館山駅
提供: Yourpedia
2014年7月11日 (金) 21:52時点における獅子堂重工 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''館山駅'''(たてやまえき)は、千葉県館山市北条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅であ...」)
館山駅(たてやまえき)は、千葉県館山市北条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
当駅は旧北条町の中心部に位置している。北条と館山は別の街であったことから開業当初安房北条駅を名乗っていた。1933年(昭和8年)に北条町と館山町が合併し館山北条町となり、1939年(昭和14年)に館山北条町と那古町および船形町が合併して館山市が誕生した後、1946年(昭和21年)3月に現在の館山駅に改称された。
- 1919年(大正8年)5月24日 - 北条線の安房北条駅(あわほうじょうえき)として開業。
- 1929年(昭和4年)4月15日 - 房総線の安房鴨川延伸により北条線を房総線に編入。房総線の駅となる。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 房総線蘇我 - 安房鴨川間の房総西線分離に伴い、房総西線の駅となる。
- 1946年(昭和21年)3月1日 - 館山駅に改称。
- 1969年(昭和44年)7月11日 - 電化完成。
- 1972年(昭和47年)7月15日 - 路線名称変更により内房線の駅となる。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物取扱停止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
- 1999年(平成11年)3月27日 - 新駅舎完成。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカード「Suica」サービス開始。自動改札機稼働開始。東京近郊区間に組み込まれる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。3番線の海側に数本の留置線や保線用施設があるほか、下り方に1本、上り方に6本の留置線がある。出口は海に近い西口と、市街地として栄えていてバスターミナルのある東口とがある。
直営駅であり、管理駅として、保田駅 - 和田浦駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間:6時30分- 20時)があり、2009年(平成21年)3月14日に自動改札機(Suica対応)および指定席券売機が導入された。
発車メロディとして永楽電気製の浜千鳥が流れる。2014年3月現在、当駅のみのバージョンを使用している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 下り | 安房鴨川方面 | 一部は2・3番線 |
2・3 | ■内房線 | 上り | 木更津・千葉・東京方面 |
- 下り直通列車は主に1番線、上り列車は主に2番線、当駅始発の下り列車は主に3番線を使用する。
駅設備
- トイレ(水洗式)が改札内に1つ、改札外には西口と東口にそれぞれある。
- 上りエスカレータが2階にある駅舎・各ホームを結ぶ。
- 2階改札口と1階の西口・東口を結ぶエレベータがそれぞれある。
- 2・3番ホームと2階改札口とを結ぶエレベータがある。
- 改札外にNEWDAYSminiがある。
- 自由通路東方に市民ギャラリー(絵画展示など)がある。
- 東口階下に観光案内所・物産展示コーナーがある。
- 西口には駅レンタカー受付窓口が隣接して設置されている。
- 改札口には電光掲示板がある。
- レンタル電動自転車が試験的に導入された。運営はジェイアール東日本レンタリースに委託。
構内配線・信号設備等
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 安房鴨川方面着発 | 引上げ線着発 | 電留線着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
下本 | 1 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 | 下り主本線 |
上本 | 2 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 | 上り主本線 |
上1 | 3 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 入出区可 |
- 信号設備上当駅を通過することはできない(場内信号機に進行現示がない)。
- 夜間を中心に1・3番線や那古船形寄りの留置線(電留1番 - 電留6番線)に特急列車2本、普通列車6本が留置される。
- 九重寄りに引上げ線があり、臨時列車の留置や工事列車の機回しに使用される。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は1,951人である。減少傾向が続いている。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 6,151 |
1991年 | 5,778 |
1992年 | 5,619 |
1993年 | 5,572 |
1994年 | 5,266 |
1995年 | 5,001 |
1996年 | 4,685 |
1997年 | 4,402 |
1998年 | 4,247 |
1999年 | 4,057 |
2000年 | 3,841 |
2001年 | 3,695 |
2002年 | 3,528 |
2003年 | 3,415 |
2004年 | 3,319 |
2005年 | 3,184 |
2006年 | 2,935 |
2007年 | 2,695 |
2008年 | 2,438 |
2009年 | 2,299 |
2010年 | 2,127 |
2011年 | 1,963 |
2012年 | 1,951 |
駅周辺
- 北条海水浴場
- 館山市役所
- 館山郵便局
- 館山駅前郵便局
- 鶴谷八幡宮
- 千葉県立安房高等学校
- 千葉県安房西高等学校
- 千葉県立館山総合高等学校水産校舎
- 海上自衛隊館山航空基地
- 国道127号
- 国道128号
- ジェイアールバス関東館山支店
- 館山日東バス本社
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
館山駅 (東口) |
1 | 洲の崎線 | 西岬・坂田 | 南房パラダイス | JRバス関東 | 一部便は休暇村館山・伊戸漁港止まり |
西岬・早物・西岬小学校前・坂田 | 伊戸 (館山駅) |
|||||
2 | 南房州本線 | 安房神戸・フラワーパーク・野島崎灯台口 | 安房白浜 | 平日朝1本のみ東光寺を経由 | ||
3 | 房総なのはな号 | 東京駅 | JRバス関東 日東交通 |
|||
A | 南総里見号 | 木更津羽鳥野BS・蘇我駅・千葉駅 | 千葉みなと駅 千葉中央駅 |
館山日東バス 日東交通 京成バス |
||
羽田空港 | 横浜駅 | 日東交通 京浜急行バス |
||||
市内線 | 下町 | 館山航空隊 | 館山日東バス | |||
船形駅前・富浦駅前・なむや | 小浜 | |||||
B | 鴨川 - 館山線 | 南総文化ホール・九重駅入口・南三原駅前・鴨川駅 | 亀田病院 | 館山日東バス 鴨川日東バス |
急行便あり | |
千倉線 | 南総文化ホール・九重駅前通り・千倉駅入口 | 平館車庫 | 館山日東バス | |||
豊房経由白浜線 | 豊房・下神余・野島崎灯台口 | 安房白浜 | ||||
丸線 | 那古宿・三芳病院前・川谷 | 細田 | ||||
平群線 | 那古宿・三芳病院前・不寝見川 | 平群車庫 | ||||
館山駅西口 | 観光桟橋線 | (直行) | 渚の駅たてやま | 季節運行 |
- のりば = 1 - 3 : 駅横のJRバス関東館山支店に併設された乗り場
- のりば = A : 駅前ロータリー(交番脇)
- のりば = B : 館山日東バス新待合室
- 降車は駅前の降車場を共用する。
その他
- 東京から近く、観光客が数多く来る房総の観光地であるが、「Suica」が使えず休日は「乗り継ぎ窓口(有人)」に多くの人が並ばざるを得なかった。しかし2009年(平成21年)3月14日に「Suica」ならびに自動改札機が導入され混雑は解消された。
- 関東の駅百選に選ばれている。
- 那古船形駅 - 当駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。
隣の駅
※特急「さざなみ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。