杉山麗

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県立横浜明朋高校の杉山 麗
県立横浜明朋高校の杉山 麗

杉山 麗(すぎやま うらら)とは、2016年8月18日に放送されたNHKニュース7にて貧困の現状を訴える特集に出演した、神奈川県立横浜明朋高校の生徒会長である。

学生たちが貧困の現状訴える。うららさん「みんなが当たり前に持っているものが自分の家にはない」

経済的な理由で進路の選択が難しい学生たちが、みずからの言葉で貧困の現状を訴えるイベントが2016年8月18日横浜市で開かれ、学生たちは「子どもの貧困は日本にも存在していることを、理解してほしい」と訴えた。

厚生労働省によると、日本では平成24年の時点で6人に1人の子どもたちが貧困状態にあるとされ、国や自治体には将来に不安を抱える子どもたちへの対策が求められている。神奈川県は2016年5月、経済的に厳しい状況にある高校生などを委員とした会議を設置し、当事者の声を生かした対策づくりを進めているが、8月18日は、学生たちが企画したイベントが横浜市で開かれ、高校生教職員など、およそ100人が参加した。

イベントでは、学生たちがみずからの体験を講演し、このうち委員の1人で、経済的な理由で希望する専門学校への進学をあきらめた高校3年生のうららさんは「みんなが当たり前に持っているものが自分の家にはない。みんなが普通にできることが、自分の家ではとても困難。自分は貧困なのかもしれないと思った」と話した。

その上で、うららさんは「貧困の子どもが大人になり、同じような生活を強いられ、この状況が繰り返されることで未来の子どもも貧困になってしまうかもしれない。その子たちには、私のようにお金という現実を目の前にしても諦めさせないでほしいです。現実を変えるために、子どもの貧困は日本にも存在するのだと、理解してほしい」と訴えた。

神奈川県では子どもたちの意見を取り入れて、今後、公的な支援策などをまとめたホームページを作成するなどの対策を進めたいとしている。講演を聞いた横浜市の高校2年生の生徒は「いま振り返ると昔の友達で貧困の子がいたかもしれないと思いました。きょうの講演で気づかされたことが多かったです」と話していた。

また、横浜市の高校2年の男子生徒は「自分の生きている世界と全然違って、苦しい生活をしている人がいると初めて知って驚いた。周りで大変そうな人がいたら力になりたい」と話していた。

また、参加した高校の男性教諭は「知らないことがいっぱいあったので、子どもたちをもっと見るようにしなければと感じた」と話していた。

講演を終えたうららさんは「みなさんが貧困の問題を知りたいという気持ちが伝わってきたので必死でやりました。子どもの貧困の問題がもっと社会に認識され、対策も進み、将来子どもたちが未来を諦めずに済むような社会になればと思う」と話していた。

親が貧乏でアニメ関連の専門学校への進学断念…貧困学生ら、貧乏の現状を訴える

経済的な理由で進路の選択が難しい学生たちが、みずからの言葉で貧困の現状を訴えるイベントが8月18日横浜市で開かれ、学生たちは「子どもの貧困は日本にも存在していることを理解してほしい」と訴えた。みずからの体験を語った高校3年生

のうららさんは、経済的な壁に直面し、進学を諦めざるをえない状況に追い込まれている。

うららさんは、小学5年生のときに両親が離婚し、現在は一緒に暮らす母親が働きながら家計を支えていますが、経済的に厳しい状況だ。自宅のアパートには冷房はなく、夏の時期はタオルに包んだ保冷剤を首に巻き、暑さをしのぐ毎日だ。自分の

家が経済的に厳しいことについて実感させられたのは、中学時代の授業だったという。パソコンを持っていなかったうららさんは、授業で先生に「ダブルクリックして」とか「画面をスクロールさせて」などと言われても、ついていくことができなか

った。母親からは千円ほどのキーボードだけを買ってもらい、一生懸命練習したことは忘れることができない出来事だった。

うららさんは「みんなが当たり前にできることが自分だけできない。置いて行かれている。こんな自分が惨めだと思った」と当時を振り返る。うららさんは塾にも行けなかったが、公立の高校に進学し、現在は、生徒会長を務めてる。進路を選ぶ3年生の夏を迎

えたうららさん。絵が好きで、アニメのキャラクターデザインの仕事に就きたいと、専門学校への進学を希望していたが、入学金の50万円を工面することが難しく、進学は諦めた。

