青木松風庵
株式会社青木松風庵 aokishofuan Co., Ltd
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | |
本社所在地 | 日本 599-0303 大阪府泉南郡深日1542-2 |
電話番号 | |
設立 | 1984年1月 |
業種 | 菓子製造業 |
事業内容 | 和菓子、洋菓子の製造及び販売 |
代表者 | 青木啓一(代表取締役会長) 青木一郎(代表取締役社長) |
資本金 | 2000万円 |
売上高 | |
総資産 | |
従業員数 | |
決算期 | |
主要株主 | |
主要子会社 | |
関係する人物 | 青木啓一 |
外部リンク | 青木松風庵 |
特記事項: |
株式会社青木松風庵(あおきしょうふうあん、松風庵とも)は、大阪府泉南郡岬町にある菓子製造会社である。大阪の銘菓である、みるく饅頭月化粧の発売元で知られる。みるく饅頭月化粧以外の和菓子・洋菓子も取り扱う。2014年現在、大阪に18店舗、和歌山に8店舗を展開している。
沿革・概要
1984(昭和59)年、大阪府泉南郡にて青木要二郎、青木啓一、青木定子、青木まゆみの4名で創業。 本社を置く、田尻町の吉見ノ里は昔から風光明媚、白砂青松で有名なところで、新井白石も漢詩を詠い、和歌も残っている。</br> 「出でて見よ 吉見ノ里に秋の月 沖吹き返す 松風の声 」</br> 「月もよし 風も吉見の松風に 昨日も今日も 遊び暮らしつ」</br>どちらにも松風という言葉が出てくる。それを活かして、屋号が付けた。
経営理念は</br>「お客様を大切にすること」</br>「おいしいお菓子を創ること」</br>「仲間とその家族を大切にすること」</br>「地域社会に貢献すること」</br>の4つ。
和菓子業界では1割程度しか自家製餡をしていない現状の中、創業時より和菓子の命である餡は100%自家製餡にこだわり続けている。 お菓子の伝統と精神を大切にしつつ、従来の和菓子づくりの概念にとらわれない発想と手法、独自の感性で、苺を羽二重餅と白餡で包んだ関西風苺大福「おしゃれ」や口の中でほわほわとろける食感の一口サイズのチーズケーキ「アンジュミニョン」といった、新感覚のお菓子を世に発信し、新しい食文化を創造してきた。 2006(平成18)年、古都奈良での新ブランド展開のため「天平庵」を創業。100%子会社として東京にも店舗展開している。 2014年1月で創業30周年を迎え、現在大阪に18店舗、和歌山に8店舗を展開している。 現在は、大平サブローが出演するCMでみるく饅頭「月化粧」が人気。年間622万個(2014年9月末現在)販売。
主力商品
- 月化粧
- 第26回全国菓子大博覧会「内閣総理大臣賞」受賞
- 平成23年~25年、「モンドセレクション金賞」受賞
- 平成26年「モンドセレクション最高金賞」受賞
- 朝焼みかさ
- 第25回全国菓子博覧会「名誉総裁賞」受賞
- 木の実ひろい
- 第24回全国菓子大博覧「農林水産大臣賞」受賞
事業所
- 販売店 直営店舗が大阪18店舗、和歌山8店舗 その他、新大阪駅や空港ターミナル(大阪空港)にて「月化粧」を販売
- 工場 2014(平成26)年に建設した、総面積18,838㎡の岬工場、阪南工場、製餡工場がある
グループ企業
株式会社天平庵
その他
寄付活動に精力的に取り組んでいる。
- 2009年「みかさ基金」設立。「朝焼みかさ」の売り上げの一部を大阪みどりの基金及び財団法人和歌山県緑化推進会に寄付。
- 現在は松風庵基金に改称し、「月化粧」を1個販売するごとに1円を大阪みどりの基金及び財団法人和歌山県緑化推進会に寄付する活動を行う。
- 2013年は 大阪みどりの基金に2,598,219円、財団法人和歌山県緑化推進会に626,260円、合計3,224,479円を寄付。
昭和59年
深日工場を建設
深日店・吉見店の2店舗を開店
昭和60年
樽井店を開店
栗ぱいの販売開始
昭和61年
尾崎店を開店
くるみぱい・ おしゃれ(いちご大福)の販売開始
昭和62年
深日工場を増床
砂川店を開店
小栗の路の販売開始
昭和63年
泉佐野店を開店
平成元年
吉見工場・吉見本社を建設
上瓦屋店・広瀬通店・小松原店の3店舗を開店
和菓山の販売開始
平成2年
深日工場を増床
土入店・和歌浦店・丸正店の3店舗を開店
小豆パイの販売開始
平成3年
海南店を開店
紀泉一・船出の販売開始
平成4年
岸和田店を開店
くるみ団子の販売開始
平成5年
本部工場を建設
岩出店・善明寺店・貝塚店・和泉府中店の4店舗を開店
汐千鳥せんべい・粋渡ぽてと・ごーふりーむ・
