ラーク (タバコ)
ラーク | |
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画像 | |
英語表記 | LARK |
種類 | タバコ |
発売 | 1963年 |
製造販売元 | フィリップモリス社 |
外部リンク | LARK-WEB.jp |
ラーク(LARK)は、フィリップモリス社が製造するたばこの銘柄のひとつである。
概要
1963年にアメリカで発売され、翌1964年9月より日本国内で販売が開始された。当初はLIGGETT & MYERS社が発売していたが、その後L&M社はフィリップモリスと合併している。
フレーバーはチョコレート系の香料が使用されている。発売当初は、ガストラップフィルター(3層フィルター)を採用していた。現在は通常のチャコールフィルター(メンソールはプレーンフィルター)に変更されている。
以前はアメリカで製造されていたが、2007年11月頃からスイスやドイツ等ヨーロッパに移管され、現在は3カ国に渡って生産されている。
アメリカ(フルフレーバー/ホワイトパック(マイルドに相当)の各キングサイズ/100'sサイズソフトパック)やトルコ(後述の9種)・エクアドル(フルフレーバーのボックス(10本入り/20本入り))・スペイン(フルフレーバーのボックス))・カザフスタン(後述の3種)・韓国(プレミアムワンのキングサイズ/100'sサイズボックス)でも販売されているが、ほとんどの国ではあまり人気がなく、種類も少ない。現在は半分以上が日本向けに出荷されている。トップクラスの人気を誇り多品種展開しているのは日本のみである。
なお、日本ほどではないが、トルコに関しては、比較的多くの商品が販売されており、レッド(フルフレーバーに相当/KSボックス/100's(ソフト/ボックス))の他に、スリムやリセスドフィルター(パーラメントと同様のフィルター)を採用したブルー(KSボックス/100's(ソフト・ボックス)/スリム)やブルータグといった日本では未発売の商品も発売されている(その一方で、ホワイト(旧ライト/マイルドに相当)は2011年ごろに販売終了)。また、カザフスタンでは、リセスドフィルターのみが3種類(ブルー/シルバーブルー/シルバー)販売されている。
製品一覧
現行販売製品
製品名 | 価格 | 本数 | 発売年月 | ニコチン | 販売地域 | 備考 | |
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ラーク | 410円 | 20本 | 1964年9月 | 12mg | 1.0mg | 全国 | 通称:赤ラーク(ソフト) (スイス製) |
ラーク・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 1989年5月 | 12mg | 1.0mg | 全国 | 通称:赤ラーク (スイス製)テンプレート:spaces |
ラーク・100 | 410円 | 20本 | 2013年1月21日 | 12mg | 1.0mg | 全国 | 通称:赤ラーク(ソフト・ロング) (スイス製) |
ラーク・100・ボックス | 410円 | 20本 | 1991年4月 | 12mg | 1.0mg | 全国 | 通称:赤ラーク(ロング) (スイス製) |
ラーク・マイルド | 410円 | 20本 | 1980年4月 | 9mg | 0.8mg | 全国 | (スイス製) |
ラーク・マイルド・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 1988年4月 | 9mg | 0.8mg | 全国 | H20年度 外国たばこ5位 (ドイツ製)テンプレート:spaces |
ラーク・マイルド・100 | 410円 | 20本 | 2013年1月21日 | 9mg | 0.8mg | 全国 | (スイス製) |
ラーク・マイルド・100・ボックス | 410円 | 20本 | 1985年4月 | 9mg | 0.8mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・スーパー・マイルド・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2006年11月 | 6mg | 0.5mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・スーパー・マイルド・100 | 410円 | 20本 | 2013年1月21日 | 6mg | 0.5mg | 全国 | (スイス製) |
ラーク・スーパー・マイルド・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2007年2月 | 6mg | 0.5mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・エクストラ・マイルド・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2006年11月 | 3mg | 0.3mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・エクストラ・マイルド・100 | 410円 | 20本 | 2013年1月21日 | 3mg | 0.3mg | 全国 | (スイス製) |
ラーク・エクストラ・マイルド・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2007年2月 | 3mg | 0.3mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・ウルトラ・ワン・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2001年5月1日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・ウルトラ・ワン・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2002年6月1日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・クラシック・マイルド・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2008年4月21日 | 9mg | 0.8mg | 全国 | (オランダ製) |
ラーク・ブラック・ラベル・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2009年11月4日 | 7mg | 0.6mg | 全国 | (オランダ製) |
ラーク・ハイブリッド・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2010年6月15日 | 6mg | 0.5mg | 全国 | メンソールボール内蔵(オランダ製) |