うららさんは「私はいちばん不幸だなと思った。夢を持っているのになんで目指せないんだろう」と話し、経済的な理由で将来の選択肢が狭まっていくのを感じている。学校の担任から、夢を諦めずにさまざまな技術を学ぶことができる公的な職業技術校への

進路を提案され、家計を助けるためには就職か技術校に進むのか今も迷い続けている。

NHKがやらせ?「超貧乏女子高生」をねつ造していると炎上

2016年8月18日NHKが報じた内容に、やらせがあったのではないかとの指摘がインターネット上で相次いでいる。やらせと指摘されている内容とは、パソコンが貧乏すぎて買えないため1000円のキーボードを買って練習しているという「

超貧乏女子高生」。NHKの公式サイトで掲載されている動画を観てもとくに不自然な点は無いが、インターネット掲示板で公開されていた貧乏女子高生のTwitterなどを見ると...

  • 1,000円のランチを食べる
  • 好きな作品『ONE PIECE』の映画を6回鑑賞
  • 『ONE PIECE』グッズ大人買い
  • 7,800円の舞台鑑賞

など、とても貧困家庭とは思えない行動をしていたと、掲示板でも物議を醸していた。また、貧乏ではない証拠だと言われているのはTwitterだけでなく、放送のなかにもあるという。それはNHKのサイトでも視聴できる動画の2分ごろに、1万円以上する画

材『デリーター アルコールマーカー』があったり、『ONE PIECE』最新作映画のグッズが数点あることだ。指摘があった部分を再度観てみると、『ONE PIECE』グッズがとにかく大量にあることには確かに違和感が感じられる。パソコンなんて最近は3万円前後

で買えるものもたくさんあるのに、なぜキーボードなのだろうか...。グッズを全部売れば、1台ぐらいは買えそうなレベルの量だ。

「やらせ」疑惑が高まる
まだNHKが報じた内容が完全にねつ造であるといった証拠は出ていないものの、ネット上ではやらせだというムードが高まっている。女子高生は貧困の現状を訴えるイベントにも出演し、在籍している横浜市の高校の名前も出ていることからこ

れが原因でトラブルが起きる可能性もある。やらせでなくても伝える情報が不十分で炎上してしまった以上、女子高生の名誉のためNHKは事実だという証拠を出す必要があるだろう。

NHKで貧困女子高生特集。パソコン買うお金が無くキーボードで我慢。Twitterが発掘され贅沢三昧が発覚

8月18日に放送されたNHKニュース7にて貧困の現状を訴える特集が行われた。特集内容は高校生のうららさんという方の貧困状況をピックアップしており、家計を支える母親と2人暮らし。クーラーも無く保冷剤を首に巻いて暑さを凌いでいる。またパソコンを買う余裕が無く、1000円のキーボードを買って貰い練習していたという。

不自然と指摘
これを見ていたネットユーザーがキーボードだけで練習とか意味が分からないと指摘。更に部屋が貧困層にしては物がありすぎることや、高価な画材まであることが発覚。これによりNHKヤラセ疑惑が浮上した。しかしここまではあくまで疑惑の段階で、確証ではなかった。

該当女子高生のTwitterが発覚
翌日(19日)になり該当女子高生のTwitterが発覚。それにはワンピースの映画を見に行っていることだけでなく、5回も見ていることもツイートされている。そのツイート内容は「新宿バルト9大ヒット御礼舞台挨拶行ってきました!GOLDを観るのは5回目でしたが何回観ても最高です!!!」と書かれており、キーボードだけしか買えない貧困層とはかけ離れている。

そのほかにも戦利品としてグッズを購入するツイートやジャンプショップで「宝物の山で散財しまくり」というツイートまで発覚。

このTwitterがテレビに出演している女子高生と一致する切っ掛けとなったのはワンピースに登場するルフィのイラストである。7月22日にそのツイートがあり、テレビに映ったイラストと全く同じ物がTwitterにも投稿されている。また一部のツイートはパソコンから投稿されており、放送での「パソコンを持っていない」というのも疑わしくなっている。そもそもどうやって絵をスキャンして取り込んだのかも疑問である。NHKが無理に貧困層を創作したのか、元々そんなに裕福じゃない子を更に貧困に描いたのかは不明であるが、本当の貧困層が見たら激怒しそうである。