新道野越

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新道野越(しんどうのごえ)は国道8号にある福井県滋賀県の県境に跨るである。福井県敦賀市と滋賀県長浜市を最短で結ぶ交通の要所といえる。別名「新深坂越」(しんふかさかごえ)。

概要[編集]

北陸地方の主要幹線である国道8号において、かなり大きな峠に分類される。標高は260mであり、敦賀富士とも呼ばれる野坂岳(標高914m)を含む野坂山地を越える数少ない道である。敦賀市疋田で国道161号が分岐しこちらは滋賀県高島市へ、8号は長浜市に向かいここが滋賀県における湖東湖西の北端であるとも言える交叉点である。この新道野越の下を北陸本線深坂トンネルが貫いている。古くはここには深坂越と呼ばれる道が存在しており古来から北陸、若狭地方への入り口として賑わっていたが、江戸時代に入ってからこの新道野越が開かれた為、現在では古道のハイキングコースとなっている。

道路状況[編集]

一桁国道の峠のため峠道ではあるが、登坂車線もあり片側一車線でも十分な道路幅が確保されている。またこの峠から福井県道・滋賀県道140号敦賀柳ヶ瀬線が分岐しており、若干の悪路ではあるが滋賀県長浜市の国道365号にショートカットしている。その為この2本の道を使い分けて走れるので、海水浴シーズンでもない限りこの峠ではあまり渋滞は起きない。

峠付近[編集]

峠からの接続路線[編集]

関連項目[編集]

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