稲田堤駅
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稲田堤駅(いなだづつみえき)は、神奈川県川崎市多摩区菅稲田堤一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。
南武線における神奈川県内最北の駅であり、横浜支社管内もこの駅までとなる[1]。
目次
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、2つのホームは跨線橋で結ばれている。上り(川崎方面)ホームの立川駅方の端に改札口がある。
登戸駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)である。
2012年、川崎市より、2014年着工、2017年完成の予定で、橋上駅化されることが発表された。これにより新たに南口が開設され、当駅から京王稲田堤駅南口に行く際、踏切を渡る必要がなくなる。[2]
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■南武線 | 上り | 登戸・武蔵溝ノ口・武蔵小杉・川崎方面 |
2 | ■南武線 | 下り | 府中本町・立川方面 |
駅構内設備
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は24,635人で[3]、乗り換え路線のない武蔵中原駅や武蔵新城駅より少ない。しかし、近年は着実に乗車人員が増加しており、同年度は2000年度に比べて25.7%増加している。さらに、2008年度の乗車人員の増加率は南武線では最高の前年度比5.0%増だった。 乗車人員の増加に伴い、南武線で運行されている、南武線 - 山梨方面の臨時列車が停車するようになった。近年の推移は下記の通り[4]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 17,178 |
1996年 | 17,453 |
1997年 | 17,422 |
1998年 | 17,613 |
1999年 | 17,858 |
2000年 | 17,657 |
2001年 | 18,252 |
2002年 | 18,719 |
2003年 | 18,888 |
2004年 | 19,036 |
2005年 | 19,528 |
2006年 | 20,047 |
2007年 | 20,719 |
2008年 | 21,760 |
2009年 | 22,203 |
2010年 | 22,855 |
2011年 | 23,202 |
2012年 | 23,875[3] |
駅周辺
乗り換え
- 朝7時半から8時頃まで駅前の踏切は通勤・通学客で混雑する。また、踏切の道路幅が狭く、車道まで人があふれ出して危険な状況になっているため、北口の利用が無難である。但し、同駅のエスカレーターは南口のみに設置されているが、エレベーターは両改札口に設置されている。
両駅間の距離が少し離れているため、南武線の路線図以外では当駅での京王相模原線の乗り換え案内を行っていなかったが、2006年12月1日より車内・駅構内共に放送する様になった。また、この2駅を乗り継ぐ連絡定期券も以前は発売されていなかったが、2008年3月15日より発売される事となった。
商店街
- 多摩沿線道路の当駅入口から府中街道の当駅入口まで踏切を横断して南北に走る通りのうち、線路より北側を「多摩川通り商店街」、南側を「駅前中央通商店街」と呼称している。
- この通りから京王稲田堤駅南口へ延びる商店街を「京王駅前通り商店街」、稲田堤郵便局がある中野島方向へ延びる商店街を「郵便局前通り商店街」と呼称している。
- これらの商店街を総称して、「稲田堤振興会商店街」と呼称している。
バス路線
稲田堤駅前
- 小田急バス
- <読02> 生田折返場行(塚戸・読売ランド前駅経由)/稲田堤行(小田急)
- <読04> 生田折返場行(城下・読売ランド前駅経由)/稲田堤行(小田急) ※朝のみ
読04(生田折返場行き)は、菅高校の生徒で混雑する。
稲田堤駅入口
- (府中街道沿い、路線ごとに4つの場所が存在する)
- 川崎市バス、小田急バス
歴史
- 1927年(昭和2年)11月1日 - 南武鉄道線登戸〜大丸間の開通時に稲田堤停留場として開業。
- 1928年(昭和3年)8月7日 - 駅に昇格、同時に貨物取り扱い開始。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道線が国有化、国鉄南武線の駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日 - 貨物取り扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月 - みどりの窓口営業開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
隣の駅
脚注
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- ↑ JR東日本事業概要
- ↑ 南武線駅アクセス向上等整備事業の取組状況について
- ↑ 3.0 3.1 JR東日本「各駅の乗車人員」
- ↑ 川崎市統計書
- ↑ JR時刻表1993年2・3月号