ラーク・ハイブリッド・ワン・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2012年2月1日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | メンソールボール内蔵(オランダ製) |
ラーク・メンソールX・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2008年3月3日 | 10mg | 0.8mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・マイルド・メンソール・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2002年2月1日 | 7mg | 0.6mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・スーパー・メンソール・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2006年10月 | 5mg | 0.4mg | 全国 | (ドイツ製) |
ラーク・ウルトラ・メンソール・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2004年4月12日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | 旧名:パシフィックグリーン (ドイツ製) |
ラーク・ウルトラ・メンソール・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2004年4月12日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | 旧名:パシフィックグリーン (ドイツ製) |
ラーク・ミント・スプラッシュ・KS・ボックス | 410円 | 20本 | 2009年3月16日 | 7mg | 0.5mg | 全国 | メンソールボール内蔵(オランダ製) |
ラーク・アイス・ミント・5mg・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2013年3月18日 | 5mg | 0.3mg | 全国 | メンソールボール内蔵(オランダ製) |
ラーク・アイス・ミント・1mg・100・ボックス | 410円 | 20本 | 2013年3月18日 | 1mg | 0.1mg | 全国 | メンソールボール内蔵(オランダ製) |
販売終了製品
製品名 | 本数 | 発売年月 | 廃止年月 | タール | ニコチン | 販売地域 | 備考 |
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ラーク・FSK | 20本 | 12mg | 0.9mg | 全国 | 2013年1月21日よりラーク・100として再発売 | ||
ラーク・マイルド・FSK | 20本 | 1982年頃 | 10mg | 0.8mg | 全国 | 2013年1月21日よりラーク・マイルド・100として再発売 | |
ラーク・マイルド・ボックス・14 | 14本 | 9mg | 0.7mg | 全国 | 100'sやスーパーライトにも14本入りが存在していた | ||
ラーク・ライツ・KS・ボックス | 20本 | 1993年頃 | 1999年 | 8mg | 0.7mg | 全国 | |
ラーク・スーパー・ライト | 20本 | 1985年頃 | 1999年5月 | 4mg | 0.3mg | 全国 | |
ラーク・スーパー・ライト・KS・ボックス | 20本 | 1989年10月 | 2007年2月 | 4mg | 0.4mg | 全国 | |
ラーク・スーパー・ライト・100・ボックス | 20本 | 1993年1月 | 2007年2月 | 4mg | 0.4mg | 全国 | |
ラーク・ウルトラ・ライト・KS・ボックス | 20本 | 1998年3月 | 2007年2月 | 2mg | 0.2mg | 全国 | |
ラーク・ウルトラ・ライト・100・ボックス | 20本 | 1999年2月 | 2007年2月 | 2mg | 0.2mg | 全国 | |
ラーク・ホワイト・ラベル・100・ボックス | 20本 | 2010年4月1日 | 2011年7月 | 1mg | 0.1mg | 熊本県 | |
ラーク・デラックスマイルド | 20本 | 1984年9月 | 2007年2月 | 9mg | 0.8mg | 全国 |
宣伝活動
かつて日本国内では、フィリップモリス社の主力銘柄であるマールボロはJTがライセンス生産していたため、ラークが主力銘柄になっていた。
“SPEAK LARK”或いは“SPARK LARKは でお馴染みだったテレビコマーシャル(日本のみで放送)には、ジェームス・コバーンやピーター・グレイブス、ミッキー・ローク、トム・ベレンジャー、また007シリーズのジェームズ・ボンド役で活躍したロジャー・ムーア(3代目)やティモシー・ダルトン(4代目)、ピアース・ブロスナン(5代目)などが出演しており、洋画風の作風に人気があった。キャッチコピーは「これが世界のフレーバー、LARK」だった。
日本ではモータースポーツにもスポンサー活動を行っていたこともあり、マクラーレンF1のレーシングチームのメインスポンサーにもなっていた。ル・マン24時間レースにも出場していたが、フランス国内のタバコ広告の規制によりロゴは消されていた。
1998年4月に日本のテレビ局でタバコのCMが放送禁止になった後、店頭などのポスター広告のキャラクターに高倉健を起用した時期があった。キャッチコピーは「言葉より語るもの」。 海やビーチとサーフボードと若者男性青年をモデルとし、モチーフとした広告展開をもしていた時期があった(2000年代初頭)。その時のキャッチフレーズは「PERFECT DAYS」。その後のラークは、中年男性とジャガーとをコラボレーションさせた広告展開もしていた。キャンペーン活動も販売当初からさまざまなバージョンで展開していた。
関連項目
- タバコの銘柄一覧
- 増位山太志郎(現・三保ヶ関親方)- ヒット曲「そんな女のひとりごと」の歌詞に「ラーク」が登場する。
- 空想科学世界ガリバーボーイ - PCエンジンのゲームソフト。作中でCMの“SPEAK LARK”を洒落として用いた合言葉がある。
- 探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 - ファミリーコンピュータ ディスクシステムのゲームソフト。作中でラークが重要なキーワードとして登場する。
- 木村拓哉- 1997年にフジテレビ系で放送された連続ドラマラブジェネレーションで頻繁に赤ラークが登場した。
- 柴田恭兵
- 三浦マイルド - お笑い芸人。芸名の由来は愛用のタバコであるラークマイルドに因む。