊の言葉といわれるゆえんだ。
- 数々の残虐行為を行った第二次世界大戦の後も、軍事大国としてベトナム戦争やイラク戦争などの侵略戦争を「共産主義の拡大を防ぐ」「テロリストの活動を阻止する」などと理由をつけてはたびたび繰り返し、ナチスのホロコーストのごとく多くの人を虐殺し続けている(アメリカ合衆国の戦争犯罪)。侵略と虐殺をしたらしたで謝罪や賠償をまともに行わない。そして、オバマ政権になってからも相変わらず世界の脅威たる鬼畜米軍の暴走は止められない。
- プエルトリコやキューバ、イラク、そして沖縄など、武力で占領した地域における圧政、残虐行為。2008年まではキューバにあるグアンタナモの捕虜収容所で捕虜の虐待が行われ、イラクで占領したアブグレイブ刑務所でも同じく捕虜の虐待が行われており、どちらもまさに「鬼畜米帝のアウシュヴィッツ」である。これらについての謝罪や賠償も、やはりまともに行わない。
- 多くの国に、上から目線の不平等な軍事同盟を結ばせては米軍基地を設置し、米軍基地とその周辺で騒音撒き散らしや犯罪行為などやりたい放題をする。基地内で、周辺住民の生活とは関係ない芝生の長さの規定は厳重に守らせる一方、飛行禁止時間は守らない。ルールを守る基準もばかげている。沖縄や韓国などからはこういった迷惑な基地への批判が多く出ているのに、まるで聞く耳を持とうとせず、対等な関係を打診すると怒る傲慢な国。
- 対立した国にはやたらに「悪の帝国」「悪の枢軸」「テロ支援国家」「ならずもの国家」などとレッテルを貼って攻撃したがる。はっきり言ってこれらのレッテルがふさわしいのは鬼畜米帝自身である。また、独裁政治や人権蹂躙が行われている国でも親米であればこういったレッテル貼りの対象にはしないなどの御都合主義を押し通す。
- 人類史上唯一の核兵器使用国。「抑止力」のために核兵器を保持している国は数あれど、実際に使用したのは鬼畜米帝だけである。
- 「世界の警察」を自称する横暴な国だけあって、連邦警察であるFBIも横暴である。「児童ポルノを取り締まる」と称してインターネット上に児童ポルノサイトへのリンクに見せかけた騙しリンクを仕掛け、それを踏んだ者を問答無用で逮捕するという、まるでワンクリック詐欺のようなおとり捜査を行ったことがあるが、これは間違えてそのリンクを踏んでしまった人でも逮捕の対象になるため、冤罪が多発する非常に危険な捜査方法である(児童ポルノ#捜査権の拡大を参照)。さすがは「大量破壊兵器を隠し持っている疑いがある」などと言い掛かりをつけてイラクへの侵略を正当化した国だ。
- CIAのような国外でも工作活動を行う諜報機関の存在。特にCIAは一部の国では鬼畜米軍以上に恐れられている脅威の組織。まるでゲシュタポだ。
- 京都議定書から脱却するなど環境問題を深刻に考えようとしない。二酸化炭素排出量も常に世界ワーストクラスであり続けている。
- 裁判員制度のモデルになった陪審制があるため、裁判員制度反対派にとって米英は恨みの対象である。
- 強権的な司法侮辱罪の存在。あくびをしただけの傍聴人が侮辱罪に処された事例もある。司法侮辱罪は陪審員にも適用されうることなので、無作為かつ強制的に引っ張り出された陪審員がうっかりしたことで侮辱罪が適用され、刑務所行きなんて理不尽極まりない。まるでナチス・ドイツ独裁政権下の人民法廷だ。
- 黒人差別や先住民差別をはじめ人種差別が未だに根強い(アメリカ合衆国の人種差別)。「史上初の黒人米大統領」として話題になったオバマ大統領登場後の現在においても、白人ウヨどもの間では「混血大統領は神に対する冒涜だ」などという人種差別的・キリスト教原理主義的な発言があったり、ミシェル夫人を馬鹿にしたような画像がインターネット上に出回ったりしている。鬼畜米帝が「AmeriKKKa」(KKKとは、かの悪名高き差別主義者団体クー・クラックス・クランの略)と呼ばれるゆえんだ。
- キリスト教原理主義(特にプロテスタント)の本場であり、9・11テロなどを名目としたムスリム(イスラム教徒)などへの差別はおろか、同じキリスト教でもプロテスタントによるカトリックへの差別があるなど、宗教差別も根強い。
- 旧宗主国の鬼畜英帝から受け継いだ悪習であるレディーファーストをはじめ、男性の徴兵登録義務化や強姦冤罪多発など、男性差別が多い。
- 治安が悪いことで有名な犯罪大国。銃乱射でたくさんの人が殺害される事件などもすっかりおなじみである。失業者やホームレスの人に救いの手を差し伸べず放置する弱肉強食的な体質を変えようとしなかった結果である。
