芝山鉄道線
提供: Yourpedia
2014年9月11日 (木) 09:13時点における獅子堂重工 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''芝山鉄道線'''(しばやまてつどうせん)は、千葉県成田市の東成田駅から千葉県山武郡芝山町の[[芝山千代田...」)
芝山鉄道線(しばやまてつどうせん)は、千葉県成田市の東成田駅から千葉県山武郡芝山町の芝山千代田駅までを結ぶ芝山鉄道の鉄道路線である。芝山千代田駅付近を除き路線の大部分は成田国際空港の地下を走る。駅ナンバリングで使われる路線記号はSR。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):2.2km(うち、1,295mがトンネル部)
- 軌間:1,435mm
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 保安装置:芝山鉄道・京成電鉄・新京成電鉄・北総鉄道・京浜急行電鉄・都営地下鉄浅草線で使用されている1号型ATS。C-ATSに更新予定。
運行形態
全列車が京成電鉄と相互直通運転を行っている。運転業務は京成に委託しており、東成田駅で乗務員交代は行われず運転士・車掌とも京成の乗務員が芝山鉄道線内も乗務する。
ラッシュ時などには京成・都営浅草線との相互直通運転を行う。日中は40分サイクルで京成成田 - 芝山千代田間を1編成が往復する形となる。
所要時間は京成成田 - 芝山千代田間が約10分、東成田 - 芝山千代田間は約4分である。なお、東成田 - 芝山千代田間の成田市木の根付近では、空港建設反対派の用地を通過する計画だったため、地権者の同意が得られず、最終的にルートを変更してこの用地を迂回することとなった。そのため迂回区間は半径160mの急カーブとなっており、運行の安全確保上35km/hで運行するため、所要時間は当初予定より1分ほど長くなった。
京成・都営の車両も含めて、芝山千代田行きの列車の方向幕の表示は「芝山千代田」ではなく「(東成田)芝山」である。
車両
以下の自社所属車両のほか、京成電鉄・東京都交通局の車両も運用される。
- 3500形 - 2013年4月1日より京成電鉄からリースしている車両。従来の3600形に代わり、3500形の3540編成4両編成に変更された[1]。
- 3600形 - 開業時から2013年3月31日まで京成からリースしていた車両。運用は京成車と共通だが、先頭車が電動車ではなく付随車であることから、先頭車両は電動車と取り決めている京急線には直通しない。芝山鉄道線は、日中は京成車4両編成か6両編成での運行のため、8両編成でかつ京急線に入線できないこの車両は京成上野 - 成田空港間や京成佐倉 - 都営浅草線西馬込間を往復する運用が多く、自社線を走行するのは朝夕のみで、しかも自社線内(東成田 - 芝山千代田間)のみを走行することは平日・土休日とも1本もなく、自社線内を走行するときは、すべて京成電鉄東成田線を経由した運用を行う。
駅一覧
- 全線千葉県内に所在
- 全列車が各駅に停車する。
駅番号 | 駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
直通運転区間 | ○京成東成田線京成成田駅まで ○京成本線京成上野駅まで ○京成押上線経由都営浅草線西馬込駅まで ○京成押上線・都営浅草線・京急本線経由京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅まで | |||
- | 東成田駅 | 0.0 | 京成電鉄: 東成田線(KS44)(直通運転:上記参照) | 成田市 |
SR01 | 芝山千代田駅 | 2.2 | 山武郡芝山町 |
その他
- 普通鉄道では日本一総営業距離が短い路線である(ケーブルカーやモノレールなど、すべての種類を含めた場合の最短は鞍馬山鋼索鉄道の207m)。
- 芝山千代田駅は芝山町の端にある駅であり、芝山町中心部を経由して九十九里方面への延伸も検討されている。
- 京成と直通運転する路線では唯一、ICカード「PASMO」等が使えない。また、2008年まで京成などで利用できたパスネットも同様であった。
- 全線が成田国際空港敷地内・隣接地内に所在しており、その関係で駅構内だけでなく、列車車内でも空港警備の一環として制服着用の警察官(千葉県警察成田国際空港警備隊)が常に乗車して警備している。
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 所属車両を変更します - 芝山鉄道ホームページお知らせ 2013年3月28日