All your base are belong to us
All your base are belong to us.(短縮してAll Your Base、AYBABTUまたはAYB)は2001年から2002年にかけて、インターネットで流行ったミームの一つであり、インターネット上で爆発的にフラッシュが流行するようになった最初期の現象のひとつである。この語句がはっきりまたはこっそりはいるようにコラージュされた画像がフラッシュにまとめられ、広くダウンロードされた。フラッシュ画像はThe Laziest Men on Marsと名乗る集団によって作られたものが有名である(#外部リンク参照)。
この語句は、『ゼロウィング』という日本製ゲームのオープニングでの会話中にある 「君達の基地は、全てCATSがいただいた。」 という文章の、稚拙な翻訳英語からきている。"All your base are belong to us."は英語のネイティブ・スピーカーからは予想もできない英語の文章であり、シリアスな画面との対比のおかしさ、あるいはその文章自体のインパクトによって一気に流行することになった。
既に流行としては過ぎ去ったものではあるが、Engrishの好例として語り継がれている。このフレーズはインターネット上でいわゆる「コピペのテンプレ」となっており、特にオンラインゲームなどで、戦いの雄叫びとして使われている。
原典について[編集]
この語句は日本の東亜プランによって1989年に作られたコンピュータゲーム、ゼロウイングの英語版にある翻訳から来ている。もっとも有名なものは、1992年につくられたヨーロッパ向けのメガドライブ版から引用されたもので、日本向けのメガドライブ版での語句は日本語である。これは元々のアーケード版には含まれておらず、PCエンジン版にはCD音質でイントロが入っているがまるっきり別物である。ゼロウイングの家庭版は北米向けにはリリースされていない(アーケード版はウィリアムズ・エレクトロニクスより発売されていた)。
"All your base" は1998年に初めてインターネット上に出現し、1998年の中ごろから終りにかけてインターネットの掲示板に現れるようになった。2000年頃、カナダのガバ集団The Laziest Men on Marsによって、ロボット音のようなサンプル音声をつかった「ギャバロボットの侵略(Invasion of the Gabber Robots)」という歌が作られた。
次に、2001年2月中頃までに、元画像に加え、多くのコラージュ写真、GIFアニメ、フラッシュ画像等がインターネット中を席巻した。
- 問題の英語版
- en:Zero Wing (translations)#Transcriptを参照
- 元の日本語版
- en:Zero Wing (translations)#Original Japanese textを参照
- 逐語的な翻訳
- en:Zero Wing (translations)#Literal translationを参照
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- All your base are belong to us
- "All your base" vs. "反省しる"
- MediaZilla Main Page(Wikimedia.org内バグ報告のページ: AYBのパロディ)
- YouTubeに謎のメンテナンス?画面
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