鳥取県西部地震
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鳥取県西部地震(とっとりけんせいぶじしん)とは、20世紀最後の年に、日本の中国地方を襲った大地震である。
地震の概要
2000年(平成12年)10月6日、午後1時30分ごろ、突然、鳥取県を、震度6強の猛烈な揺れが襲った[1]。鳥取県西部の深さ9 kmを震源とするこの地震は、M7.3。最大震度6強を、日野市と境港市で観測[2]。
鳥取県で震度6以上が観測されたのは、第2次世界大戦中の鳥取地震(1943年)以来、実に半世紀ぶりのことである[3]。
また、1996年に震度階級が改正されて(震度5と震度6が、それぞれ弱と強の区別がついた。)以来、初めて震度6強を記録したのもこの地震である[4]。
地震の規模は、気象庁マグニチュードがMj7.3で、モーメントマグニチュードがMw6.8である。
幸いにも、この地震による死者はいなかったが、被害総額は500億円を超えた[5]。