- 現代における英語帝国主義の本場。英語とひとくちに言ってもいろいろな方言があるのに、非英語圏における英語教育ではほとんどの場合アメリカ英語が押しつけられている現状を見ても明らかである。さらに、近年では各国における英語の義務教育化の年齢が引き下げられたり、ディズニーアニメなどを巧みに利用したりして、子供達の間にすら英語至上主義的な意識を広めている。
- 自国製の映画やドラマを世界で放映することで自分達の価値観を世界の人々に植え付けようとしている。しかも鬼畜米帝映画は暴力描写や残虐描写(人が銃弾で「ハチの巣」にされる、サメや恐竜に生きたまま喰われて辺り一面血の海になる、など)を含んでいるものが多く不健全である。
- 体に悪く肥満になりやすいファーストフードの発祥国。鬼畜米帝がこのような悪しき食文化を世界に押しつけたせいで、世界の人々の健康が著しく害された。
- 鬼畜米帝産の牛肉からはBSE(狂牛病)が発生しており危険である。その他、安全性が不十分なミニマム・アクセスを日本に押し付けている。
- 鬼畜米帝は、鬼畜英帝などヨーロッパ列強の白人が先住民から土地を強奪して迫害を加えた結果誕生した国であるため、鬼畜英帝などが侵略行為さえ行わなければそもそも「アメリカ合衆国」改め「アメリカ帝国」は存在しているはずがないのである。そのような国が「世界の警察」を気取って世界の人々に強権を振りかざしているのだから、この現状がどれほど異様かがわかるだろう。
- イギリス(鬼畜英帝)
- 世界的に見れば君主制廃止の方向に向かっている現代でも、いつまでもしつこく至上主義的な君主制を続けており、同じく君主制至上主義的な国である日本ですら廃止した貴族制度、貴族院といった時代遅れの封建的制度が残っている。エリザベス2世女王が王位継承第一位が決定した時、人間として普通のことである人前で声に出して泣くことや笑うことが禁じられたが、これは明らかに人権侵害だ。天皇制廃止論者ならこの不条理さは承知のとおりだろう。サーク島は2008年にようやく封建制が廃止されることになった。また、特定の階級に義務を強いる階級差別であるノブレス・オブリージュが存在する。まるでアパルトヘイトやカースト制度のようだ。
- かつて世界中に植民地を拡大し、歴史上非常に多くの人々を虐殺し続けてきたのに、旧植民地諸国に謝罪や賠償をまともに行っていない。この残虐性は、鬼畜英帝の後継者たる鬼畜米帝にもそのまま受け継がれている。英語が海賊の言葉といわれるゆえんだ。
- 鬼畜米帝とはアメリカ独立戦争時の敵国同士だったのに、今では手のひらを返してNATOに加盟、対米追従し、数々の侵略戦争に加担している。
- 北アイルランドに対しては、独立あるいはアイルランドへの返還すら許さずに事実上の植民地支配を現在まで続けている。その上、イギリス連邦なるものを立ち上げ、相変わらず鬼畜米帝を除く旧植民地諸国に対しても威張り散らしている。
- 産業革命の発祥国だが、言い換えれば近代以降の大規模な環境破壊の発祥国でもあるということになる。現在でも、「保存鉄道」と称し、日本でも廃止された石炭エネルギーによる蒸気機関車が残っており、二酸化炭素の排出や大気汚染の原因となっている。
- 男性差別まがいの悪習であるレディーファーストの本場。他にも男児のほうが女児よりも厳しくしつけられる、男性の自動車保険の保険料は女性の二倍であるなどの男性差別がある。男性自身にすら紳士を気取らせてこれらの男性差別を容認させる風潮が未だに根強い。
- 裁判員制度のモデルになった陪審制があるため、裁判員制度反対派にとって英米は恨みの対象である。しかも多くの旧植民地諸国にも植民地時代に陪審制を押しつけた。
- 「オペレーション・オー」なる滅茶苦茶な児童ポルノ摘発作戦によって多数の冤罪を生み出すなど、警察の捜査方法が横暴極まりない。この「オペレーション・オー」で誤って捜査対象となった多くの人の人生が台無しになり、その結果30人以上もの自殺者が出た。ちなみにこの件にも、同じく横暴の象徴的存在である鬼畜米帝が関与していた。
- 不自由なことが多く、体罰も多発しているサイテーな学校であるパブリックスクールの存在。
- 世界の人々に強権を振りかざしている鬼畜米帝は、鬼畜英帝などヨーロッパ列強の白人が先住民から土地を強奪して迫害を加えた結果誕生した国であるため、鬼畜英帝などが侵略行為さえ行わなければそもそも「アメリカ合衆国」改め「アメリカ帝国」は存在しているはずがないのである。鬼畜英帝には、そのような化け物を生み出してしまった重大な責任がある。
フランスにおける嫌英米
フランスでは百年戦争でフランスの国土の多くがイギリスに占領されたこと、北米の領土が現在のアメリカ合衆国にとられたことなどの歴史的背景から、伝統的に米国と英国の主要言語である英語に対する嫌悪感が根強い。