ニコニコ大百科
ニコニコ大百科とは未来検索ブラジルが運営するオンライン百科事典である。西村博之がかかわっている。
概要
ニコニコ動画に関連する用語をはじめ、あらゆる情報についてユーザーが記事を編集できるサイトである。
ニコニコ動画のアカウントを持ち、なおかつプレミアム会員でなければ編集ができない。このため記事の内容は非常に偏っている。一般会員も編集できるようになって欲しいとの声が上がっている。
この大百科の「ユアペディア」の項目には「ユアペディアはウィキペディアやアンサイクロペディア、チャクウィキのユーザーや、著名人の”誹謗中傷”記事が多い」と記されている。まあ、そのとおりである。アンサイクロペディアはもっと多く、ウィキはウィキで編集者同士が同じくらいの酷さで誹謗中傷合戦を繰り広げているがね。
2ちゃんねるなどに比べれば雰囲気は緩めだが、もちろん荒れている場所もある。人が少ない分、よりタチの悪い人間だって存在する。少数ながら問題を起こすユーザーもいないわけではない。例→スッス、なねにむ等。しかし、それにしても議論中に運営側の胸先三寸で一方的に投稿規制されてしまうシステムそれ自体は、到底正当化出来る事でもない。問題なのはその辺の匙加減を決定する役割を担っているセクション(or人物?)が、前述の記事の内容同様にえてして偏っている事である。これに関しては本家ウィキペディア日本語版同様、主にその項目に対し贔屓目な内容の記事において、その項目にとって都合の悪い趣旨の書き込みを行うと、しばしばこういった強権的行為が行われる事である。更に問題なのは、項目によっては逆にその対象を悪く言う事が目的の記事もあり(例:小峰徳司)、そういった行為に対し運営側は一切(でもないにしても、こういった記事が現存する事から、少なくともその判断基準が客観的に見てかなり甘いという事である)編集者を咎める事もなく、大百科の名の下の個人叩きが行われているのを、往々にして黙認しがちであるといった、いわゆるダブルスタンダードが成立しているという事である。
…ここまで来れば判ると思うが、前に「2ちゃんねるなどに比べれば雰囲気は緩め」とあるがその理由は、2ちゃんねると違い書かれた文言の削除が頻繁に行われる為、あくまでもそう見えるだけの事である。もし運営側による文言の削除(&それに伴う書き込み規制)がなければ、その雰囲気の悪さ加減は2ちゃんねると同等以上である事は明白である。そして、あまり個人の所属及び立場、そして思想や嗜好・好悪が絡まない類の対象である項目の場合はその限りでもなく比較的和気藹々としているのも、やはり2ちゃんねるや前述のウィキペディア日本語版と同様の性質を有しているといえる。Wikipediaと違い、規制規制されたという記録は残らない。編集規制は解除条件が不明どころか、規制しても運営から知らされることはない。最初に一週間規制されたら、次は1ヶ月になるとか。規制が繰り返されると永久に規制されたままになってしまう。
大義名分を失った組織・団体はやがて衰退するものである。…この件、いずれはニコニコ大百科(ヘタすれば動画の方も)の衰退に繋がりかねない事は、アンサイクロペディアやウィキペディア日本語版の衰退具合を見れば明白と断言出来る事柄である。本来ネットユーザーは「ネット上では嘘・誤魔化し・隠匿はそうそう通用しない」という事に関し充分知悉している筈であるが、大きい権力・影響力を得るとそれを完全に忘却してしまうから不思議なものである。そして、このニコニコ大百科もまた然り。つまりはそういう事なのだろうか。
からくり
筆者は気づいてしまった。
今の時代、情報はなんでもネットに流れると思われている。
大抵の人は、何か気になることがあったらネットで検索をかけてみることだろう。
だがしかし、ニコニコ大百科の事を検索かけてみても、ニコニコ大百科の項目が多数出てくるだけで、当の大百科の評判自体は一向に出てこない。
情報量が真の情報を圧殺しているのである。
ここからして、次世代の情報操作の方法というものを予測することができる。
すなわち、情報の洪水を流せば良いのだ。
自身に都合の悪い情報をネットから知られたくない者は、ネットに様々な自身のウワサをわざと流し(ウソ情報も含む)、真実を情報の量で押し流してしまえばよいのだ。
そうすれば検索されない。
ニコニコの黒幕は2ちゃんねると同じひろゆきと言われるが、なるほど天才だ、なかなかうまい事を考えたものである。