日向駅
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日向駅（ひゅうがえき）は、千葉県山武市椎崎にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）総武本線の駅である。
歴史[編集]
駅名は1889年（明治22年）4月1日に成立した武射郡日向村に由来するもので、令制国の日向国とは直接の関係は無い。
年表[編集]
- 1899年（明治32年）10月12日 - 総武鉄道の八街駅と成東駅との間に新しく開業する[1]。
- 1907年（明治40年）9月1日 - 総武鉄道が鉄道国有法により買収され、国有鉄道の駅となる。
- 1962年（昭和37年）10月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1974年（昭和49年）3月15日 - 無人化。
- 1984年（昭和59年）7月 - 現在の駅舎を使用開始。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1997年（平成9年）7月1日 - 業務委託駅となり有人化。
- 2001年（平成13年）11月18日 - ICカードSuica供用開始。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。ホームは嵩上げされていない。駅舎は2番線ホームに接しており2つのホームは跨線橋で結ばれる。
かつては木造駅舎があったが、今は比較的簡易な構造の駅舎に建て替えられている。旧駅舎と今の駅舎は場所が少し異なっており、旧駅舎のあった場所には現在も2番ホームから階段が下っており、何も無いところに階段がある。
成東駅管理のJR千葉鉄道サービスが駅業務を受託している業務委託駅で、自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。みどりの窓口は未設置。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | ■総武本線 | 上り | 佐倉・千葉・東京方面 |
| 2 | ■総武本線 | 下り | 成東・銚子方面 |
- ホームは8両編成までに対応する。線路有効長は11両編成分ある。
利用状況[編集]
2012年度の乗車人員は1日平均1,258人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
| 年度 | 一日平均 乗車人員 |
|---|---|
| 1990年 | 709 |
| 1991年 | 781 |
| 1992年 | 914 |
| 1993年 | 1,040 |
| 1994年 | 1,152 |
| 1995年 | 1,295 |
| 1996年 | 1,329 |
| 1997年 | 1,431 |
| 1998年 | 1,451 |
| 1999年 | 1,497 |
| 2000年 | 1,492 |
| 2001年 | 1,552 |
| 2002年 | 1,521 |
| 2003年 | 1,512 |
| 2004年 | 1,469 |
| 2005年 | 1,475 |
| 2006年 | 1,490 |
| 2007年 | 1,466 |
| 2008年 | 1,441 |
| 2009年 | 1,405 |
| 2010年 | 1,366 |
| 2011年 | 1,294 |
| 2012年 | 1,258 |
駅周辺[編集]
旧・山武町にあった唯一の鉄道駅であるが、山武市役所山武支所（旧・山武町役場）のある中心部には当駅から北へおよそ3kmほどの距離があり、当駅周辺はむしろ町外れのような場所である。この駅があるのは作田川沿いに中小の集落がいくつか開けたのみの場所であり、駅前は閑散としている。ただし駅前は整備がなされており、バスなどの折り返しができるほか、駐輪場も完備されている。当駅の北東1km付近のところには日向台団地がある。
- 作田川
- 日向郵便局
- 山武市立日向小学校
バス路線[編集]
| のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日向駅 | あららぎ館・さんぶの森公園 | さんぶの森元気館 | 山武市基幹バス | ||
| 山武成東インター入口・成東駅・松尾駅 | 蓮沼海浜公園 |
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 「停車場設置」『官報』1899年10月14日（国立国会図書館デジタル化資料）
