猿橋駅
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猿橋駅(さるはしえき)は、山梨県大月市猿橋町殿上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
年表
- 1902年(明治35年)10月1日 - 国鉄中央本線 鳥沢駅・大月駅間開通と同時に猿橋駅(えんきょうえき)として開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1918年(大正7年)8月1日 - 駅名の読みをさるはしに改める。
- 1960年(昭和35年)4月20日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年) - 木造の旧駅舎・跨線橋を撤去し橋上駅舎の建設を行う。それに伴い島式ホームの改良・南口開発も行う。
- 1997年(平成9年)12月25日 - 新駅舎利用開始。この時は北口のみの利用。
- 1998年(平成10年)3月30日 - 南口完成・南北自由通路利用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2002年(平成14年)10月1日 - 開業100周年。大月駅で大月駅・猿橋駅開業100周年イベント開催。
- 2009年(平成21年)5月31日 - みどりの窓口廃止。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を持つ。島式ホームに相対して旧ホームが残されている。留置線を有する。
大月駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。みどりの窓口は2009年(平成21年)5月31日で営業を終了した。北と南それぞれに駅前広場がある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■■中央本線 | 上り | 高尾・立川・新宿・東京方面 |
2 | ■■中央本線 | 下り | 大月・甲府方面 |
本項では中央本線のラインカラーを■青と■オレンジの併記とするが、実際のホーム案内はほとんど■オレンジのみ用いられ、表記も「中央線」となっている。
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
JR乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 1,731 |
1999 | 1,794 |
2000 | 1,773 |
2001 | 1,778 |
2002 | 1,743 |
2003 | 1,720 |
2004 | 1,733 |
2005 | 1,713 |
2006 | 1,717 |
2007 | 1,695 |
2008 | 1,668 |
2009 | 1,620 |
2010 | 1,594 |
2011 | 1,568 |
2012 | 1,574 |
駅周辺
相模川(桂川)の右岸、南約300メートルの段丘にあり、川と線路と主要道路はみな東西に走る。山が数十メートル南に迫っていて、平地部分は狭く細長い。駅の北に国道20号が通る。その北に宮下橋があって桂川を渡り、そのすぐ北に百蔵橋があって葛野川を渡る。東約700メートルに葛野川と桂川の合流点があり、駅の東約1.2キロメートルに日本三奇橋の一とされる猿橋と、町の中心部がある。駅周辺は住宅地で、駅前商店街はなく、国道沿いに商店が並ぶ。中央自動車道の猿橋バス停までは徒歩20分前後。
駅の南の山の上には、パストラルびゅう桂台という住宅地がある。2006年(平成18年)まで、山上との連絡にシャトル桂台という磁石を用いたモノレールが無人で運転していた。
バス
最寄り停留所は、駅北口ロータリにある猿橋駅前となる。以下の路線が乗り入れ、富士急山梨バスにより運行されている。
- 上和田線[1]:奈良子行、浅川行、畑倉行、上和田行、竹の向行、田無瀬行、小菅の湯行き、大月駅、中央病院前行
- 宮谷線[2]:堀江製作所行、中央病院前行
- 藤崎・四季の丘・桂台線[3]:藤崎行、四季の丘行、桂台行、中央病院前行
- 新倉・山谷線[4]:新倉行、猿橋行、大月駅行、山谷行
- 朝日小沢線[5]:大月駅行、中央病院前行、朝日小沢上行
隣の駅
脚注
- ↑ 富士急山梨バス上和田線時刻表、富士急山梨バス、2014年11月13日閲覧
- ↑ 富士急山梨バス宮谷線時刻表、富士急山梨バス、2014年11月13日閲覧
- ↑ 富士急山梨バス藤崎・四季の丘・桂台線時刻表、富士急山梨バス、2014年11月13日閲覧
- ↑ 富士急山梨バス新倉・山谷線時刻表、富士急山梨バス、2014年11月13日閲覧
- ↑ 富士急山梨バス朝日小沢上線時刻表、富士急山梨バス、2014年11月13日閲覧