ユーカリが丘駅
ユーカリが丘駅（ユーカリがおかえき）は、千葉県佐倉市ユーカリが丘にある、京成電鉄・山万の駅である。1982年（昭和57年）11月1日に開業した。
京成電鉄の本線と、山万のユーカリが丘線が乗り入れ、接続駅となっている。京成電鉄の駅番号はKS33。
目次
駅構造[編集]
京成電鉄[編集]
エスカレーターが設置されているほか、2009年4月に改札階とホームを連絡する車椅子対応エレベーターが設置された。
2面4線に拡張できる用地はあるが、下り待避線の用地に線路は敷設されていない。待避線である1番線はラッシュ時を中心に使用されるほか、日中は回送や団体列車の待避も行う。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1・2 |  京成本線
|
上り | 日暮里・上野・押上・ 都営浅草線・ 京急線方面
|
| 3 | 下り | 佐倉・成田空港方面 |
- 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。
山万[編集]
京成の駅北口から連絡通路で結ばれている。単式ホーム1面1線を有する高架駅である。
エレベーターは1階出入口と2階連絡通路を結んでいるが、改札内コンコースとホームの間には設置されていない。2012年時点では、改札内コンコースとホームとの間にエレベーターを設置する計画があり、周辺住民やユーカリが丘線利用客を対象に意見を募っている。このほか、改札口や切符売り場の移設やトイレの新設も計画されている。
高架下には、山万ユーカリが丘インフォメーションセンターや順天堂大学WHO指定協力センターが立地する。
利用状況[編集]
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
| 年度 | 京成電鉄 | 山万 | |
|---|---|---|---|
| 1日平均 乗降人員[2] |
1日平均 乗車人員[3] |
1日平均 乗車人員[3] | |
| 1998年（平成10年） | [4] 10,452 | [4] 621 | |
| 1999年（平成11年） | [5] 11,195 | [5] 606 | |
| 2000年（平成12年） | [6] 11,402 | [6] 603 | |
| 2001年（平成13年） | [7] 11,598 | [7] 594 | |
| 2002年（平成14年） | [8] 11,322 | [8] 565 | |
| 2003年（平成15年） | [9] 21,732 | [10] 11,156 | [10] 558 |
| 2004年（平成16年） | [11] 22,473 | [12] 11,248 | [12] 540 |
| 2005年（平成17年） | [13] 22,467 | [14] 11,304 | [14] 570 |
| 2006年（平成18年） | [15] 22,822 | [16] 11,395 | [16] 582 |
| 2007年（平成19年） | [17] 22,711 | [18] 11,334 | [18] 579 |
| 2008年（平成20年） | [19] 22,800 | [20] 11,381 | [20] 639 |
| 2009年（平成21年） | [21] 22,324 | [22] 11,147 | [22] 675 |
| 2010年（平成22年） | [23] 21,842 | [24] 10,908 | [24] 698 |
| 2011年（平成23年） | [25] 21,392 | [26] 10,689 | [26] 688 |
| 2012年（平成24年） | [27] 21,370 | ||
| 2013年（平成25年） | [1] 21,653 | ||
駅周辺[編集]
ユーカリが丘を参照。
バブル景気と重なり、1980年代後半には駅前は急速に建物が立ち並ぶようになり、超高層マンションおよび商業施設が立地する。駅北口側には国道296号が通っている。
北口[編集]
- イオン ユーカリが丘店（旧 ユーカリが丘サティ）
- イオンシネマユーカリが丘
- YOU!PLA(YUKARI PLAZA)
- 佐倉市役所 ユーカリが丘出張所
- ウィシュトンホテルユーカリ
- ケーブルネット296本社
- みずほ銀行 ユーカリが丘支店
- 千葉銀行 ユーカリが丘支店
- ウエルシア ユーカリが丘店
- しまむら ユーカリが丘店
- アクアユーカリ
南口[編集]
- 東邦大学医療センター佐倉病院
- 千葉県立佐倉西高等学校
路線バス[編集]
平日朝に限り、マイタウン・ダイレクトバスの東京駅八重洲口・国際展示場駅・東雲車庫行、東京ディズニーリゾートが南口から発車する（それ以外はユーカリが丘駅入口バス停から発車）。
この他、東邦大医療センター佐倉病院行の無料送迎バスが南口から発車する。[28]
歴史[編集]
当駅はデベロッパーの山万がこの地を開発した際に開業した。
付記[編集]
- 開業して間もない頃から京成線の特急の停車を求める住民運動が起きた。のちに通勤特急は停車するようになったが、快速特急・特急は現行ダイヤでも停車しないため、運動自体は継続している。
- 当駅の「ユーカリ」のローマ字表記は英語のEucalyではなく、Yūkariと表記される。
隣の駅[編集]
- 山万
- ■ユーカリが丘線
- ユーカリが丘駅 - 地区センター駅
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 駅別乗降人員（平成25年度1日平均）、京成電鉄ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 3.0 3.1 千葉県統計年鑑
- ↑ 4.0 4.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成11年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 5.0 5.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成12年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 6.0 6.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成13年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 7.0 7.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成14年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 8.0 8.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成15年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成15年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 10.0 10.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成16年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成16年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 12.0 12.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成17年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成17年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 14.0 14.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成18年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成18年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 16.0 16.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成19年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成19年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 18.0 18.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成20年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成20年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 20.0 20.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成21年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成21年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 22.0 22.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成22年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成22年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 24.0 24.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成23年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成23年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 26.0 26.1 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、千葉県統計年鑑（平成24年）、千葉県公式ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 京成電鉄、平成24年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ 東邦大学医療センター佐倉病院 京成ユーカリが丘駅発 病院送迎バス 時刻表
関連項目[編集]