和泉しぐれ改め大阪しぐれ・生ドラの販売開始
平成6年
和泉国府店・箕島店・関西空港店・泉大津店の4店舗を開店
雅れっと・夢空路・玉ねぎパイ・πの販売開始
平成7年
ジャスコ日根野店・エアロプラザ高島屋店・河内長野店の3店舗を開店
しゅーくりーむ・天野酒まんじゅうの販売開始
平成8年
阪南工場を建設
泉北高島屋店・ザビエル公園店・鳳店の3店舗を開店
エアロプラザ高島屋店を閉店
赤飯まんじゅうの販売開始
平成9年
阪南第2(製餡)工場・阪南第3(出荷)工場を建設
泉北高倉台店・堺本店・春木店の3店舗を開店
泉北高倉台店に移転のため泉北高島屋店を閉店
お吟さま・バターみかさの販売開始
平成10年
羽曳野店・有本店・駒川店の3店舗を開店
苺ドラ・高級羊羹(無花果、本練、栗)の販売開始
平成11年
秋葉山アベニールを開店
まるで豆腐・茶々・とら焼・魔法のプリン・木の実ひろいの販売開始
深日本部工場が「食品衛生優良施設」の表彰を受ける
平成12年
和歌山本店を開店
本生水羊羹・天使のささやきの販売開始
深日本部工場が食品を扱う企業としての最高峰の「厚生大臣表彰」を受ける
平成13年
丸正百貨店閉店のため丸正店を閉店
和歌山本店に統合のため有本店を閉店
平成14年
プレミアムおしゃれ苺一衣・なめらかプリン・木の実ひろいカカオ
まっちゃろ~るの販売開始
第24回全国菓子大博覧会にて「木の実ひろい」が「農林水産大臣賞」、
お吟さまが「名誉総裁賞」を受賞
平成15年
富田林店・阪南店の2店舗を開店
阪南店に移転のため尾崎店を閉店
うさぎのダンス・アンジュ ミニョン・極上甘納豆・ピュアチョコ・
プティタンブランの販売開始
平成16年
ジャスコりんくう泉南店を開店
ジャスコりんくう泉南店に移転のため樽井店を閉店
フロマージュ ブラン・バウムクーヘン・もちもちパイの販売開始
平成17年
新泉佐野店を開店
新泉佐野店に移転統合のため泉佐野店・上瓦屋店を閉店
ふぃなんしぇ・まどれーぬ・パウンドケーキの販売開始
みかさ・船出をリニューアル
平成18年
海南店をリニューアルオープン・秋葉山店を開店
海南店に統合のため箕島店を閉店
秋葉山店に移転統合のため小松原店・和歌浦店・秋葉山アベニール店を閉店
白桃ゼリー・ふんわりガトーショコラの販売開始
泉佐野税務署より「優良申告法人」の表彰を受ける
平成19年
パームシティ店を開店
パームシティ店に移転のため土入店を閉店
カカオの風・紅茶のロールケーキ・吉見の里・ゆらゆらり・生クリーム大福の販売開始
平成20年
ホワイティ梅田にFC店として「Plus An」を開店
堺本店に統合のため鳳店を閉店
苺のロールケーキの販売開始
第25回全国菓子博覧会にて「朝焼みかさ」が「名誉総裁賞」を受賞
平成21年
近鉄和歌山店を開店
近鉄和歌山店に移転のため、広瀬通り店を閉店
湯浅醤油まかろん・紀州備長炭まかろん・苺まかろん・バウムクーヘンカットの販売開始
1月24日、25日に創業25周年を記念し、「お菓子フェア」を開催
2日間で4223人のお客様にご来場いただく
「みかさ基金」を開始
和泉店を開店
和泉店に移転統合のため和泉府中店・和泉国府店を閉店
平成22年
月化粧、みかさラスクの販売開始
大阪府が進める「中之島にぎわいの森づくり」に協賛。シンボルツリーを寄贈
平成23年
月化粧がモンドセレクション金賞を受賞
平成24年
「松風庵基金」と称し、月化粧の売上の一部をみどりの基金、和歌山県緑化推進会に
寄付する活動を開始
3月30日に深日工場、阪南工場、阪南店、阪南工房、和泉店、和泉工房
、秋葉山店、秋葉山工房でISO22000認証取得
月化粧が2年連続、モンドセレクション金賞受賞
平成25年
『みかさ基金』を改め、『月化粧基金』として月化粧の売上金の一部を寄付。
(「大阪府みどりの基金」へ 1,028,611円、「和歌山県緑化推進会」へ 365,298円)
4月16日 『月化粧』が、「第26回全国菓子大博覧会・広島 内閣総理大臣表彰」を受賞。
4月16日 『大和三山』が、「第26回全国菓子大博覧会・広島 名誉総裁賞」を受賞。
5月31日 『月化粧』が、3年連続モンドセレクション金賞を受賞。
7月1日 泉南郡岬町多奈川東畑に新工場用地(敷地面積18,837.77㎡)を購入。
平成26年
『月化粧基金』として月化粧の売上金の一部を寄付。
2月15日 岬工場(床面積2,206.69㎡)稼働。
3月16日 イオンモール和歌山にイオン和歌山店をオープン。
4月1日 代表取締役社長として青木啓一に代わり、青木一郎が就任。
6月2日 『月化粧』が、モンドセレクション最高金賞を受賞。
外部リンク